大納会・福の日・清水トンネル貫通記念日・シャンソンの日「今日は何の日・12月29日」

12月29日金曜日

皆様おはようございます。今日から冬休みの方も多いのではないでしょうか?今年は短い冬休みですね。

今日は「大納会」「福の日」「清水トンネル貫通記念日」「シャンソンの日」です。

まず「大納会」から。

「大納会」については証券取引所におけるその年の取引の最終日に行なわれる催事となっています。
通常は12月30日に大納会が行なわれますが、12月30日が土日祝日に重なっていた場合は12月28日、あるいは12月29日に行なわれるようになっています。
当初は官公庁の御用納めにあわせて12月28日に行なっていましたが、証券市場が完全週休二日制になってからは12月30日に大納会を行なうようになりました。
大納会前の傾向として、これから休日を迎えることが影響して買い控えや12月に決算期を迎える企業が多い事から、平均株価が下降する場合もあるそうです。
証券取引所の中でも皆さんがよく知っている東京証券取引所の大納会では、2002年以降にその年の話題となった人物を呼んで大納会を行うのが通例となっています。
そして、ゲストに立会終了の鐘を鳴らしてもらってその年の取引が終了するようになっているそうです。
過去に東京証券取引所にゲストで参加した人物には、2002年には長嶋茂雄氏、2012年には吉田沙保里、2016年にはくまモンが呼ばれるなど、スポーツ選手からゆるキャラまで、幅広いジャンルの人物がゲストに呼ばれています。

10円玉の中でも少し珍しいものにギザ十と呼ばれる縁がギザギザして10円玉がありますよね。
お釣りなどでたまにもらえることがあったりして、ギザ十がもらえた場合には少しテンションが上がってしまいますよね。
このギザギザについては、昭和34年までに発行された10円玉についてつけられているものなんです。
そもそもなぜ10円玉にギザギザがあるものとないものがあるのかというと、10円玉が発行された当時には10円玉が最高額の硬貨であったことから、他の硬貨と混ざるのを防いでいたからなんですね。
しかし、昭和30年には50円玉が登場して、昭和32年には100円玉が登場したことから、最高額の印であるギザギザが50円玉や100円玉にもつくようになりました。
以上のことから、昭和34年を最後にしてギザギザのない10円玉が発行されるようになったのでした。

実は現在流通している硬貨に関しては手触りだけで種類がわかるように工夫がされているって知っていましたか?
まずは1円玉についてですが、そもそも他の硬貨と違って軽いからすぐにわかり、穴が無くてギザギザもない硬貨です。
次に5円玉については、穴があってギザギザが無いのが特徴となっています。
10円玉については、穴が無くてギザギザがないのが特徴です。
50円玉には穴があってギザギザがあるのが特徴です。
100円玉に関しては穴が無くてギザギザがあるという特徴があります。
最後に旧500円玉ですが、穴が無くてギザギザがあるという特徴があって100円玉とかぶっていますが、そもそも重さとサイズが全然違うためすぐに判断が出来るようになっています。
このような特徴を暗記していなかったとしても、大体の硬貨は判別することができるかと思いますので、ぜひ試してみてくださいね。

*今年の大納会のゲストは東京会場では「2023WBC日本代表監督」の栗山英樹さんとのことです。

次に「福の日」について。

なぜ12月29日が「福の日」なのかというと、12月29日が正月を迎える直前であり、買い物や大 掃除をして正月に供える日であることが由来となっています。
「福の日」についてはおせち料理などに使われる水産練り食品などの製造・販売を行っている株式会社紀文食品によって制定された記念日となります。
株式会社紀文食品によるとこの日を「正月行事の本来の意味や謂われなどを知ることによって、福を招いてもらう」ということを目的とした記念日としています。
12月29という日付が「29(ふく)」という語呂合わせであることも、この日を「福の日」とした由来になっているそうです。
一般企業なども仕事納めをするのは12月28日が多く、12月29日からお休みが始まって、急いで正月の準備をする人が多いのではないでしょうか。
現代ではおせち料理は注文をして買うという人が多く、その家のおせち料理の味付けを代々受け継ぐということが少なくなりました。
少し手間が掛かるかもしれませんが、料理が嫌いではないという方は今年は正月に向けておせち料理の仕込みをしてみてはいかがでしょうか?


皆さんはおせち料理といえばどんな食材を思い浮かべますか?
黒豆や数の子、伊達巻き、栗金団、かまぼこ、海老、昆布巻きなど様々なものが入っていますよね。
しかし、近年のおせち料理の定番として「ローストビーフ」が入っていることが多いと思いませんか?
そもそも日本人が牛肉を食べ始めたのは明治時代以降ですし、おせち料理にローストビーフってなんだか不思議ですよね。
それではなぜローストビーフがおせち料理の定番になったのかというと、多くの人に好かれている料理であり、調理が手軽なことと長期保存向きであることが由来のようです。
他のおせち料理と違って特に縁起が良いものというわけではなく、正月の祝いの席の一品として、家族と一緒に豪華な食事を食べてほしいという願いから入れられるようになりました。
確かにローストビーフはご馳走という感じがありますし、現在ではおせち料理としてすっかり定着しましたよね。

正月飾りの定番といえば「鏡餅」ですよね。
正月が近づいてくると、スーパーなどで大量の鏡餅が売られているのを目にします。
しかし、そもそもなぜ正月に餅を飾るのかその意味や由来を知っていましたか?
正月には豊作や幸福をもたらす神様である「年神様」と呼ばれる神様が降りてくると考えられていて、鏡餅は年神様へのお供えなんです。
現在は鏡といえば四角いものですが、昔は鏡は丸い形をしていたことから、丸い餅のことを「鏡餅」としたのです。
さらに、鏡は神事に使われるなど神様が宿る神聖なものと考えられていたことも、鏡餅を飾るようになった由来となっています。

*皆様は「お正月」の用意はお済ですか?時が経つのは早いですね、コロナ危機が明けて、翻弄されて気が付いたら……。

次に「清水トンネル貫通記念日」について。

清水トンネルとは群馬県の土合と新潟県の土樽の繋ぐトンネルのことであり、1929年12月29日に開通しました。
清水トンネルは全長9702メートルであり、開通当時は日本に存在するトンネルとしては最長のトンネルでした。
当時の技術で10キロ近くのトンネルを開通させるのは大変なことで、開通までには7年の歳月がかかりました。
そして、清水トンネル開通工事には7年間で240万人もの作業員が投入されたそうです。
また、「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」という一節を聞いたことはありませんか?
川端康成の小説である「雪国」の冒頭文ですが、この一節に登場する「トンネル」とは実は清水トンネルのことなのです。
2009年2月6日には経済産業省から、笹子トンネルや柳ヶ瀬トンネルなどとともに近代化産業遺産に認定されています。

トンネルの中を走っていると、非常口が設置されていることがありますよね。
しかし、実際にあの非常口を使う機会はほとんどなく、非常口の先がどのようになっているのか知っている人は少ないですよね。
実は非常口の先は反対車線のトンネルであったり、避難通路に繋がっているのです。
必ずしも避難通路を作っておく必要がなく、トンネルの先が崩れたとしても、反対車線のトンネルに出られれば、安全に避難することが出来ますよね。
そして、場合によっては非常口が設置されていないトンネルもあります。
非常口は約750メートルの間隔で設置されるため、短いトンネルには非常口が設置されていない場合もあるのです。

トンネルの明かりが所々消えているのを見かけたことがありませんか?
明かりが消えているのは管理不足であったり、停電しているというわけではなく、敢えて明かりを消しているそうなんです。
明かりを消すことは一見すると危険に思えるかもしれませんが、実はドライバーの安全を守るために消しているのです。
トンネルの外と中では明るさに差があることから、トンネルの出入りによって目がくらんでしまう危険があります。
つまり、明かりを所々消すことにより、徐々にドライバーの目を慣れさせて、ドライバーの目がくらまないようにしているんですね。

*帰省される方は「車」でしょうか?トンネル内はくれぐれもお気を付けくださいね。

最後に「シャンソンの日」について。

なぜ12月29日が「シャンソンの日」なのかというと、1990(平成2)年12月29日に銀座のシャンソン喫茶の老舗「銀巴里」が閉店したことが由来となっています。
「シャンソンの日」については、40年近くの歴史のあるシャンソン喫茶である「銀巴里」が閉店することを寂しく思った人たちによって制定された記念日となります。
そもそも皆さんは「シャンソン」についてはどういう歌の事を指すのかを知っていますか?
シャンソンは実はフランス語であって「歌」という意味の言葉となり、ポップスやジャズといった特定のジャンルを指すものではなく、フランス語の歌謡曲全般を指します。
本来の意味ではフランス語の歌謡曲ということになりますが、昨今の日本では1960年代までに流行したフランス歌謡曲を指してシャンソンと呼ぶことが多いです。
また、フランス語で歌われておらず、日本語でカバーされて歌われているものに関してもシャンソンに分類されています。
現在でもシャンソン喫茶を営業しているお店はあるみたいなので、ぜひ「シャンソンの日」にはお近くのシャンソン喫茶に足を運んでみてはいかがでしょうか。

日本ではおそらく知らない人はいないであろう童謡に「猫ふんじゃった」という曲がありますよね。
鍵盤楽器を習った事が無いという人でもなぜか「猫ふんじゃった」だけは弾ける人が多いですよね。
この日本でも有名な「猫ふんじゃった」については、実は海外では全く曲名が違うって知っていましたか?
例えばフランスでは「猫ふんじゃった」ではなく「カツレツ」という曲名になっているそうです。
確かにナイフとフォークでカツレツを食べる様子が鍵盤楽器を演奏している姿に見えなくもないですよね。
さらに、スペインでは「チョコレート」という曲名となっていて、ドイツやベルギーといった国々では「ノミのワルツ」、デンマークでは「王女の足」という曲名で知られています。
同じ曲なのにも関わらず、ここまで世界で違う曲名で知られているのは面白いですよね。

世界で最も歌われている曲とされているのは「ハッピーバースデー」なんですが、そもそもこの
「ハッピーバースデー」は替え歌だって知っていましたか?
元々は曲のタイトルも違って歌詞も全然違ったのですが、勝手に2番の歌詞として追加されて、それが世界的に有名になったのです。
「ハッピーバースデー」はもともとは「Good morning all」という幼稚園の朝の挨拶用に作られた曲でした。
作曲をしたのはアメリカ人のヒル姉妹という人物だったとされていて、幼稚園の園長をしていた妹のパティが作詞を担当をして、作曲は姉のミルドレッドが担当していました。
その後、1924年には出版されたとある歌集にヒル姉妹の「Good morning all」が無断で掲載され、しかも2番の歌詞まで書き加えられていたのです。
これが世界的に有名となった「Happy birthday to you」という歌詞であり、世界的にこれが広まっていったのでした。

*皆様は「シャンソン」お好きですか?日本人にはあまり馴染みがないかもしれないですね。

本日ハナキンもよろしくお願いいたします。

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