【連載⑰】熊本地震取材日誌(2016年の今日、熊本で何があったのか?)

4月30日土曜日午後

【熊本地震・震災・ライフライン&交通情報】

皆様こんにちは。GW二日目いかがお過ごしですか?連日皆様にご提案しておりますが「一日一回」熊本そして東北に向かって手を合わせようじゃありませんか!朝ご先祖様のご仏壇に手を合わせる時に一緒にしてもいいです。夜寝る前にしてもいいです。わずか「1秒」で出来ることです。明日は我が身。いつ自分達も同じことに遭遇するかわかりません。僕は強制はしません。あくまで自然体で。

1.被災地情報

①大分県由布市で震度5強、 津波の心配なし

昨日29日午後15時9分ごろ、大分県で震度5強の強い揺れを観測する地震がありました。この地震による津波の心配はありません。

②専門家「震源浅く局所的に強く揺れたか」

地震のメカニズムに詳しい東京大学地震研究所の古村孝志教授は今回の地震について「震源が浅かったため地震の規模に比べて最大震度が大きく震源の真上に当たる由布市で局所的に揺れが強かったとみられる。一連の地震から2週間がたち地震の回数は全体として減ってはきているが依然として活発な状況に変わりはない。熊本県や大分県では引き続き地震活動に警戒してほしい」と話しています。

③被災地で医師がエコノミークラス症候群を検査

熊本地震の被災地で「エコノミークラス症候群」と診断される人が相次ぐなか、益城町では医師などが発症につながる「血栓」ができていないか調べる検査を行いました。

➃震度5強の地震のあと避難者再び増加( 大分・ 湯布院) 大分県の観光地由布市の湯布院町では昨日29日、震度5強の揺れを観測した地震のあと、避難する人が増え本日30日午前0時の時点でおよそ200人が自主的に避難しています。

⑤避難者数28日時点で3万8000人。

2.断水・給水

「本日30日の給水場所」

本日の『熊本県内』の臨時の給水場所です。

『益城町』はテクノリサーチパークを閉所しました。

状況は変化する場合があります。

『熊本市中央区』

一新小学校

黒髪小学校

白川公園

五福小学校

熊本市上下水道局

『熊本市東区』

託麻西小学校

長嶺小学校

日下部公民館

健軍水源地

戸島団地

託麻スポーツセンター

『熊本市西区』

城西小学校

花園小学校

荒尾団地公園

熊本新港船着き場

『熊本市南区』

南区役所

舞原公民館

下益城城南中学校

『熊本市北区』

龍田小学校

弓削小学校

武蔵小学校

清水岩倉台地区

北部総合出張所

高平台小学校

『玉名市』

玉名市役所

『菊池市』

旭志総合支所

菊之池小学校

菊池市文化会館

『菊陽町』

菊陽町役場

西部支所キャロッピア

『大津町』

生涯学習センター

『益城町』

益城町役場

広安小学校

広安西小学校

ひろやす荘

平成唯仁館

総合体育館

いこいの里

熊東園

保健福祉センター

飯野小学校

中央小学校

花へんろ

『御船町』

旧JA高木支所跡

小坂小学校前

御船中学校

木倉分館

水越農協倉庫前

七滝中央小学校

七滝郵便局

玉来郵便局

玉虫団地

上田代公民館

『山都町』

山都町役場本庁舎

山都町役場蘇陽支所

旧中島西部小学

馬見原公民館

『西原村』

山西小学校

河原小学校

西原中学校

高遊地区

『宇城市』

宇城市役所駐車場

当尾小学校

小川ラポート

豊野町コミュニティセンター

『美里町』

美里町役場中央庁舎

砥用庁舎

坂貫農山村広場

『阿蘇市』

一の宮小学校

かんぽの宿阿蘇

大阿蘇病院

古城公民館

中通公民館

旧古城小学校

阿蘇中学校

阿蘇市役所内牧支所

山田小学校

阿蘇小学校

阿蘇の司ビラパークホテル

元黒川JA阿蘇旧黒川支所裏

乙姫公民館

乙姫かかしの隠れ家近辺

くんわの里

阿蘇西小学校

尾ヶ石保育園入口

枳公民館

狩尾1区公民館

永草公民館

跡ヶ瀬コミュニティーセンター

阿蘇カルデラライスセンター

赤水公民館

赤水駅

『南小国町』

自然休養村管理センター

『小国町』

杖立地区多目的無料駐車場

『南阿蘇村』

下野公民館

南阿蘇中学校体育館

村営住宅室町団地

東下田中組防火用水前

沢津野詰所前

下田区詰所前

長野公民館下

「断水・本日30日午前5時現在」

熊本県内では本日30日午前5時現在、6つの市町村のおよそ1万3600世帯で断水が続いています。

『益城町』では今月25日から一部の地区で給水が再開されましたが今も町の大部分にあたるおよそ7000世帯で断水が続いています。

『西原村』でも村の大部分にあたるおよそ2500世帯で断水が続いています。

『阿蘇市』ではおよそ1700世帯

『南阿蘇村』で1535世帯

『御船町』では894世帯

で断水が続いています。

『熊本市』での断水は、南区城南の一部の39世帯にまで減っていますが、熊本市上下水道局によりますと、水の使用量が増える朝や夕方はマンションや高台にある住宅などで水が出なくなるケースがあるということです。

3.ガス

「西部ガス99.5%で復旧」

『熊本県内』に都市ガスを供給している西部ガスは昨日29日までに)全体の99.5%にあたる10万戸あまりでガスの供給が再開したと発表しました。

西部ガスは一連の地震の影響で『熊本市』や『合志市』『菊陽町』などで、一時、最大10万884戸へのガスの供給をストップしました。

西部ガスでは全国各地のガス会社から応援を受けて急ピッチで復旧作業を進めていてきのうまでに全体の99.5%にあたる10万373戸でガスの供給が再開したと発表しました。

これによって『合志市』『菊陽町』『益城町』ではすべての世帯でガスの供給が再開されました。

県内では『熊本市中央区』『北区』『西区』の一部でまだガスの供給が停止していますが、西部ガスでは復旧作業が順調に進めば、残りの511戸についても今日中に全面復旧できる見通しだとしています。

ただ、供給が再開したあと実際に利用を始めるには、利用者が立ち会いのもと安全確認をする必要があるということで、西部ガスでは電話やホームページを通じて連絡してほしいとしています。

* 電話番号:0210-099-312

4.交通

『熊本県内』の交通機関への状況(影響)です。

『在来線』

JRは「豊肥線」が熊本県の肥後大津と大分県の豊後荻との間で不通になっています。

『三セク鉄道』

また、南阿蘇鉄道は全線で不通になっています。

『高速道路』西日本高速道路によりますと、昨日29日全線が開通した九州自動車道は、途中、道路の損傷の影響で車線を制限している区間や車両の重さを量る場所があるため午前10時現在で嘉島ジャンクション付近から「上り線が3キロ」「下り線が6キロ」の渋滞になっているということです。

5.住まい

「初の仮設建設が始まる」

熊本地震で住宅に被害を受けた被災者のための仮設住宅の建設が、県内では初めて、6月中旬の完成を目指して昨日29日から『西原村』と『甲佐町』で始まりました。

熊本県によりますと、県内では、一連の地震でこれまでに1万6300棟あまりの住宅で被害が確認されていますが、さらに2万棟あまりの住宅で被害を受けているおそれがあるとしており、昨日29日午後13時半の時点では444か所の避難所に3万人あまりが避難しています。

県は昨日29日から県内では初めて『西原村』の小森地区の民有地と『甲佐町』の早川地区にある町営白旗グラウンドで、6月中旬の完成を目指して、仮設住宅の建設を始めました。

このうち、一連の地震で、震度7の激しい揺れに見舞われた『西原村』では1400棟あまりの住宅が全壊や半壊の被害を受けて、1300人あまりが避難を余儀なくされており、昨日29日は、仮設住宅の建設地で整地作業などが行われました。

県では、県内で2100戸の仮設住宅を建設することにしており、今回は『西原村』と『甲佐町』で、それぞれ50戸を建設しますが、ほかの11の市町村からも要望があるということで、必要に応じて、追加の建設を検討することにしています。

熊本県の蒲島知事は記者会見で「仮設住宅に入居することで避難生活のストレスや疲労を和らげ被災者の痛みを最小化したい。避難者の人が、一日も早く、安心して暮らせるようスピード感をもって取り組んでいく」と話しています。

6.ボランティア

「災害ボランティアセンターの開設状況」

災害ボランティアセンターを立ち上げ、ボランティアの募集を行っている県内の市町村をお伝えします。

なお受け付け時間は日によって変わったり、定員に達するなどして受付が中止される場合もあります。

また大型連休の期間は、ほとんどの市町村でボランティアの募集対象を地元、もしくは九州地方に限っています。

事前に各センターの問い合わせ先やホームページなどでご確認の上、お越しください。

『熊本市』

災害ボランティアセンターは熊本市中央区の「花畑広場」に開設しています。

*問い合わせ先は

090-6653-1552

090-6653-1648

090-6653-1649

『益城町』

災害ボランティアセンターは益城町安永の「井関熊本製造所グラウンド」です。

なお大型連休中、5月8日までは『熊本県内の方に限定』して受け入れます。

*問い合わせ先は

096-289-6090

『南阿蘇村』

災害ボランティアセンターは南阿蘇村久石の久木野総合福祉センターです。

受け入れは熊本県内の方に限っています。

*問い合わせ先は

096-27-2511

『西原村』

ボランティアの受付場所は、西原村鳥子の東京カソード研究所跡地です。

*問い合わせ先

096-279-4425

『合志市』

現在、特定の日に限定してボランティアを募集しています。

日程については登録した方に市から改めて連絡がいくということです。

また『募集は市内に在住または勤務している方に限って』います。

*問い合わせ先

090-8348-2699

『菊池市』

災害ボランティアセンターは菊池市泗水町の菊池市社会福祉協議会泗水支所です。

当面の受け入れは『熊本県内の方に限って』います。

*問い合わせ先

090-8348-3147

090-8348-2821

『宇土市』

災害ボランティアを宇土市旭町の宇土市民体育館で受け付けています。

当面は熊本県内の方を優先的に受け入れるということです。

*問い合わせ先

096-423-3756

『宇城市』

災害ボランティアを宇城市松橋町豊福の県自動車運転免許センター跡地の「県博物館ネットワークセンター多目的広場」で受け付けています。

受け入れは『熊本県在住の方に限って』います。

*問い合わせ先

090-6653-1573

090-6653-1442

090-8348-2529

『阿蘇市』

災害ボランティアセンターを阿蘇市内牧の阿蘇公民館に設け、ボランティアを受け入れています。

当面の受け入れは『九州地方の方に限って』います。

* 問い合わせ先

096-732-4139

050-3797-9875

『山都町』

災害ボランティアセンターの総合相談窓口を山都町社会福祉協議会に設置しました。

当面の受け入れは『山都町内の方』に限っています。

*問い合わせ先

096-782-3345

『大津町』

災害ボランティアを大津町森の大津町運動公園で受け付けています。

当面の受け入れは『大津町の方に限って』います。

*問い合わせ先

090-8348-2570

090-8348-2784

『菊陽町』

菊陽町久保田の菊陽町中央公民館の前に災害ボランティアセンターを設け、受け付けています。

当面の受け入れは『熊本県内の方に限って』います。

*問い合わせ先

090-8348-2787

『嘉島町』

災害ボランティアを嘉島町上島の嘉島町福祉センターで受け付けています。

当面の受け入れは『熊本県内の方』に限っています。

*問い合わせ先

090-6653-1384

090-8348-2409

『甲佐町』

甲佐町岩下の「老人いこいの家」の中にセンターを設け、ボランティアを受け付けています。

当面『町内に在住もしくは勤務の方に限定』して受け付けます。

*問い合わせ先

096-235-1022

090-6653-1354

090-6653-1464

『御船町』

災害ボランティアセンターを御船町木倉の町民グラウンド南側駐車場に設け受け付けています。

*問い合わせ先

070-3160-2396

070-3152-3656

7.ゴミ

「災害ごみの受け入れ再開」

一連の地震で大きな被害を受けた熊本県益城町では、住宅のがれきや電化製品などの受け入れが5日ぶりに再開され、仮置き場に大量のごみを持ち込む人たちの車が長い列を作りました。

熊本地震で震度7の激しい揺れを2回観測した『益城町』では地震で被害を受けた住宅のがれきや壊れた電化製品などの「災害ごみ」を仮置き場とした廃校の小学校の跡地で受け入れていましたが満杯となったため24日午後から受け入れを中止していました。

町では、町内の別の保管場所に「災害ごみ」を移す作業などを行って、仮置き場でスペースの確保を進めた結果、昨日29日正午から5日ぶりに受け入れを再開しました。

仮置き場の周辺では、被害を受けた住宅の瓦や壊れた家具、電化製品などを積み込んだ車が長い列を作っていました。

町では本日30日以降は午前9時~午後16時までの受け入れを予定しているものの、天候などによっては変更する場合があるとしています。

8.安否情報検索

下記クリックして行うことができます。

http://anpi.jp/top

9.アパート支援

下記クリックして行うことができます。

http://www.apamanshop-hd.co.jp/…/prnews1192_20160415nhy…

こうしてなんともやるせなく、もどかしく、そして「無情」なうち、4月を終えた。

(続く)

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