4月23日土曜日朝
【熊本地震・AMAZON】
皆様おはようございます。熊本地震から一週間が過ぎ自衛隊もボランティアも疲労感が漂っています。被災者は「エコノミー症候群」にかかり何もかもが混乱しています。「自分に何かできることはないのか?」もどかしいところです。
大手通販サイトのAmazonが各避難所に直接モノを送れるシステムを始めましたのでご紹介いたします。
【被災地】熊本市龍田中学校避難所への支援物資
http://www.amazon.co.jp/…/366ZQN7QEB9NE/ref=as_li_ss_tl…
【被災地】熊本市武蔵小学校避難所への支援物資
http://www.amazon.co.jp/…/2YST4RUCELYB3/ref=as_li_ss_tl…
【被災地】熊本市武蔵中学校避難所への支援物資
http://www.amazon.co.jp/…/2JTL0ATL8A7S8/ref=as_li_ss_tl…
【被災地】熊本市下益城城南中学校避難所への支援物資
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【被災地】熊本市龍田小学校避難所への支援物資
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このような全く新しい支援も始まりました。
尚昨晩ご紹介した「福岡」は一旦皆様からの支援物資預かりを停止したようですが時期を見てまた再開するようです。
4月23日土曜日午後
【熊本地震・熊本市&南阿蘇でノロウイルス】
皆様こんにちは。かねてより衛生上の問題が露見していた「熊本地震避難所」でまずは17日に「ノロウィルス」が発症し、その数が日増しに増えているようです。大変心配です。
熊本市によりますと17日に熊本市西区の市立千原台高校の避難所で男性の1人がおう吐や下痢の症状を訴え医療機関を受診したところ「ノロウイルス」が検出されました。
また他の避難所でも「ノロウイルス」が検出され、熊本市は避難所の衛生状態が悪化しているおそれがあるとして感染防止の対応を急いでいますがその数は時間が経つごとに増えています。
また「熊本県南阿蘇村」は23日「熊本地震の避難所」になっている村立南阿蘇中学校で「ノロウイルス」が原因とみられる症状を訴えた避難者の男女が28人いると発表しました。うち17人が病院に搬送され、即入院。
村によると21日から下痢や吐き気などを訴える避難者が出ました。村は消毒などトイレの衛生状態の管理を強化。南阿蘇中には23日午前8時現在村内で最も多い423人が避難している。
避難所の物資以外に「衛生上」の問題も起きてしまいました。今後早急に終息することを願ってやみません。
4月23日土曜日夕方
【熊本地震・犯罪被害~東日本震災を教訓に~】
皆様こんばんは。熊本震災から一週以上経ち「犯罪」「暴力」が少しずつ出てきました。既に「窃盗」があったのは周囲の周知の通りです。ちなみに「東日本(東北)震災」では下記のような犯罪が起こりました。主な犯罪・暴力を列挙致します。
『被災地、被災地外で発生たし犯罪』
1.窃盗
東北被災地では(住民が避難したことによる)「留守宅への空き巣」や「休業中の商店・金融機関に侵入」する「店舗荒らし」「自販機荒らし」、海外での解体転売を目的に入国した外国人による被災車両の盗難なども発生しました(他所からやってきた「偽ボランティア」による窃盗行為もありました)。
2.詐欺
被災者の家族などを装い「預金通帳が津波で流失した」と偽って金融機関に再発行させ、その通帳を騙し取る事件も発生しました。
3.ヤミ金
2011年6月には無登録の「ヤミ金」業者による出資法の制限を超える金利での貸し付けが被災地で横行していることが明らかになりました。
4.暴力事件
避難所では被災者のストレスが高まり些細なことから喧嘩や事件に進展することも多々ありました。
2011年3月29日には被災者の一人である理容師の男性が避難所内で包丁を振り回したため銃刀法違反で現行犯逮捕されました。
5.わいせつ事件
岩手県盛岡市にて2011年4月7日深夜の余震で停電になったことに乗じて住居に侵入し「女性を強姦」したとして翌日に容疑者が逮捕されました。
6.募金詐欺
「募金詐欺」と呼ばれる募金活動の名を借りた犯罪行為も発生し、逮捕者も出ました。電話で親族などを騙る「振り込め詐欺」や、インターネット上で騙すものも発生しました。
7.募金の窃盗・強盗・恐喝
募金箱を窃盗した事件や募金を奪う強盗致傷事件・恐喝事件が発生しました。募金箱の盗難を防ぐ為、または被害を最小限にする為に募金箱を店員が常時いる所に設置、高額募金の場合は取り出し金庫に保管、また回収スパンを短くするなどの対応が行われるようになりました。
8.物資の窃盗
愛知県の一宮市(2011年3月21日)と豊田市(22日)で、協の枯れ草を乾燥させる為の燃料の灯油が盗まれる事件が相次いで発生。震災との関係が疑われました。
9.サイバー犯罪
日本赤十字社などを騙る「フィッシング詐欺」サイトや災害情報を装った「ウイルスメール」などが確認されました。
10.密航
大韓民国の釜山市で2011年3月21日、震災の混乱に乗じて日本に密航しようとする事件が発生しました。
11.種復興支援制度・事業を悪用もしくは詐称した犯罪
「震災関連の損失」があったように装い国から震災特例助成金(主として雇用調整助成金)を騙し取る企業が出ました。震災復興支援事業を行っているように騙り、建設会社等に工事参入を持ちかけて資金協力を求め、現金を騙し取る社団法人も出現しました。
複数の詐欺被害者に対し、被害回復のためであるとして、震災の被災地支援を名目に、震災と原発事故の被災地に位置する山林を通常価格の約1,000倍で購入させる詐欺事件が、2012年以降に相次ぐようになりました。
福島第一原発事故で風評被害を受けたと偽って、東京電力から賠償金をだまし取っていたとして、NPO法人の職員が詐欺容疑で逮捕されました。またこの職員から報酬を受け取った上で不正請求に関与したとして、東京電力の社員1名が書類送検されました。
東日本大震災の被災者になりすまして「生活保護費」をだまし取った名古屋の元学校職員が再逮捕されました。
12.その他
震災で生じた瓦礫の受け入れを表明したり、また実際に受け入れを開始した自治体やその首長に対し「脅迫」などの嫌がらせが行われました。
被災者を装い「架空の名前で岩手県大船渡市に在住していると申告し」偽名で銀行口座を不正に開設する事案も発生しました。
『被災地で発生たし問題行為』
1.避難所で発生たし問題行為
震災直後まだ救援物資が全く届かない時期には「食料不足」から、後から避難所にやって来た市民を追い出そうとする行為が出ました。
避難所生活が長期化してくると「プライバシーが乏しい」などのストレスにより「食料不足が原因ではないトラブル」も発生ました。「飯の量の大小」「手伝いに対する代償がない」などで「避難者間」でトラブルが発生した事例が報道されました。
2.デマ情報
被災地域では、情報不足などが原因で、治安・ライフライン・健康などに関わるデマ情報が流れました。
3.性犯罪
「3・11」震災後の混乱中に「性犯罪」が実際に起こりました。
4.暴力行為
岩手県内で鉄パイプを持った自警団が、火事場泥棒らしき相手に過剰な暴力を振るいました。
5.精神的被害から起きた行為
「震災自殺」が日に日に多くなりました。
地震後には精神的な面で被害をこうむってしまったため、それが問題行為を起こす原因となっている場合がりますあ。2011年4月9日には千葉県市原市の男性が精神的に不安定になったため自宅に火を放って自殺。また内閣府の調査によると「震災関連の自殺が6月だけで16人」に上ったと報告。
今後『熊本』でも同じようなことが起こるケースが想定されます。僕達はこうしたケースを「東日本震災」に学び「想定」「抑止」「予防」しなければなりません。
避難所には多くの人が集まっていますが、その一方で人目につきにくい場所も多く女性や子どもに対する暴力や性的ないやがらせなどが起きやすいのは「東日本震災」を見てもわかることです。
避難所や避難先で、暴力などの被害を受けた場合は、次の窓口で相談を受け付けています。
▼熊本市DV相談専用電話
096-344-3322
▼性暴力被害者のためのサポートセンター
「ゆあさいどくまもと」
096-386-5555
▼熊本女性相談センター
096-381-7110
▼熊本県女性総合相談室
096-355-2223
▼熊本県警察本部レディース110番
0120-8343-81
このほか区役所の福祉課でも相談に応じています。
今後何も起こらないことを祈るばかりです。
(続く)