なにわの日・乱歩の日・菜っ葉の日「今日は何の日・7月28日」

7月28日日曜日

皆様おはようございます。毎日暑いですね!体調はGOODですか?エアコンをうまく活用していますか?

今日は「なにわの日」「乱歩の日」「菜っ葉の日」です。

まず「なにわの日」から。

なぜ7月28日が「なにわの日」なのかというと、七(な)二(に)八(は)で「なにわ」(難波・浪速)という語呂合わせが由来となっています。
「なにわの日」については大阪市浪速区によって2007年に制定された記念日となります。
大阪市浪速区によるとこの日を「未来わがまちビジョンに基づき、浪速区がもつ多彩な魅力の再発見とその認知度を高める」という事を目的として制定した記念日としています。
「なにわの日」になると、浪速区内で市民や商店街や企業などによって様々なイベントが行なわれているそうです。
大阪といえば浪速区をイメージする人が大変多いそうで、浪速区の全国への認知度は高まっているため、このようなイベントが成功しているということがいえますよね。
もしも7月28日に大阪にいくようなことがあれば、浪速区へ足を運べばたくさん面白いイベントなどが開催されているかもしれませんね。

今や庶民の味として完全に定着している「回転寿司」ですが、大阪府民によって考案されたものだって知っていましたか?
回転寿司は大阪の白石義明氏によって発明されたものだとされています。
白石さんは元々は東大阪市で「元禄」という和食屋を営んでいて寿司屋というわけではありませんでした。
ある日、たまたま人手不足であるというビール工場を見学したところ、ベルトコンベアーに乗って自動で流れてくるビール瓶を発見し、これをヒントにして自分の店に導入しようと考えました。
さっそく白石さんはベルトコンベアーを和食屋に導入して、料理を厨房から客席へと流しました。
その後、和食屋「元禄」の支店をオープンさせたのですが、この時支店のメニューを寿司だけにしてベルトコンベアーに流し、これをお客さんにとってもらうという方式をとりました。
これが現在でいうところの回転寿司の第一号となったのでした。
料理をベルトコンベアーに乗せて自動で運ぶなんて、なんとも大阪府民らしいユニークな発想ですよね。

大阪でお笑いをやる劇場の名前といえば「○○花月」というように、「花月」という言葉がついてきますよね。
なぜ大阪のお笑いでは「花月」と使われているのかが不思議なので調べてみました。
どうやら大阪のお笑いに「花月」という言葉が使われる由来は二つの説があるようです。
ひとつめは吉本夫婦が法善寺でおみくじを引いたところ、「吉」という結果となりその下に「花は散っても季節がくれば花が咲く、月は欠けてもまた満ちる。浮き沈みに惑わされなければ成功する」という文言が書いてあったため、これが由来となって最初に開いた劇場を「南地花月」としたという説です。
二つ目の説は、落語家の桂太郎が名付けたとされていて、占いに凝っていたそうで占ってみたところ「花と咲くか、月と陰るか、すべてを賭けて」という易から「花月」が生まれたという説です。
どちらが本当の説なのかは現在もはっきりしていないそうです。


*「なにわ」ナンバーはめったに東京では見ませんが、見ると一応にビビりますよね?なぜ「なにわは怖い」と言うイメージがあるのでしょうか?テレビ映画「ミナミの帝王」のせいでしょうか?

次に「乱歩の日」について。

なぜ7月28日が「乱歩の日」なのかというと、1965年7月28日が小説家である江戸川乱歩の命日であることが由来となっています。
江戸川乱歩という名前は小説家としての筆名であり、アメリカの推理作家である「エドガー・アラン・ポー」にちなんで名乗っていたそうです。
本名については「平井太郎」という名前でした。
主に推理小説を得意としていた小説家であったので、推理小説が好きで普段から本を読んでいる人は一度は江戸川乱歩の作品を読んだことがあるのではないでしょうか。
江戸川乱歩が活躍した時期は大正から昭和初期のころであり、江戸川乱歩が日本の推理小説というジャンルを確立させたといっても過言ではなく、様々な作品を世に送り出してきました。
江戸川乱歩の作品は漫画化されたものも多く、少年少女向けの探偵小説である「少年探偵シリーズ」は藤子不二雄によって描かれたこともあります。
パーキンソン病などを患ってしまったのにも関わらず、それでも最期まで執筆活動をやめることはなかったそうです。

小説という言葉を見て不思議に思ったことはありませんか?
短編ならまだわかりますが、長編などの長い文章も「小説」といいますよね。
実はこの「小」という漢字については、小説の長さが関係しているではないのです。
小説という言葉の由来については、元々は中国で生まれた言葉となっています。
元々は現在のような意味で使われているような言葉ではなく、国王に国で起こった出来事やトピックなどを伝えるためのものであり、これを「稗史(はいし)」と呼んでいたそうです。
この稗史(はいし)が小説という言葉の語源とされており、稗史(はいし)が国民の中で話されている伝説や噂話、説話だったことから「取るに足りないもの」や「価値のないもの」といった考えとなり、これが「小説」という言葉を生んだのだとされています。
「小」は話の長さではなく「取るに足らない小事」というところからきているということですね。

*写真は僕の大叔父山本周五郎の本です!!

夏目漱石は世に様々な名作小説を生みだしてきましたが、その有名タイトルの中に「吾輩は猫である」というものがありますよね。
実は「吾輩は猫である」についてはあとから変更されたもので、元々は違うタイトルにしようとしていたって知っていましたか?
「吾輩は猫である」の主人公の「吾輩」のモデルとなったのは夏目漱石に飼われていた野良猫なんですが、この猫には名前が無く、最初はこの猫の物語を「猫伝」というタイトルで出版しようとしていたそうです。
しかし、小説家の高浜虚子が物語の文章の最初が「吾輩は猫である。名前はまだない」で始まることから、「吾輩は猫である」にすることを提案しました。
そして、結局は「猫伝」ではなく「吾輩は猫である」が採用されることになったのでした。

*皆様は江戸川乱歩の小説お読みになりましたk?乱歩といえばやはり「怪人二十面相」でしょうか?「ハハハ、明智君!」

最後に「菜っ葉の日」について。

なぜ7⽉28⽇が「菜っ葉の⽇」なのかというと、七(な)2(ツー)⼋(は)で「なっぱ」という語呂合わせが由来となっています。
「菜っ葉の⽇」については、この時期は暑い⽇が続くことから夏バテ気味となるため「キャベツ、ハクサイ、ホウレンソウ、レタスなどの葉ものの野菜を⾷べて夏バテを防ぐ」ということを⽬的として制定された記念⽇となっています。
ただし、⼀体誰によって制定された記念⽇なのか、いつ頃から存在している記念⽇なのかという情報については探しても⾒当たりませんでした。
⻘果商などの野菜を売っている関係者が、この⽇を野菜の消費拡⼤につなげようとして野菜に関するキャンペーンを⾏っている場合もあるそうです。
確かにこの時期は夏の⼀番暑い時期といっても過⾔ではなく、⽇中に30度を上回る真夏⽇になる⽇が続きますよね。
夏バテしがちな季節ですのでしっかりと栄養を取らなければいけないのですが、あまりコッテリとしたものも⾷べたくないですし、さっぱりと⾷べられる野菜を中⼼にしっかりと⾷べて栄養を取っていきたいですね。

スーパーなどで野菜を選ぶ時には⼀般的にはずっしりと重みがある野菜の⽅が中⾝がたくさん詰まっていて美味しいとされていますよね。
しかし、レタスの場合は逆にずっしりとしているものよりも軽いものの⽅が美味しいって知っていましたか︖
美味しいレタスというのはみずみずしくてシャキッとした⾷感があるものですよね。
重いレタスの場合は葉っぱは育ちすぎて堅くなってしまっていて⾷感が悪いものが多いんです。
逆に軽いものに関してはシャキッとした⾷感もあって苦みが少なくて、みずみずしくて美味しいんですね。
美味しいレタスを⾒分けるためには⼿にとって少し押してみるとわかりやすいかと思います。
美味しくない中⾝の詰まったレタスは押しても堅くて弾⼒がありませんが、美味しいレタスについては中⾝に空洞があるため押すと弾⼒が感じられます。
かなり簡単に⾒分けられるのでスーパーでぜひやってみてくださいね。

トマトは⽇本では野菜だとされていますが、アメリカではトマトが野菜なのか果物なのかを争う裁判が起こったことがあるんです。
そもそもなぜそんなくだらないことで争うの︖という思う⼈もいるかもしれませんが、19世紀末のアメリカでは果物の輸⼊については税⾦がかからずに、⼀⽅で野菜の輸⼊にはお⾦がかかったそうなんです。
そこで、トマトを輸⼊する業者はトマトは果物だとして税⾦は払わないと主張したのです。
しかし、役所はトマトを野菜だと考えているため税⾦を払うように主張していました。

結局は本⼈同⼠の話し合いだけでは決着がつかないので裁判沙汰にまで発展することとなりました。
裁判ではトマトは野菜畑で育つことと、そもそもデザート感覚で⾷べるものではないことからトマトを野菜とし、役所側が勝訴する結果で幕を閉じました。

*皆様は好きな野菜はありますか?しかし野菜の値段が高騰していますね?僕はトマトですが、最近のトマトは味が美味しくないです。たまに地方に取材に行ったとき「形の悪いトマト」を食べてみると超美味しかったりします。

本日「日曜日」もよろしくお願いいたします。

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