『マンマ・ミーア!』がアップルトンに再登場:俳優が語る、観客にとっての喜びあふれる逃避の場

アップルトン発 — またまたやってきました!2003年にフォックス・シティーズ・パフォーミング・アーツ・センター(PAC)(※)で初めて上演されたブロードウェイ・ミュージカル『マンマ・ミーア!』が、ホリデーシーズンに合わせて、再び楽しい舞台として帰ってきます。

*ロレアル・ローチェ(リサ役)、アリサ・メレンデス(ソフィ・シェリダン役)、ヘイリー・ライト(アリ役)が、『マンマ・ミーア!』25周年記念北米ツアーで演じる。撮影:ジョアン・マーカス。

この人気のジュークボックス・ミュージカルは、ABBAの陽気な音楽をフィーチャーし、PACで火曜日から12月22日まで上演されます。

『マンマ・ミーア!』 は、結婚を控えた若い女性ソフィが、自分をバージンロードに導いてくれる父親を夢見る物語です。しかし、彼女はまだ父親に会ったことがなく、誰なのかも分かりません。母親ドナに内緒で、ソフィはドナの日記から特定した、父親の可能性がある3人の男性を結婚式に招待します。結婚式前夜、ドナは思いがけず、過去の3人の恋人と再会し、さらにかつてのバンド仲間「ドナ&ザ・ダイナモス」の2人の親友とも再会します。

2001年にブロードウェイで初演されて以来、『マンマ・ミーア!』は演劇界の文化的象徴となっています。2008年の映画版ミュージカルや、2018年の続編の公開により、さらに幅広い観客にその物語が届けられました。
PACで最初に上演されたミュージカルであるだけでなく、同劇場で最も頻繁に上演されるブロードウェイ作品の一つです。PACの社長兼CEOのマリア・ヴァン・ラーンネン氏は、今シーズンのラインナップ発表後、『The Post-Crescent』紙に対し、「『マンマ・ミーア!』がアップルトンの舞台に登場するのは、これが9回目です」と語りました。

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ウィスコンシン出身のキャストの一人にとって、『マンマ・ミーア!』はキャリアにおいても繰り返し登場する作品です。
ビクター・ウォレスは、3人の父親候補の1人であるサムを演じます。彼は2023年10月に始まった25周年記念北米ツアーのキャストとして出演していますが、過去20年にわたり、『マンマ・ミーア!』の様々な公演に出演してきました。ウォレスは、2003年にラスベガスのマンダレイ・ベイ・シアターで6年間上演された『マンマ・ミーア!』で、最初の2年間ソフィの婚約者スカイを演じました。2008年には再びラスベガス公演でサムを演じ、2012年にはブロードウェイ公演のアンサンブルに起用され、これが彼のブロードウェイデビューとなりました。

ウォレスは「この作品が自分の人生の大部分を占めるなんて、全く予想していませんでした」と言います。「でも素晴らしいですね。キャリアの大部分をこの作品が占めるのなら、他の作品でも悪くはないでしょう。とても楽しい作品なんですから」。

ギリシャの架空の島を舞台に、スウェーデンのポップ音楽に合わせて歌とダンスが繰り広げられる『マンマ・ミーア!』は、観客にとって現実からの楽しい逃避の場でもあります。ウォレスによると、このミュージカルはブロードウェイで初演された2001年、9.11テロ事件のわずか1か月後から、その癒しの役割を果たしてきました。

「当時、この悲惨で衝撃的な出来事が起きた後で、この作品が本当にうまくいくのか心配されたかもしれません。でも結局、観客にとって癒しと喜びの時間を提供することができたのです。そしてニューヨークでは大成功しました。ほぼ15年続きましたからね」と彼は語りました。

*ジャリン・スティール(ターニャ役)、クリスティーン・シェリル(ドナ・シェリダン役)、カーリー・サコラヴ(ロージー役)が、『マンマ・ミーア!』25周年記念北米ツアーで演じる。撮影:ジョアン・マーカス。

ウォレスはミルウォーキーから約50マイル南西にあるウィスコンシン州デラバン出身です。過去には『オペラ座の怪人』を含む他のミュージカルでも州内をツアーしており、2019年にはフォックス・シティーズ・パフォーミング・アーツ・センターで怪人の代役として舞台に立ちました。
「両親や叔父叔母が観に来てくれて、本当に素晴らしい経験でした」とウォレスは振り返ります。「素晴らしい施設なので、また戻るのが楽しみです」。

ウォレスが『マンマ・ミーア!』に出演してきた年月の中で、観客層の変化に気づいたといいます。当初は主にABBAファンが多く、1970年代や1980年代にラジオで彼らの音楽を聞いていた年配層が中心でしたが、2008年の映画版公開後、より幅広い観客がこのミュージカルに親しむようになりました。

「今ではオンデマンドで映画が見られるので、子供たちがその映画を見て育っています。まだ一度も見たことがない人の方が珍しいくらいです」とウォレスは言います。「楽しくて気軽に現実逃避ができるこのミュージカルと、作品の温かいメッセージが、多くの人々を引き寄せ続けているのだと思います」。
「友情や愛、心の痛みや許し、そういったテーマが詰まっていて、人々をつなげているのだと思います」。

チケット購入情報:
『マンマ・ミーア!』のチケットは、Ticketmasterのオンラインサイト、電話(800-982-2787)、またはPACのチケットオフィス(直接来店または電話:920-730-3760)で購入できます。
PACチケットオフィス営業時間:月曜から金曜 10時~18時、土曜 9時~12時30分

お問い合わせ:
ケリ・アルセノー(920-213-3721 または karseneau@gannett.com
X(旧Twitter): @ArseneauKelli

※フォックス・シティーズ・パフォーミング・アーツ・センター(Fox Cities Performing Arts Center, PAC):アメリカ・ウィスコンシン州アップルトンに位置する劇場および公演施設です。

https://www.postcrescent.com/story/entertainment/theater/2024/12/12/mamma-mia-is-joyous-escape-for-audiences-wisconsin-born-actor-says/76898292007/

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