【連載102】熊本地震取材日誌(2016年の今日、熊本で何があったのか?)

7月24日日曜日昼

【熊本地震・被災者生活・復旧復興情報】

皆様こんにちは。九州北部地方は高気圧に覆われて概ね晴れていますが湿った空気の影響により雨の降っている所があります。

本日24日の熊本県は高気圧に覆われて概ね晴れとなりますが湿った空気や強い日射の影響により次第に曇りとなり『夕方から夜のはじめ頃まで雷を伴い雨の激しく降る所』があります。高温が予想され『熱中症の危険が特に高くなる』見込みです。 暑さを避け、水分をこまめに補給するなど十分な対策をることがと必須です。

明日25日の熊本県は晴れる所もありますが湿った空気の影響により概ね曇りで『午後は雷を伴い雨の激しく降る所』があります。

波の高さは外海では本日24日、明日25日ともに1メートル、内海では本日24日、明日25日ともに0.5メートルとなる見込みです。

阿蘇山(中岳)上空およそ1500メートルの風は本日24日午前9時現在、 東の風4メートル、午後21時の予想は南の風2メートル、 霧島山(新燃岳)上空およそ1500メートルの風は本日24日午前9時現在、東の風7メートル、午後21時の予想は東の風6メートルの予想です。

本日24日正午~明日25日正午までの1時間雨量は多い所では30ミリ、24時間雨量は多い所では60ミリの見込みです。

国土交通省は昨日23日、熊本地震による南阿蘇村の大規模土砂崩れで通行不能になった国道57号の新たな北側復旧ルートについて、明日25日に阿蘇市の車帰(くるまがえり)地区で測量や地質調査を始め事実上着工することを明らかにしました。同省によりますと地区西側の外輪山斜面にトンネル(長さ約4キロ)の坑口を開設。地区内は高さ7~10メートルの盛り土と橋でつなぎ、片側1車線とします。同地区を通る県道23号との接続路も設けます。宮本信治区長(65)は「57号の代替路になっている県道の渋滞が激しく、事故も心配。復旧ルートを早く完成させてほしい」と話していました。説明会は同市と大津町で本日24日以降も順次開かれます。

政府が熊本地震で大きな被害を受けた熊本大(熊本市)の復旧事業費として熊本地震復旧等予備費から118億円を充てる方針を固めたことが昨日23日分かりました。同大は校舎が損壊するほか、人工多能性幹細胞(iPS細胞)など最先端の研究に必要な機器が損傷しており、教育、研究活動への影響が広がっています。26日に閣議決定する予定。研究機器などの設備被害は2300件を超え、iPS細胞や胚性幹細胞(ES細胞)の研究拠点の一つである発生医学研究所内の細胞の解析装置や、放射線を扱うアイソトープ総合施設などが損傷。研究の遅れや実験停止などが続いています。このほか同大では五高記念館など国指定重要文化財も被害を受けていますが、同大や文化庁による被害内容の確定作業が続いており今回は含まれない見通し。

熊本地震による被害で4月16日から休業し、熊本県南阿蘇村の避難者約640人を受け入れている同村のレジャー施設「阿蘇ファームランド」が8月1日から部分的に営業を再開することが22日分かりました。同時に同施設は村内外2カ所の施設で暮らす同村の被災者約140人を新たに受け入れ、二次避難所の集約が進みます。同村では同施設のほか村内外の宿泊施設7か所に約320人が二次避難中。このうち31日で避難所契約が切れる「休暇村南阿蘇」(高森町)と「ホテルグリーンピア南阿蘇」(同村)の約140人を8月からファームランドに集約します。営業再開に伴い、ドームハウスを利用する避難者と一般客は最多で計1500人に上ります。県は8月中に南阿蘇村の避難者向けに同村と大津町の計8か所に仮設住宅を整備する計画。村はファームランドなど避難所の6宿泊施設と8月末までの避難者の受け入れ継続を協議中で仮設住宅が完成すれば全避難者の入居を本格化させたいとのことです。

どんどん避難所が『集約』されてきました。自治体にとってはその方が都合がいいのかもしれませんが『引っ越しを強いられる被災者』は必ずしも自宅から近いわけではありません。中には農業をしながら避難所生活を送っている被災者もいます。新しい避難所が自宅から遠くなってはたまりません。せめて被災者全員が仮設住宅に入居できるまで今のままではNGなのでしょうか?被災者の苦悩は依然として続きます。

1.被災地情報

①西日本中心に厳しい暑さ続く見込み 熱中症に十分注意を!

昨日23日も西日本を中心に気温が上がり、大分県や福岡県で35度以上の猛暑日となるなど、各地で厳しい暑さとなりました。この暑さは西日本を中心に本日24日以降も続く見込みで、気象庁は熱中症に十分注意するよう呼びかけています。

昨日23日日中の最高気温は、大分県日田市で35度9分、福岡県久留米市で35度6分分などと猛暑日となったほか、熊本県菊池市で24度9分、佐賀県嬉野市で34度7分、松山市で33度ちょうど、大阪市で32度8分、松江市で32度4分などと、西日本を中心に広い範囲で真夏日となりました。

気象庁によりますと、本日24日も西日本を中心に晴れて気温が上がり、最高気温は、大分県日田市で35度、福岡県久留米市や、熊本市、佐賀市で34度と厳しい暑さが予想されています。西日本では気温の高い状態がしばらく続く見込みで、気象庁は、暑い日が続いていることからこまめに水分や休憩をとり、適切に冷房を使うなどして、熱中症に十分注意するよう呼びかけています。

一方、本日24日にかけて気温が上がる西日本の山沿いを中心に、大気の状態が不安定となる見込みで、ところによって激しい雷雨となるおそれがあり、気象庁は落雷や突風などにも注意を呼びかけています。

②露店なく、静かな「頓写会」清正ゆかりの本妙寺!

熊本市西区花園の本妙寺で昨日23日、写経を納めて加藤清正を供養する「頓写会(とんしゃえ)」がありました。熊本地震で、参道入り口に建つ国登録有形文化財「仁王門」が傾くなど被害が大きく、夏の風物詩として知られる露店は出店中止に。法要のみの、静かな開催となりました。

同寺は清正の菩提寺。第3代住職の日遥(にちよう)上人が1612年、清正の一周忌に法華経を書写したのが頓写会の始まりとされます。午後17時半過ぎ、僧侶や信徒約40人が拝殿で大法要を開始。震災で犠牲になった人々の冥福と復興も祈念しました。参拝者は魔よけの虎や笹守りを求めていました。

宇土市のパート従業員、真野佳代さん(54)は「いつものにぎわいがないのは、少しさびしいですね」。池上正示住職(56)は「一日も早く安全に参拝できるように戻したい」と話していました。

震災で破損した、本妙寺公園に立つ清正像のやりの修復完成奉告式もありました。

③岩手から「絆の号外」届く!仮設の住民に配布!

熊本地震の被災者を元気づけようと、東日本大震災の被災地、岩手県の地方紙岩手日報社(盛岡市)は昨日23日、復興への思いを込めた「熊本支援号外」1万3千部を発行しました。1面には「共に前へ 熊本」の大見出し。2千キロを超えて届いた新聞に、益城町と甲佐町の仮設住宅入居者は感激していました。

県外での号外は、大震災時の支援への感謝と岩手県の復興状況を伝えるため、発生1年後の2012年から毎年3月11日に東京などで発行。大災害の被災地で配るのは熊本が初めてで、地震発生100日に合わせました。

号外は8ページ。熊本市内一部地区の熊日朝刊にも折り込みました。1面の写真は、津波被害を受けた大船渡市の高校生が掲げる大漁旗。熊本県に「復興への航海は始まったばかりだ。荒波を越え、人々が心豊かに暮らす未来を目指して、共に歩んでいきたい」とメッセージを寄せました。

熊本県警から大船渡署に出向中の警察官、集会所に県産畳が使われている陸前高田市の仮設住民の声、社会人野球・茨城ゴールデンゴールズの監督兼選手、片岡安祐美さん(29)=熊本市出身=らによるチャリティー試合の様子を掲載。大震災直後と現在の被災地の写真を並べ、岩手県の復興状況も紹介しました。

この日は、益城町と甲佐町の仮設住宅など5か所を社員4人が訪問。集会所で配ると、入居者らは手に取って岩手県民の思いを受け止めました。甲佐町の白旗団地では、入居者の池田れい子さん(68)が「遠い岩手から熊本を応援されていると思うと、生活再建への思いが湧いてくる」と感激した表情でした。

津波で自宅を失い、今も宮古市の仮設住宅で暮らす大棒(だいぼう)レオ子さん(68)も白旗団地を訪問。手作りののれん100枚を配りました。仮設住宅の玄関に付けると目隠しになります。「仮設暮らしで生まれた生活の知恵です」と大棒さん。「大震災の時は本当に助けられた。仮設暮らしは大変でしょうが、つらさを和らげてほしい」と話していました。

支援号外は、岩手日報ホームページでも見られます。川村公司編集局長(50)は「岩手県ではまだ2万人が仮設住宅で暮らす。震災への思いを共有できると思う。一緒に新しい故郷をつくるという気持ちを、新聞の力で伝えたい」と語っていました。

➃阿蘇への大動脈国道57号、明日25日に北側ルート着工!

国土交通省は昨日23日、熊本地震による南阿蘇村の大規模土砂崩れで通行不能になった国道57号の新たな北側復旧ルートについて、明日25日に阿蘇市の車帰(くるまがえり)地区で測量や地質調査を始め、事実上着工することを明らかにしました。

同省熊本河川国道事務所は昨日23日から、沿線住民を対象に説明会を開始。車帰地区が最初で、地区公民館に訪れた住民約40人に工事の流れや道路の形状などを説明し、住民側は調査実施を了承しました。

同省によりますと、地区西側の外輪山斜面にトンネル(長さ約4キロ)の坑口を開設。地区内は高さ7~10メートルの盛り土と橋でつなぎ、片側1車線とします。同地区を通る県道23号との接続路も設けます。

宮本信治区長(65)は「57号の代替路になっている県道の渋滞が激しく、事故も心配。復旧ルートを早く完成させてほしい」と話していました。説明会は同市と大津町で本日24日以降も順次開かれます。

⑤東松島市「おのくん」も参加!被災地で交流イベント!

イオンモール(千葉市)は昨日23日、東日本大震災で津波の被害にあった宮城県東松島市と熊本地震の被災地の交流を促すイベントを嘉島町のイオンモール熊本で開きました。

東松島市では2012年から、小野駅前仮設住宅で生活する女性らが復興につなげようと、新品の靴下を使ったサルのキャラクター「おのくん」を制作。イオンモールは制作支援として、14年から全国の店舗で新品の靴下や綿の寄付を募り、イオンモール熊本が最も多かったとそうです。

「心をつなぐプロジェクト」と題したイベントでは、「小野駅前郷プロジェクト」代表の武田文子さん(65)が、イオンモール熊本に感謝状と積み木を贈呈。武田さんは「津波の被害後も多くの支援によって、物が無いところから立ち上がることができた。熊本も時間をかけて、一緒に頑張りましょう」と激励しました。

グッズ販売もあり、おのくんを2個購入した御船町の会社員梅門裕子さん(34)は「地震で壊れた家の修理を待っている状態ですが、かわいらしいおのくんを飾って部屋を明るくしたい」とほほ笑んでいました。

⑥政府、熊本大復旧に118億円!先端機器や施設修復へ!

政府が熊本地震で大きな被害を受けた熊本大(熊本市)の復旧事業費として、熊本地震復旧等予備費から118億円を充てる方針を固めたことが昨日23日、分かりました。同大は校舎が損壊するほか、人工多能性幹細胞(iPS細胞)など最先端の研究に必要な機器が損傷しており、教育、研究活動への影響が広がっています。26日に閣議決定する予定。

関係者によりますと、同大の建物では多数の被害が発生。特に、研究室が入っていた熊本市中央区黒髪の工学部1号館は、大きな亀裂が入り、立ち入り禁止となっています。

研究機器などの設備被害は2300件を超え、iPS細胞や胚性幹細胞(ES細胞)の研究拠点の一つである発生医学研究所内の細胞の解析装置や、放射線を扱うアイソトープ総合施設などが損傷。研究の遅れや実験停止などが続いています。

今回の予算ではこうした大学関連の施設に加え、教室の天井が落下するなどしている同大の付属中や付属小、付属幼稚園の修復も合わせて行います。

このほか、同大では五高記念館など国指定重要文化財も被害を受けていますが、同大や文化庁による被害内容の確定作業が続いており、今回は含まれない見通し。

同大は、5月9日に授業を再開したものの、例年多くの高校生が訪れる8月のオープンキャンパスは中止が決定しています。

予備費は、2016年度補正予算に盛り込んだ総額7千億円。これまでに被災した中小企業を支援する「グループ補助金」など1822億5千万円の使途が決まっています。同予備費に伴う閣議決定は今回で4度目。

⑦迂回路「安全運転を」県警呼び掛け!

夏休みの観光シーズンを迎える中、熊本地震で大きな被害を受けた阿蘇地域の道路や鉄道は依然寸断されたまま、回り道や代替バスの利用を余儀なくされています。熊本県警は「迂回路では渋滞も懸念される。安全運転を徹底してほしい」と呼び掛けています。

大津町と阿蘇市を結ぶ国道57号は、南阿蘇村立野の大規模な斜面崩落で通行止めが続く。国道325号と結ぶ阿蘇大橋も崩落。県道の北外輪山大津線(通称・ミルクロード)を使って外輪山を越えるルートが、迂回路となっています。

西原村と南阿蘇村をつなぐ俵山バイパスも全面通行止め。熊本市方面と南郷谷を結ぶ代替ルートとしては、グリーンロード南阿蘇が利用されています。

ただ、いずれの迂回路も片側1車線でカーブが連続する山道。故障車も相次いでおり、県警交通規制課は「タイヤやバッテリーなどの点検を心掛けてほしい」としています。

一方、鉄道はJR豊肥線の肥後大津~阿蘇間27.3ロが不通。高森~立野を結ぶ南阿蘇鉄道は全線で運休していますが、31日から高森~中松間7.11キロで部分運転します。

⑧阿蘇登山道、片側通行で暫定復旧!

熊本地震による地割れなどで全面通行止めが続く阿蘇登山道に関し、熊本県は22日、被害が甚大な草千里展望所付近が完全復旧する前でも、阿蘇市黒川方面からのルートを片側交互で一般車両を通行させる見通しを示しました。同日、県阿蘇地域振興局が報道陣向けに開いた現地見学会で明らかにしました。

従来、片側1車線の草千里一帯の完全復旧には1年程度かかるとみられます。ただし、1車線だけに要する工期は短くなるため、順調にいけば片側通行開始は1年より早まります。

甚大な被害が出たのは、阿蘇山上へ通じる県道阿蘇吉田線(同市黒川~南阿蘇村一関)の草千里展望所から阿蘇火山博物館に続く部分。路肩が長さ600メートル、高さ15メートル以上にわたって崩落しました。

同振興局は一帯の復旧策として、路面を地盤が安定している山側へ約5メートルずらし、1車線を新造します。8月中に設計を終え、9月上旬に国の査定を受けた後、着工する予定。同振興局は「片側交互通行ならば2車線の完成を待たなくてもいい」と説明していました。

一方、同吉田線の南阿蘇側は地震で多数の山腹崩壊が起き、梅雨の豪雨によって新たな土砂崩れも発生。同吉田線と接続する県道阿蘇公園下野線も被害が大きく、復旧の見通しは立っていません。

⑨避難者新たに140人受け入れ!阿蘇ファームランド!

熊本地震による被害で4月16日から休業し、熊本県南阿蘇村の避難者約640人を受け入れている同村のレジャー施設「阿蘇ファームランド」が、8月1日から部分的に営業を再開することが22日分かりました。同時に、同施設は村内外2カ所の施設で暮らす同村の被災者約140人を新たに受け入れ、二次避難所の集約が進みます。

ファームランドは、4月16日の本震でレストランが入る建物の亀裂や地面の隆起などが発生し、その日から休業。特殊発泡スチロール製の宿泊施設「ドームハウス」450棟は被害がほとんどなかったため、村の要請を受け5月中旬から避難所として285棟~226棟を提供しています。

営業を再開するのは、ドームハウスやレストラン、温泉など6か所。いずれも安全性が確認できたという。展望レストランや土産コーナーなども順次再開する予定。

ただし、ドームハウスを利用する避難者と観光客の食事メニューの調整や騒音対策が必要となります。ファームランドは「施設内に点在する避難者用のごみステーションの集約や、観光客への宿泊ルールの周知などを考えている」と説明しています。

同村では同施設のほか、村内外の宿泊施設7か所に約320人が二次避難中。このうち31日で避難所契約が切れる「休暇村南阿蘇」(高森町)と「ホテルグリーンピア南阿蘇」(同村)の約140人を、8月からファームランドに集約します。営業再開に伴い、ドームハウスを利用する避難者と一般客は最多で計1500人に上ります。

県は8月中に南阿蘇村の避難者向けに、同村と大津町の計8か所に仮設住宅を整備する計画。村は、ファームランドなど避難所の6宿泊施設と8月末までの避難者の受け入れ継続を協議中で、仮設住宅が完成すれば全避難者の入居を本格化させたいとのことです。

2.生活情報

【医療】

・県医師会などの「夜間小児救急電話相談」。♯8000またはTEL096(364)9999。午後19時~午前0時。

・県助産師会の「妊娠・産後電話相談」。TEL096(325)9432。平日午前10時~午後16時。

・労働者健康安全機構の「心と健康に関する電話相談」。心の相談フリーダイヤル(0120)783728。平日午前10時~午後17時。健康相談同(0120)021506。月・水・金曜午後13時~午後17時。問い合わせは熊本産業保健総合支援センターTEL096(353)5480。

・がん患者や家族の相談を、熊本大病院など県内19カ所所の「がん相談支援センター」で受け付けています。県健康づくり推進課TEL096(333)2208。

【避難所】

『阿蘇市』

阿蘇第2体育館のみ。31日に閉鎖予定。

『南阿蘇村』

本田技研体育館(大津町)。

『大津町』

大津地区公民館分館、老人福祉センター。

『西原村』

構造改善センター。

『熊本市』

拠点避難所など約20か所で受け入れています。

『益城町』

町総合体育館、町保健福祉センターなど14カ所。

『嘉島町』

町民体育館。

『御船町』

町スポーツセンター、カルチャーセンター。

『宇城市』

松橋老人福祉センター、希望の里サン・アビリティーズ、市武道館、ラポート、豊野公民館、河江コミュニティーセンター。

『美里町』

町福祉保健センター湯の香苑、中央庁舎、砥用庁舎。

『宇土市』

轟地区体育館、走潟地区体育館。

【銭湯】

『全県』

県公衆浴場業生活衛生同業組合の加盟施設が、自宅で入浴できない被災者を対象に無料開放しています。

熊本市内の菊の湯(中央区新町)、大福湯(同区坪井)、龍の湯(同区琴平本町)、たかの湯(東区栄町)、松の湯(北区植木町)。同市以外は、サンパレス松坂(山鹿市)、玉名ファミリー温泉(玉名市)、潮湯センター海老屋(長洲町)。

『山鹿市』

さくら湯は被災者の入浴料を無料に。「り災証明書」か身分証が必要。午前6時~翌日午前0時。

『熊本市』

ピースフル優祐悠は、避難所の利用者や自宅のふろが使えない人を無料に。午前5時~午前0時。住所、氏名、年齢の記入が必要。

『益城町』

阿蘇熊本空港ホテルエミナース「七福の湯」は、避難所の利用者や自宅のふろが使えない人を無料に。午前10時~午後22時。住所、氏名、年齢の記入が必要。

【災害ごみ】

『大津町』

午前9時~午後16時まで、旧杉水処分場で、解体木やコンクリートブロック、瓦などに限って受け入れます。

『菊陽町』

24、31日の日曜午前9時~午後17時、津久礼の旧し尿処理場跡地で、コンクリートブロックや瓦などに限り受け入れます。

『西原村』

日曜は中止。平日と土曜の午前8時~正午と午後13時~午後17時、布田の村民グラウンドで受け入れます。天候次第で中止や時間変更もあります。

『小国町』

平日に町住民課が対応します。TEL0967(46)2115。

『南小国町』

平日に町町民課が対応します。TEL0967(42)1113。

『南阿蘇村』

火、金曜は受け入れ休止。それ以外は午前9時~午後16時半(午前11時半~午後13時は一時中断)、立野ダムストックヤード、長陽パークゴルフ駐車場。持ち込む際はごみの分別と、被災証明書か、り災証明書が必要。

『阿蘇市』

日曜は休止。

『産山村』

土日祝日は原則、休止。平日午前9時~午後16時、村住民課に連絡。

『熊本市』

日曜は、西部・東部の各環境工場(燃やすごみ)、扇田環境センター(埋立ごみ)の3か所とも受け入れていません。月~土曜は午前8時半~午後16時半に受け入れます。り災証明書のコピーもしくは、り災状況が分かる写真と、印鑑を持参すると、手数料を免除します(業者に運搬してもらう場合は委任状が必要)。市廃棄物計画課TEL096(328)2359。

『益城町』

火・水・木・土・日曜の午前9時~正午と午後13時~午後16時、旧益城中央小。地震で壊れた食器や家具、電化製品などの災害片付けごみは8月末で受け入れを終了します。

『嘉島町』

浮島周辺水辺公園北側で、午前8時半~午後16時半。水・日曜は休止。

『甲佐町』

午前8時半~正午、午後13時~午後16時半、緑川グラウンド。毎週月曜日は閉鎖します。

『御船町』

町民グラウンドで午前9時~正午、午後13時~午後16時。持ち込みには、り災証明書(コピー可)か身分証明書の提示が必要。月・火曜休止。雨天時は休止もあります。

『宇城市』

住家のふき替えを伴わない少量の瓦は平日に市へ申請した上で30日までに仮置き場へ。搬入は日曜休止。申請には、り災証明書か、り災届出証明書、搬入する瓦の全量が分かる写真、印鑑、身分証明書が必要。

『美里町』

豪雨関連の災害ごみ搬入の申請は平日に中央庁舎か砥用庁舎へ。搬入は29日まで、23~24日は休止。

『宇土市』

熊本クリーンサービスで24日まで。午前9時~午後16時。瓦、スレート、サッシ、コンクリートなどがれき類のみ。り災証明書か、被災状況が分かる写真を持参し、市へ申請が必要。運搬に使う軽トラック貸し出しの相談も受け付けています。

【給水】

『南阿蘇村』

沢津野詰所前、長野公民館前、袴野集会所前は午前9時~午後18時。東急第一別荘前、黒川交差点まどか前、長陽中央公民館前は終日。

『西原村』

西原中、山西小、河原小は終日。

『熊本市』

市上下水道局(中央区)で飲料水を提供します。

『嘉島町』

町役場南側駐車場の水道を開放。

『美里町』

中央庁舎。

3.ここ一週間の地震

2016/07/24 09:54 24日 09:51頃 千葉県北西部 2

2016/07/24 07:32 24日 07:29頃 伊豆大島近海 2

2016/07/24 07:13 24日 07:09頃 伊豆大島近海 1

2016/07/24 06:55 24日 06:52頃 宮城県沖 1

2016/07/24 06:42 24日 06:39頃 伊豆大島近海 1

2016/07/24 06:40 24日 06:37頃 伊豆大島近海 2

2016/07/24 02:48 24日 02:44頃 伊豆大島近海 3

2016/07/24 02:39 24日 02:36頃 伊豆大島近海 2

2016/07/24 02:35 24日 02:32頃 伊豆大島近海 2

2016/07/24 01:06 24日 01:02頃 伊豆半島東方沖 1

2016/07/24 01:02 24日 00:59頃 伊豆大島近海 3

2016/07/23 21:57 23日 21:54頃 トカラ列島近海 2

2016/07/23 19:11 23日 19:07頃 岩手県沖 2

2016/07/23 14:36 23日 14:33頃 熊本県熊本地方 2

2016/07/23 14:25 23日 14:22頃 熊本県熊本地方 1

2016/07/23 10:07 23日 10:01頃 オホーツク海南部 2

2016/07/23 09:55 23日 09:52頃 熊本県熊本地方 1

2016/07/23 04:38 23日 04:35頃 沖縄本島近海 1

2016/07/22 14:02 22日 13:59頃 天草灘 1

2016/07/22 13:22 22日 13:18頃 熊本県熊本地方 3

2016/07/22 11:40 22日 11:37頃 熊本県熊本地方 1

2016/07/22 09:39 22日 09:36頃 熊本県熊本地方 1

2016/07/22 08:24 22日 08:21頃 宮城県沖 1

2016/07/22 02:41 22日 02:38頃 内浦湾 2

2016/07/22 01:24 22日 01:21頃 岩手県沖 1

2016/07/21 22:55 21日 22:51頃 茨城県沖 3

2016/07/21 20:19 21日 20:16頃 熊本県熊本地方 1

2016/07/21 14:40 21日 14:37頃 茨城県南部 1

2016/07/21 08:43 21日 08:40頃 千葉県東方沖 2

2016/07/21 06:59 21日 06:56頃 熊本県熊本地方 1

2016/07/21 00:00 20日 23:57頃 岩手県沖 1

2016/07/20 21:16 20日 21:13頃 熊本県熊本地方 1

2016/07/20 21:12 20日 21:10頃 茨城県南部 1

2016/07/20 18:26 20日 18:23頃 内浦湾 1

2016/07/20 16:41 20日 16:36頃 熊本県熊本地方 1

2016/07/20 16:21 20日 16:17頃 岩手県沖 2

2016/07/20 11:42 20日 11:38頃 茨城県南部 2

2016/07/20 11:11 20日 11:08頃 岩手県沿岸北部 1

2016/07/20 10:33 20日 10:29頃 茨城県南部 2

2016/07/20 08:54 20日 08:50頃 岩手県沖 3

2016/07/20 08:19 20日 08:16頃 茨城県南部 1

2016/07/20 07:30 20日 07:25頃 茨城県南部 4

2016/07/20 03:10 20日 03:06頃 駿河湾 2

2016/07/19 23:59 19日 23:55頃 茨城県南部 2

2016/07/19 16:31 19日 16:28頃 茨城県沖 3

2016/07/19 13:16 19日 13:11頃 青森県東方沖 3

2016/07/19 13:02 19日 12:57頃 千葉県東方沖 4

2016/07/19 08:45 19日 08:41頃 熊本県熊本地方 1

2016/07/19 04:50 19日 04:47頃 熊本県熊本地方 1

2016/07/19 04:29 19日 04:26頃 熊本県熊本地方 2

2016/07/19 01:43 19日 01:40頃 福岡県筑後地方 1

2016/07/18 23:13 18日 23:09頃 トカラ列島近海 1

2016/07/18 21:29 18日 21:24頃 熊本県熊本地方 1

2016/07/18 17:47 18日 17:44頃 伊豆大島近海 2

2016/07/18 12:42 18日 12:39頃 薩摩半島西方沖 1

2016/07/18 06:12 18日 06:07頃 熊本県天草・芦北地方 1

2016/07/18 03:34 18日 03:31頃 熊本県熊本地方 1

2016/07/17 18:48 17日 18:44頃 遠州灘 1

2016/07/17 18:03 17日 17:59頃 宮古島近海 1

2016/07/17 13:28 17日 13:24頃 茨城県南部 4

2016/07/17 13:11 17日 13:08頃 熊本県阿蘇地方 2

2016/07/17 11:58 17日 11:55頃 熊本県熊本地方 3

2016/07/17 10:38 17日 10:35頃 石川県能登地方 1

2016/07/17 06:47 17日 06:39頃 熊本県熊本地方 1

2016/07/17 05:51 17日 05:48頃 秋田県内陸北部 1

(続く)

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