ABBAの名曲と共に描かれる、ある女性の過去の恋愛の混乱が娘の結婚式に押し寄せる大ヒットミュージカル『マンマ・ミーア!』のチケット販売が開始された。
この作品は、今夏、ブロードウェイのオリジナル劇場「ウィンター・ガーデン・シアター」 に期間限定で復活することが決定している。公演期間は6ヶ月間で、8月2日からプレビュー公演を開始し、8月14日に正式オープン、2026年2月1日まで上演される予定。
キャスト情報は後日発表予定。
*ジャリン・スティール、クリスティーン・シェリル、カーリー・サコローヴが出演する全米ツアー版『マンマ・ミーア!』(写真提供:ジョアン・マーカス)。
ブロードウェイ版『マンマ・ミーア!』のクリエイティブチームが再集結!
『マンマ・ミーア!』の楽曲と歌詞は、ベニー・アンダーソン&ビヨルン・ウルヴァース(ABBA)が手掛け、脚本はキャサリン・ジョンソンが担当。
今回の再演では、オリジナルのブロードウェイ版クリエイティブチームが再集結!
- 演出:フィリダ・ロイド
- 振付:アンソニー・ヴァン・ラースト
- 舞台美術:マーク・トンプソン
- 照明デザイン:ハワード・ハリソン
- 音響デザイン:アンドリュー・ブルース&ボビー・エイケン
- 音楽監修・追加素材・編曲:マーティン・コッホ
ブロードウェイ版『マンマ・ミーア!』の歴史
オリジナルのブロードウェイ版『マンマ・ミーア!』は2001年に開幕し、ウィンター・ガーデン・シアター(※)で14年間のロングランを記録。
その後、ブロードハースト・シアターに移り、ブロードウェイ史上9番目に長く上演された作品として知られている。
『マンマ・ミーア!』のストーリー&楽曲
結婚式を控えた娘が、父親の正体を知るために、母の過去の恋愛をたどる。
その結果、母の元恋人たち3人が、数十年ぶりにかつて訪れた島へ戻ってくることに——。
本作では、ABBAの名曲がふんだんに使用されており、以下の楽曲が登場する。
- 「ダンシング・クイーン(Dancing Queen)」
- 「ザ・ウィナー(The Winner Takes It All)」
- 「マネー、マネー、マネー(Money, Money, Money)」
- 「テイク・ア・チャンス(Take a Chance on Me)」
愛、家族、友情を祝う、心温まるハッピーミュージカルとして、世界中で愛され続けている作品が、ブロードウェイの舞台に帰ってくる!
※ウィンター・ガーデン・シアター(Winter Garden Theatre) は、ニューヨークのブロードウェイにある歴史的な劇場です。
基本情報
- 所在地:1634 Broadway, New York, NY 10019(ブロードウェイと50丁目の交差点)
- 開業:1911年
- 収容人数:約1,526席
- 運営:The Shubert Organization
https://www.broadway.com/buzz/205358/gimme-gimme-gimme-broadway-mamma-mia-tickets-are-now-on-sale/