【連載66】熊本地震取材日誌(2016年の今日、熊本で何があったのか?)

6月18日土曜日昼

【熊本地震・被災者生活・復旧復興情報】

皆様こんにちは。熊本地震から2か月。6000人が未だに避難所生活を強いられ、多くの人が未来に不安を抱きながら毎日を生きています。その中でも子供達の教育が心配されています。当初学校がGW後に再開され喜んでいた方も多かったでしょうが本格的な授業が行われたわけではなく「心のケア」を中心にしたホームルームが多かったようです。あっと言う間に6月も後半になってしまいました。もうすぐ夏休みです。被災地にいない子と被災地の子の学習進度にはかなりの開きが出ています。本来は教師に「命を懸けて生徒を指導してください!」と言いたいところですが教師も被災者です。ではどうすれば子供達の学習の遅れが取り戻せるのか?

そんな中、東日本震災の時同様(熊本地震の被災地で)子どもたちへの学習支援がようやく本格化し始めました。ボランティアが放課後に指導したり塾の費用を補助したりする活動です。「宿題、まだ5教科も残ってる」「先生!なんでここは『be』になるの?」。今月8日放課後、益城町立益城中央小学校の教室で町立木山中学校の生徒約20人が机に向かっていました。先生役の大学生たちが机を回りながらアドバイスをしていきます。NPO法人カタリバ(東京都)による「コラボ・スクール」の時間です。木山中は校舎が一部損壊し益城中央小の八つの教室などを借りて授業をしています。昼休みと放課後にはカタリバがスクールを開校します。先生を務めるのは20~30代のカタリバ職員や大学生ボランティアです。町立益城中でも図書室を借り中学生の自習をサポートします。全国で中高生の学習支援活動をするカタリバは5~6月に両校でスクールを始めました。『利用料は無料で運営費は寄付』で賄います。益城町の2校のスクールに通う生徒は約100人。「心のケアにつながるような居場所づくりが大切」とカタリバの今村亮さん(33)は語っています。「集中して宿題を終わらせることができるので助かってます」。中学2年の角川広晃さん(13)は毎日、昼休みにスクールの教室にやって来ます。自宅は全壊し益城中央小の体育館に避難中です。『子どもたちが遊び回り消灯も早い体育館では落ち着いて勉強できない』そうです。

このボランティア塾の活動に学校の反応が心配されますが学校側は大歓迎だそうです。木山中の永瀬善久校長(53)は「予想以上に子どもが熱心に勉強していて驚いた。学べない状況になってから学習意欲がわいた生徒も多い」と話しています。5月に全校生徒約270人を対象に地震に関するアンケートをしたところ約2割の生徒が不安感を抱くなどしていて「カウンセリングが必要」とされました。「年齢の近い学生が話し相手になればカウンセリングにもなる。子どもたちにとてもプラスになっていると思う」。震災の中、熊本被災地の教育現場の状況を如実に表しています。

カタリバは東日本大震災後、被害の大きかった岩手県大槌町と宮城県女川町の2か所で同様のスクールを開き5年間で約2千人の小中高生らが利用しました。今も開設しており『1か所あたり年約6500万円の運営費は寄付や行政の補助』などで賄っています。

広安西小でも5月から放課後の無料学習塾が続いています。県内の塾や家庭教師派遣会社の講師らが先生です。地震後の休校による授業の遅れや避難所の対応に追われる教員を見てPTAが塾などに協力を求めました。PTA会長の万江英彰さん(38)は「授業が遅れている対策になればと思った。余震が怖くて一人で留守番できない子の居場所にもなっている」と語っています。

「被災地では親の失業などで子どもが貧困に陥る可能性がある。特に学校外での学習機会の確保が『教育格差』の拡大防止には必要だ」。公益社団法人「チャンス・フォー・チルドレン」の今井悠介代表理事は指摘します。同法人は東日本大震災後、塾やスポーツクラブなどで使えるクーポン券を被災した小中高生に1人あたり年15万~30万円分支給する活動を続けています。寄付が原資で、受給者は約1200人に上ります。熊本県でも8月以降主に被害の大きかった地域に住む50人ほどを対象に支給を始めたい考えです。今井さんは「活動を支えてくれる寄付や行政の支援が不可欠」と話しています。

これらは全て「寄付によるボランティア活動」です。1校を1年間運営するのに6500万円かかります。あまりにも莫大すぎます。快く寄付しこれらの活動を支えてくださっている方(企業)には心の底から感謝したいです。ですが我々が寄付した「義援金」「寄付金」はどうしてこうした「教育ボランティア」に使われないのでしょうか?『本当に必要としているところにお金は使われるべき』だと小生は思いますが皆様はいかがお考えでしょうか?

未来を担う子供達。勉強もさることながら「地震への恐怖」でメンタル面も本当に心配です。これらの活動を全てボランティアに任せるのは負担が大きすぎます。お金がある企業や個人、国が少しでも被災者の子供の教育に力を注いでくれることを願ってやみません。

1.被災地情報

①熊本城、天守閣などの被害210億円、熊本市が試算!

熊本市は昨日17日、熊本地震で被害を受けた熊本城の天守閣、本丸御殿、飯田丸五階櫓(やぐら)の三つの復元建造物などの被害額を計約210億円と試算し、市議会に報告しました。53カ所約8千平方メートルが崩落した石垣の約350億円と合わせ、被害額は約560億円となりました。市は今後、文化庁と協力して残り17の復元建造物や13の重要文化財の調査を進める予定です。

市の熊本城総合事務所によりますと、天守閣は1960年、飯田丸五階櫓は2005年、本丸御殿は08年に復元しました。試算では当時の建設費用に物価上昇率などを考慮しました。今後、建造物に入って詳細に調べ、被害額をさらに詰めるとのことです。

②「助けたい」を大学後押し、熊本地震学生ボランティア!

熊本地震の発生から2か月が過ぎました。被災地では多くの学生がボランティア活動をしています。熱意を大切にし、安心して活動できるようにと、大学側も様々な支援策を打ち出しています。

熊本県南阿蘇村のイチゴ農園に11日、若者約20人がバスで到着しました。九州産業大(福岡市)の学生でした。ビニールハウスに入ると、傾いた棚を片付け、泥を掃き集めました。

バスは大学が用意し、ボランティア保険も負担しました。熊本市出身で工学部3年の中村直利さんは「交通費がかからずに行ける」と参加しました。

九産大によりますと、地震直後から、学生たちが自主的に寄付金や支援物資を集め、被災地に送ってきました。大学側が4月25日に支援委員会を設置。大型連休後に学生や教職員を順次、週末に日帰りで送ることが決まりました。約270人人が登録しました。週末のボランティア派遣は6月末まで続ける予定。その後は地域の状況を見ながら、数年にわたる支援を検討しています。

熊本大は地震後、教養教育に新科目「災害支援実践」を開設しました。学生は事前講習を受け、ボランティア活動後にリポートを提出。報告会に参加すれば活動時間に応じて単位が認定されます。

熊大では体育館が避難所となりました。運営に関わった安部美和・特任助教によりますと、ピーク時に1千人ほどが身を寄せ、学生ボランティア約100人が交代で詰めました。

4月末に避難所が閉じられた後も、学生は被害の大きかった益城(ましき)町や御船(みふね)町の避難所支援に出かけました。

こうした動きに、教職員の間から単位認定の提案があり、5月末までに68人が受講を登録。「受講しないがボランティアは続ける」という学生もいるそうです。

余震が頻発した中、ある大学関係者は「安全を第一に考えれば、現地入りは勧められない」と話しました。「それでも行く」という学生のためにボランティアの手引を作ったり、説明会を開いたりした大学も多いようです。

九州大(福岡市)も独自に「ボランティア活動10の心得」を作り、ホームページにアップしました。「単独での行動は×。まずはボランティア活動の登録をしよう」「感情が揺さぶられてしまうことを自覚しよう」などと準備や活動中の注意事項を説明しました。さらに戻ったら「まずはゆっくり休養をとろう」と、活動後にも気を配りました。

阪神大震災や東日本大震災でのボランティアの経験がある教職員らの意見を採り入れ、メンタル面も重視したとのことです。

③被災地の子、学び支える、放課後に無料で指導!

熊本地震の被災地で、子どもたちへの学習支援が本格化しています。ボランティアが放課後に指導したり、塾の費用を補助したりする活動です。地震発生から約2か月。東日本大震災の被災地でも広がった動きが、熊本の子を支えています。

「宿題、まだ5教科も残ってる」「先生! なんでここは『be』になるの?」。今月8日放課後、益城町立益城中央小学校の教室で、町立木山中学校の生徒約20人が机に向かっていました。先生役の大学生たちが、机を回りながらアドバイスをしていきます。NPO法人カタリバ(東京都)による「コラボ・スクール」の時間です。

木山中は校舎が一部損壊し、益城中央小の八つの教室などを借りて授業をしています。昼休みと放課後にはカタリバがスクールを開校します。先生を務めるのは20~30代のカタリバ職員や大学生ボランティアです。町立益城中でも図書室を借り、中学生の自習をサポートします。全国で中高生の学習支援活動をするカタリバは、5~6月に両校でスクールを始めました。

利用料は無料で、運営費は寄付で賄います。益城町の2校のスクールに通う生徒は約100人。「心のケアにつながるような居場所づくりが大切」とカタリバの今村亮さん(33)は語っています。

「集中して宿題を終わらせることができるので助かってます」。中学2年の角川広晃さん(13)は毎日、昼休みにスクールの教室にやって来ます。自宅は全壊し、益城中央小の体育館に避難中です。子どもたちが遊び回り、消灯も早い体育館では落ち着いて勉強できないそうです。

自宅が全壊し、親戚宅に身を寄せる2年生の女子(13)は「スクールなら友だちと一緒に過ごせる。大学生の先生も年が近くて話しやすい」と話しています。

学校側も歓迎しています。木山中の永瀬善久校長(53)は「予想以上に子どもが熱心に勉強していて驚いた。学べない状況になってから、学習意欲がわいた生徒も多い」と話しています。5月に全校生徒約270人を対象に、地震に関するアンケートをしたところ、約2割の生徒が不安感を抱くなどしていて「カウンセリングが必要」とされました。「年齢の近い学生が話し相手になれば、カウンセリングにもなる。子どもたちに、とてもプラスになっていると思う」

カタリバは東日本大震災後、被害の大きかった岩手県大槌町と宮城県女川町の2か所で同様のスクールを開き、5年間で約2千人の小中高生らが利用しました。今も開設しており、1か所あたり年約6500万円の運営費は寄付や行政の補助などで賄っています。

益城町の町立中は2校。両校によると、町内の中学生約950人のうち、少なくとも約160人が、地震で損壊するなどした自宅以外から通学しています。町立小学校も、全5校のうち3校の体育館などが避難所として使われている状況です。

その一つ、広安西小でも5月から放課後の無料学習塾が続いています。県内の塾や家庭教師派遣会社の講師らが先生です。地震後の休校による授業の遅れや避難所の対応に追われる教員を見て、PTAが塾などに協力を求めました。PTA会長の万江英彰さん(38)は「授業が遅れている対策になればと思った。余震が怖くて一人で留守番できない子の居場所にもなっている」と言っています。

「被災地では親の失業などで、子どもが貧困に陥る可能性がある。特に学校外での学習機会の確保が『教育格差』の拡大防止には必要だ」。公益社団法人「チャンス・フォー・チルドレン」の今井悠介代表理事は指摘します。同法人は東日本大震災後、塾やスポーツクラブなどで使えるクーポン券を、被災した小中高生に1人あたり年15万~30万円分支給する活動を続けています。寄付が原資で、受給者は約1200人に上ります。

熊本県でも8月以降、主に被害の大きかった地域に住む50人ほどを対象に支給を始めたい考えです。今井さんは「活動を支えてくれる寄付や行政の支援が不可欠」と話しています。

➃熊本地震の復興支援がテーマ・K-POP夏フェス!

(@Press) – 株式会社ジェイロック(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:國保 尊弘)は、福岡 ヤフオク!ドームにおいて「MBC Korean Music Wave In Fukuoka」を2016年7月30日(土)、31日(日)に開催するになりましたこと。

本イベントは、4月14日に発生した熊本地震への復興支援という大きなテーマを掲げ、隣国韓国から熊本現地へ少しでも元気を与えたいという大きな想いから、本イベントの実施が決まる運びとったとのことです。

「MBC Korean Music Wave in FUKUOKA」オフィシャルサイト

<出演アーティスト第一弾発表!>

http://fukuoka-musicfes.victory-tv.tokyo/

韓国国内で人気の音楽番組「ショー!音楽中心」を放送するMBCが約4年ぶりに日本で「Korean Music Wave」を開催することにより、K-POPの人気アーティスト達が熊本へ大きなエールを送ります。

既に日本でも絶大な人気を誇るアーティストから、今年注目の新人アーティストまで、このイベントでしか観ることの出来ない「夢の競演」が実現しました。

日本と韓国を結ぶ大都市「福岡」で「熊本」の震災支援に寄与するべく行われる、日本最大級のK-POPの夏フェスです。

■イベント主旨

再び日韓友好ムードの高まる2016年、東京とソウルを結ぶ西の大都市「福岡」にて日本と韓国のより一層の文化交流と西日本最大の都市福岡の更なる発展、日本と韓国の音楽シーンの発展を目的に、地元の福岡を中心に老人ホームを全国展開する株式会社アビタシオンが発起人となり、韓国、九州及び日本全国の老若男女にもっともっと両国の文化の素晴らしさ、音楽の素晴らしさを体験してもらおうと新たに企画された話題のイベントです。

なお、4月14日に発生した熊本地震への復興支援という、大きなテーマも掲げたチャリティーイベントとして、熊本県への寄与に繋がるべく意義のあるイベントとして行っていきます。

K-POPの魅力を福岡は勿論、九州全域、日本全国に伝える為、後援局であるKBC九州朝日放送での事前告知、TVスポット展開やラジオ、新聞、ストリートプロモーション、CSテレビでの収録も予定。大々的な宣伝展開を実施し初のビッグイベントとして、熊本地震支援へのチャリティーイベントとして大きく盛り上げます。

■イベント概要

名称: MBC Korean Music Wave In Fukuoka

日程: 2016年7月30日(土) 開場:15:00/開演:17:00

2016年7月31日(日) 開場:14:00/開演:16:00

場所: 福岡ヤフオク!ドーム(福岡市中央区地行浜2-2-2)

URL : http://fukuoka-musicfes.victory-tv.tokyo/

主催: 株式会社セントベーネ

協力: SBJ銀行、DIAMOND BLOG

制作: MBC、J-ROCK、D:COMPLEX

<チケット販売スケジュール>

【オフィシャル先行販売】

2016年6月18日(土)12:00~2016年6月23日(木)18:00

http://eplus.jp/kmb-hp/ (PC&携帯)

他、先行販売スケジュール順次発表予定

【チケット代金】

前売りS席:¥13,000(税込)

前売りA席:¥11,000(税込)

※ 全席指定

※ 3歳以上有料/3歳未満入場不可

■企業概要

社名 : 株式会社ジェイロック

代表 : 代表取締役 國保 尊弘

設立 : 1997年

所在地: 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-26-15 日通渋谷ビル3階

URL  : http://www.jrock.jp/

⑤国立公園「阿蘇」復興へ懇談会、九州環境事務所!

九州地方環境事務所(熊本市)は、熊本地震で大きな被害を受けた国立公園としての阿蘇地域の復興のあり方を提言してもらうため、国立公園「阿蘇」みらい創造懇談会を設置しました。来月中旬に提言をとりまとめ、今後の施策に生かす方針です。

懇談会の委員は、座長の坂本正・阿蘇草原再生千年委員会委員長ら7人。阿蘇地域は熊本、大分両県にまたがる阿蘇くじゅう国立公園(約7万3千ヘクタール)の7割以上を占めます。

13日、1回目の懇談会が阿蘇市で開かれ、委員は阿蘇山草千里ケ浜(阿蘇市)や池の窪(くぼ)牧野(南阿蘇村)を視察し、観光業者や牧野組合関係者らから話を聞きました。公園内の被災状況などについて説明を受けた後、委員が意見を交換しました。

環境事務所によりますと、阿蘇山頂に向かう33本の登山道は亀裂などのためすべて通行止め。阿蘇五岳のひとつ、烏帽子岳は南斜面が大規模に崩落しているほか、米塚は山頂部に亀裂が入っているということです。

坂本座長は「写真では見ていたが、現地に入って山崩れなど被害の大きさに大きな衝撃を受けた。阿蘇は九州観光の要衝。今回の震災を踏まえ、新しい国立公園のあり方を考えていきたい」と話しています。

⑥福井県、熊本地震の被災地支援、南阿蘇へ送る生活用品募集!

熊本地震の被災地、南阿蘇村に生活用品を届ける「おたがいさまプロジェクト」が始まりまし。NPO法人の「ふくい災害ボランティアネット」と「まちの防災研究会」が中心となり、南阿蘇村支援実行委員会を結成。20日まで生活用品の提供を呼びかけています。

実行委には、東日本大震災の被災地での支援経験があるメンバーが入っています。5月中旬に南阿蘇村を訪問し、地元住民らの要望を聞き、仮設住宅の入居で必要となる生活用品を届けることにしました。24日深夜に福井を出発し、現地の被災者に直接手渡すとのことです。

募集するのは、やかん、鍋、電気ポット、洗面器などで、新品もしくは未使用品に限ります。20日までの午前10時~午後17時に、福井市大土呂町の南陽福井店駐車場、敦賀市木崎の旧ヤスブン敦賀店に持参。または、まちの防災研究会(〒914・0054 敦賀市白銀町5の30山形ビル1階)宛てに送料自己負担で送ります。

⑦熊本)熊本が舞台の映画、ヒューストン映画祭で受賞!

八代市出身の映画監督・遠山昇司さん(31)が制作した「マジック ユートピア」が、第49回ヒューストン国際映画祭で審査員特別賞を受賞しました。18日午後19時から熊本市のDenkikanで上映されます。熊本地震が起きたため受賞は大々的に知らせていなかったといい、いわば「凱旋(がいせん)上映」となります。

「マジック ユートピア」は、八代市や高森町などで撮影した映像が中心で少女、青年、老人の3人の人生が交錯していく様子を描く。主演は同市出身の俳優・米村亮太朗さん。県内でのオーディションで選ばれた中川天馬さんや森山みなみさんも出演。

遠山監督によりますと、地震の知らせは映画祭期間中に入ったそうです。受賞発表は現地時間の4月17日。「落ち着かない心の状態で過ごし、遠く離れた場所から、故郷であり、撮影地でもある熊本を思ったのは初めてだった」。熊本が舞台の映画のため、現地でも応援する言葉をもらったとのことです。

⑧江戸時代の熊本城をVR技術で再現、東京で映像上演へ!

熊本地震で被災した熊本城の復興支援のため、凸版印刷と東京国立博物館(東京都台東区)は22日から7月10日(月、火曜日と1日は除く)まで、江戸時代の熊本城をバーチャルリアリティー(VR)技術で再現した映像を同博物館で上演します。文化財としての城の価値を再認識してもらうとともに、鑑賞料金を城の修復に役立てる考えです。

凸版印刷と同博物館が16日に発表しました。凸版は2011年、五重や三重の櫓(やぐら)が立ち並んで威容を誇った江戸時代の熊本城のVR作品を制作。史料や古図面をもとに、天守閣や本丸御殿などの建造物や石垣をデジタル撮影した画像約4万枚を活用してつくりました。VR作品はこれまで城内の施設で一般公開されてきました。だが、城は熊本地震で石垣が崩れるなどの被害を受けたため、上演による収入を地元に寄付することで、再建を後押しすることにしました。

東洋館にある「TNM&TOPPAN ミュージアムシアター」で開く。料金は500円(博物館の入場料とは別)。上演時間は約20で、1日3回を予定。

2.水道情報

「本日6月18日の給水場所」

『熊本市』

・熊本市上下水道局

『益城町』

・益城町水道センター

*終日解放

『西原村』

・山西小学校

・河原小学校

・西原中学校

*上記3か所は24時間

『美里町』

・美里町役場中央庁舎

『南阿蘇村』

・旧立野小学校グラウンド

・沢津野消防詰所前

・東急第一別荘

・黒川交差点まどか前

*上記4か所は午前9時~午後18時まで

3.住まい

「熊本市、区分所有マンションの応急修理」

熊本市では、被災した区分所有のマンションについて、市が業者に依頼し、一定の範囲内で応急的に修理することになりました。応急*修理の対象となるのは、次の要件を満たす方です。

・住宅が半壊 または大規模半壊の被害を受けたこと

・全壊でも応急修理をすることにより、居住が可能となる場合

・災害救助法に基づく、民間賃貸住宅含む応急仮設住宅を利用しないこと

・半壊で、自ら修理する資力のないこと

*応急修理の対象となる範囲は、

・専有部分の給排水・ガス配管

・専有部分の電気・通信配線

・壊れた便器の交換

・浴室の壊れた浴槽、給湯器などの修理

・台所のシンクの取り換えなど

です。

マンションの共用部分の応急修理については、その部分が日常生活に必要不可欠なものである場合は、対象になります。

申し込みは、専有部分については応急修理を実施しようとする世帯はそれぞれで、共有部分についてはその部分の対象となる世帯が共同で行うことになっています。なお、各世帯からの委任を受けた管理組合の理事長などが代表して申し込むこともできます。

応急修理の限度額は1世帯当たり57万6千円です。同じ住宅に2世帯以上が同居している場合も、1世帯とみなされます。専有部分と共有部分のいずれの応急修理にも申し込む場合も、合計で57万6千円までとなります。

受け付けは、熊本市役所14階の臨時窓口で、

対応時間は、午前9時~午後16時(当分はの間は土日祝も対応)まで。

*問い合わせ先

・熊本市都市建設局営繕課

・電話:096-328-2573

・熊本市都市建設局設備課

・電話:096-328-2450

4.支援

「不安抱える親への支援」

低体重で生まれたり、障害や病気のある子どもの親たち。地震の後、暮らしが大きく変わり、悩みや困りごとが増えています。そんな中、共に支えあい、不安や悩みを解消していこうという取り組みが続いています。12年前から活動を続けている「がんばりっこ仲間・熊本支部」。低体重の子どもを持つ母親たちが集まって立ち上げた市民グループです。悩みや不安を共有し、解決につなげていこうと、親たちと医師・保健師などがインターネット上で情報交換や相談を行っています。「がんばりっこ仲間」は各地に支部があり、登録者は3千700人。親たちにとってかけがえのないネットワークになっています。このネットワークの力が、今回の地震でも生かされました。支援物資が届けられたり、自宅を避難所として開放してくれる人や、お風呂をどうぞと言ってくれる人も。被災した子どもと親たちにとって、大きな支えとなりました。7月31日(日)には地震の後、初めてとなる親子の集いの開催を予定しています。

5.ここ一週間の地震

2016/06/18 12:18 18日 12:13頃 熊本県熊本地方 1

2016/06/18 11:53 18日 11:49頃 内浦湾 1

2016/06/18 08:54 18日 08:50頃 茨城県沖 3

2016/06/18 08:15 18日 08:12頃 内浦湾 1

2016/06/18 01:36 18日 01:33頃 内浦湾 1

2016/06/18 01:17 18日 01:14頃 熊本県熊本地方 1

2016/06/18 00:31 18日 00:27頃 内浦湾 1

2016/06/17 22:18 17日 22:15頃 熊本県熊本地方 1

2016/06/17 22:15 17日 22:12頃 熊本県熊本地方 1

2016/06/17 19:47 17日 19:43頃 内浦湾 1

2016/06/17 12:31 17日 12:27頃 熊本県熊本地方 1

2016/06/17 12:22 17日 12:18頃 熊本県熊本地方 1

2016/06/17 11:46 17日 11:43頃 熊本県天草・芦北地方 1

2016/06/17 06:45 17日 06:42頃 奄美大島北東沖 2

2016/06/17 01:46 17日 01:43頃 和歌山県北部 2

2016/06/16 23:32 16日 23:28頃 トカラ列島近海 1

2016/06/16 20:55 16日 20:52頃 内浦湾 1

2016/06/16 20:01 16日 19:58頃 内浦湾 3

2016/06/16 19:50 16日 19:47頃 内浦湾 1

2016/06/16 18:59 16日 18:55頃 熊本県熊本地方 1

2016/06/16 18:39 16日 18:35頃 茨城県南部 2

2016/06/16 17:39 16日 17:36頃 内浦湾 1

2016/06/16 17:10 16日 17:07頃 内浦湾 2

2016/06/16 15:38 16日 15:34頃 内浦湾 1

2016/06/16 15:16 16日 15:13頃 内浦湾 1

2016/06/16 15:15 16日 15:12頃 熊本県阿蘇地方 1

2016/06/16 14:45 16日 14:42頃 内浦湾 2

2016/06/16 14:25 16日 14:21頃 内浦湾 6弱

2016/06/16 14:20 16日 14:16頃 熊本県熊本地方 1

2016/06/16 12:01 16日 11:56頃 熊本県天草・芦北地方 1

2016/06/16 11:03 16日 10:58頃 トカラ列島近海 1

2016/06/16 09:47 16日 09:44頃 宮城県沖 1

2016/06/16 09:16 16日 09:13頃 内浦湾 2

2016/06/16 09:12 16日 09:05頃 内浦湾 1

2016/06/16 05:44 16日 05:41頃 福島県沖 1

2016/06/16 05:07 16日 05:02頃 熊本県熊本地方 1

2016/06/16 03:43 16日 03:38頃 熊本県熊本地方 1

2016/06/16 00:05 16日 00:00頃 熊本県熊本地方 1

2016/06/15 23:06 15日 23:03頃 熊本県熊本地方 2

2016/06/15 20:11 15日 20:08頃 熊本県熊本地方 1

2016/06/15 17:27 15日 17:24頃 熊本県熊本地方 1

2016/06/15 16:07 15日 16:04頃 宮城県沖 1

2016/06/15 12:55 15日 12:52頃 熊本県熊本地方 1

2016/06/15 12:43 15日 12:40頃 大分県中部 1

2016/06/15 11:20 15日 11:17頃 熊本県熊本地方 2

2016/06/15 11:05 15日 11:02頃 熊本県熊本地方 2

2016/06/15 03:16 15日 03:12頃 熊本県熊本地方 1

2016/06/15 01:23 15日 01:20頃 宮城県沖 1

2016/06/15 00:07 15日 00:02頃 奄美大島近海 1

2016/06/14 22:35 14日 22:31頃 栃木県南部 1

2016/06/14 19:36 14日 19:32頃 種子島近海 1

2016/06/14 17:31 14日 17:27頃 熊本県熊本地方 1

2016/06/14 15:24 14日 15:20頃 奄美大島北東沖 1

2016/06/14 12:43 14日 12:39頃 千葉県東方沖 1

2016/06/14 10:47 14日 10:44頃 熊本県熊本地方 1

2016/06/14 05:46 14日 05:43頃 熊本県阿蘇地方 1

2016/06/14 03:21 14日 03:17頃 宮城県沖 1

2016/06/13 21:01 13日 20:58頃 熊本県熊本地方 1

2016/06/13 19:33 13日 19:29頃 茨城県南部 1

2016/06/13 16:00 13日 15:54頃 熊本県熊本地方 4

2016/06/13 13:31 13日 13:27頃 奄美大島近海 1

2016/06/13 13:27 13日 13:22頃 奄美大島近海 1

2016/06/13 13:16 13日 13:13頃 熊本県熊本地方 1

2016/06/13 12:37 13日 12:34頃 熊本県熊本地方 2

2016/06/13 09:42 13日 09:39頃 熊本県熊本地方 1

2016/06/13 09:32 13日 09:26頃 熊本県熊本地方 1

2016/06/13 07:26 13日 07:23頃 岐阜県飛騨地方 1

2016/06/13 04:50 13日 04:46頃 熊本県熊本地方 1

2016/06/13 04:25 13日 04:21頃 熊本県熊本地方 1

2016/06/13 04:08 13日 04:03頃 熊本県熊本地方 1

2016/06/13 02:16 13日 02:12頃 北海道東方沖 1

2016/06/13 00:42 13日 00:39頃 熊本県熊本地方 1

2016/06/13 00:04 13日 00:00頃 熊本県熊本地方 2

2016/06/12 23:16 12日 23:13頃 熊本県熊本地方 2

2016/06/12 23:11 12日 23:08頃 熊本県熊本地方 1

2016/06/12 22:57 12日 22:53頃 熊本県熊本地方 3

2016/06/12 22:12 12日 22:08頃 熊本県熊本地方 5弱

2016/06/12 21:23 12日 21:20頃 熊本県熊本地方 1

2016/06/12 20:35 12日 20:31頃 熊本県熊本地方 1

2016/06/12 19:51 12日 19:47頃 熊本県熊本地方 1

2016/06/12 16:03 12日 15:58頃 熊本県熊本地方 1

2016/06/12 12:52 12日 12:49頃 岐阜県美濃中西部 1

2016/06/12 09:24 12日 09:21頃 西表島付近 1

2016/06/12 07:57 12日 07:54頃 茨城県南部 4

2016/06/12 07:33 12日 07:29頃 千葉県北西部 1

2016/06/12 05:51 12日 05:48頃 千葉県東方沖 1

2016/06/12 04:38 12日 04:35頃 熊本県阿蘇地方 2

2016/06/12 04:01 12日 03:56頃 熊本県熊本地方 1

2016/06/12 01:20 12日 01:17頃 熊本県阿蘇地方 1

2016/06/11 23:44 11日 23:41頃 熊本県熊本地方 2

2016/06/11 17:11 11日 17:08頃 熊本県熊本地方 1

2016/06/11 14:50 11日 14:46頃 十勝沖 1

2016/06/11 12:03 11日 11:59頃 熊本県熊本地方 2

2016/06/11 09:59 11日 09:56頃 有明海 1

2016/06/11 06:56 11日 06:51頃 宮古島近海 1

2016/06/11 05:01 11日 04:58頃 熊本県熊本地方 1

(続く)

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