5月9日木曜日
皆様おはようございます。相変わらず天候が不順ですね。体調にはくれぐれもお気をつけくださいね。
今日は「アイスクリームの日」「呼吸の日」「クジラの日」です。
まず「アイスクリームの日」から。
なぜ5⽉9⽇が「アイスクリームの⽇」なのかというと、5⽉9⽇がアイスクリームのシーズンインとなる連休明けの時期であることが由来となっています。
「アイスクリームの⽇」については東京アイスクリーム協会(現在の⽇本アイスクリーム協会)によって1965年から実施されています。
前年の1964年5⽉9⽇には東京アイスクリーム協会が記念事業を⾏ない、諸施設へアイスクリームをプレゼントしたそうです。
このことがきっかけとして「アイスクリームの⽇」が誕⽣し、それ以降も様々なイベント実施しています。
以上の由来以外にも「アイスクリームの⽇」の由来として、1869(明治2)年に町⽥房蔵が横浜の⾺⾞道通りに開いた「氷⽔屋」で、⽇本初のアイスクリーム「あいすくりん」を製造・販売したという由来が存在しています。
しかし、これについては旧暦6⽉(新暦7⽉)のことなので5⽉9⽇ではありません。
したがってこちらの「アイスクリームの⽇」の由来については間違いであることが考えられます。
⽇本初のアイスクリームは1869(明治2)年に町⽥房蔵が横浜の⾺⾞道通りに開いた「氷⽔屋」で製造・販売された「あいすくりん」である事は説明しましたよね。
現在ではアイスクリームは庶⺠的なもので、⾼級なアイスクリームである「ハーゲンダッツ」についても決して⼿が出せない値段ではありませんよね。
この時代に売られていたアイスクリームについては現在とは⽐べ物にならないくらいの⾼級品だったのです。
なんとその値段は⼀⼈前で現在の貨幣価値に換算して8000円ほどだったそうです。
さすがにアイスクリームを⾷べるために8000円も払えないですよね。
当然、その当時も庶⺠の間では値段が⾼すぎることからあまり売れずに、アイスクリームの⾷⽂化が定着することはありませんでした。
材料が特別⾼級だったわけではなく、⽣乳、砂糖、卵⻩を使ったシンプルなレシピで使われたアイスクリームだったそうです。
皆さんはアイスクリームを⾷べる時にカップで⾷べますか︖
それともコーンに⼊れて⾷べますか︖
読者の中には同じ値段であれば少し得した気がして絶対にコーンを選び、少し⾼くてもコーンの⾷感が好きでコーンで⾷べてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は元々アイスクリームはコーンにのせて販売されていたわけではありません。
1904年のアメリカで⾏なわれた万国博覧会でアイスクリームを販売したところ、その⽇が厚くアイスクリームが凄い勢いで売れたそうです。
あまりに売れ⾏きが好調だったため、アイスクリームを乗せる紙⽫がなくなってしまうという事態が発⽣しました。
その反⾯となりで商売していたウエハース屋は⼈気がなかったのですが、アイスクリーム屋に対して「ウエハースにアイスクリームを乗せてはどうか︖」と提案があり、これがアイスクリームをコーンに乗せてたべるきっかけとなったとされています。
*皆様は「アイスクリーム」を召し上がっていますか?僕は仕事が休みの前日は食べるようにしています。アイスクリーム専用のスプーンも買いました。
次に「呼吸の日」について。
なぜ5⽉9⽇が「呼吸の⽇」なのかというと、五(こ)九(きゅう)で「こきゅう」という語呂合わせが由来となっています。
「呼吸の⽇」についてはNPO⽇本呼吸器障害者情報センターによって制定されました。
この⽇は⽣き物全てに与えられる「よりよい呼吸を考える⽇」にしてほしいということを⽬的としています。
5⽉9⽇という⽇付は⽴夏も過ぎて夏が始まっており、緑も多くなっていることから、深呼吸をすると美味しい空気が吸えそうですよね。
NPO⽇本呼吸器障害者情報センターからも「よりよい呼吸を考える⽇にしてほしい」としていますから、近くの公園にいって美味しい空気を吸ったり、登⼭などをして森林浴をするのも良いかもしれませんね。
⼈間はもちろん呼吸がないと⽣きていけませんから、この「呼吸の⽇」をいい機会にして呼吸器系の健康診断を⾏なってみるのもよいでしょう。
⼈間の主な呼吸⽅法としては⼝での呼吸と⿐での呼吸が挙げられますよね。
⿐呼吸についての雑学なんですが、実は⼈間は⿐呼吸をする時に⽚⽅の⿐だけで呼吸をしているのです。
花粉症や⾵邪などの⿐⽔で⿐がつまっている時は例外として、普段から両⽅の⿐の⽳を使って呼吸をしていると思っている⼈が多いんですよね。
今からでも⿐の下に⼿をかざして⿐呼吸をしてみれば、⽚⽅の⽳からしか空気が出ていないことがわかるので試してみてください。
⿐の奥には⿐甲介(びこうかい)と呼ばれるものがあり、ここが充⾎して膨張することによって空気の通り道がふさがり、常にどちらか⼀⽅の⿐の⽳を休ませるようにしているのです。
⿐の⽳は24時間どちらかが⼀⽅的に機能しているのではなく、約2時間半おきに⾃動的に使っている⿐の⽳が交代されています。
どちらか⼀⽅に負担がいかないように⾃律神経によってコントロールされているんですね。
皆さんは⽪膚呼吸の動物というとどんな動物を思い浮かべますか︖
⼈間などの哺乳類や⿃類、爬⾍類も基本的に肺呼吸ですが、カエルなどの両⽣類は⽪膚と肺の両⽅で呼吸していますよね。
⽪膚呼吸をする動物については⽪膚を常に濡らしておく必要があり、乾いてしまうと呼吸ができなくなってしまいます。
そのため、カエルなどの⽪膚は常に湿って潤っているんですね。
実は⼈間も⽪膚呼吸をしています。
これは⽪膚の表⾯にある細胞に酸素を供給するためであり、⼈間の肺呼吸で取り⼊れる酸素の量と⽐較すると、わずか0.6%のようです。
⽪膚呼吸が出来ないからといって⼈体に重⼤な影響を与えることはありません。
実際にお⾵呂に⼊っている時なども特に問題がありませんよね。
*私たちは普段何も考えずに呼吸していますが、呼吸ができなくなったら終わりですからね。大気はキレイにしたいものですね。
最後に「クジラの日」について。
なぜ毎月9日が「クジラの日」なのかというと、9日という日付が「く(9)じら」という語呂合わせであることが由来となっています。
「クジラの日」については、京都で国際捕鯨委員会年次総会が開催された1993(平成5)年に、大日本水産会や日本捕鯨協会等25団体によって制定された記念日となります。
もともとはクジラをもっと食べてもらうことを目的として制定された記念日ですが、1988年にはクジラの商業捕鯨が禁止されていたため、記念日制定当初からクジラの肉を手に入れるのは簡単ではありませんでした。
現在ではさっぱり食べることがなくなったクジラですが、実は縄文時代や弥生時代の遺跡から骨が出土するなど、かなり昔から食べられていたんです。
クジラといえば地球上に存在する生物の中でも最も巨大な生物なので、当時の人がどのようにしてクジラを狩っていたのかが気になりますよね。
また、クジラは哺乳類の中でも海に最も深く潜ることが出来て、「マッコウクジラ」については約3000メートルの深海まで潜ることが出来るそうです。
その潜水時間はなんと約1時間にもなるそうで、現在でも捕鯨は命がけかもしれませんが、昔の人は怪物とでも戦うような感覚で捕鯨を行なっていたのかもしれませんね。
クジラといえば海面から頭を出して、豪快に潮を吹くイメージがありますよね。
あの行動は「潮吹き」という名前で知られていますが、あれは潮を吹いているわけではないんです。
実は「潮」ではなく「空気」を吐き出しているだけなんですね。
クジラは哺乳類であることは冒頭で述べましたが、人間と同じく肺で呼吸を行なっています。
人間が呼吸をする時に息を吸ったり吐きだしたりするのと同じで、クジラも海面に上がってきたときに息を吸ったり吐いたりしています。
クジラの体内に残っている空気は実はとても高い圧力が加えられていることから、呼吸をすると物凄い勢いで息が噴出されます。
そして、物質に加えられている圧力が急激に低下すると物質の温度が下がる現象が発生することから、吐き出された息に含まれる水分が霧のようになります。
この霧が遠巻きに見ているとあたかも潮を吹きだしているかのように見えていたものの正体だったということですね。
クジラの中でも「ザトウクジラのオス」については歌を歌うことが出来るそうなんです。
ザトウクジラがなぜ歌を歌うのかはいまだに謎に包まれていますが、一説によるとメスクジラへ求愛を行なうときにこの歌がコミュニケーションの手段として使われているとされています。
歌のメロディーラインはうなり声のように低い音域から笛の音のように高い音域まで幅広く、数分間に渡って歌われていて、時には1時間以上も歌われることもあるようです。
繁殖期に歌われることが多いそうですが、その時によって歌われるメロディーラインは変化していきます。
歌を歌う動物はほかにもいますが、ここまで広い音域でしっかりとメロディーラインを意識して歌っているのはザトウクジラぐらいなのではないでしょうか。
また、クジラは歌を歌えるだけでなく大声を出すのも得意で、シロナガスクジラが思いっきり大 声を出すと188デシベルという音の大きさになります。
この大きさは飛行機が離陸する際の音量が170デシベルということから、とても大きい音であることがわかりますよね。
*「クジラ」は日本人にとっては昔から「縁ある」哺乳類ですね!
本日もよろしくお願いいたします。
★東山凛太朗オフィシャルサイトグランドオープン!!https://higashiyamarintaro.net/