ポップグループABBAの名曲「ダンシング・クイーン」が、イギリス人が知らず知らずのうちに最も間違って歌っている曲としてチャートのトップに輝きました。これは、イギリスの人気ホリデーリゾート「バトリンズ・ビッグ・ウィークエンダーズ」が実施した全国調査によるものです。
この調査では、スウェーデン出身のABBAのヒット曲が、最も誤って引用されている曲第1位に選ばれました。続いて、第2位はクイーンの「We Will Rock You」、第3位はテイラー・スウィフトの「Blank Space」でした。
ABBAのこのポップクラシックでは、「dancing queen, feel the beat from the tambourine(踊るクイーン、タンバリンのビートを感じて)」という正しい歌詞を、多くのイギリス人が「dancing queen, feel the beat from the tangerine(踊るクイーン、みかんのビートを感じて)」と勘違いして歌ってしまっています。
クイーンの人気アンセムでは、「kicking your can all over the place(缶を蹴り飛ばしてる)」が「kicking your cat all over the place(猫を蹴り飛ばしてる)」と聞き間違えられ、テイラー・スウィフトのファンは、「got a long list of ex-lovers(元恋人の長いリストを持ってる)」という歌詞を「all the lonely Starbucks lovers(孤独なスターバックスの恋人たち)」と勘違いしてしまうことが多いようです。
実際、10人中約7人(69%)が、自分が好きな曲の歌詞を間違って歌っていると誰かに指摘された経験があると答えています。ポップ満載のこの調査では、イギリスの音楽ファンの4人に1人以上(27%)が自分は歌がうまいと思っており、3人に1人以上(35%)が、歌詞を正確に知らなくても歌っていると認めています。
さらにこのデータからは、イギリス国民の多くが、自分の好きな曲の歌詞を正確に知らなくてもあまり気にしていないことが分かります。実際、回答者の5人に2人(40%)は、歌詞が間違っていると指摘されても、今まで通りの歌詞で歌い続けると答えています。
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