『マンマ・ミーア!』がベッカー高校にやってくる

ベッカー高校が上演する大ヒット・ブロードウェイミュージカル『マンマ・ミーア!』の初日が、いよいよ迫っている。

ミュージカルは 11月14日(金)午後19時30分 から、ベッカー高校の パフォーミング・アーツ・センター にて上演される。続いて 11月15日(土)午後14時 と 午後19時 の2回、そして最終公演は 11月16日(日)午後14時 に行なわれる。

*『マンマ・ミーア!』のペニー・ピングリー演出家、グレッチェン・ボードソン音楽監督、そしてキャストたちが、上演を控えたミュージカルの音楽練習を行なった。
(写真:Patriot、撮影=ドン・ベラッチ)。

『マンマ・ミーア!』は、イギリスの劇作家キャサリン・ジョンソンが執筆し、1970年代のスウェーデンのポップグループ ABBA の音楽をフィーチャーした作品である。物語は、結婚を控えた娘ソフィと、ギリシャの島での彼女の結婚式が舞台。ソフィは、母親の過去に関わる3人の男性を自宅へ招待し、そのうち誰が本当の父親なのかを突き止めようとする。父親としてバージンロードを歩いてほしいからだ。

このミュージカルは 生徒たち自身によって選ばれた。アンケートを実施し、その結果『マンマ・ミーア!』が選ばれた。

「私たちは、この経験をできる限り“生徒中心”にしたかったんです。時間もエネルギーも努力も才能も注ぎ込むのは彼らですから」と、ペニー・ピングリー演出家は語る。「私たちは彼らを導き、才能を伸ばす手助けをしますが、実際に取り組み、演じるのは彼ら自身です。だからこのプログラムは彼らのものにしたいし、次の世代にレガシーを残してほしいのです」。

テックチームの13人のうち、初参加でない生徒は2人だけ。ほとんどの生徒がこれまでの高校・中学の公演に参加しており、先輩たちから技術を学んできた。またキャストは39人で構成されている。ピングリー氏は、彼らが参加する理由について「演じるのが大好きで、この活動の一員であることを楽しんでいるから」と語る。

オーディションは学校が始まる前の 8月25日 に行なわれ、それ以来、生徒たちは毎日 月曜から金曜の午後15時15分〜17時30分 まで稽古を続けてきた。MEA週末(ミネソタの教育関連休日)以降はさらに遅くまで練習するようになったという。音楽監督グレッチェン・ボードソンによると、練習時間の約半分が音楽の時間に充てられている。

これだけの努力があるからこそ、『マンマ・ミーア!』はきっと観客にとって素晴らしい体験になるはずだ。チケットは以下のサイトでオンライン購入できる。
https://gofan.co/app/school/MN19531

※ベッカー高校は、アメリカ・ミネソタ州にある 公立の高校(Becker High School) です。
地域の教育委員会が運営しており、学業・スポーツ・芸術活動に力を入れている学校として知られています。

あなたの関心に合わせて、もう少しミュージカル寄りに説明すると次のようになります。

✅ ベッカー高校(Becker High School)とは

所在地
ミネソタ州ベッカー(Becker, Minnesota, USA)

特徴
・Becker Public Schools(ベッカー公立学区)に属する高校
・学業、スポーツ、吹奏楽・合唱などの音楽活動が盛ん
・演劇・ミュージカルのパフォーミングアーツにも力を入れており、学校内に Performing Arts Center(パフォーミングアーツセンター) を持つ
・地域コミュニティと密接に連携しており、学校公演は地元の大きな文化行事になっている

✅ 今回の『マンマ・ミーア!』とベッカー高校の関係

・生徒自身のアンケートで作品が選ばれた
・演出家や音楽監督の指導のもと、学生中心のプロダクションを構成
・約40名のキャスト+テックチーム13名という大規模な学生ミュージカル
・地元新聞も積極的に取り上げる地域密着の人気舞台

https://patriotnewsmn.com/news/mamma-mia-comes-to-becker-high-school

 

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