【連載99】熊本地震取材日誌(2016年の今日、熊本で何があったのか?)

7月21日木曜日昼

【熊本地震・被災者生活・復旧復興情報】

皆様こんにちは。気象庁によりますと九州北部地方は高気圧に覆われて概ね晴れています。

本日21日の熊本県は高気圧に覆われて概ね晴れですが午後は強い日射の影響によりにわか雨が降る所があります。高温が予想され熱中症の危険が特に高くなる見込みです。暑さを避け水分をこまめに補給するなど十分な対策をとることが必須です。

明日22日の熊本県は高気圧に覆われて概ね晴れます。

波の高さは外海では本日21日、明日22日ともに1メートル、内海では本日21日、明日22日ともに0.5メートルの見込みです。

阿蘇山(中岳)上空およそ1500メートルの風は本日21日午前9時現在、 北の風3メートル、午後21時の予想は北西の風4メートル、 霧島山(新燃岳)上空およそ1500メートルの風は本日21日午前9時現在、北西の風7メートル、午後21時の予想は北の風3メートルの予想です

本日21日正午~明日22日正午までの1時間雨量は多い所では10ミリ、24時間雨量は多い所では20ミリの見込みです。

昨日20日、日差しが強く気温が上がり『熱中症の疑いで17人が救急搬送』されました。全国高校野球選手権熊本大会が開かれている熊本市中央区の藤崎台県営野球場では5人が搬送されました。熊本地方気象台によりますと同日は17観測地点で最高気温が30度を超す真夏日。熊本市は34.6度、水俣市は32.8度でした。『本日21日も各地で真夏日になるとみられ同気象台は熱中症予防』を呼び掛けています。

熊本地震の対応を検証する政府の「初動対応検証チーム」(座長・杉田和博官房副長官)は昨日20日、検証結果を公表しました。避難所の運営や救援物資の輸送などの課題が明らかになり、今後、ガイドラインの見直しなどを進める予定です。さらに、月内にも有識者や被災自治体も加えた作業部会を設けて検証を続け、年内をめどに提言をまとめる方針です。

今回は、主に現地で被災者支援にあたった国の職員からの聞き取りをもとに①自治体支援②避難所運営③物資輸送の3分野で課題を整理しました。

自治体の支援では『現地に国の職員を積極的に派遣したことが効果的だったと評価』する一方『熊本県と熊本市との情報共有などが混乱』したことを指摘。このため『今後は専門分野や自治体への出向歴などをもとにした派遣職員リストを作成』する一方『自治体間の役割分担などを定める災害救助法の改正』も検討します。

『避難所運営では、車中泊が多く、避難状況の把握や被災者への情報提供が遅れた』ため避難所運営ガイドラインをよりきめ細かい内容に見直すよう指摘しました。『物資輸送では救援物資が中継地点でとどまり末端の避難所まで届いていない例があった』ため物流システムの構築を急ぐとしました。

『熊本地震による被災者の恒久的な住まいとして甲佐町が災害公営住宅(復興住宅)の整備に向けた住民意向調査を8月中旬にも始める』ことが昨日20日わかりました。必要な戸数などを把握した上で整備計画を10月までに策定、2017年度の着工を目指します。『熊本地震の復興住宅建設が具体化したのは初め』て。

『復興住宅は、自力での自宅再建が難しい被災者のため仮設住宅からの転居先として国の補助を受けた都道府県や市町村が整備』します。『一般の公営住宅よりも安い家賃』で貸し出します。

完成時期は未定としていますが『最長2年とされる仮設入居の期間中に転居』できる方針。奥名克美町長は「住まいは生活再建の基礎。被災者の不安を解消するため、迅速に進めたい」と話しています。

県が仮設住宅を整備する16市町村のうち『現時点で復興住宅の建設を計画、検討しているのは甲佐町のほか、益城町、御船町、南阿蘇村など8市町村』。ほかの8市町村は「早急に考え方をまとめる」(熊本市)などとして、対応を決めていません。

仮設住宅の建設も大事ですが中には今回の地震、あるいはそれ以前の生活で困窮な被災者が大勢いるはずです。生活保護者がその例です。是非とも『弱者に未来』の希望を抱かせる政策を各自治体には早急に望みたいものです。

1.被災地情報

①政府、 熊本地震の初動対応の検証結果まとめる!

政府は熊本地震での初動対応の検証結果を取りまとめ、救援物資を被災者に迅速に届けるため、国と自治体の役割分担を明確化することや、自治体側が、国などからの応援職員の配置計画などを事前に作成する必要性を指摘しています。

それによりますと、政府が熊本地震で初めて行った、救援物資を自治体の要請を待たずに送り込む「プッシュ型」支援について、国の想定は広域物流拠点への搬入までで、避難所への輸送計画がなかったほか、被災自治体のほうも輸送計画を策定していなかったとしています。

そして、救援物資を被災者に迅速に届けるため、物資輸送における国と自治体の役割分担を明確化するよう求めています。

また、被災自治体への政府職員などの派遣について、「市町村側の環境整備ができておらず、応援職員が十分に機能できない場合もあった」として、自治体側が応援職員の配置や担当業務などを盛り込んだ計画を事前に作成する必要性を指摘しています。

さらに大規模な災害が起きた際の政府の対応マニュアルを時系列で表記したり、IT化したりすることも検討するよう求めています。

政府は、菅官房長官が座長を務める「防災対策実行会議」のもとに、専門家や被災自治体の関係者らが参加するワーキンググループを設け、検証結果を踏まえて、年内にも具体的な改善策を盛り込んだ提言を取りまとめることにしています。

②甲佐町、復興住宅建設へ!県内初!

熊本地震による被災者の恒久的な住まいとして、甲佐町が災害公営住宅(復興住宅)の整備に向けた住民意向調査を8月中旬にも始めることが昨日20日判明しました。必要な戸数などを把握した上で整備計画を10月までに策定、2017年度の着工を目指します。熊本地震の復興住宅建設が具体化したのは初めて。

復興住宅は、自力での自宅再建が難しい被災者のため、仮設住宅からの転居先として、国の補助を受けた都道府県や市町村が整備します。一般の公営住宅よりも安い家賃で貸し出します。

町によりますと調査は仮設入居世帯などが対象。アンケート用紙を戸別に配り、自宅再建の考え方や見通しなどを記してもらいます。必要な戸数や建設場所などを把握し整備計画に反映させます。

完成時期は未定としていますが、最長2年とされる仮設入居の期間中に転居できる方針。奥名克美町長は「住まいは生活再建の基礎。被災者の不安を解消するため、迅速に進めたい」と話しています。

甲佐町の住宅被害は19日現在、全壊119棟、大規模半壊197棟、半壊676棟。仮設住宅は5か所に計209戸を整備しています。

県が仮設住宅を整備する16市町村のうち、現時点で復興住宅の建設を計画、検討しているのは甲佐町のほか、益城町、御船町、南阿蘇村など8市町村。ほかの8市町村は「早急に考え方をまとめる」(熊本市)などとして、対応を決めていません。

③熊本地震で被害東海大学農学部の構内を公開!

熊本地震で大きな被害を受けた南阿蘇村にある東海大学農学部で、壁に亀裂が入った建物など、キャンパス内の状況が報道陣に公開されました。

熊本県南阿蘇村にある東海大学農学部のキャンパスは、地震による被害で校舎などが使えない状態が続いていて、昨日20日に大学が被害の状況を報道陣に公開しました。

このうち、講義が行われる1号館の校舎では、外壁にいくつものひびや亀裂が見られるほか、校舎の内部も壁が崩れて鉄筋がむき出しになったり、床に亀裂が入ったりしています。

また、敷地内では、道路などのところどころに亀裂が見られるほか、学生用の駐車場は谷に面した部分が大きく崩れ落ちています。

さらに、学生寮は、地震やその後の大雨で30センチほど傾き、倒壊のおそれがあるとして立ち入りが禁止されています。

キャンパスで学生が育ててきた動物や作物に被害はありませんでしたが、今は熊本市内のキャンパスで授業を受けている学生に代わって、大学の職員らが世話をしているということです。

大学は今後、地盤の調査や建物の検査を進め、南阿蘇村のキャンパスで授業を再開できるか、年内をめどに判断したいとしています。

東海大学の中嶋卓雄九州キャンパス長は「もう一度、阿蘇キャンパスで授業や実習を受けたいという学生のためにも、何とか再開できるよう全力を尽くしたい」と話していました。

➃「ライオン逃げた」熊本地震直後にうそツイート 男を逮捕!

熊本地震の発生直後に「地震で動物園のライオンが逃げた」などと、うその内容をツイッターに投稿し動物園の業務を妨害したとして、神奈川県に住む20歳の男が逮捕されました。警察によりますと、災害時にデマを流し業務妨害をしたとして逮捕されるのは全国で初めてだということです。

逮捕されたのは、神奈川県に住む会社員、佐藤一輝容疑者(20)です。

警察の調べによりますと、佐藤容疑者はことし4月14日の熊本地震の発生直後に「地震のせいで、うちの近くの動物園からライオンが放たれた」などと、うその内容をツイッターに投稿し、熊本市動植物園の業務を妨害したとして偽計業務妨害の疑いが持たれています。

警察はサーバーを解析するなどして捜査を進め、昨日20日に佐藤容疑者から事情を聞いていました。

警察によりますと、調べに対し「悪ふざけでやってしまった」と供述し、容疑を認めているということです。

この投稿のあと熊本市動植物園には問い合わせなどの電話が100件を超え、獣舎などの点検がスムーズに行えなかったほか、警察にも「ライオンが逃げているので避難できない」といった相談が相次いだということです。

警察によりますと、災害時にデマを流し業務妨害をしたとして容疑者が逮捕されるのは全国で初めてだということです。

熊本市動植物園の近くに住む40代の女性は「デマが広まった時は子どもたちは顔がひきつり、ライオンが来たらどうするのなどと怖がっていました。こういうデマは、災害時には絶対にやめてほしいです」と話していました。

熊本市動植物園の松本充史主査は「地震発生直後に猛獣類が逃げていないか確認はしていましたが、その後問い合わせの電話が殺到し、仕事ができなくなりました」と当時の様子を語りました。

また「地震発生時という混乱時にうその内容を流し住民を不安にさせるという行為は絶対に許されない」と話していました。

熊本市動植物園で飼育していた雄のライオン1頭は地震が続いているため大分県の動物園に一時的に移されて飼育されているということです。

⑤グランメッセ、年度内再開へ!会議室や一部ホール!

熊本地震によって利用が停止されていた県の施設の一部について、県は昨日20日、復旧の見通しを発表しました。建物のガラスや天井に被害があった大型展示場のグランメッセ熊本(益城町)は、今年度中にコンベンションホールや会議室の利用を再開させ、展示ホールは来年7月を見込んでいます。

県によりますと、グランメッセ熊本の昨年度の催事件数は約800件で、86万人が来場。指定管理者が受け取る利用料金収入は年間約3億円で、利用者が催事などを通じて受け取った1年間の成約は約230億円にのぼるそうです。復旧には23億円がかかる見通しです。

県立総合体育館(熊本市)では今年9月に大体育室、同12月に中体育室と小体育室、来年4月にはジムやプールなどすべての施設で利用を再開させる見通し。事業費は約5億円。

グラウンドやジム、プールなどがあるパークドーム熊本(同市)は来年4月に再開の予定。音響設備や天幕に破損があり、復旧には約9億円かかるとのことです。

⑥熱中症疑い17人搬送、県内連日の暑さ!

県内は昨日20日、日差しが強く気温が上がり、熱中症の疑いで17人が救急搬送されました。全国高校野球選手権熊本大会が開かれている熊本市中央区の藤崎台県営野球場では、5人が搬送されました。

各消防本部によりますと、5人は熊本工高の男子生徒1人と保護者4人で、いずれも第2試合をスタンドで応援した後、症状を訴えました。うち2人は自力歩行ができない中等症でした。水俣市湯出の男性(81)は午後14時40分ごろ、自宅の畑で倒れているのを通行人が発見。意識を失う重症でした。

熊本地方気象台によりますと、同日は17観測地点で最高気温が30度を超す真夏日。熊本市は34.6度、水俣市は32.8度でした。本日21日も各地で真夏日になるとみられ、同気象台は熱中症予防を呼び掛けています。

⑦イオンモール熊本が営業再開!

熊本地震の影響で休業していた嘉島町の大型商業施設「イオンモール熊本」が昨日20日、営業を再開しました。同施設は県内最大級の郊外型ショッピングセンターで、再開を待ち望んだ大勢の買い物客らでにぎわいました。

同施設は地震後、イオン九州直営のスーパー「イオン熊本店」の1階部分のみが4月20日から営業。この日、同店の2階部分と、隣接する専門店街のうち「東モール」などの87店舗が再開しました。

館内では各店舗が「復興支援セール」などと銘打ち割引販売を展開。熊本市南区の女性会社員(60)は「よく利用しに来ていたのでしばらく不便だった。再開して安心しました」と喜んでいました。

映画館や飲食店街などがある「西モール」と「サブ核ゾーン」は、天井の落下などに加え液状化の被害も出ており、運営会社のイオンモール(千葉市)は一部建て替えを含めた大幅なリニューアルを検討しています。

同施設は、熊本の観光をPRするイベントを順次開催。23~24日は上天草市の「わくわく海中水族館シードーナツ」が、30~31日は阿蘇市の「阿蘇カドリー・ドミニオン」が入り口横のスペースで生き物との触れ合いコーナーを設けます。

⑧飾り馬奉納「半減」!藤崎宮例大祭!

熊本市の藤崎八旛宮秋季例大祭の呼び物「神幸行列」で飾り馬を奉納する団体が前年の65団体からほぼ半減し、35団体にとどまることが19日判明しました。熊本地震の被災者への配慮に加え、運営に必要な寄付金を集めにくいことなどが影響し、自粛が広がったとみられます。

飾り馬とともに街を練り歩く勢子が大半の神幸行列は例年約1万5千規模。奉納団体の大幅減で、9月18日にある行列は8千人程度になりそうです。

藤崎宮は6月下旬、臨時総代会で「震災被災者の心の慰め、熊本・大分の早期復興を祈る特別な例大祭」と位置付け、神幸行列の実施を決定。その後、奉納70団体でつくる奉賛会が、被災者に配慮した対応を検討しました。

その結果(1)屋外での練習禁止(2)寄付先での馬追いや音出しの禁止(3)神幸行列での酒類提供の禁止-などを順守するよう各団体へ通達。7月上旬の期限に奉納を申し込んだのは、高校同窓会など35団体にとどまりました。

従来の奉納団体のうち、40年近く続けてきた「随兵蛇[じゃ]の目會(めかい)」は自粛を決断し、奉納主の楠田学さん(50)は「地震と祭りの捉え方はいろいろ。心がひとつにならないならばやめたほうがいい」と説明。参加する「肥後眞(まこと)會」の河合知尚[ともひさ]会長(49)は「少しでも熊本に元気を与えられる」。「熊本凌(しのぐ)」の上妻充幸相談役(49)は「伝統を引き継いでいくべきだ」と話しています。

一方、寄付金の集めにくさも自粛に影響。ある奉納団体は「通達は事実上の寄付回り禁止。企業や店舗など3百~5百カ所にお願いしてきた寄付がなければ運営は無理」。別の団体は「予算を縮小し参加しても、お酒も飲めず、勢子から不満が出る」と明かしています。

奉納団体の半減について、奉賛会の宮村守理事長は「各団体が悩んだ結果であり、尊重したい。奉賛会でグッズを販売し、売上金を義援金として寄付する計画もある。35団体で素晴らしい奉納をやり遂げたい」としています。

⑨野村万作・萬斎さんら復興支援狂言!

狂言師で人間国宝の野村万作さんと、萬斎さん・裕基さん父子が出演した熊本復興支援の狂言が18日、熊本市中央区の水前寺成趣園の能楽殿で催されました。3人による「親子3代」の舞台は珍しく、詰め掛けた観客を楽しませました。

熊本地震で県立劇場が被災し、毎夏恒例の公演ができなくなったため、狂言の「笑いのエネルギー」で熊本を元気づけようと、無料で開催。能楽殿前の広場からあふれるほど大勢の観客が訪れました。

演目は代表的な狂言の「柿山伏」「附子(ぶす)」の2曲。附子では、主(あるじ)を万作さんが、次郎冠者(かじゃ)と愉快なやりとりを繰り広げる太郎冠者を萬斎さんが演じました。猛毒・附子の正体を知って食べてしまい、とんでもない言い訳を考え出す太郎冠者らの演技が会場の笑いを集めていました。裕基さんは、萬斎さんの地謡(じうたい)で小舞「蝉(せみ)」を披露しました。

会場には募金箱を設置。募金は県文化協会に寄付し、被災した文化財などの復興に役立てます。

2.生活情報

【医療】

・県医師会などの「夜間小児救急電話相談」。♯8000またはTEL096(364)9999。午後19時~午前0時。

・県助産師会の「妊娠・産後電話相談」。TEL096(325)9432。平日午前10時~午後16時。

・労働者健康安全機構の「心と健康に関する電話相談」。心の相談フリーダイヤル(0120)783728。平日午前10時~午後17時。健康相談同(0120)021506。月・水・金曜午後13時~午後17時。問い合わせは熊本産業保健総合支援センターTEL096(353)5480。

・がん患者や家族の相談を、熊本大病院など県内19カ所所の「がん相談支援センター」で受け付けています。県健康づくり推進課TEL096(333)2208。

【災害ごみ】

『大津町』

午前9時~午後16時まで、旧杉水処分場で、解体木やコンクリートブロック、瓦などに限って受け入れます。

『菊陽町』

一時中止。24、31日の日曜午前9時~午後17時、津久礼の旧し尿処理場跡地で、コンクリートブロックや瓦などに限り受け入れます。

『小国町』

平日に町住民課が対応します。TEL0967(46)2115。

『南小国町』

平日に町町民課が対応します。TEL0967(42)1113。

『南阿蘇村』

火、金曜は受け入れ休止。それ以外は午前9時~午後16時半(午前11時半~午後13時は一時中断)、立野ダムストックヤード、長陽パークゴルフ駐車場。持ち込む際はごみの分別と、被災証明書か罹災「り災証明書」が必要。

『阿蘇市』

阿蘇畜産農業協同組合跡地で午前9時~午後16時半(正午~午後13時は中断)に受け入れ。公費解体の搬入許可証は現在も申請を受け付けています。

『西原村』

午前8時~正午と午後13時~午後17時、布田の村民グラウンドで受け入れます。天候次第で中止や時間変更もあります。日曜の受け入れは中止。

『熊本市』

燃やすごみは東部と西部の各環境工場で、埋立ごみは扇田環境センターで、それぞれ受け入れます。「り災証明書」のコピーもしくは罹災状況が分かる写真と、印鑑を持参すると、手数料を免除します(業者に運搬してもらう場合は委任状が必要)。受け入れは午前8時半~午後16時半。市廃棄物計画課TEL096(328)2359。

『益城町』

火・水・木・土・日曜の午前9時~正午と午後13時~午後16時、旧益城中央小。8月末で受け入れを終了します。

『御船町』

町民グラウンドで午前9時~正午、午後13時~午後16時。持ち込みには「り罹災証明書(コピー可)」か身分証明書の提示が必要。月・火曜休止。雨天時は休止もあります。

『嘉島町』

浮島周辺水辺公園北側で、午前8時半~午後16時半。水・日曜は休止。

『宇土市』

熊本クリーンサービスで24日まで。午前9時~午後16時。瓦、スレート、サッシ、コンクリートなどがれき類のみ。「り災証明書」か、被災状況が分かる写真を持参し、市へ申請が必要。運搬に使う軽トラック貸し出しの相談も受け付けています。

『美里町』

豪雨関連の災害ごみ搬入の申請は平日に中央庁舎か砥用庁舎へ。搬入は29日まで。

『宇城市』

住家のふき替えを伴わない少量の瓦は、平日に市へ申請した上で20日~30日に仮置き場へ。搬入は日曜休止。申請には「り災証明書」か「り災届出証明書」、搬入する瓦の全量が分かる写真、印鑑、身分証明書が必要。

【避難所】

『大津町』

大津地区公民館分館、老人福祉センター。

『西原村』

構造改善センター。

『産山村』

昨日20日で閉鎖。本日21日以降はありません。

『南阿蘇村』

本田技研体育館(大津町)。

『熊本市』

拠点避難所18カ所を含む24か所で受け入れています。

『御船町』

町スポーツセンター、カルチャーセンター。

『益城町』

町総合体育館、町保健福祉センターなど14カ所。

『嘉島町』

町民体育館。

『宇土市』

轟地区体育館、走潟地区体育館。

『宇城市』

松橋老人福祉センター、希望の里サン・アビリティーズ、市武道館、ラポート、豊野公民館、河江コミュニティーセンター。

『美里町』

町福祉保健センター湯の香苑、中央庁舎、砥用庁舎。

【支援】

『熊本市、宇土市』

NPO法人・日本九援隊(福岡県大野城市)は23日、熊本地震と6月下旬の豪雨で被災した地域にボランティアを派遣する大型バスを無料運行します。午前9時に熊本市のJR熊本駅東口(白川口)を出発。同市東区の家屋損壊現場か宇土市の浸水現場のいずれかに向かいます。同駅への帰着は午後17時を予定。事前予約が必要。日本九援隊理事長の肥後孝さんTEL080(3901)6183。

【給水】

『南阿蘇村』

沢津野詰所前、長野公民館前、袴野集会所前は午前9時~午後18時。東急第一別荘前、黒川交差点まどか前、長陽中央公民館前は終日。

『西原村』

西原中、山西小、河原小は終日。

『熊本市』

市上下水道局(中央区)で飲料水を提供します。

『嘉島町』

町役場南側駐車場の水道を開放。

『美里町』

中央庁舎。

【銭湯】

『全県』

県公衆浴場業生活衛生同業組合の加盟施設が、自宅で入浴できない被災者を対象に無料開放しています。

熊本市内の菊の湯(中央区新町)、大福湯(同区坪井)、龍の湯(同区琴平本町)、たかの湯(東区栄町)、松の湯(北区植木町)。同市以外は、サンパレス松坂(山鹿市)、玉名ファミリー温泉(玉名市)、潮湯センター海老屋(長洲町)。

『山鹿市』

さくら湯は被災者の入浴料を無料に。「り災証明書」か身分証が必要。午前6時~翌日午前0時。

『熊本市』

ピースフル優祐悠は、避難所の利用者や自宅のふろが使えない人を無料に。午前5時~午前0時。住所、氏名、年齢の記入が必要。

『益城町』

阿蘇熊本空港ホテルエミナース「七福の湯」は、避難所の利用者や自宅のふろが使えない人を無料に。午前10時~午後22時。住所、氏名、年齢の記入が必要。

3.ここ一週間の地震

2016/07/21 08:43 21日 08:40頃 千葉県東方沖 2

2016/07/21 06:59 21日 06:56頃 熊本県熊本地方 1

2016/07/21 00:00 20日 23:57頃 岩手県沖 1

2016/07/20 21:16 20日 21:13頃 熊本県熊本地方 1

2016/07/20 21:12 20日 21:10頃 茨城県南部 1

2016/07/20 18:26 20日 18:23頃 内浦湾 1

2016/07/20 16:41 20日 16:36頃 熊本県熊本地方 1

2016/07/20 16:21 20日 16:17頃 岩手県沖 2

2016/07/20 11:42 20日 11:38頃 茨城県南部 2

2016/07/20 11:11 20日 11:08頃 岩手県沿岸北部 1

2016/07/20 10:33 20日 10:29頃 茨城県南部 2

2016/07/20 08:54 20日 08:50頃 岩手県沖 3

2016/07/20 08:19 20日 08:16頃 茨城県南部 1

2016/07/20 07:30 20日 07:25頃 茨城県南部 4

2016/07/20 03:10 20日 03:06頃 駿河湾 2

2016/07/19 23:59 19日 23:55頃 茨城県南部 2

2016/07/19 16:31 19日 16:28頃 茨城県沖 3

2016/07/19 13:16 19日 13:11頃 青森県東方沖 3

2016/07/19 13:02 19日 12:57頃 千葉県東方沖 4

2016/07/19 08:45 19日 08:41頃 熊本県熊本地方 1

2016/07/19 04:50 19日 04:47頃 熊本県熊本地方 1

2016/07/19 04:29 19日 04:26頃 熊本県熊本地方 2

2016/07/19 01:43 19日 01:40頃 福岡県筑後地方 1

2016/07/18 23:13 18日 23:09頃 トカラ列島近海 1

2016/07/18 21:29 18日 21:24頃 熊本県熊本地方 1

2016/07/18 17:47 18日 17:44頃 伊豆大島近海 2

2016/07/18 12:42 18日 12:39頃 薩摩半島西方沖 1

2016/07/18 06:12 18日 06:07頃 熊本県天草・芦北地方 1

2016/07/18 03:34 18日 03:31頃 熊本県熊本地方 1

2016/07/17 18:48 17日 18:44頃 遠州灘 1

2016/07/17 18:03 17日 17:59頃 宮古島近海 1

2016/07/17 13:28 17日 13:24頃 茨城県南部 4

2016/07/17 13:11 17日 13:08頃 熊本県阿蘇地方 2

2016/07/17 11:58 17日 11:55頃 熊本県熊本地方 3

2016/07/17 10:38 17日 10:35頃 石川県能登地方 1

2016/07/17 06:47 17日 06:39頃 熊本県熊本地方 1

2016/07/17 05:51 17日 05:48頃 秋田県内陸北部 1

2016/07/16 22:32 16日 22:29頃 秋田県内陸北部 2

2016/07/16 22:16 16日 22:12頃 秋田県内陸北部 3

2016/07/16 20:01 16日 19:58頃 熊本県熊本地方 1

2016/07/16 17:43 16日 17:40頃 茨城県沖 1

2016/07/16 17:17 16日 17:14頃 熊本県熊本地方 2

2016/07/16 12:57 16日 12:54頃 根室半島南東沖 1

2016/07/16 05:22 16日 05:18頃 熊本県熊本地方 1

2016/07/16 05:15 16日 05:12頃 熊本県熊本地方 1

2016/07/16 02:59 16日 02:56頃 和歌山県北部 2

2016/07/16 00:13 16日 00:09頃 熊本県熊本地方 1

2016/07/15 23:49 15日 23:46頃 熊本県阿蘇地方 1

2016/07/15 18:10 15日 18:06頃 熊本県熊本地方 1

2016/07/15 15:21 15日 15:17頃 新潟県中越地方 1

2016/07/15 12:01 15日 11:58頃 熊本県熊本地方 2

2016/07/15 05:12 15日 05:06頃 熊本県熊本地方 1

2016/07/15 03:56 15日 03:53頃 熊本県熊本地方 1

2016/07/15 02:58 15日 02:55頃 有明海 1

2016/07/15 02:16 15日 02:13頃 宮城県沖 1

2016/07/15 00:23 15日 00:20頃 熊本県熊本地方 2

2016/07/14 19:16 14日 19:13頃 千葉県北東部 1

2016/07/14 11:21 14日 11:17頃 八丈島近海 1

2016/07/14 11:11 14日 11:07頃 八丈島近海 1

2016/07/14 07:32 14日 07:29頃 熊本県熊本地方 1

2016/07/14 03:23 14日 03:20頃 熊本県阿蘇地方 1

2016/07/14 03:12 14日 03:09頃 熊本県熊本地方 1

(続く)

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