【連載130】熊本地震取材日誌(2016年の今日、熊本で何があったのか?)

8月21日日曜日昼

【熊本地震・被災者生活・復旧復興情報】

皆様こんにちは。熊本県内では昨日「お祭り」や「イベント」が各地で催されました。

高森町の風鎮祭は最終日の昨日20日呼び物の「山引き」があり町民らの手による精巧な造り物が勇壮に町中心部を回りました。熊本地震からの再起を願う作品が目立ちコンテスト最高賞の特賞には旭通下組の「復興熊本不死鳥」が選ばれました。造り物は食器や靴など日用品で造り町内の5区が昨年より5基多い14基を出品。動物やアニメのキャラクターをテーマにしたものが多く軽トラックに載せて三味線や太鼓を鳴らしながら商店街を回りました。特賞は地震を乗り越え力強く羽ばたく不死鳥を造った作品。熊手やほうきで羽や尾を躍動的に仕上げ、身にまとう炎をオレンジ色のモップで表現しました。来年の風鎮祭まで高森駅前に展示します。

熊本地震で落ち込んだ客足を復活させようと熊本市の子飼商店街と健軍商店街で昨日20日それぞれ復興イベントが開かれました。両商店街とも核店舗のスーパーが被災で営業を休止しており今後も継続的なイベントを計画しています。同市中央区の子飼商店街振興組合と子飼繁栄会商店街振興組合は「子飼やるバイ市」を開催。商店街の14店が提供するおかずを丼で楽しむ「子飼やるバイ丼」が好評で購入したご飯入りの丼を抱えて商店街を歩き回る買い物客の姿が目立ちました。精肉店で働く杉本拡太さん(31)は「イベントがあると気持ちも盛り上がります」と話していました。同市東区の健軍商店街振興組合は「復興健軍サマーフェスティバル」を本日21日まで開催。特設ステージでは牛深ハイヤやエイサー太鼓などが披露され店先では雑貨などのワゴンセールもあります。近くに住む福溝優子さん(65)は「イベントで元気をもらえた。またやってほしい」と笑顔で拍手を送っていました。

熊本県益城町広崎地区の区長会や子ども会などが昨日20日地元の熊野神社で「ふるさと益城復興夏まつり」を開き熊本地震からの復興を願った子どもみこしが奉納されました。子どもみこしは昨年まで地区内にある広崎神楽社の秋祭りで奉納。地震で倒壊し祭りの開催が難しくなったため熊野神社での夏祭りで伝統を引き継ぎました。広安西小の児童約60人が法被姿でみこしを担いで神社を出発。「わっしょい」の掛け声を上げながら約1キロを練り歩き復興への思いをアピールしました。

ほんのささやかな時間でもお祭りやイベントに没頭できる時間は必要です。被災地熊本の一日も早い復興を祈ります。

熊本地震による被害で通行止めが続く阿蘇山上への登山道路のうち県道阿蘇吉田線について『県は9月中旬に一部区間を片側通行で仮復旧』させます。阿蘇山上観光の復活とあって地元では歓迎の声が上がる一方予想以上の早期開通に草千里などの観光業者らには「再開準備が間に合わない」と戸惑いも広がっています。地震で登山道路は各所で損傷。特に草千里展望所一帯は路肩の崩落などで被害が大きかったのですが県は崩落場所を避けるようにして片側通行での開通を決めました。通行を再開するのは坊中キャンプ場近くから山上までの約10キロで日中に限られます。開通日は近く発表の予定。阿蘇山上まで通行できるようになるのは5カ月ぶり。同市黒川の飲食店経営、東慶一さん(61)は「阿蘇にしかない自然を感じられる場所。観光客が足を運ぶ選択肢が増えるのはありがたい」と期待してます。一方、草千里や山上広場の観光業者の様子は違います。阿蘇火山博物館は「施設内の安全が確保できない」として9月再開を断念。草千里で乗馬クラブを営む末藤吉一さん(58)も「草千里の雑草は伸び放題。コース整備をしなければすぐに営業再開とはいかない」と説明しています。JR阿蘇駅~山上間で路線バスを運行する産交バスは試走や手続きが必要なため「仮復旧後すぐの運行は難しい」。10月中の再開を目指す考えです。周辺の観光業者でつくる阿蘇山上職域防災防犯協会(菊池秀一会長)によりますと県から仮復旧の連絡はありませんでした。加盟業者は復旧に時間がかかると見込んで来春ごろの開通を見据えて国のグループ補助金による被災施設の補修を計画していました。9社が申請しましたが草千里などの中心施設は被災後手付かずの状態のままだそうです。16日の同協会の会議で仮復旧と同時に営業が再開できると答えた業者はゼロ。「いきなり開通すると言われても困る」との声が上がり、菊池会長は「早期復旧の求めに応じてくれたことはありがたいが、このままでは開通と同時には観光客への十分なもてなしができない」と声を落としています。

行政も住民も同じ被災者同士なのに、行政と住民の間に乖離(かいり)があるのはとても残念なことです。今回の上記一部仮開通の背景には『国への補助金』を申請している沿線加盟業者に補助金を払いたくない県の意図が見え見えです。県はお金を握っているとはいえやはり住民(被災者)との『話し合い』は大事です。民主主義とは例え意見が違っても話し合うことが基本です。被災地熊本でこういう行政の上から目線の命令は民主主義に反します。一つ一つの復旧・復興を面倒だとは思わず、是非行政は住民との話し合いを大事にしながら熊本を再建してほしいと切に願います。

熊本地震で行方不明となり約4カ月後の今月、崩落した阿蘇大橋近くの川に埋もれた車の中から遺体で発見された熊本県阿蘇市の大学4年生大和晃(やまとひかる)さん(22)の通夜が昨日20日、同市の斎場で催されました。親族や友人、知人ら約500人が訪れ早すぎる突然の死を惜しみました。祭壇の遺骨の上にはほほ笑む晃さの写真が飾られました。父、卓也さん(58)はあいさつで「小さい頃から明るくて笑顔のかわいい子供でした」と語りました。晃さんの友人の会社員西川真生(しんせい)さん(22)=熊本市=は地震発生後の4月15日夜、水を持って訪ねてきてくれた晃さんを「またね」といつものように送り出したそうです。直後に本震が起き、晃さんと連絡がとれなくなりました。「信じたくなくて、どこかにいるだろうと思ってきた。車が見つかって、受け入れていかなければいけないと思うようになった」と語っていました。

震災後4か月経ってようやく催されたお通夜。今回の熊本地震が如何に大きな地震であったかを物語っています。もしあの時、晃さんが阿蘇大橋を車で走ってなければ生きていたかもしれません。人間の「生死を分ける瞬間」は実に些細なことだと痛感させられました。晃さん、どうぞ天国で安らかにお眠りください。合掌。

1.被災地情報

①大和晃さん通夜、友人ら悼む「あの車でいつも遊びに」!

熊本地震で行方不明となり、約4か月後の今月、崩落した阿蘇大橋近くの川に埋もれた車の中から遺体で発見された熊本県阿蘇市の大学4年生大和(やまと)晃(ひかる)さん(22)の通夜が昨日20日、同市の斎場でありました。親族や友人、知人ら約500人が訪れ早すぎる突然の死を惜しみました。

祭壇の遺骨の上には、ほほ笑む晃さんの写真が飾られました。「一番晃らしい表情」と家族で選んだとのこと。晃さんの父、卓也さん(58)はあいさつで「小さい頃から明るくて笑顔のかわいい子供でした。家の農業や母親の炊事の手伝いもよくしてくれるやさしい子でした」と晃さんについて語りました。そして4月16日に連絡が途絶え、川に捜索に行った日々、発見までを振り返り、「いろいろな方の支援で彼を私たちの手に戻していただき、本当にありがとうございました」と述べました。

晃さんの友人や捜索を手伝ったバスケットボールの仲間たちもたくさんかけつけました。大学の後輩で留学生との交流サークルで一緒だったという熊本市の小堀敬良さん(21)は「やさしくて一緒にいて楽しい先輩だった。いつも車を出して遊びに連れていってくれた」と振り返りました。その車で晃さんは土砂崩れに巻き込まれ、小堀さんは「あの車のことを思い出すと胸が詰まります」と話していました。

晃さんの友人の会社員西川真生(しんせい)さん(22)=熊本市=は地震発生後の4月15日夜、水を持って訪ねてきてくれた晃さんを「またね」といつものように送り出したそうです。直後に本震が起き、晃さんと連絡がとれなくなりました。「信じたくなくて、どこかにいるだろうと思ってきた。車が見つかって、受け入れていかなければいけないと思うようになった」と語っていました。

西川さんはこの日、友人たちから集めた晃さんの写真を持参し両親に渡しました。そして晃さんに向けて、「今までありがとう」と心の中で呼びかけました。

②山本農相、 熊本の農地被害復旧支援に全力へ!

山本農林水産大臣は昨日20日、熊本県で蒲島知事と会談し、一連の地震に加え、6月からの大雨で農地の被害が拡大していることを踏まえ、政府としても復旧の支援に全力で取り組む考えを示しました。

山本農林水産大臣は昨日20日、就任後初めて熊本県を訪れ、午後、熊本県庁で蒲島知事と会談しました。

この中で、蒲島知事は、熊本県では一連の地震による農林水産業の被害が1500億円近くに上っていると指摘したうえで、「6月から大雨に見舞われ、さらに田んぼの崩壊が起きた。地震で地盤が緩んでいることが影響している」と述べ、地震に加え大雨の影響で農地の被害が拡大していると説明しました。山本大臣は「地元の要望を受け止め、創造的復興に全力で取り組みたい」と述べ、政府としても復旧の支援に全力で取り組む考えを示しました。

このあと、山本大臣は地震で農業用の水路に被害が出た嘉島町の農場を訪れ、コメづくりができない区画で応急的に大豆を生産している取り組みなどを視察しました。山本大臣は視察のあと記者団に対し、「熊本の農地の復旧は、一日も早く、来年の作付けに間に合うようにという考え方で臨まないといけない」と述べ、今年度の第2次補正予算案にも農林水産業の復旧に必要な費用を盛り込み、支援を急ぎたいという認識を示しました。

③再起へ不死鳥舞う高森町、風鎮祭「山引き」!

高森町の風鎮祭は最終日の昨日20日、呼び物の「山引き」があり、町民らの手による精巧な造り物が勇壮に町中心部を回りました。熊本地震からの再起を願う作品が目立ち、コンテスト最高賞の特賞には、旭通下組の「復興熊本不死鳥」が選ばれました。

造り物は食器や靴など日用品で造り、町内の5区が昨年より5基多い14基を出品。動物やアニメのキャラクターをテーマにしたものが多く、軽トラックに載せて、三味線や太鼓を鳴らしながら商店街を回りました。

特賞は、地震を乗り越え、力強く羽ばたく不死鳥を造った作品。熊手やほうきで羽や尾を躍動的に仕上げ、身にまとう炎をオレンジ色のモップで表現しました。来年の風鎮祭まで高森駅前に展示します。

かわいらしい「子ども手踊り」も町内を回り、高森にわかのコンクールなどでにぎわいました。

➃子飼、健軍商店街で復興イベント!

熊本地震で落ち込んだ客足を復活させようと、熊本市の子飼商店街と健軍商店街で昨日20日、それぞれ復興イベントが開かれました。両商店街とも核店舗のスーパーが被災で営業を休止しており、今後も継続的なイベントを計画しています。

同市中央区の子飼商店街振興組合と子飼繁栄会商店街振興組合は「子飼やるバイ市」を開催。商店街の14店が提供するおかずを丼で楽しむ「子飼やるバイ丼」が好評で、購入したご飯入りの丼を抱えて商店街を歩き回る買い物客の姿が目立ちました。精肉店で働く杉本拡太さん(31)は「イベントがあると気持ちも盛り上がります」と話していました。

同市東区の健軍商店街振興組合は「復興健軍サマーフェスティバル」を本日21日まで開催。特設ステージでは牛深ハイヤやエイサー太鼓などが披露され、店先では雑貨などのワゴンセールもあります。近くに住む福溝優子さん(65)は「イベントで元気をもらえた。またやってほしい」と笑顔で拍手を送っていました。

両商店街とも、国が支援する「商店街にぎわい創出事業」の補助金を活用。子飼は9月に、健軍は11月に次のイベントを計画しています。

⑤伝統引き継ぐ子どもみこし!益城町で夏祭り!

熊本県益城町広崎地区の区長会や子ども会などが昨日20日、地元の熊野神社で「ふるさと益城復興夏まつり」を開き、熊本地震からの復興を願った子どもみこしが奉納されました。

子どもみこしは昨年まで、地区内にある広崎神楽社の秋祭りで奉納。地震で倒壊し、祭りの開催が難しくなったため、熊野神社での夏祭りで伝統を引き継ぎました。

広安西小の児童約60人が法被姿で、みこしを担いで神社を出発。「わっしょい」の掛け声を上げながら約1キロを練り歩き、復興への思いをアピールしました。

実行委員長の森部信康さん(72)は「子どものにぎやかな声が久しぶりに響いた。復興への第一歩にしたい」と話していました。

⑥阿蘇登山道路“想定外”の来月開通!期待と戸惑いも!

熊本地震による被害で通行止めが続く、阿蘇山上への登山道路のうち県道阿蘇吉田線について、県は9月中旬に一部区間を片側通行で仮復旧させます。阿蘇山上観光の復活とあって地元では歓迎の声が上がる一方、予想以上の早期開通に草千里などの観光業者らには「再開準備が間に合わない」と戸惑いも広がっています。

地震で登山道路は各所で損傷。特に草千里展望所一帯は路肩の崩落などで被害が大きかったのですが、県は崩落場所を避けるようにして片側通行での開通を決めました。通行を再開するのは坊中キャンプ場近くから山上までの約10キロで、日中に限られます。開通日は近く発表の予定。

阿蘇山上まで通行できるようになるのは5カ月ぶり。同市黒川の飲食店経営、東慶一さん(61)は「阿蘇にしかない自然を感じられる場所。観光客が足を運ぶ選択肢が増えるのはありがたい」と期待してます。

一方、草千里や山上広場の観光業者の様子は違います。阿蘇火山博物館は「施設内の安全が確保できない」として9月再開を断念。草千里で乗馬クラブを営む末藤吉一さん(58)も「草千里の雑草は伸び放題。コース整備をしなければ、すぐに営業再開とはいかない」と説明しています。

JR阿蘇駅~山上間で路線バスを運行する産交バスは、試走や手続きが必要なため「仮復旧後すぐの運行は難しい」。10月中の再開を目指す考えです。

周辺の観光業者でつくる阿蘇山上職域防災防犯協会(菊池秀一会長)によりますと、県から仮復旧の連絡はありませんでした。加盟業者は復旧に時間がかかると見込んで、来春ごろの開通を見据えて国のグループ補助金による被災施設の補修を計画していました。9社が申請しましたが、草千里などの中心施設は被災後、手付かずの状態のままだそうです。

16日の同協会の会議で、仮復旧と同時に営業が再開できると答えた業者はゼロ。「いきなり開通すると言われても困る」との声が上がり、菊池会長は「早期復旧の求めに応じてくれたことはありがたいが、このままでは開通と同時には観光客への十分なもてなしができない」と声を落としています。

県は「早期復旧の要望を受けてできる限り急いだ。開通までの時間は十分に確保したつもりだが、業者への配慮が足りなかった」と釈明しています。

地震によって山上で使う水の9割を補っていた水源が流失したため、水不足の課題も横たわります。阿蘇市は仮復旧後、1日30トンをタンクローリーで運ぶ計画ですが、ピーク時の予想使用量(100トン)の半分にも満てません。

菊池会長は「九州観光の“けん引役”を取り戻すためにも、できる限り早く観光客の受け入れ態勢を整えたい」と気持ちを新たにしています。

⑦被災地つなぐ紙灯籠、広島土砂災害から2年!

77人が犠牲になった広島土砂災害は昨日20日で発生から2年になりました。被災地では追悼のために紙灯籠がともされました。今年は、ボランティア団体を通じ、熊本地震や東日本大震災の被災地など各地から寄せられた約1千枚のメッセージカードを、筒状に巻いて使います。

カードはボランティア団体「元気になる木広島」が交流がある被災地や自治体、広島土砂災害の地元から集めました。昨年までは竹灯籠がメインでしたが、今年からは紙灯籠になりました。

熊本地震で大きな被害を受けた熊本県南阿蘇村の住民からは「一日も早く落ちついた生活が送れますように」。東日本大震災で被災した岩手県釜石市からは、「未来に向け共に歩んでいきましょう」とのメッセージが寄せられました。

広島市安佐南区の八木地区では19日、ボランティアらがカードを丸めて次々に灯籠を作っていました。昨日20日未明、被災地各所に設置された延べ約1千個の灯籠に火がともされました。

土砂災害は2014年8月20日未明に発生。局地的豪雨により、広島市安佐南区と安佐北区で土石流やがけ崩れが同時多発的に発生。災害関連死として認定された3人を含め、77人が犠牲になったほか、68人が負傷した。広島市によると、住宅被害は全壊179棟、半壊217棟など計4749棟に及びました。

2.生活情報

【災害ごみ】

『玉名市』

市民を対象に被災家屋や小屋の瓦を同市の仮置き場で受け入れます。9月30日までの平日(午前9時~午後17時)に市環境整備課で申請を受け付け、搬入許可証を発行します。

申請には

(1)市発行の、り災証明書か罹災届出証明書(コピー可)

(2)本人確認書類(免許証など)

(3)印鑑

が必要。市環境整備課TEL0968(75)1118。

『阿蘇市』

日曜は休止。

『産山村』

平日午前9時~午後16時、村住民課に連絡。

『南阿蘇村』

火、金曜は受け入れ休止。それ以外は午前9時~午後16時半(午前11時半~午後13時は一時中断)、立野ダムストックヤード、長陽パークゴルフ駐車場。持ち込む際はごみの分別と、被災証明書か罹災証明書が必要。

『小国町』

平日に町住民課が対応します。TEL0967(46)2115。

『南小国町』

平日に町町民課が対応します。8月末まで。TEL0967(42)1113。

『大津町』

平日と土曜の午前9時~午後16時、室の永井運送敷地内で、解体木やコンクリートブロック、瓦などに限って受け入れます。罹災証明書などの提示が必要。日曜は休止。

『菊陽町』

22日から土日を除く平日と祝日の午前9時~午後17時、津久礼のし尿処理場跡地で、瓦やブロックなどのがれきに限って受け入れます。

『西原村』

平日と土曜の午前8時半~正午と午後13時~同16時半、布田の村民グラウンドで受け入れます。天候次第で中止や時間変更もあります。日曜は休止。

『熊本市』

日曜は、西部・東部の各環境工場(燃やすごみ)、扇田環境センター(埋立ごみ)の3か所とも受け入れていません。月~土曜は午前8時半~午後16時半に受け入れます。手数料を免除してもらう場合、事前に市役所や区役所での申請が必要。市廃棄物計画課TEL096(328)2359。

『益城町』

火、水、木、土、日曜の午前9時~正午と午後13時~同16時、旧益城中央小で。地震で壊れた食器や家具、電化製品などの災害片付けごみは8月末で受け入れを終了します。

『嘉島町』

浮島周辺水辺公園北側で午前9時~正午、午後13時~午後17時。水、日曜は休止します。

『甲佐町』

午前8時半~正午、午後13時~午後16時半、緑川グラウンド。月曜は休止。

『御船町』

町民グラウンドで午前9時~正午、午後13時~午後16時。り災証明書(原本)の提示が必要。月曜は休止。雨天時は休止もあります。

『宇城市』

家屋の公費解体や自主解体を市に申請した人を対象に、家具や家財を仮置き場に搬入できる許可証を発行しています。搬入期限は発行から2週間以内(日曜休止)。申請は平日のみで、り災証明書と身分証明書、印鑑を持参して衛生環境課へ。

【医療】

・県医師会などの「夜間小児救急電話相談」。♯8000またはTEL096(364)9999。午後19時~翌朝午前8時。

・県助産師会の「妊娠・産後電話相談」。TEL096(325)9432。平日午前10時~午後16時。

・労働者健康安全機構の「心と健康に関する電話相談」。心の相談フリーダイヤル(0120)783728。平日午前10時~午後17時。健康相談同(0120)021506。月・水・金曜午後13時~午後17時。問い合わせは熊本産業保健総合支援センターTEL096(353)5480。

・がん患者や家族の相談を、熊本大病院など県内19カ所所の「がん相談支援センター」で受け付けています。県健康づくり推進課TEL096(333)2208。

【避難所】

『大津町』

大津地区公民館分館、老人福祉センター。

『西原村』

構造改善センター。

『熊本市』

市総合体育館(中央区)と城南総合スポーツセンター(南区)で受け入れています。

『益城町』

町総合体育館、町保健福祉センターなど7か所。

『嘉島町』

町民体育館。

『御船町』

町スポーツセンター。

『宇城市』

市武道館。

『美里町』

町福祉保健センター湯の香苑、中央庁舎、砥用庁舎。

『宇土市』

走潟地区体育館。

【給水】

『南阿蘇村』

沢津野詰所前、長野公民館前、袴野集会所前、袴野集会所前、旧立野小グラウンドは午前9時~午後18時。東急第一別荘前、黒川交差点まどか前、長陽中央公民館前は終日。

『西原村』

西原中、山西小は終日。

『熊本市』

市上下水道局(中央区)で飲料水を提供します。

『嘉島町』

町役場南側駐車場の水道を開放。

『美里町』

中央庁舎。

【銭湯】

『全県』

県公衆浴場業生活衛生同業組合の加盟施設が、自宅で入浴できない被災者を対象に無料開放しています。利用者は、り災証明書もしくは身分証明書の提示が必要。熊本市内は菊の湯(中央区新町)、大福湯(同区坪井)、たかの湯(東区栄町)、あしはらの湯(北区植木町)、松の湯(同)。同市以外はサンパレス松坂(山鹿市)、玉名ファミリー温泉(玉名市)、潮湯センター海老屋(長洲町)。

『山鹿市』

さくら湯は被災者の入浴料を無料に。罹災証明書か身分証が必要。午前6時~翌日午前0時。

『熊本市』

ピースフル優祐悠は、避難所の利用者や自宅のふろが使えない人を無料に。午前5時~午前0時。住所、氏名、年齢の記入が必要。

『益城町』

阿蘇熊本空港ホテルエミナース「七福の湯」は、避難所の利用者や自宅のふろが使えない人を無料に。午前10時~午後22時。り災証明書もしくは運転免許証などの提示と、住所、氏名、年齢の記入が必要。

3.ここ一週間の地震

2016/08/21 01:32 21日 01:28頃 三陸沖 1

2016/08/21 01:15 21日 01:10頃 三陸沖 2

2016/08/21 01:02 21日 00:58頃 三陸沖 3

2016/08/20 22:26 20日 22:23頃 浦河沖 3

2016/08/20 21:00 20日 20:56頃 大阪府北部 1

2016/08/20 20:16 20日 20:13頃 熊本県熊本地方 1

2016/08/20 18:06 20日 18:01頃 三陸沖 3

2016/08/20 14:20 20日 14:15頃 三陸沖 2

2016/08/20 14:13 20日 14:05頃 熊本県熊本地方 1

2016/08/20 12:13 20日 12:09頃 鳥取県中部 1

2016/08/20 11:20 20日 11:17頃 長野県南部 1

2016/08/20 09:01 20日 08:58頃 岩手県沿岸北部 2

2016/08/20 08:53 20日 08:50頃 熊本県熊本地方 1

2016/08/20 08:21 20日 08:16頃 熊本県熊本地方 1

2016/08/20 08:17 20日 08:14頃 能登半島沖 2

2016/08/20 07:28 20日 07:25頃 熊本県熊本地方 1

2016/08/20 04:27 20日 04:23頃 熊本県天草・芦北地方 1

2016/08/20 02:08 20日 02:05頃 神奈川県西部 1

2016/08/20 00:52 20日 00:48頃 熊本県熊本地方 1

2016/08/20 00:31 20日 00:27頃 熊本県熊本地方 2

2016/08/19 21:12 19日 21:07頃 茨城県沖 4

2016/08/19 14:29 19日 14:24頃 トカラ列島近海 1

2016/08/19 13:27 19日 13:24頃 新島・神津島近海 1

2016/08/19 13:02 19日 12:59頃 新島・神津島近海 2

2016/08/19 12:50 19日 12:47頃 熊本県阿蘇地方 1

2016/08/19 11:31 19日 11:28頃 日向灘 1

2016/08/19 11:09 19日 11:05頃 熊本県阿蘇地方 4

2016/08/19 09:41 19日 09:38頃 熊本県熊本地方 2

2016/08/19 01:29 19日 01:25頃 熊本県熊本地方 2

2016/08/19 01:23 19日 01:19頃 新潟県中越地方 1

2016/08/18 19:34 18日 19:30頃 茨城県北部 1

2016/08/18 14:22 18日 14:18頃 熊本県熊本地方 1

2016/08/18 03:49 18日 03:46頃 熊本県熊本地方 2

2016/08/18 03:03 18日 03:00頃 茨城県北部 2

2016/08/17 15:32 17日 15:28頃 熊本県熊本地方 2

2016/08/17 13:40 17日 13:37頃 熊本県熊本地方 1

2016/08/17 12:01 17日 11:56頃 福島県沖 2

2016/08/17 09:47 17日 09:44頃 熊本県熊本地方 1

2016/08/17 06:51 17日 06:47頃 トカラ列島近海 1

2016/08/17 06:45 17日 06:41頃 トカラ列島近海 2

2016/08/17 06:42 17日 06:39頃 鹿児島県薩摩地方 1

2016/08/17 05:05 17日 05:01頃 福島県浜通り 1

2016/08/17 04:27 17日 04:22頃 宮古島北西沖 1

2016/08/17 04:17 17日 04:13頃 茨城県北部 2

2016/08/17 00:27 17日 00:24頃 青森県三八上北地方 2

2016/08/16 20:42 16日 20:39頃 熊本県熊本地方 1

2016/08/16 12:00 16日 11:57頃 福島県沖 1

2016/08/16 06:16 16日 06:12頃 秋田県内陸南部 1

2016/08/16 03:51 16日 03:48頃 熊本県熊本地方 1

2016/08/16 03:47 16日 03:44頃 熊本県熊本地方 2

2016/08/16 03:27 16日 03:24頃 福島県浜通り 1

2016/08/16 00:31 16日 00:28頃 宗谷東方沖 2

2016/08/15 16:08 15日 16:04頃 福島県沖 4

2016/08/15 13:40 15日 13:36頃 伊予灘 3

2016/08/15 05:26 15日 05:23頃 有明海 1

2016/08/15 04:54 15日 04:51頃 十勝地方南部 1

2016/08/15 03:53 15日 03:49頃 福島県沖 3

2016/08/15 02:19 15日 02:16頃 宮城県沖 1

2016/08/14 23:46 14日 23:43頃 沖縄本島近海 1

2016/08/14 16:42 14日 16:38頃 沖縄本島近海 1

2016/08/14 11:50 14日 11:46頃 沖縄本島近海 2

2016/08/14 05:21 14日 05:15頃 千葉県南東沖 2

2016/08/14 05:08 14日 05:04頃 瀬戸内海中部 2

(続く)

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