5月6日月曜日・振替休日
皆様おはようございます。GWも今日で終わりですね?十分楽しんでいますか?
今日は「コロッケの日」「迷路の日」「ゴムの日」です。
まず「コロッケの日」から。
なぜ5⽉6⽇が「コロッケの⽇」なのかというと、五(こ)六(ろ)で「コロッケ」という語呂合わせが由来となっています。
コロッケなどの冷凍⾷品を製造する株式会社「味のちぬや」によって制定されました。
「味のちぬや」は⽇本⼀のコロッケメーカーを⽬指して様々な冷凍⾷品を流通しているそうです。
コロッケってじゃがいもがメインの料理のため昔から⾷べられていたと思われがちですが、実はコロッケが誕⽣したのは明治時代に⼊ってからのことなんです。
「コロッケの⽇」については「庶⺠の味⽅として親しまれてきたコロッケを春の⾏楽シーズンに家族で⾷べてもらいたい」という願いから制定されました。
コロッケは庶⺠的な⾷べ物で、どこのスーパーやコンビニなどの惣菜コーナーを⾒ても置いてありますが、家庭で作ろうと思うと意外に⼿間がかかってしまうんですよね。
普段は惣菜で買って⾷べるものですが、5⽉6⽇には⼿作りでコロッケを作って⾷べてみてはいかがでしょうか︖
街の個⼈がやっているお⾁屋さんに売られているコロッケって⼿作りの味がしてとても美味しいですよね。
コロッケ以外にもメンチカツなどの揚げ物が売られているのを⾒かけます。
しかし、そもそもなぜお⾁をメインとして扱っているお店でジャガイモの料理であるコロッケが売っているかを知っていますか︖
お⾁屋さんのコロッケに使われているひき⾁は、お⾁屋さんで様々な部位の⾁を切り分けた時に余ったものを混ぜ合わせたものが多いそうです。
ひき⾁は通常の⾁と⽐べても空気に接する⾯積が⼤きいため、すぐに酸化してしまい、⾊が変⾊して傷んでしまいます。
まさかそんなひき⾁をお客様に出すわけにはいきませんし、かといって全て捨ててしまうのはもったいないですよね。
そこで考えられたのがき⾁をコロッケに利⽤するという⽅法でした。
⾁屋で仕⼊れた⾁を使っているので普通のコロッケよりもおいしくて、更に安価であることから流⾏となり、⾁屋でコロッケが売られるのは定番となっていきました。
コロッケは明治維新の影響で⾷べられるようになった事は説明しましたが、そのコロッケのルーツはフランス料理にあるとされています。
そもそもじゃがいも⾃体は安⼟桃⼭時代にオランダ⼈から伝えられたとされていますが、当時の⽇本のイモと⾔えばさつまいもであり、⽢味の無いじゃがいもはあまり⾷⽂化として定着しなかったようです。
しかし、明治維新以降は⾊々な⻄洋⽂化が⽇本に⼊ってくるようになり、⾷⽂化についても例外ではありませんでした。
フランス料理の前菜である「クロケット」という料理も明治時代に⽇本に伝わったもので、これが現在のコロッケのルーツだとされています。
クロケットは中⾝がホワイトソースになっているため、これを⽇本⼈の好みの味にアレンジを加えた結果じゃがいもが使われ、これがコロッケの誕⽣だったようです。
なんとなく「クロケット」という発⾳も「コロッケ」に似ている感じがしますよね。
*皆様は「コロッケ」お好きですか?最近ではスーパーで買う人が多いのですかね?僕は小さい頃、母に作ってもらった手作りコロッケは好きでしたね。
次に「迷路の日」について。
なぜ5⽉6⽇が「迷路の⽇」なのかというと、「5⽉がMay(メイ)」と「6⽇がロ」という語呂合わせが由来となっています。
迷路は書籍化されていたり、巨⼤な迷路のアトラクションが建設されていたりなど、⼦供から⼤⼈まで楽しめるものですよね。
筆者も⼦供のころに迷路の本を買ってもらって遊んでいた記憶があります。
都市部にはあまり⾒かけませんが、地⽅では植物を迷路として利⽤したひまわり迷路などもあり、⽇本全国に様々な迷路があることから迷路が根強い⼈気があることがわかりますよね。
しかし「迷路の⽇」については、いったい誰が何の⽬的のために制定されたものなのかは定かになっていません。
そのため、いつ頃から「迷路の⽇」が存在しているのかもわかっていません。
おそらく5⽉6⽇の「迷路」という語呂がわかりやすいものであったことから、誰かが⾔い始めて⾃然と広まっていったものだと推測されます。
皆さんは書籍などの迷路ではなくアトラクションとしての迷路で遊んだことはありますか︖
書籍などで遊ぶ迷路は簡単に⾏ったり戻ったりできますが、実際の⾜で迷路を歩いているとかなり疲れますし、だんだんと東⻄南北がわからなくなっていってしまうんですよね。
⾃分の⾜で歩くのが好きで迷路好きという⽅にぜひとも挑戦して欲しい迷路でイタリアの「メゾン・ラビリンス」という迷路があります。
このメゾン・ラビリンスは2017年現在では世界最⼤の迷路だとされています。
なんとその総⾯積は1万9530坪にもなり、⾼さ5メートルの⽵の壁が迷路に挑戦する⼈の視界を遮ります。
迷路の中央に建てられている建物を⽬指して攻略する迷路なのですが、なんとゴールにたどり着くまでの距離は3km以上あるとされています。
普通に3km歩くのはそこそこの距離になりますし、右も左もわからないところをうろうろしていると疲労度も増しそうですよね。
ゴールである建物にたどり着くと疲れた⾝体を休ませるためのカフェやレストランがあるようです。
世界⼀難しい迷路は⽇本⼈が作ったものとされているのって知っていますか︖
⼿作りで作られた世界⼀難しい迷路は約86cm×61cmの⼤きさの巨⼤迷路であり、なんと7年もかけて迷路を完成させたのです。
⽇本⼈の野村さんという⽅によって作られたのですが、屋根裏で放置されていたこの難解な迷路を野村さんの⼦供が⾒つけたのでした。
偶然発⾒された迷路は野村さんの⼦供によって「パパの迷路」と命名されたそうです。
*皆様は「迷路」を経験したことがありますか?コロナ渦中「人生の迷路」に陥っている方が多いのではないでしょうか?僕もその一人です。
最後に「ゴムの日」について。
なぜ5⽉6⽇が「ゴムの⽇」なのかというと、五(ご)六(む)で「ゴム」という語呂合わせが由来となっています。
ゴム製品をPRする為に制定されました。
しかし「ゴムの⽇」を定めた団体やいつ頃から制定された記念⽇なのかは情報がありませんでした。
どの団体が始めたのかはわかりませんが「ゴムの⽇」にちなんで実際にゴム製品をPRしている企業は毎年あるそうです。
ゴム製品の歴史は意外と⻑くて、実は6世紀ごろからすでにアフリカではゴムが使われていたとされています。
コロンブスが航海でカリブ海にあるイスパニョーラ島を訪れた際に、原住⺠がよく弾むボールで遊んでいたことがきっかけでゴムが発⾒されてヨーロッパに伝えられたとされています。
ゴムは⽇⽤品から⼯業製品まで様々な場⾯で活躍するものであることから、ヨーロッパに伝わったあとには様々な製品に利⽤されたんでしょうね。
ゴム製品の購⼊を考えている⽅は5⽉6⽇に買いに⾏くともしかすると安く⼿に⼊るかもしれません。
ゴム⾵船を買ったことがある⼈は知っているかもしれませんが、ものによっては新品のゴム⾵船なのになぜか⽩い粉のようなものがついていることがありますよね。
ゴム⾵船を膨らませる時には当然ゴム⾵船に⼝をつけることから、⽩い粉がついていると膨らませるのに抵抗がある⼈もいますよね。
しかしあれは製造過程でついた粉などではなく、ちゃんとした理由があって表⾯を粉でコーティングするようにしているんです。
ゴム⾵船の原料として使われているゴムの⽊から採取できるラテックスというものが、実はとても熱に弱く、気温が⾼くなった際にゴム⾵船が劣化してしまうんですね。
また、気温の⾼さが影響してゴム⾵船同⼠がくっついてしまって、はがす際に破けてしまうといった事態が発⽣します。
あの粉はこういったゴム⾵船の劣化を防ぐためにつけられているものなんです。
そして、もちろん⼈の⼝に⼊ってしまうことを想定していますから、⼝に⼊れても安全な素材である「でんぷん粉」などが使⽤されています。
ゴムやグミやガムって発⾳が似ていますし、どれも弾⼒があって共通点が多いですよね。
それもそのはず、実はもともとは同じ単語なのです。
⽇本に輸⼊された際には明確に呼び分けがされていたため、別のものとして定着していますが、英語ではガムもゴムもどちらも「ガム」と呼びます。
また、オランダ語ではガムもゴムもどちらも「ゴム」と呼ばれています。
⽇本にはそれぞれ別の国から輸⼊されたために別物となったんですね。
更にドイツ語ではガムもゴムもグミもすべて「グミ」となるようです。
*ゴムは便利ですよね。今は様々な色や大きさのゴムがあります。簡単に手に入りますが「大事に」使いたいですね。
ステキなGWをお過ごしくださいね。
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