声の日・ゴーヤの日・松の日「今日は何の日・5月8日」

5月8日水曜日

皆様おはようございます。GW明け2日目、なにもかも順調ですか?

今日は「声の日」「ゴーヤの日」「松の日」です。

まず「声の日」から。

なぜ5⽉8⽇が「声の⽇」なのかというと、「5(こ)」と「8がエイト(え)」という語呂合わせが由来となっています。
「声の⽇」は「声総研」という団体によって制定されました。
声総研ってあまり聞き馴染みの無い団体ですよね。
声総研は「いい声、素敵な声の⼈を増やすことで、みんなをハッピーに、⽇本を元気にしていきたい」という想いから⽣まれた団体のようです。
普段は声にまつわる意識調査であったり、声を科学的に研究する活動を⾏うなど、声に関する情報を研究しています。
5⽉8⽇には声に関してPRするイベントが⾏なわれているそうです。
声によって相⼿の感情であったり、こちらの感情も左右されたり、声には不思議な⼒がありますよね。
不安でしょうがない時も、家族の声などを聞くことによって驚くほど安⼼することもあります。
「声の⽇」には普段あまり意識しない「声の⼒」について興味を持って勉強をしてみるのも良いかもしれませんね。

 

⾃分の声を録⾳して聞いたことはありますか︖
例えばカラオケなどに⾏った時に録⾳機能がついていて、⾃分の歌声を録⾳して再⽣してみたところ、録⾳された声があまりにも⾃分の声とかけ離れてて気持ち悪かったなんてことありますよね。
もちろんこれは録⾳機能に⽋陥があるわけではありません。
実際に他の⼈の声を録⾳で聞いてみるのと、⽣で声を聞いてみるのを⽐較してもあまり違いがありませんよね。
⾃分の声が違う声に聞こえてしまう原因は声の伝わり⽅に違いがあるからなんです。
⾃分で声を出している時に聞こえている⾳は、声帯から発⽣した⾳が頭蓋⾻を伝わって⿎膜へ伝わる「⾻動⾳」と呼ばれるものです。
しかし、録⾳した声を再⽣した時に聞こえてくる⾳は、空気の振動によって伝わってくる⾳なので、⾻動⾳とは違う⾳に聞こえるんですね。

⽇本語には⽂⾯は全く同じものでも、読み上げることにより読み⽅が変わる⾔葉ってたくさんありますよね。
その中でも特に不思議なのが数字の数え⽅なんです。
まずは⼀から⼗までを順番に読みあげてみてください。
「いち、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち、きゅう、じゅう」という発⾳になったのではないでしょうか︖
つぎは⼗から⼀までを順番に読みあげてみてください。
「じゅう、きゅう、はち、なな、ろく、ご、よん、さん、に、いち」という発⾳になった⼈が多いはず。
同じ数字のはずなのに数字が増えていく時と減っていく時に読み⽅が勝⼿に変わるんですね。
しかもこの理由は定かになってはおらず、⽇本語の不思議といわざるをえません。

*自分がしゃべっている声は聴く人には違った声で聞こえています。自分の録音した後、聴いてみると「えっ?これが僕の声?」と思うことしばしばです。皆様は「美声」ですか?

「美声」と言えば、カーペンターズのカレン、ABBAのアグネタは本当に声が綺麗ですね!

皆様のお気に入りの「美声の歌手」はどなたですか?

次に「ゴーヤの日」について。

なぜ5⽉8⽇が「ゴーヤの⽇」なのかというと、五(ご)⼋(や)で「ゴーヤー」という語呂合わせが由来となっています。
また、5⽉からゴーヤー(苦⽠)の出荷が増えることも由来となっています。
「ゴーヤの⽇」はJA沖縄経済連と沖縄県によって1997年に制定されました。
筆者は北海道で⽣活しているせいかなかなかゴーヤ⾃体を⾒かける事はありません。
⾷べた事はないですが、ゴーヤの独特の苦みが苦⼿な⼈って多いみたいですね。
ゴーヤといえばゴーヤチャンプルーが有名ですが、沖縄以外ではあまり⾷卓に並ぶことはなく、沖縄料理屋のメューで並んでいるものを注⽂して⾷べることが多いのではないでしょうか。
クックパッドなどでゴーヤのレシピを調べてみると、ゴーヤチャンプル以外にもたくさんのゴーヤのレシピがあって驚きました。
5⽉8⽇には普段あまり⾷べることのないゴーヤを買ってきて、ゴーヤ料理を⾷べてみるのも良いかもしれませんね。

ゴーヤといえば皆さんはどんな味を想像されるでしょうか︖
筆者はゴーヤを⾷べた事がないため「とりあえず苦い」というイメージがあります。
しかし、その苦さの原因はまだゴーヤが若いうちに⾷べているからなのです。
実は完熟したゴーヤの味ってすごく⽢いそうです。
これにもちゃんとした理由があって、ゴーヤ⾃⾝が動物などに⾷べられないように⾃分の⾝を守るために味を苦くしているのです。
ゴーヤは完熟してから種が出来て地⾯に落ちることにより、動物が⾷べて糞となって⼟にかえって芽を出して繁殖していきます。
まだ種が出来ていない状態で⾷べられてしまうと繁殖することができないため、種が出来ていない状態のゴーヤは苦くなって⾷べられないようにしているんですね。

ゴーヤといえばゴーヤチャンプルーが有名ですよね。
でもこの「チャンプルー」という料理って全然⾒かけないですし、そもそも「チャンプルー」っていう⾔葉の意味⾃体があまり知られていないですよね。
それもそのはず、実は「チャンプルー」とは沖縄の⽅⾔なのです。
そのため、沖縄料理で「チャンプルー」という⾔葉を使う料理はありますが、他の都道府県ではあまり⾒かけないわけですよね。
チャンプルーの意味は「混ぜこぜにしたもの」という意味となります。
ゴーヤチャンプルー以外の⾷べ物でもいろいろな具材を混ぜこぜにして炒めたものなどが多いですよね。
チャンプルーの語源は「ちゃんぽん」を沖縄⽅⾔読みにした「チャンプン」を活⽤形にしたとされており、また、外来語に由来するともいわれているそうです。

*皆様は「ゴーヤ」お好きですか?NHKの朝ドラ『ちゅらさん』が始まったあたりから沖縄料理がブームになりましたね。

最後に「松の日」について。

なぜ5⽉8⽇が「松の⽇」なのかというと、1981年5⽉8⽇に⽇本の松を守る会の全国⼤会が開催された事が由来となっています。
「松の⽇」については⼤会を開催している⽇本の松を守る会によって1989年に制定されました。
「⽇本の代表的な樹⽊の松をいつまでも⼤切に保護して⾏く」という事を⽬的としています。
松の⽊は⽇本では広く分布されているので、基本的に⽇本中のどこにいても松の⽊を⾒かけますよね。
松の⽊といってもその種類は100種類以上もあり、細かく分類分けされています。
⽇本に多く分布している松の⽊は「アカマツ」と「クロマツ」と沖縄などにある「リュウキュウマツ」の3種類であり、基本的にはこのどれかに分類されています。
松の⽊は庭の広い家であったり、⽇本の有名な庭園にも植えられていて⽇本の景観にとてもよく馴染む⽊ですよね。
「松の⽇」には松の⽊の鑑賞などを⾏ってみてはいかがでしょうか︖

冬場になってくると近所の松の⽊に腹巻きのようなものが巻かれているのを⾒たことがありませんか︖
あの腹巻きのようなものは主にわらが巻かれていて、「こも巻き」と呼ばれています。
⼈間も冬場は寒いため腹巻きをすることから、松の⽊も防寒対策をしているように⾒えますが実は違います。
松の⽊に巻かれている「こも巻き」についてはマツカレハという害⾍を駆除するために巻かれています。
これは江⼾時代から続いてる害⾍駆除の⽅法なのですが、最近の研究では「こも巻き」による害⾍駆除の効果はほとんどないといわれています。
実際に「こも巻き」をすることにより捕えることのできる⾍は「ヤニサシガメ」という⾍ばかりで、これは害⾍を捕⾷してくれる松の⽊にとっては益⾍なのです。
害⾍である「マツカレハ」は幹の割れ⽬に潜んでいるそうで「こも巻き」で捕えることは難しいようです。

実は松の⽊って⾷べられるって知っていましたか︖
正確には松の⽊の⽪が⾷べられるのですがビタミンやミネラルが含まれていて、農作物が不況だった際に⾷べられる「⾮常⾷」として活躍していました。
実際に飢饉が起こった際には、街道の松の⽊は⽪が⾷べられてしまって丸裸になったこともあります。
また、お城にたくさん松の⽊が植えてあるのは、城攻めをされた際に⻑期間籠城して戦う時の⾷糧を確保するためなんですね。
調理法としては、松の荒⽪を取り除いてから⽩い⽣⽪だけを⾅などでついて柔らかくして、その後⽔につけておきます。
⽔につけることにより、松の⽪の独特の苦みや臭みをなくして⾷べやすくします。
それから汁を⽪でこしてから⼲すと粉が出てくるので、その粉を⻨の粉と混ぜて餅や団⼦のようなものとして⾷べていました。

*お城に行くと必ず「松」があるのは「籠城に備えて」のことだったわけです。どこのお城の松が一番素晴らしいのでしょうか?

本日もよろしくお願い致します。

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