アンパンマンの日・登山の日・くるみパンの日「今日は何の日・10月3日」

10月3日木曜日

皆様おはようございます。そろそろ秋めいてくるでしょうか?体調は万全ですか?水分補給は十分ですか?

今日は「アンパンマンの日」「登山の日」「くるみパンの日」です。

まず「アンパンマンの日」から。

なぜ10月3日が「アンパンマンの日」なのかというと、1989年10月3日から日本テレビ系列でテレビアニメ「アンパンマン」の放送が開始されたことが由来となっています。
アンパンマンはやなせたかし氏が描く絵本が原作となっていて、2018年現在でも子供から絶大な人気を誇るキャラクターです。
アニメ映画はもちろんのこと、ゲームソフトやそのほかのおもちゃやグッズ、などたくさんの商品が存在しています。
アンパンマンにはジャムおじさんやバタコさん、ばいきんまん、カレーパンマン、しょくぱんまんなどの個性豊かなキャラクターが多数登場しますよね。
実はアンパンマンに登場するキャラクター数はとてつもなく多く、なんとギネス世界記録に認定されているほどなんです。
やなせたかし氏の原作の絵本でアンパンマンが初登場したのは1969年のことであり、当時のビジュアルは現在とは全く異なっていて、普通の人間の姿をしていました。
見た目は大きく異なっていたものの、現在のアンパンマンと同じで空腹の人にパンを届けるという設定は存在していて、現在のアンパンマンの基礎となるキャラクターだったそうです。


実はアンパンマンが食べ物を食べているシーンは存在していないのをご存じですか?
これはアニメでも原作の絵本でも共通しており、アンパンマンはみんなが食事をしている時には傍で見ているだけなんです。
これはあまり知られていないアンパンマンの公式設定によるもので、アンパンマンは食事をする必要がないからなんですね。
アンパンマンのエネルギー源は中に詰まったあんこであることから、食事はいらないという設定となっているのです。
ちなみに、アンパンマンの中に詰まっているあんこはつぶあんであるとやなせたかし氏によって名言されています。
このあんこの設定については、やなせたかし氏がつぶあんの方が好きだということが由来となっているそうです。


「アンパンマン」という名前はジャムおじさんによって命名されたものだと思われがちですが、名付け親はジャムおじさんではありません。
アンパンマンという名前は名付けられたものではなく、アンパンマンが誕生した時、自ら名乗ったものなのです。
アンパンマンはジャムおじさんがパンを焼いている時、流れ星が煙突からかまどに入り込み、意図せず偶然に誕生しました。
ジャムおじさんがかまどを開けると、そこにはまだ赤ちゃんのアンパンマンがいて、自分はアンパンマンだと名乗ったのです。
ちなみに、ばいきんまんについてもアンパンマンと同じで偶然誕生したキャラクターです。
アンパンマンは流れ星から産まれましたが、ばいきんまんは山に落ちていたバイキン星の卵に落雷が直撃したことにより産まれました。

*子供達には相変わらず「アンパンマン」は人気がありますね?皆様はいかがですか?

次に「登山の日」について。

なぜ10月3日が「登山の日」なのかというと、10月3日という日付が「と(10)ざん(3)」という語呂合わせであることが由来となっています。
日本アルパイン・ガイド協会の重野太肚二氏によって発案され、同協会によって1992(平成4)年に制定された記念日となります。
「海の日」という日がある事から「山の日」という祝日が8月11日に制定されるなど、山に関する関心が集まっていますよね。
また、一時期には女性による登山ブームが到来して「山ガール」と呼ばれる登山を趣味とした女 性も登場しました。
登山というとかなり疲れて過酷なものを思い浮かべるかもしれませんが、初心者にも登りやすいやすい山などもあるため、登山を趣味にする人も増えてきているんですよね。
山頂までロープウェイを登って景色を楽しむだけでも楽しいですが、やはり登山の過程で普段は味わえない新鮮な山の空気や植物を楽しんだり、登山が終わった後には山頂でご飯を食べるなど、登山ならではの楽しみ方もあります。
10月には紅葉も始まって山が奇麗になりますし、もし登山に興味がある方は「登山の日」をきっかけにして登山を始めてはいかがでしょうか?

日本を代表する山であり登山スポットでもある「富士山」ですが、意外と知られていない雑学が存在しています。
その中でも衝撃的なものが、現在当たり前のように親しまれている富士山が、実は3代目の富士山であるという雑学です。
なぜ「3代目富士山」なのかというと、過去に富士山は大きな噴火を繰り返して今の富士山になったからなんです。
富士山は活火山のため、もちろん噴火することがあります。
富士山が初めて大規模な噴火をしたのが約70万年前だとされていて、その当時の標高は2500メートルほどしかなく、現在の小御岳神社あたりが頂上だったそうで、この噴火によって初代富士 山が誕生することになりました。
その後、約8万年前になるとまた大規模な噴火が発生して、今度は標高が2700メートルになりました。
地理の授業で関東ローム層について習ったと思いますが、関東ローム層を形成したのがこの噴火 となり、2代目富士山の誕生となりました。
更に時代が進んで約1万数千年前になると、2代目富士山の頂上付近で噴火が発生して、さらに標高が高くなることによって現在の3代目富士山となったのでした。

頑張って登った山の山頂で炊き立てのご飯を食べるのって少し憧れますよね。
キャンプの時に飯盒でご飯を炊く方も多いかと思いますが、それを雄大な景色を見渡しながら食べられたら美味しさが何倍にもなりそうです。
しかし、残念ながら、山の上でご飯を炊いても美味しくはありません。
気圧の関係で水の沸点が下がってしまい、ご飯が上手に炊き上がらないのです。
特に富士山の山頂だと沸点が88℃まで下がる為、炊いたとしても芯が残って半生でより美味しくないようです。
どうしても山頂でご飯を炊きたい場合はなるべく低い山でチャレンジしてみると良いかもしれませんね。

*皆様は「登山」なさいますか?今秋は「登山」もいいかもしれませんよ。

最後に「くるみパンの日」について。

なぜ毎月3日が「くるみパンの日」なのかというと、毎月3日が「毎月来るみっか(3日)」という語呂合わせであることから「くるみパンの日」としたことが由来となっています。
日本ではアメリカのカリフォルニア産のくるみについてはそのほとんどがくるみパンの材料として利用されているそうです。
そんなくるみパンを定期的に味わってもらいたいという目的から「くるみパンの日」が制定されることになりました。
「くるみパンの日」についてはカリフォルニアくるみ協会によって制定された記念日となります。
日本ではあまり進んでくるみを食べるような食文化はありませんが、くるみにはビタミンやミネラルなどが豊富に含まれていて、人間の身体を健康に保つためにうってつけの食材なんです。
また、くるみはたくさん食べると太ってしまいますが、腹持ちがよく少量ずつ食べていればお腹が空き辛くなることから、ダイエット向きの食品でもあります。
みなさんも毎月3日の「くるみパンの日」をきっかけにしてくるみやくるみパンを食べる食習慣を始めてみてはいかがでしょうか?

くるみを漢字で書くと「胡桃」と書くのは漢字に詳しい人ならば知っているかと思います。
しかし、なぜくるみを漢字で書くと「胡桃」となるのかその成り立ちまで知っている人は少ないと思います。
まず胡桃の「胡」という漢字についてですが、これは実は昔の中国の北方にあった国の名前のことなんです。
くるみはこの「胡国」と呼ばれる国から日本に伝わったものだとされていることから「胡」という漢字が使われることになりました。
そして、胡国から伝わったくるみの形が桃に似ていたことから「桃」という漢字も使われるようになりました。
つまり、胡国から伝わった桃のような食材であることから「胡桃」という漢字が誕生したのでした。


ドイツの伝統工芸品といえば皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?
おそらくは「くるみ割り人形」を想像される人がとても多いでしょうし、ドイツ旅行のお土産の定番でもありますよね。
しかし「くるみ割り人形」という名前であるのにも関わらず、実際にくるみ割り人形がくるみを割っているところって日本ではあまり見かけないですよね。
日本でくるみを食べる場合には、そのほとんどが金属のくるみ割り器で割って食べられています。
これは日本で食べられているくるみとヨーロッパで食べられているくるみの硬さが全然違うからであり、日本のくるみの方が圧倒的に硬いからなんです。
ヨーロッパで食べられているくるみは日本のものに比べて殻が柔らかいことからくるみ割り人形でも割れますが、日本のくるみは硬すぎてくるみ割り人形では割ることが出来ないんです。

*皆様は「くるみパン」お好きですか?僕はよく食べます。美味しいですよね?

本日もよろしくお願いいたします。

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