【連載140】熊本地震取材日誌(2016年の今日、熊本で何があったのか?)

8月31日水曜日昼

【熊本地震・被災者生活・復旧復興情報】

皆様こんにちは。県は昨日30日、熊本地震の応急対策にめどが立ったとして蒲島郁夫知事を本部長とする災害対策本部を解散しました。今後は知事をトップとする「復旧・復興本部」を主軸に被災者や被災自治体の支援を本格化させます。新たな災害に対しては警戒本部に移行して備えます。

復旧・復興本部は6月20日、県の各部と県教育委員会、県警本部の全13部局の長をメンバーに発足。8月3日に策定した県復旧・復興プランに基づき、全庁態勢で各分野の施策を進めていきます。

県知事公室によりますと、同プランは9月末をめどに1回目の改定を予定。国による各種補助制度の創設など新たな財政支援策を反映させ、今後4年間を見据えた中長期の施策を具体化させます。今後も状況変化に応じて随時、改定します。

県庁で昨日30日開いた最後の災害対策本部会議には県や県教委、県警、内閣府など担当者約50人が出席し、家屋被害の現状や対応状況を報告。蒲島郁夫知事は「緊急対応のステージが終わり、復旧・復興の局面に入った。プランを着実に実行し、一日も早い被災者の生活再建と熊本のさらなる発展につなげる」と決意を述べました。

災害対策本部は4月14日の前震発生に伴い設置。被災者の捜索・救助や救援物資の提供、道路の復旧、災害廃棄物の処理、応急仮設住宅の建設などの応急対策を進めてきました。

本部解散に伴い、県庁にある政府の現地災害対策本部も態勢を縮小。当面、内閣府の要員が数人残り、県との連絡、調整に当たります。

現在、熊本では住宅が被害を受けたことを証明する「り災証明書」の発行が遅れ、復旧復興の妨げになっています。遅れている理由は

⑴一旦、全壊、半壊と判断されたすぐあとに豪雨が襲い、半壊は全壊に、一部損壊は半壊又は全壊になってしまった住宅が多々あり、被災者から大量の「調査やり直し」依頼があったからです。

⑵その調査を行うのは自治体の公務員です。当初は他県の自治体の公務員がヘルプに来ていましたが既に帰ってしまいました。その為、調査を行う担当者が急激に減り、調査がほとんど進んでいません。結果「り災証明書」の再発行が大変遅れています。これでは自宅を取り壊すことも、見舞金をもらうこともできません。

このような状況の中、「県災害本部」を解散するのは時期尚早です。僅か60人の公務員で県全体をフォローできるのでしょうか?問題は前述した「り災証明書」の再発行だけではなく、避難所に住んでいる被災者の未来をどうするか?仮設住宅が冬までに全部完成できるのか?など多数あります。

なぜ16万人も公務員が居る東京都に依頼しないのでしょうか?東京都も今こそ熊本に人を年内だけでもいいので派遣してほしいです。

現在、北海道で豪雨による被害が多数出ています。被災はいつやってくるかわかりません。阪神淡路、東日本震災を含め、早く発生したところから早急に対応・処理していくことが大事なのではないでしょうか?東京都はもちろんのこと神奈川県、大阪府など、比較的余裕がある自治体は是非、熊本を早急にヘルプして解決に助力してもらいたいものです。

今回の熊本地震でもSNSは活用されましたが本当にSNSは役に立ったのか?検証することにしました。

インターネット検索大手のヤフーは今年4月14日の熊本地震の発生後に被災地で検索された膨大なワードについて分析。このデータの中から注目したのは次の三つです。

【ガス】

【水道】

【コンビニ】

まず驚いたことは『現場で感じた肌感覚とデータがぴたりと合っている』ことです。被災者のみなさん復旧が始まる頃に一番情報を調べると思いますのでそこが検索数のピークになると考えられます。水やガスは同時と思われがちですが『実際は水道の復旧の方が早く』て『ガスは遅れ』ました。検索ピークのずれはまさにこの表れです。コンビニやスーパーも18日には熊本市中心部の県庁周辺ではパンなどの商品が入り始めていましたので18日で検索数が落ちているのは現場で見た肌感覚と合っています。

しかしSNSはマイナスに働いた一面もあります。SNSは拡散していく過程でタイムラグが生じてしまいます。東日本大震災の時は『SNSが役に立った』と言われましたが、今回SNSは残念ながらマイナスに働いた面がありました。今回のSNSの問題点は2点。ひとつは『古い情報がいつまでも出回る』ことで『支援物資が過剰』に届いてしまうこと。せっかくおにぎりを送っていただいたのに廃棄処分せざるをえないということがありました。もう1点は『局地的な情報がクローズアップ』されすぎました。『物資が足りない一部の地域の情報が拡散』されすぎてあたかも『熊本全体がそうであるかのように誤解』されました。例えば熊本県内でも西原村や南阿蘇村は本震から日数がたっても水や食料が不足していましたが、一方で車で1時間ほど走った山鹿市ではある程度不自由なく水と食糧が手に入る状態でした。

熊本県内の検索データは『リアルタイムに必要とされている情報』。これに対して熊本以外の検索データをみると古い情報や一部の情報に影響されて検索数が増えているといった結果が出ています。支援のミスマッチを解決するためにも『検索データの分析には位置情報を加える』ことが欠かせないと感じます。時間軸での検索数の把握や分析だけでなく『検索した人の位置情報を地図に落としこむことができる』といいと思います。今回の熊本地震は『局地災害』でした。ニーズが具体的に『いつ、どの場所で起きているのか』を把握できれば『的確な支援』につながります。災害時にはどうしても感情的になりがちです。行政が感情的になってしまうと大局的な視点を失い、かえって災害対応や支援の判断を間違ってしまうことがあります。データを見て、冷静さと大局的な視点を取り戻すことも、災害時には必要だと思います。

検索データを災害時にいかすためには、平時からデータを取っておく必要があります。災害時だけのデータでは『この検索数は正常なのか異常なのか』という数字の評価ができません。そしてビッグデータ分析でよくある落とし穴はすでに起こったことをデータで裏付けて『へー。やっぱりそうだったんだ』で終わってしまうことです。どう改善するかと動くことが大事です。熊本地震の後、東京の人に会うと「九州は地震で大変でしたね」と言われます。でも例えば首都直下型地震はすぐ起きてもおかしくないですよね。熊本地震のデータや教訓をもとに『自分の街で起きたらどうするか』考えた方がいいと思います。『平時にできていないことは非常時にはもっとできなません』。これは阪神淡路大震災からの災害時の鉄則です。

東日本震災後も、阪神淡路震災後も、被災者が求める内容は同じです。SNSは確かに貴重なツールですが実際に『デマ』も一瞬のうちに飛び交ってしまうこともあります。今回フェイスブックでも色んな人が情報を流しあい『パニック』が何回も起きました。それに加え熊本県以外の人からは『どうやったら自分が役に立つのか』とか『支援物資をどこに送ったらよいのか』のコメントも震災情報と交じって流れSNSは大混乱を起こしました。その為、当時被災地に居た小生は『僕の情報に一本化してください!』と何度もお願いし、だんだん一本化できるようになりました。データの発信元を統一することはデマを防ぎ、被災者に何が必要で、被災者以外の人はどうすべきかも発信しやすい利点があります。これは何も熊本震災に限らず、今後皆様の元で起こるであろう震災にも同じことが言えます。

しかし小生は『民間人』です。過去何度も提案していますが、日本もアメリカ同様『被災チーム(仮)』を予め用意し、被災が起こったらすぐに現地に飛び、リーダーを中心に部下を、日本で言えば市や村、街に派遣し、現場の状況リーダーが一元化で把握し、どの地域にどのくらい支援物資が必要で、どこが被害が大きいのか?リーダーが指示命令できる制度を早急に設ける必要があるのではないでしょうか?これにより

❶自治体(県、市、村、町)が崩壊してもその機能を担えます。

❷どこの道路が陥没し、火事が起こり、建物が崩れ、どのくらいの人が埋まっているのか?把握できます。

❸必要なところに必要なモノが運べます。

❹デマがなくなります。

❺被災地以外の人も今後自分がどうすればよいのか?確認できます。

❻その他多数

今迄の我が国は地震だけ心配していればよかったですが、豪雨、火山など心配する項目が増えました。アメリカでは『被災チーム(仮)』のリーダーは大統領よりも権限があり、その為、他の州への協力要請も、警察、消防への指示命令もスムースに行きます。アメリカより遥かに被災の確率が高い我が国に『被災専門のチーム』が無いと言うのはおかしな話です。今後も小生は国に『被災専門チーム』の設置を訴えて行くと同時に、熊本の復旧復興情報を通して、皆様に「被災地はどうやって復旧復興していくのか」も披露したいと思います。もちろん被災者の方々が全員、普通の生活に戻れるために記載することが最大の目的です。

皆さん、今後も熊本を応援、見守っていきましょう!

 

1.被災地情報

①熊本地震の県災害対策本部が解散!

一連の熊本地震の対応にあたってきた熊本県の災害対策本部が、応急的に求められる対応が減ったとして、昨日30日で解散し、今後は県の復旧・復興本部を中心に復興事業が進められることになります。

これは、昨日30日熊本県庁で開かれた災害対策本部の会議で蒲島知事が明らかにしました。

この中で蒲島知事は、「最初の地震から4か月以上がたち、被災者の住まいの確保などが着実に進んで、県民が日常の生活を取り戻しつつある」と述べ、応急的に求められる対応が減ったという考えを示して、災害対策本部を解散することを明らかにしました。

災害対策本部は、ことし4月14日に最初に震度7を観測した地震の直後に設置され、被災者の救助や捜索、救援物資の提供などの対応に当たったほか、警察や消防など関係機関との連携の窓口にもなっていました。

熊本県は引き続き休日や夜間も職員およそ60人を待機させるとともに、今後は、ことし6月に設置した「復旧・復興本部」を中心に復興事業の取り組みを進めていくことにしています。

 

②車中泊場所 事前指定へ!

4月の熊本地震を受けて、県は車中泊する避難者用の駐車場所を事前に指定するなど、新たな防災対策をまとめました。昨日30日の県災害支援対策本部会議で明らかにしました。短期間に震度7の地震が2度発生した熊本地震のような例はこれまで想定しておらず、被害想定の見直しや食糧などの備蓄計画の改訂にも着手します。

◆被害想定を見直し

熊本地震では死者95人(災害関連死の疑いを含む)、負傷者2245人、約17万5千棟の建物被害が出ました。県はこの地震で明らかになった課題をもとに、今の防災対策で見直すべき点を洗い出し、新規90項目を含む計116項目に取り組んでいく方針を示しました。

熊本県内では、復旧拠点となる自治体庁舎が被災し、り災証明書の発行が遅れるなどしたため、岐阜県内で耐震化されていない10市町の庁舎の耐震化に早急に取り組みます。また、避難所の体育館の天井や壁が崩落して使えなくなる事態も発生したことから、避難所の追加指定を県内の市町村に働きかけます。

多くの被災者が車中泊による避難生活を送る想定外のことも起きました。このため、車中泊する避難者数の把握や支援物資の提供方法を明確にし、エコノミークラス症候群の防止に向けてテント設備の確保も進めます。また、避難所の駐車可能台数をリスト化するほか、避難所の近くに車中泊避難者用の駐車場所をあらかじめ指定します。

さらに、支援物資が避難所に迅速に行き渡らなかったため、物資の流れや受け入れ方法をさらに具体化するほか、物資輸送訓練の内容を充実させます。

古田肇知事はこの日の会議で、市町村や民間企業など関係機関と連携して取り組むよう指示し、「防災対策に終わりはない。様々な方の意見を聞き、不断の見直しをしてほしい」と呼びかけました。

◆災害関連死の震災委 岐阜市が設置予定案

岐阜市は昨日30日、大規模災害後に亡くなった被災者が「災害関連死」にあたるかどうかを判断する「災害弔慰金等支給審査委員会」を新設すると発表しました。市議会9月定例会に提出する一般会計補正予算案に運営費10万5千円を盛り込みました。

災害関連死に認定されれば弔慰金などが支給されますが、これにあたるかどうかの判断は専門知識が必要なため、市職員では困難だとして委員会の設置を決めました。委員会は医師や弁護士など5人以下で構成。市が今後提示する基準案を審議し、災害時は関連死にあたるかどうかを判断します。

また、食料や飲料水などの災害備蓄品を新たに5万人分増やすことも発表。経費として同予算案に6600万円を計上しました。

 

③熊本地震、ニーズ映した検索、SNSはマイナスの面も!

*以前記載した内容と一部重複

ビッグデータの活用を進める自治体は、熊本地震の被災地での検索データをどう見るのか。地震の「本震」直後から被災地に派遣され、情報収集にあたった佐賀県庁職員の円城寺雄介さん(38)に話を聞きました。

■ビッグデータを行政に生かす

佐賀県は、救急医療や交通などの分野でビッグデータの活用を進める先進県です。円城寺さんは、その中心的な役割を担ってきました。医務課勤務時代は、救急車に配備したタブレット端末でデータを収集・分析し、ドクターヘリの配備につなげました。その後は、県がもつ行政分野のデータを公開する「オープンデータ」を進めてきました。2012年には、ICTを使った地域活性化を支援する「ICT地域マネージャー」を総務省から委嘱され、全国の自治体で講演や助言を行っています。

現在は県庁政策課の「特命担当」。熊本地震の際、佐賀県が被災地を支援するために必要な現地の情報を集め、支援先の自治体との調整を行う情報連絡員(リエゾン)として活躍しました。

■現場での肌感覚とデータがぴたり

インターネット検索大手のヤフーは、今年4月14日の熊本地震の発生後に被災地で検索された膨大なワードについて分析。このデータの中から、円城寺さんがまず注目したのは、次の三つです。

【ガス】

【水道】

【コンビニ】

「まず驚いたことは、僕が現場で感じた肌感覚と、データがぴたりと合っている。みなさん、復旧が始まる頃に一番情報を調べると思うので、そこが検索数のピークになると思います。水やガスは同時と思われがちですが、実際は水道の復旧の方が早くて、ガスは遅れた。検索ピークのずれは、まさにこの表れですね」。

「コンビニやスーパーも、18日には熊本市中心部の県庁周辺ではパンなどの商品が入り始めていましたので、18日で検索数が落ちているのは、私が現場で見た肌感覚と合っています」。

■SNSはマイナスに働いた一面も

円城寺さんは、同じネット上の情報として、検索データとSNSの違いを指摘します。

「検索データは、その時々のニーズを反映していると思いますが、SNSは拡散していく過程でタイムラグが生じてしまいます。東日本大震災の時は『SNSが役に立った』と言われましたが、今回、SNSは残念ながらマイナスに働いた面があったと思います」。

「今回のSNSの問題点は2点。ひとつは、古い情報がいつまでも出回ることで、支援物資が過剰に届いてしまうこと。せっかくおにぎりを送っていただいたのに、廃棄処分せざるをえないということがありました」。

もう1点は、局地的な情報がクローズアップされすぎることだと指摘します。

「物資が足りない一部の地域の情報が拡散されすぎて、熊本全体がそうであるかのように誤解されました。例えば熊本県内でも、西原村や南阿蘇村は、本震から日数がたっても水や食料が不足していましたが、一方で、車で1時間ほど走った山鹿市では、ある程度不自由なく水と食糧が手に入る状態でした」。

■全国のデータとも比較してみたい

今回のヤフーの検索データは、熊本県内からの検索を抽出していますが、円城寺さんは「全国の検索データとも比べてみたい」と話しています。

「熊本県内の検索データは、リアルタイムに必要とされている情報。これに対して、熊本以外の検索データをみると、古い情報や一部の情報に影響されて検索数が増えている、といった結果が出ているかもしれない」。

支援のミスマッチを解決するためにも、円城寺さんは、検索データの分析には位置情報を加えることが欠かせないと提案します。

「時間軸での検索数の把握や分析だけでなく、検索した人の位置情報を地図に落としこむことができるといいですね。今回の熊本地震は、局地災害でした。ニーズが具体的に、いつ、どの場所で起きているのか、を把握できれば、的確な支援につながります」。

「災害時には、どうしても感情的になりがちです。行政が感情的になってしまうと大局的な視点を失い、かえって災害対応や支援の判断を間違ってしまうことがあります。データを見て、冷静さと大局的な視点を取り戻すことも、災害時には必要だと思います」。

■将来の防災にどう生かすか

最後に、ビッグデータ活用の先進県として、今回の熊本地震での検索データを将来の防災にどうつなげるか、助言をもらいました。

「検索データを災害時にいかすためには、平時からデータを取っておく必要があります。災害時だけのデータでは、『この検索数は正常なのか異常なのか』という数字の評価ができません」。

「そして、ビッグデータ分析でよくある落とし穴は、すでに起こったことをデータで裏付けて『へー。やっぱりそうだったんだ』で終わってしまうこと。ではどう改善するかと動くことが大事です」。

「熊本地震の後、東京の人に会うと『九州は地震で大変でしたね』と言われます。でも、例えば首都直下型地震は、すぐ起きてもおかしくないですよね。熊本地震のデータや教訓をもとに、自分の街で起きたらどうするか、考えた方がいいと思います。平時にできていないことは、非常時にはもっとできない。これは、阪神淡路大震災からの災害時の鉄則です」。

 

➃「帰りたい」住民に壁、南阿蘇村・立野地区!

熊本地震で土砂崩れが多発し、住民が長期避難を余儀なくされている熊本県南阿蘇村立野地区。住民の仮設住宅入居は進んでいますが、地区に戻って生活を再建するには多くの課題が立ちはだかっています。

地震前、347世帯863人が暮らしていた同地区。土砂崩れと家屋倒壊で3人が死亡しました。村で唯一、黒川右岸にありますが、村中心部につながる阿蘇大橋が崩落したため、住民の多くは隣接する大津町などに避難。村は同町内3か所に仮設団地を整備しました。

県や村が6月に実施した住民アンケートでは、「立野に帰りたい」という意見が回答が6割を超えました。一方、帰る条件として「水道の復旧」「砂防・治山施設の整備」「道路や橋の復旧」を求める声が多くありました。

地区では今も全世帯で断水が続いています。対岸の水源からの送水管が、阿蘇大橋と一緒に崩落したからです。

村は、阿蘇大橋の上流約700メートルの橋場橋を経由する復旧ルートを検討。しかし、この計画は、地震で崩落した国道57号に送水管を新設しなければならず、国道復旧がいつになるか分からないという問題を抱えています。

そのため村は、国土交通省立野ダム工事事務所が工事用水を確保するため地区内で実施しているボーリングに着目。水量や水質が良ければ応急的に各世帯に送る案を検討しています。しかし、立野は地下水が豊富ではなく、岩盤が厚くて掘削が難航しているとのこと。

「戻りたいが、土砂崩れの再発が怖い」と訴える住民は多くいます。県は5月下旬、新たな崩壊を防ぐため、地震で崩れた斜面の中腹4か所に高さ10~14メートル、幅75~170メートルの堰堤(えんてい)を設置する緊急事業に着手しました。来年度末までの完成を目指します。

生活再建には、道路の復旧も欠かせません。地震で崩落した阿蘇大橋や国道57号の復旧が見通せない中、住民らが対岸へのルートとして期待を寄せるのは、阿蘇大橋の下流に架かる阿蘇長陽大橋(全長276メートル)の早期復旧です。

阿蘇長陽大橋を含む村道約3キロの復旧工事を代行する国交省立野ダム工事事務所によりますと、橋桁を支える橋台が約2メートル沈下。橋桁などにひび割れが生じていますが、架け替えでなく補修による工事を検討しています。

ただ、区間内にもう一つある戸下大橋(全長380メートル)は一部の橋桁が崩落するなどしており、部分的な架け替えが必要。同事務所は「完成時期は未定」としています。

村は、年内に村復興計画を策定する方針。住民の意向を踏まえて安全性が確保できれば、地区内での災害復興住宅の建設も検討します。地区の生活再建を支援する県のプロジェクトチームと協力し、年明けにも住民説明会を開いて砂防事業などの見通しを示した上で、再アンケートを実施する計画です。しかし、所在がつかめない住民もおり、意見集約のための連絡手段も課題。所在の確認を進めています。

浅尾鎮也総務課長は「皆さんが安心して元の生活に戻れるよう、早期の水道復旧と安全性の確保に努めたい」と話しています。

 

⑤熊本筝演奏者協会、9月に無料演奏会!

熊本地震で被災した人々を和の音色で励まそうと、熊本箏(こと)演奏者協会が無料演奏会「日本のしらべ」を、9月3~24日の土日午前11時から、熊本市中央区の市現代美術館アートロフトで開きます。

地震からの復興に「自分たちにできることで貢献したい」と企画。同協会所属の社中や平成音大の合奏クラブなどが出演し、箏や尺八、三絃[さんげん]の合奏を披露します。

初日の3日は、合志市のすずかけ台保育園の卒園生ら5人が「飛躍」「祭花(まつりばな)」など箏の合奏4曲を演奏します。

同協会は「来場者に、少しでもゆっくり楽しんでいただければ」と話しています。

 

⑥県道河陰阿蘇線が復旧!南阿蘇村~阿蘇市のアクセス改善!

熊本県は、熊本地震の影響で一部通行止めになっている南阿蘇村の県道149号(河陰阿蘇線)の復旧工事を完了し、本日31日午後15時から全線開通させます。

これにより阿蘇市と同村を行き来できる道路は、県道阿蘇公園下野線~県道草千里浜栃木線と、箱石峠を通るルートに加え3本となり、同村へのアクセスが改善されます。

全線開通後は一部区間を除き片側1車線で、4トン車までが通行できます。これまで、両市村を行き来する最短ルートだった県道阿蘇公園下野線と県道草千里浜栃木線を通る道のりよりも、3キロほど短いそうです。

県道河陰阿蘇線は、4月16日の本震によって沿線の高野台地区の丘陵で土砂崩れが起き、約150メートルの区間が大量の土砂で埋まりました。県は応急的な復旧として、路上の土砂を撤去せずに押し固めてアスファルトで舗装し、通行を可能にしました。

 

⑦復興住宅「熊本モデル」、益城町で着工!

熊本地震被災者の自宅再建モデル住宅として、熊本県内の工務店63社でつくる熊本工務店ネットワークが昨日30日、益城町のテクノ仮設団地に「くまもと型復興住宅」1棟の建設を始めました。同団地には別の業者が2棟を建設、展示する予定。

県が提案する「くまもと型」は1千万円程度の低価格に加え、震度7に耐えうる最高レベルの耐震等級「3」を県産材で建設するのが条件。県が地元業者を公募し、普及を進めます。

同ネットワークが着工した住宅は、約80平方メートルの2LDKに6畳の和室、寝室のほかウオークインクローゼットを設けまする。スレートぶきの片屋根にするなどして、コストを抑えました。11月完成予定。

同ネットワークの久原(くばら)英司会長(52)は「購入希望者が安心できるよう、できる限り地元の工務店を紹介する。内装の変更、オプションなども相談に応じたい」と話していました。

モデル住宅の内覧受け付け、商談などは建設業者が応じます。同仮設団地で生活する女性(77)は「将来的には自宅を再建したい。モデル住宅も一つの候補。低価格でどんな家ができるのか楽しみ」と期待していました。

 

⑧宅地復旧費、新たな補助対象に!国交省方針!

国土交通省は29日、熊本地震で崩れた民家の擁壁や広域にわたって陥没した宅地の復旧費を新たに補助の対象にする方針を明らかにしました。益城町などで土地区画整理事業が行われる場合も、直下に断層がある民家などを移転補償費の交付対象にする方向で調整しています。

熊本県の判定で「危険宅地」とされた件数が、東日本大震災と比べても多い点を踏まえました。国交省が2017年度政府予算概算要求に盛り込みました。

民家の擁壁については、道路など公共施設に影響を与える恐れのあるものが前提。陥没した宅地は、阿蘇市の狩尾地区など道路を含め一帯が被害を受けたケースを想定しています。

土地区画整理事業では通常、道路や公園など公共施設が整備される宅地についてのみ、移転補償費が交付されます。しかし、倒壊被害が甚大な益城町中心部では、直下に断層が走っているとみられ、移転希望が多数に上る可能性もあります。市街地復興を急ぐため、対象拡大が必要と判断しました。

国交省は今後、「防災・安全交付金」や「社会資本整備総合交付金」の対象として、支給する具体的な要件や補助率などを詰めます。

国交省は概算要求の基本方針で「熊本地震からの復旧・復興」を柱の一つに掲げました。熊本地震関連の具体的な要求額は「事業が固まっていないため、示せない」と説明。防災・安全交付金(要求額2兆6464億円)などで対応します。

 

⑨赤穂浪士と熊本ゆかりの品展示!島田美術館!

江戸時代中期の「元禄赤穂事件」にちなんだ作品を集めた「元禄赤穂事件と熊本」展が、熊本市西区の島田美術館で開かれています。赤穂浪士の1人で熊本にゆかりのある堀部弥兵衛金丸(あきざね)の書状など、忠臣蔵で有名な事件と熊本とのつながりを感じさせる展示になっています。12月19日まで。

堀部弥兵衛金丸は、赤穂浪士の中で最年長の77歳だったことで知られ、親族が熊本の細川家に仕えていたそうです。展示会には、討ち入り前夜に、堀部弥兵衛が細川家中にいる一族にしたためた遺書ともいえる書状のほか、切腹を前にした浪士たちの表情を克明に描いた彩色画、浪士たちの錦絵など約30点を展示しています。

入館料は一般700円、高大生400円、小中生200円。火曜(祝日を除く)は休館。

 

⑩名産のクリで人吉PR!女将の会が考案!

人吉市の旅館おかみでつくる「人吉温泉女将(おかみ)の会 さくら会」は昨日30日、山江村を中心に県内有数の生産量を誇る人吉球磨産のクリを使った一品料理やオリジナルスイーツ計8品を考案し、9~10月に各加盟施設で提供すると発表しました。秋の集客イベントとして毎年実施していく考え。

8品と提供先は、栗

の渋皮煮を使ったプリンとアーモンドケーキ=あゆの里

栗きんとん=翠嵐楼

栗ようかん=芳野旅館

栗ご飯と栗のハンバーグ=鍋屋本館

栗まんじゅう=人吉旅館

マロンのミルフィーユ=ホテルサン人吉

あんこと栗とクリームチーズの春巻き=しらさぎ荘

栗のブリュレ=一富士旅館

それぞれ、食事やデザート、茶菓子などとして出します。

試食会では色鮮やかな料理が並び、おかみたちが自慢の一品をアピール。さくら会の有村政代会長は「郷土の名産を味わってもらい、人吉のPRと観光活性化につなげたい」と話していました。

 

⑪「料理の甲子園」鹿本農高が優勝!熊本大会!

地元食材を使い、高校生が料理の腕を競う「ご当地! 絶品うまいもん甲子園」の熊本大会が昨日30日、熊本市中央区の西部ガスショールームで開かれました。県産の赤米やトマトなどでカレーを作った鹿本農高チームが優勝。11月に東京である全国大会に出場します。

農林水産省などが毎年開き5回目。全国9地区で地方予選があります。例年熊本は九州地区での予選ですが、地震による被災地支援のため、ことしは熊本単独の予選を設けました。

書類選考を通過した県内の4校5チームが参加。地元食材を1品以上入れる決まりで、3人1組が30分の制限時間内に仕上げました。

あか牛を挟んだライスバーガーや、ショウガを載せたカレーパンなどユニークなアイデアがずらり。鹿本農高チームは、県産トマトで作ったカレーを山鹿産赤米と合わせた「やまがーる(山鹿+農業女子)キーマカレー」を出品。ハート形の目玉焼きをのせ「女子力」をアピールしました。

3人は同高食品加工部の代表として出場。リーダーの2年境璃奈さんは「みんなで考えた一皿。全国大会でも熊本の食材の良さと元気をアピールしたい」と意気込みました。

レシピは年明け以降に商品化され、県内のファミリーマートに並ぶ予定。

 

2.生活情報

【災害ごみ】

『玉名市』

市民を対象に被災家屋や小屋の瓦を同市の仮置き場で受け入れます。9月30日までの平日(午前9時~午後17時)に市環境整備課で申請を受け付け、搬入許可証を発行します。

申請には

(1)市発行の、り災証明書か罹災届出証明書(コピー可)

(2)本人確認書類(免許証など)

(3)印鑑

が必要。市環境整備課TEL0968(75)1118。

『阿蘇市』

阿蘇畜産農業協同組合跡地で午前9時~午後16時半(正午~午後13時までは中断)に受け入れ。日曜は休止。

『産山村』

平日午前9時~午後16時、村住民課に連絡。指定時間帯に産山地区公民館グラウンドで受け付けます。

『小国町』

平日に町住民課が対応します。TEL0967(46)2115。

『南小国町』

平日に町町民課が対応します。8月末まで。TEL0967(42)1113。

『南阿蘇村』

火、金曜は受け入れ休止。それ以外は午前9時~午後16時半(午前11時半~午後13時は一時中断)、立野ダムストックヤード、長陽パークゴルフ駐車場。持ち込む際はごみの分別と、被災証明書か、り災証明書が必要。

『大津町』

平日と土曜の午前9時~午後16時、室の永井運送敷地内で、解体木やコンクリートブロック、瓦などに限って受け入れます。り災証明書などの提示が必要。日曜は休止。

『菊陽町』

平日と土日を除く祝日の午前9時~午後17時まで、津久礼のし尿処理場跡地で、瓦やブロックなどのがれきに限って受け入れます。土日は休止。

『西原村』

平日と土曜の午前8時半~正午と午後13~同16時半、布田の村民グラウンドで受け入れます。天候次第で中止や時間変更もある。日曜は休止。 

入れます。天候次第で中止や時間変更もある。日曜は休止。 

『熊本市』

燃やすごみは東部と西部の各環境工場で、埋立ごみは扇田環境センターで、それぞれ受け入れます。手数料を免除してもらう場合、事前に市役所や区役所での申請が必要。受け入れは午前8時半~午後16時半。 市廃棄物計画課TEL096(328)2359。

『益城町』

本日31日は午前9時~正午と午後13時~同16時、旧益城中央小で。明日9月からは月・火・木・金・土曜に変更し、許可証も必要になります。発行申請は罹災証明書、身分証明書、印鑑を持参し、町環境衛生課まで。

『甲佐町』

午前8時半~正午、午後13時~午後16時半、緑川グラウンド。月曜は休止します。

『嘉島町』

浮島周辺水辺公園北側で午前9時~正午、午後13時~午後17時。水、日曜は休止します。

『御船町』

町民グラウンドで午前9時~正午、午後13時~午後16時。り災証明書(原本)の提示が必要。月曜は休止。雨天時は休止もあります。

『宇城市』

家屋の公費解体や自主解体を市に申請した人を対象に、家具や家財を仮置き場に搬入できる許可証を発行しています。搬入期限は発行から2週間以内(日曜休止)。申請は平日のみで、り災証明書と身分証明書、印鑑を持参して衛生環境課へ。  

【銭湯】

『全県』

県公衆浴場業生活衛生同業組合の加盟施設が、自宅で入浴できない被災者を対象に無料開放しています。利用者は、り災証明書もしくは身分証明書の提示が必要。熊本市内は菊の湯(中央区新町)、龍の湯(同区琴平本町)、たかの湯(東区栄町)、あしはらの湯(北区植木町)、松の湯(同)。同市以外はサンパレス松坂(山鹿市)、玉名ファミリー温泉(玉名市)、潮湯センター海老屋(長洲町)。

『山鹿市』

さくら湯は被災者の入浴料を無料に。り災証明書か身分証が必要。午前6時~翌日午前0時。

『熊本市』

ピースフル優祐悠は、避難所の利用者や自宅のふろが使えない人を無料に。午前5時~午前0時。住所、氏名、年齢の記入が必要。

『益城町』

阿蘇熊本空港ホテルエミナース「七福の湯」は、避難所の利用者や自宅のふろが使えない人を無料に。午前10時~午後22時。り災証明書もしくは運転免許証などの提示と、住所、氏名、年齢の記入が必要。

【仮設住宅】

『御船町』

本日31日、同町高木の民有地約3400平方メートルに甘木第2仮設団地22戸の建設を始めます。完成予定は10月中旬。同町では19カ所目、計362戸になります。

【医療】

・県医師会などの「夜間小児救急電話相談」。♯8000またはTEL096(364)9999。平日午後19時~、土曜午後15時~、日・祝日午前8時~、いずれも翌朝午前8時まで。

・県助産師会の「妊娠・産後電話相談」。TEL096(325)9432。平日午前10時~午後16時。

・労働者健康安全機構の「心と健康に関する電話相談」。心の相談フリーダイヤル(0120)783728。平日午前10時~午後17時。健康相談同(0120)021506。月・水・金曜午後13時~午後17時。問い合わせは熊本産業保健総合支援センターTEL096(353)5480。

・がん患者や家族の相談を、熊本大病院など県内19カ所所の「がん相談支援センター」で受け付けています。県健康づくり推進課TEL096(333)2208。

【避難所】

『南阿蘇村』

沢津野詰所前、長野公民館前、袴野集会所前、旧立野小グラウンドは午前9時~午後18時。東急第一別荘前、黒川交差点まどか前、長陽中央公民館前は終日。

『西原村』

西原中、山西小は終日。

『熊本市』

市上下水道局(中央区)で飲料水を提供します。

市総合体育館(中央区)。

『嘉島町』

町民体育館を31日で閉鎖予定。

町役場南側駐車場の水道を開放しています。

『美里町』

町福祉保健センター湯の香苑、中央庁舎、砥用庁舎。

『大津町』

大津地区公民館分館、老人福祉センター。

『西原村』

構造改善センター。

『益城町』

町総合体育館、町交流情報センターなど4か所。

『御船町』

町スポーツセンター。

『宇城市』

市武道館。

『宇土市』

走潟地区体育館。

 

3.ここ一週間の地震

2016/08/31 10:06 31日 10:03頃 熊本県熊本地方 1

2016/08/31 09:02 31日 08:59頃 和歌山県南部 2

2016/08/31 08:15 31日 08:12頃 熊本県熊本地方 1

2016/08/31 07:02 31日 06:59頃 鳥取県中部 2

2016/08/31 05:42 31日 05:37頃 茨城県沖 1

2016/08/31 05:29 31日 05:26頃 熊本県熊本地方 1

2016/08/31 05:08 31日 05:05頃 茨城県沖 2

2016/08/31 01:41 31日 01:38頃 鳥取県中部 1

2016/08/30 23:14 30日 23:11頃 鳥取県中部 2

2016/08/30 20:22 30日 20:19頃 日向灘 1

2016/08/30 17:54 30日 17:50頃 茨城県沖 1

2016/08/30 17:11 30日 17:07頃 福島県沖 2

2016/08/30 15:48 30日 15:45頃 熊本県熊本地方 1

2016/08/30 15:42 30日 15:39頃 熊本県熊本地方 2

2016/08/30 08:56 30日 08:53頃 熊本県熊本地方 2

2016/08/30 04:48 30日 04:44頃 熊本県天草・芦北地方 2

2016/08/30 04:29 30日 04:25頃 千葉県北西部 1

2016/08/30 04:16 30日 04:13頃 熊本県天草・芦北地方 1

2016/08/30 02:56 30日 02:54頃 熊本県阿蘇地方 1

2016/08/30 02:05 30日 02:02頃 熊本県天草・芦北地方 1

2016/08/29 14:38 29日 14:35頃 岩手県沖 1

2016/08/29 10:45 29日 10:42頃 宮古島近海 1

2016/08/29 09:38 29日 09:34頃 十勝地方南部 1

2016/08/28 23:19 28日 23:15頃 奄美大島近海 1

2016/08/28 15:05 28日 15:01頃 熊本県熊本地方 1

2016/08/28 13:59 28日 13:57頃 熊本県熊本地方 2

2016/08/28 13:23 28日 13:18頃 熊本県阿蘇地方 2

2016/08/28 10:02 28日 09:58頃 熊本県熊本地方 2

2016/08/28 05:48 28日 05:44頃 新島・神津島近海 3

2016/08/27 23:58 27日 23:55頃 熊本県熊本地方 1

2016/08/27 23:14 27日 23:11頃 熊本県熊本地方 2

2016/08/27 22:50 27日 22:46頃 茨城県南部 3

2016/08/27 19:04 27日 19:01頃 宮城県中部 2

2016/08/27 15:23 27日 15:20頃 和歌山県南部 1

2016/08/27 12:44 27日 12:40頃 熊本県熊本地方 1

2016/08/27 10:22 27日 10:19頃 熊本県熊本地方 1

2016/08/27 04:39 27日 04:36頃 根室半島南東沖 2

2016/08/27 03:19 27日 03:16頃 熊本県熊本地方 2

2016/08/26 21:50 26日 21:47頃 熊本県熊本地方 2

2016/08/26 20:25 26日 20:22頃 千葉県東方沖 1

2016/08/26 19:44 26日 19:41頃 千葉県東方沖 1

2016/08/26 18:31 26日 18:28頃 千葉県北西部 1

2016/08/26 10:04 26日 10:00頃 茨城県沖 1

2016/08/26 08:05 26日 08:00頃 熊本県熊本地方 1

2016/08/26 02:31 26日 02:28頃 熊本県熊本地方 3

2016/08/26 02:10 26日 02:05頃 鳥島近海 2

2016/08/25 12:43 25日 12:40頃 熊本県熊本地方 1

2016/08/25 10:04 25日 10:01頃 宮城県沖 1

2016/08/25 09:02 25日 08:59頃 熊本県熊本地方 1

2016/08/25 04:12 25日 04:09頃 大分県中部 1

2016/08/24 19:25 24日 19:21頃 熊本県熊本地方 1

2016/08/24 19:04 24日 18:59頃 鳥取県中部 1

2016/08/24 14:58 24日 14:55頃 熊本県熊本地方 1

2016/08/24 08:07 24日 08:04頃 有明海 1

2016/08/24 07:06 24日 07:02頃 奄美大島北東沖 2

2016/08/24 05:39 24日 05:35頃 宮城県沖 1

 

(続く)

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