【連載246】熊本地震取材日誌(2016年の今日、熊本で何があったのか?

『熊本地震から今日で8か月!未だ復興・復旧乏しい現状!』

12月14日水曜日昼

【熊本地震・被災者生活・復旧復興情報】

皆様こんにちは。今日で熊本地震発生から「8か月」になります。筆者は翌日より熊本に入り、4月16日の本震を経験しました。その為、「取材」に行ったつもりが「ボランティア」をしなければならなくなりました。またこの地震で大事な一眼レフのカメラが壊れてしまい、かなり映した写真を掲載できなくなりました。ではスマホで撮影、と思いましたが、充電する場所がなく、撮影できませんでした。筆者の最初の熊本取材はこうしてボランティアで終わりました。その後、3回、熊本取材に行き、現地より、皆様に熊本の現状を報告しましたが、炊き出しの最中、カメラが盗まれれしまい、またもや大事な震災の写真をお届けすることができなくなってしまいました。その為、共同通信社に許可を取り、共同通信社の写真を使わせていただきました。この3回の熊本取材もボランティアがメインになりました。

東京に戻ると毎日「災害対策本部」に電話し、電気、ガス、水道の「ライフラインの現状」を中心に皆様にご紹介してきました。

しかしライフラインも復旧すると「災害対策本部」も情報を出さなくなり途方にくれました。やむを得ず、北は北海道から南は沖縄までの新聞を読みあさり、皆様、及び熊本被災者にとって「大事な情報」をその中からセレクトし、「皆様にわかりやすい言葉」に訂正し、報告してきました。しかし最近気が付くことはやたら「熊本のイベント」ばかり記載することが多くなったことです。

僕はジャーナリスト・作家の端くれです。やはり「自分の目で」見て「自分で取材」しない記事を皆様にお届けするのは何とも切ないものです。「それでもいいから記載して!!」という意見も多いのは事実ですが、何やら「おまとめサイト」みたいな気がしてきて、かなり落ち込みました。

ゆえに昨日を最後に、今後は週に1回~数回、『本当に大事な記事』のみ記載したいと思いますが、いかがでしょうか?

本当は熊本に今すぐにでも行きたいのですが、記者クラブメディアみたいに取材費を出してくれる人はいませんし、『往復6万円の自費』はかなり堪えます。ただここまで毎日、どんな形であろうが「熊本地震情報」を伝えてきたのは、一日も早く熊本の皆様に元気になってもらいたいのと、熊本に居ない熊本出身者の方々に熊本の現状をご報告できたらいいなあ、との想いから書いてきました。また熊本地震にかかわりのない方には「地震が起こったらどうなるのか?」を共に学んで行きたかったからです。

では後日、記事を記載します。取り急ぎ。

東山凛太朗拝

 

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