【連載⑪】熊本地震取材日誌(2016年の今日、熊本で何があったのか?)

4月24日日曜日朝

 【熊本地震・ライフライン&交通情報】

皆様おはようございます。「熊本地震」が起こって今日で10日となりました。雨で救出が遅れ、避難所ではノロが発症するなど問題だらけです。被災者の方々の困憊・困窮、自衛隊・自警団の方々の疲労を考えると心が痛みます。一日も早い収束を祈るばかりです。下記は「熊本市内の昨晩現在までの復旧状況」です。

1.断水・給水

熊本県内では昨日17時現在少なくとも11市町村のおよそ2万2000世帯で断水が続いています。このうち「益城町」ではおよそ1万世帯、「西原村」ではおよそ2500世帯とほぼ全世帯で断水が続いています。また「阿蘇市」ではおよそ3500世帯「御船町」では3030世帯が断水しています。

 一方「熊本市」では3日前迄にほぼ全ての地域で送水を始め断水が続いているのはおよそ1000世帯まで減少しました。ですが配水管から水が漏れて水圧が低くなっていたり、マンションなどでポンプが故障していたりして、送水が始まったあとも水が出なかったり濁ったりしている世帯も多いということです。また配水管から水が漏れ続けて配水池の水位の低下が懸念されるとして熊本市は市内の一部の地域で昨日、今日から来月1日までの間、夜間の時間帯に計画的に断水を行うことになりました。計画的に断水が行われるのは「中央区」「西区」「北区」の一部で時間は昨日から行われる地域が午後22時~翌朝6時までの8時間程度、今日から行われる地域は、午前0時から翌朝6時までの6時間程度です。

※11市町村とは、熊本市、宇城市、阿蘇市、大津町、益城町、御船町、甲佐町、山都町、西原村、小国町、南阿蘇村。

2.電気・停電

九州電力によりますと地震の影響による熊本県内の停電は20日19時ごろにほぼ解消されたと発表しました。地震の影響で送電線が断線したり、送電線をつなぐ鉄塔が倒れかかったりして、一時、熊本県と大分県のあわせて47万6000戸余りで停電となりました。九州電力は発電機車あわせて162台を出動させるなどして順次電気を供給していて残っていた熊本県内のおよそ300戸について20日19時すぎに停電はほぼ解消されたと発表しました。一方、電柱にある変圧器が故障したり、家庭までの引き込み線が断線したりして、停電が続いている場合もあるということで、九州電力は新たな送電線の為の仮の鉄塔の設置や、変圧器の修理など復旧作業を急ぐことにしています。

3.鉄道

九州新幹線は「博多と熊本県の新水俣」の間で運転ができない状態が続いていましたが、このうち「博多と熊本」の間については復旧工事が終わり安全確認ができたとして昨日正午から運転を再開しました。ただJR九州では、再開後も当面、速度を落として運転する区間があるとしています。 一方「熊本と新水俣」の間は、依然運転再開の見通しが立っていないということです。

JRの在来線は「豊肥線」の熊本県の肥後大津と大分県の豊後竹田の間、それに「肥薩線」の熊本県の八代と鹿児島県の吉松の間で、運転を見合わせています。

 一方「三角線」については、昨日12時半すぎから全線で運転を再開しました。

また「肥薩線」の「八代と吉松」の間についても今日の始発から運転を再開しています。

 熊本電鉄は「北熊本と上熊本」の間で運転できなくなっていましたが線路などの補修工事が終わり昨日14すぎに運転を再開しました。

 南阿蘇鉄道は、全線で運転を見合わせています。

 熊本市の路面電車は「安全確保」のため速度を落として運転しています。

4.道路

高速道路は「九州自動車道の植木インターチェンジと八代インターチェンジ」の間の上下線、九州中央自動車道の「嘉島ジャンクションと小池高山インターチェンジ」の間の上下線で通行止めが続いています。

このうち九州自動車道の「八代インターチェンジから嘉島ジャンクション」の区間と、そこから九州中央自動車道の「小池高山インターチェンジ」の区間については来週前半にも通行止めが解除される見通しです。

5.バス

高速バスは「熊本と宮崎」を結ぶ「なんぷう号」が、一昨日から通常ダイヤよりも本数を減らして運行を再開しています。

熊本と福岡を結ぶ「ひのくに号」も、通常ダイヤより本数を減らして運行しています。

西鉄バスによりますと、運休していた「福岡と黒川温泉」を結ぶ路線は昨日から1日4往復から3往復に減らして運行を再開することになりました。

6.空の便

熊本空港を発着する空の便で今日運航する予定なのは、

全日空の羽田や大阪などとの間を結ぶ21便

日本航空の羽田や大阪との間を結ぶ12便

ソラシドエアの羽田との間を結ぶ7便

ジェットスターの成田との間を結ぶ6便

フジドリームエアラインズの県営名古屋との間を結ぶ6便

天草エアラインの天草や大阪との間を結ぶ4便

です。

少しずつ復旧・再開はしているものの多くの被災者・利用者が不便を感じているのは変わりません。一日も早い原状回復を祈念したいものです。

4月24日日曜日昼

【熊本地震・赤十字にお金を渡しても本当に大丈夫なのか?】

皆様こんにちは。「義援金」「支援金」を既にお渡し・お振込みした方も多いことでしょう。僕の元に「赤十字は本当に信じられるのか?」「阪神淡路・東北震災の時の赤十字の義援金はどこに消えてしまったのか?」との問い合わせが後を絶ちません。これから書くことは僕が記者として調べたこと、勇気ある諸先輩方から聞いた内容です。信じるか否かはあなた次第です!

1.まず本題に入る前に言葉の違いについて再確認しましょう!

①「寄付金」とは被災者支援活動をする団体(主にNPOや自治体)へのお金。このお金は公共道路や湾岸の復旧支援事業のために使用されることが多い。

②「義援金」とは被災者に直接渡されるお金。しかし平等に渡すために事故からしばらく経ってから配布される。

③「支援金」とは被災地で活動を行う団体や機関(NPO・NGO)に対してのお金。

東日本大震災では「義援金」という言葉をよく聞いた方も多いのででしょう。日本では「義援金の受付窓口の役割を日本赤十字社」が担うことが多いのです。2011年12月までに3000億円以上の「義援金」が「赤十字」に届けられました。

しかし「義援金が被災者のもとへ届くまでにはかなりの時間が掛かり」ます。なぜなら「義援金」は平等に届けなくてはいけないという「前提??」の為、生命保険・損害保険同様に「事故被害調査」にかなりの時間を要します。

「東日本大震災で被災者が一番困っている時に『義援金』は支払われなかった。せめて義援金の1割でいいからNPOに回せばすぐに役立ったはずなんだ」とNPO市民福祉団体全国協議会の田中尚輝専務理事は後に語っています。

行政に比べて規模は小さいが小回りの効く「NPO」はいくつかあります。もしNPOに寄付していたらどうなっていたでしょうか?東日本震災の救援もかなり変わっていたことでしょう。寄付する時にどこに支援することが最適なのかを考えることも復興のスピードに大きく左右するのです。

2.赤十字ってなんだ?

赤十字のサイトによると、赤十字はアンリー・デュナン(スイス人:第一回ノーベル平和賞受賞者)が提唱した「人の命を尊重し、苦しみの中にいる者は、敵味方の区別なく救う」ことを目的とし、世界190の国と地域に広がる赤十字社・赤新月社のネットワークを生かして活動する組織だそうです。

日本赤十字社はそのうちの一社であり西南戦争における負傷者救護で初めての活動を行って以来国内外における災害救護を始めとし、苦しむ人を救うために幅広い分野で活動しているとのことです。

皆さんの中で「赤十字のお世話になった人」は果たしているでしょうか?

3.日本赤十字の実態

東日本大震災では「義援金」の殆ど日本赤十字社に寄せられました。その額震災後2カ月の時点(2011年5月20日)で実に2046億円に上りまする。同年5月16日時点で「被災した各県に配分された義援金は共同募金分などもあわせて約707億円」。「残り1300億円以上の義援金が被災地に届けられておらず日赤の口座に眠って」います。

なぜこんな状況になっているのでしょうか?

「義援金」は日赤の裁量で配分できず都道県の「義援金配分委員会」という第三者機関が絡んでいるというのです。つまり「義援金配分委員会」からの依頼がないとせっかく集められた思いの詰まった「義援金」を配分できないのです。義援金は少しでも早く配らないと意味がないのですが、日赤は”平等配分”ばかり考えている為、配分の裁量を「義援金配分委員会」に丸投げしています。

せっかく集められた「義援金」も世間の批判が噴出するほど配分が遅くなるため最近では自治体が設けた口座に振り込まれることが多くなっているそうです。

「巨額の義援金をプール」し金利を稼いでいるんじゃないかと、うがった見方をする人も出てくる始末。これもそれも「思いのこもった義援金」を少しでも早く被災地の為に使おうという気持ちがない日赤の体質にあるのです。

日本赤十字社は1952年に制定された日本赤十字社法(昭和27年8月14日法律第305号)によって設立された特殊法人。社員と呼ばれる個人参加者の結合による社団法人類似組織です。日本において「赤十字活動を行う唯一」の団体。

名誉総裁は皇后(現在は皇后美智子)、名誉副総裁には、代議員会の議決に基づき、各皇族が就任しています。代表者である社長は近衞忠煇(旧公爵近衛家当主)。

日本赤十字社の前身は大給恒と元老院議官で後に伯爵となった佐野常民らが1877年の西南戦争時に熊本洋学校に設立した博愛社です。博愛社は国際赤十字とは無関係に創設されたものですが1886年ジュネーヴ条約に調印した政府の方針により翌1887年に日本赤十字社と改称。(出典:ウィキペディアフリー百科事典)

アメリカの赤十字は緊急時医療班として多くの医者・病院と提携し、普段から地域にネットワークを作っており、災害が起こった時は現地から直接情報を入手します。ネットワークを生かし必要な場所にボランティアを動員したり奥地にも診療に出掛けます。

日本の赤十字は基本的に「支援先の自治体」「社会福祉協議会」を通さないと行動が出来ません。日本の赤十字には災害救助の「現場精神」が著しく欠けているのではないかと言う人もいます。

また「赤十字は官僚の天下り先」です!

知事や厚生事務次官、宮内庁長官などの天下りが多く、日赤を仕切っている副社長も昔から重要な天下りポストなようです。

ある日赤OBがそっと打ち明けてくれました。「社内は極めて官僚的な体質です。厚労省のキャリア、ノンキャリアの天下り先になっていて人事部長になるケースが多いです。都道府県支部長はほぼ全員都道府県知事で実権は事務局長が握っています。その事務局長は県庁の民生部長や生活部長の天下り先ポストになっています」

日赤のお役所的エピソードをひとつ。

阪神・淡路大震災の2日後に一家3人が一つの弁当を分け合って食べるシーンをテレビで観た方も多いと思います。株式会社CSKの大川功氏が自らの貧しかった頃を思い出し「義援金10億円」を送ろうと思い秘書に日赤へ電話させました。ところが電話口に出た守衛から「寄付の受付は9時15分~17時5分1までなので明日改めてください」と言われ激怒したと言います。大川氏は「日赤に寄付せず」ある「社会福祉法人にその義援金10円を寄付」しました。

義援金の処理を「義援金配分委員会」に丸投げする怠慢さと、真に必要な救援活動をしようとしないのも、この日赤の官僚的体質に問題がありそうです。

* 以上「週刊新潮」2011年6/2号 “義援金を届けぬ「日本赤十字」の怠慢”より要約、引用。

日本赤十字というと「何か災害が起きると率先して活動する組織」で「義援金も社の判断でいち早く被災地の復旧・復興の辞め為に送られる」という”神話”みたいなものを抱いていましたが、これほどの「官僚的組織」だとは思っても見ませんでした。「義援金の配分が遅い」と非難されているにもかかわらず、遅々として進まないのはこういう背景があったからなのです。

これからは「この義援金は日本赤十字社を通して被災地に届けられます」と言われても「震災後2ヶ月以上経っても被災地に届かない」のであれば「義援金は被災地へ直接送った方が良い」のではないでしょうか?

4.日本赤十字の実態はいかなるものか?

YouTubeの動画「桜チャンネル」のある座談会で元「文芸春秋」の編集長だった堤尭氏が東北震災に対する募金の問題で「日赤は集めた義援金の約4割を手数料で横取り」すると発言しました。以下はその時のインタビューの内容です。

Q.「赤十字を通して募金を送ると、赤十字は手数料として、募金額の約60%を横取りし、被災者に行くのは約40%弱みたいですよが、それは本当ですか?それと、募金額全額募金される募金ってありますか? あったら教えて下さい。」

A.「日本赤十字社は、行政・町内会組織を通して地域住民から強奪する『みかじめ料』で運営される天下りヤクザ団体なので、今回のような災害義捐金なら横取り率は「0%」です(既に別口で運営資金の強盗・恐喝を繰り返していますから、いまさら横取りする必要はありません。

みかじめ料、いわゆる『赤十字の募金』なら、特に分別はしていないので100%「横取り」している(最初から自分たちの給料などの運営資金にするために奪い取っている)ことになるわけですが。

日本赤十字社や共同募金会・社会福祉協議会が立場を悪用し町内会に集金要求を突き付ける手口で、住民を無理やり自分たちのための資金集めに回らせたり、募金・寄付を騙るみかじめ料の強盗・恐喝を繰り返している状況では、正直この種の団体を災害義捐金のあて先とすることには違和感を感じざるを得ない面はありますね……

募金というものは、あくまでも募金団体自身が自ら呼びかけ賛同する人たちが自由に参加する形で展開していくものであって、町内会のような組織を悪用して無理やり巻き込み強制するようなことは絶対にやってはいけないことなのですから。

日本赤十字社のようなヤクザ化した悪質なニセ募金団体には、まず募金・ボランティアというものの意味、本来のあり方を考えてほしいものです。町内会の当番として無理やり日本赤十字社のための資金集めに回るよう強制される人たち町内会の集金という断りにくい状況で無理やり日本赤十字社のみかじめ料を奪い取られる人たち・・・こうした被害者を踏みつけながら、何が「人道」なのか。何が募金なのか・・・」

Q.「本当ですか?誇張していませんか?」

A.「本当です。常日頃から赤十字社は経営していくため至る所からお金を集めています。自治体とかに赤い羽根共同募金とか緑の羽根共同募金とか来るでしょ?殆どが赤十字社の利益ですよ。だって、赤十字社が、災害の時の、食料とか布団の数とか莫大な数をどうやって仕入れます?ちゃんとお金を払って仕入れますよね?じゃ、その莫大な数の備蓄物資を買うお金はどうします? そこで働いている人達にもかなりの給料が必要でしょ! 全額募金するやり方は、 PC等で、「募金全額募金」で検索すると、いろんなやり方があります」

以下は清水国明氏の2011-04-01 09:47:07のブログです

これが、炎上ってやつ?なの?

そんなことになっているとは知らず、朝から二つ目の取材を終えて、

ゆっくり歩いて車に帰る途中、着信があった事務所に電話すると

「炎上しています!日本赤十字社からも電話入ってます!大至急電話してください!」

オタオタ。

聞いた番号へ何度も電話するのだけれど、つながりませんでした。

炎上、回線パンク、抗議、訴訟、泥沼化。

いやーなフレーズが頭をよぎり、プチプチと懸命にボタンを押しました。

日頃、この手のもめ事にそんなにビビる体質ではなく、むしろ相手がでかいほど、ヨーシとチカラが湧いてくるタイプなのですが、

この度は被災した子どもたちの支援、ただ一つその目的のために動いているのですから、こんなことでトラブっていては、子どもたちに、そしてこの支援に参加してくれている大勢の皆さんに申し訳ない。

言葉足らずの、もしくはよけいな言葉のブログのせいで、せっかくの皆さんの熱い想いを、ミスリードしてしまってはいけない、と焦っていたのです。

ようやくつながって、企画広報室の方が電話口に。

「清水国明ですが・・・」

「お待ちしてました!どうもどうも、お忙しいところ・・・」

事務所からの連絡で聞いたのとは違って、激しい抗議、というよりも

丁寧なお願い、って姿勢でした。

「大筋おっしゃっていることは間違っていないのですが、数か所だけ事実と違うところがありますので、そこを訂正していただければと」

事実に誤認があればそれを正すのは当然。

「過ちて改めざる、これを過ちと謂う」 (過ちは致し方ないが、過っても改めないのが、 本当の過ちという)

のだそうです。

「日本赤十字の義援金は公共事業には使われていません。全て公平に被災者に分配されます」

そんな風に、公共のためにお金を配ることも公共事業なのでは、と一瞬思ったのですが、

「分かりました、そこは訂正しましょう。私の論旨は、今困っている被災者のために募金したのに、その義援金が今、使われてないということですが、そこに間違いは?」

「そこは間違っていません。災害がとても大きくて広範囲なもので、被災者の数が把握できてなくて、まだ分配できないのです」

災害が大きくて広範囲だから使えない災害義援金て、いったい?

「あと、全ての義援金が赤十字社へ集まる、とありますが、集めているのは赤十字社だけではありません」

「分かりました。それらは今すぐ訂正しますが、そのあと日本赤十字社さんをお訪ねしてもいいですか、いくつかお聞きしたいので」

「どうぞ」

てことになりまして、急いで車の中でパソコン出して直していたら、途中で電池残量なくなって、近くの喫茶店に飛び込んで「で、電源ください」と訳わからないこと叫んでました。

芝大門にあるという日本赤十字社を目指したのですが、思っていたより大きかったので、かえって見落としてその周りをグルグルしてしまいました。

大勢の人がザワザワしている広い企画広報室へ入っていくと、ちょうど私が訂正したブログ記事をプリントアウトして、みんなで回覧してたところらしく、

おっ本人が来たっという、驚きの視線が一斉に集中。

次に何が起きるのか、とちょっと身構えるような、ピンと張り詰めた空気に。

こんな時も、私はつい笑顔つくってしまうんですね―。

「どーも、清水です」

奥の方から電話で話した責任者らしき人が走って出てきて、別室へ。

そこでのやりとりの結論は、「なんだ、結局わからんのか」でした。

やりとりを、要点だけ。

(清水国明・以下国明)義援金の現状は?

(日本赤十字社・以下日赤)義援金はまだどこにも分配されていない。

その理由は広範囲な災害のため集計ができず、分配の委員会が発足されないから。それが立ちあがったら、義援金はすべてそこにお渡しする。

(国明)その会は誰が組織して、誰が委員を任命するのか?

(日赤)国の主導だが実に沢山の部署が絡んでいて、ここがやっていますとは言い切れない。

(国明)その分配を決める委員は誰が?

(日赤)行政関係や各放送局、有識者、など。日本赤十字社もその一員。被害の程度によって金額を決めて分配する。

(国明)では、その肝心な委員会は、いつ立ち上がる?

(日赤)分からない、広範囲な災害なので。

日本赤十字社は皆さんの義援金をお預かりしている立場なので、一刻も早く委員会が組織されるのを望んでいる。

(国明)そんな仕組みになっていることを知らない人が多い。今後募金を集めるとき、この義援金は今すぐに使われることはありません、と表示するつもりは?

(日赤)「・・・・・・」

(国明)この義援金を、今すぐ動いている組織、団体などの活動支援に使うことは?

(日赤)ない。

要点だけ書き出すと、非常に殺伐とした感じになりますが、終始にこやかな対応をして頂きました。

このレポートにしても、さらに誤解や勘違いが生じる恐れがありますが、今後は連絡取りあって是正してゆきましょう、ということになりました。

本日現在までで集まっている義援金は506億円ですと。

災害対策本部を案内してもらいました。

忙しく電話対応している人たち。

日本赤十字社も、そこで働く人たちも、この災害の被災者を何とか助けたいという熱い想いは、私たちとまったく同じだと思います。

ただ、組織が大きくて、義援金がとてもたくさん集まり、そして災害が広範囲であるという、すべてのスケールの過ぎた部分が色々な問題を生みだし、

さらに長期化することで蓄積された負のマグマが、いつか大きく噴出するのでは、という危険をはらんでいると感じました。

そのスモールサイズですが、私たちにもまったく同じような危機、問題が生じてくるのでしょう。

心して、誠実に、粘り強く、自分のミッションに集中することにします。

結果として、日本赤十字社さんとお話できる切っ掛けを作ってくださり、

皆さん、本当にありがとうございました。

5.結果として今回の「熊本震災」はどうすべきか?

ここから先はブログ名「しほりん」さんの提案・考えたです。

熊本へ義援金を考えている方へ

熊本県への義援金、赤十字はお勧めしません!

赤十字は 15%も 天引きして自分たちの懐に入れる上に、実際に地元に使われるということに関しては東北地震と同様、今回も疑問です。

ビジネス化ガーンしてて、私は信用できません!

義援金は 直接熊本に送りましょう。

■後銀行県庁支店 普通 1639261

■熊本銀行県庁支店 普通 3012170

口座名義は いずれも 熊本地震義援金

熊本県知事 蒲島 郁夫

期間は 6月30日まで。

■他にもこちら⇓リンクしました(^o^)

さとふる:ふるさと納税で災害支援

http://www.satofull.jp/static/oenkifu_kumamoto.php

ふるさと納税を介して南阿蘇村への寄付ができるそうです

「平成28年熊本地震」緊急支援事業 | 境町公式ホームページ

ふるさと納税サイト [ふるさとチョイス] | 茨城県境町 寄附申込みフォーム

セブン&アイ・ホールディングス各店舗:「熊本地震災害」義援金募金実施のご案内

http://www.sej.co.jp/…/000/000/016/702/20160415bokin.pdf

セブン‐イレブン、イトーヨーカドー、そごう・西武、ヨークベニマル、ヨークマート、デニーズ、ファミール、弁天庵、オッシュマンズ、赤ちゃん本舗、ロフト合計約2万店舗の店頭。セブン銀行のウェブ募金。

イオン:熊本県での地震に伴う災害被害への緊急支援募金実施について

http://www.aeon.info/news/2016_1/pdf/160415R_4.pd

全国イオン店舗・事業所 約7000箇所。寄付先は各地の自治体

楽天クラッチ募金

http://www.rakuten-bank.co.jp/company/contribution/160415/

楽天銀行指定口座へ送金。他行からの振り込みの場合料金がかかる場合あり。寄付先:各自治体

ペット支援(首輪、リード)♡|しほりんのお部屋

くまもと食べる通信

くまもと食べる通信 – くまたべ編集部です。この場を借りてお願いです。 早急・的確な物資配給にご協力を… | Facebook

口座振込み

※Facebookページにて、支援物資の寄付および募金を呼びかけています。

Yahoo!基金】熊本地震災害緊急支援募金 – Yahoo!ネット募金

http://donation.yahoo.co.jp/detail/1630023/

.【熊本地震】緊急寄付の受付開始(ピースウィンズ・ジャパン)

http://peace-winds.org/news/emergency/9577

など信頼できる…

赤十字を通さない募金先で…

詳細および確実な情報はリンク先を参照してください。団体ごとに寄付金の用途が異なる場合があるので、必ずご自身で確認するようにしてください。

いま私達にできることをしましょう

そして

祈りましょう

6.僕の結論

阪神・淡路震災では「赤十字に集められたほとんどの義援金が既にオープンしていた関空の経営、増設」に使われました。この件をリークしたルポライターは後に行方不明になりました(どうやら消されたようです)。

東日本震災では「赤十字に集められた義援金の60%が被災者に渡らず『赤十字がプール』」しています。

どうやら「赤十字経由」あるいは「赤い羽根経由」の『義援金』は被災者の為に全く役に立たず、「赤十字経営の手助け」、あるいは「官僚の天下りの手助け」目的で使用されているようです。

皆さんの『善意』が活かされません!

僕としては以下の団体への寄付がすぐに被災者の為に活用されるのではないかと思います(主な団体を抜粋、ご紹介いたします)

*以下がご推薦する全てではありません!!

1.日本財団

http://www.nippon-foundation.or.jp/donation/kmeq/main/

2.ふるさと納税

http://www.furusato-tax.jp/

http://www.satofull.jp/static/oenkifu_kumamoto.php

3.NEXTEP(NPO)

http://www.nextep-k.com/2016/04/23/3900

4.AAA(NGO)

http://www.aarjapan.gr.jp/acti…/report/2016/0415_2027.html

5.ピースウインズ(NPO)

http://peace-winds.org/news/emergency/9577

6.ヤフー

http://donation.yahoo.co.jp/detail/1630023/

7.セブン&アイ

*どうしても「義援金」にこだわる人

http://www.sej.co.jp/…/000/000/016/702/20160415bokin.pdf

(続く)

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