エルヴィス・プレスリー、ABBA・クイーン・ビートルズを抑え、英人気「歌いたくなる曲」投票で1位に
エルヴィス・プレスリーがライブでよくカバーしていた楽曲が、イギリス人の“最も歌いたくなる曲”投票で1位に輝きました。
この結果は、ABBA、クイーン、ビートルズといった大御所をも上回るものでした。
英国の成人2,000人を対象とした最新調査によれば、実に80%が「歌うことは精神的な健康に良い」と回答しており、多くの人が“歌う喜び”を感じていることがわかります。
さらに、37%の人が「自分の声はうまい」と思っている一方で、「適切なトレーニングがあればプロ歌手になれる」と思っている人は17%にとどまりました。
この調査は、メントールのど飴ブランド「ジェイクマンズ(Jakemans)」によって行なわれたもので、イギリス人が最も歌いたいと感じる楽曲が明らかになりました。
ABBAやビートルズの人気曲もランクイン
ビートルズの最高位はポール・マッカートニー作の『ヘイ・ジュード(Hey Jude)』で、12位にランクイン。
クイーンの「ドント・ストップ・ミー・ナウ(Don’t Stop Me Now)」は9位に入りました。
ABBAも健闘しており、「マンマ・ミーア(Mamma Mia)」が4位、そして「ダンシング・クイーン(Dancing Queen)」が堂々の2位に輝きました。
第1位は…エルヴィスがカバーした“あの曲”
しかし、1位となったのはエルヴィス・プレスリーがライブでよくカバーしていたことで有名なニール・ダイアモンドの『スウィート・キャロライン(Sweet Caroline)』でした。
この曲は全体の41%の票を獲得しています。
この結果は、実は納得のいくものでもあります。なぜなら、「スウィート・キャロライン」はイングランド代表サッカーチームの応援歌(ファン・アンセム)としても定着しており、ガレス・サウスゲート監督の下でチームが好成績を収めた近年、その影響力はさらに強まっていたのです。
イギリス人が選んだ「最も歌いたくなる曲」トップ30(抜粋)
- スウィート・キャロライン – ニール・ダイアモンド(41%)
- ダンシング・クイーン – ABBA(28%)
- エンジェルス – ロビー・ウィリアムズ(25%)
- マンマ・ミーア – ABBA(24%)
- リヴィン・オン・ア・プレイヤー – ジョン・ボン・ジョヴィ(24%)
- アイム・スティル・スタンディング – エルトン・ジョン(24%)
- 500マイルズ – ザ・プロクレイマーズ(23%)
- アメリカン・パイ – ドン・マクリーン(22%)
- ドント・ストップ・ミー・ナウ – クイーン(21%)
- サムワン・ライク・ユー – アデル(21%)
- ドント・ストップ・ビリーヴィン – ジャーニー(20%)
- ヘイ・ジュード – ビートルズ(19%)
- ワンダーウォール – オアシス(19%)
- カモン・アイリーン – デクシーズ・ミッドナイト・ランナーズ(18%)
- レット・イット・ビー – ビートルズ(18%)
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