10月13日月曜日・祝日
皆様おはようございます。体調はGOODですか?水分補給は十分ですか?防災はバッチリですか?
今日は「スポーツの日」「サツマイモの日」「引っ越しの日」「豆の日」です。
まず「スポーツの日」から。
「スポーツの日」については国民の祝日に関する法律によって定められた日本の国民の祝日の一つとなります。
祝日法の第2条によると「スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう」という事を目的とした日としています。
現在は「スポーツの日」と呼ばれている祝日ですが、もともとは1964年(昭和39年)に東京オリンピックの開会式が行なわれたことをきっかけにして、10月10日を「体育の日」としたことが由来で誕生した祝日です。
1966年から1999年までは10月10日が「体育の日」でしたが、ハッピーマンデーが始まったことによって祝日が月曜日へと移動することになり、「体育の日」についても10月の第2月曜日へと移動することとなりました。
スポーツにちなんだ祝日であることから、スポーツ施設などでは施設の利用料金を割引にしたり、無料で開放するといったイベントが行われることもあります。
そして、2020年には「スポーツの日」と名称が改められることになりました。
野球のベースの形を見ていると、一塁と二塁と三塁は四角形なのに対して、ホームベースは特徴的な五角形をしていますよね。
なぜホームベースだけが五角形になっているのかというと、審判がストライクゾーンを判断しやすくするためなんです。
元々はホームベースも一塁などと同じように四角形だったのですが、ダイヤモンドに沿ってホームベースを配置すると、審判からはホームベースがひし形に見えてしまい、左右ぎりぎりのストライクゾーンがとても判別しにくかったのです
そこで、五角形にしてホームベースをピッチャー方向に伸ばすことによって、ホームベース上を球が通過しているかどうかを見やすくしたんですね。
また、一塁などのベースと同じ素材で作ってしまうとボールが当たった時に変形してストライクゾーンがわかりにくくなってしまうので、
ホームベースだけはゴム製で薄い板状のものが使われるようになりました。
サッカーの試合では、何故か選手は子供と手をつないで入場しますよね。
その後、国歌斉唱までその子供たちは選手に付き添っています。
この子供たちの事は「エスコートキッズ」と呼ばれ、国際大会やJリーグなどでも起用されています。
そんなエスコートキッズたちにはある役割があったのです。
1998年に開催されたFIFAワールドカップで、フェアプレーを促すプロジェクトの一環として初めてエスコートキッズが起用
されました。
子供に夢を与えるプロのサッカーの試合で恥ずべき行為をしないよう、選手たちに今一度フェアプレーを心に刻ませる目的があったのですね。
子供たちにとっても選手と一緒に入場するという夢のような体験が出来る場でもあります。
実はエスコートキッズは誰にでもなれるチャンスがあるのです。
Jリーグであればサポーターからの公募で決めるクラブもあったり、2006年のワールドカップではスポンサーであるマクドナルドが世界46ヵ国から1400人以上のエスコートキッズを募集したこともありました。
サッカー選手になりたい子供たちは将来の夢を間近に感じる為にもぜひ応募してみてはいかがでしょうか。
*皆様は何かスポーツをなさっていますか?そろそろいい季節かもしれませんね。
次に「サツマイモの日」について。
なぜ10月13日が「サツマイモの日」なのかというと、10月はさつまいもの旬であり、江戸から川越までの距離が約13里なので、さつまいもが「栗(九里)より(四里)うまい十三里」と言われていたことが由来となっています。
「栗(九里)より(四里)うまい十三里」については、当時の川越にあるサツマイモが美味しくて評判だったことから出来た言葉です。
「サツマイモの日」については埼玉県川越市の市民グループ・川越いも友の会によって制定された記念日となります。
この時期は食欲の秋とも呼ばれており、さつまいもに関しても秋の味覚の代表の一つですよね。
そのままふかして食べても美味しいですし、じゃがバターのようにふかしたさつまいもにバターを乗っけて食べるのも美味しいですし、大学いもを作ってみたり、さらにこの時期にはさつまいも味のお菓子などがたくさん発売されて、さつまいもを存分に味わえる季節となっています。
スーパーでは石焼きにしたさつまいもも見かけるようになりましたし、あの美味しそうな匂いにつられてついつい買ってしまう事もありますよね。
皆さんも秋の味覚であるさつまいもをぜひ「サツマイモの日」に食べてみてくださいね。
さつまいもを食べた時に一番に気にする事はおならが出やすくなってしまうことですよね。
特に甘いものが好きだけどおならが人前で出てしまうのを気にする女性にとってはとても辛いもので、おならを我慢するあまりお腹が痛くなってしまうこともあります。
そもそもさつまいもを食べるとお腹が出やすくなってしまうのは、さつまいもに含まれるでんぷんが原因となっています。
でんぷんは胃腸で消化されにくく、いつまでも腸内にとどまってしまって発酵してガスが発生した結果、おならになってしまうのです。
そんなおならが気になるという方はさつまいもを皮ごと食べると効果的です。
さつまいもの皮の内側には「ヤラピン」という消化酵素が含まれており、これはでんぷんの分解を助けてくれる効果があるんですね。
でんぷんが消化されやすくなることによってガスもたまりにくくなり、おならを少しでも抑えることが出来るのです。
「薩摩いも」という名前からもともとサツマイモは日本に自生していたような感じがしますよね。
しかし、日本にはもともとさつまいもという植物は存在しておらず、大航海時代に南米から伝わったものなんですね。
日本に初めてさつまいもが上陸したのは沖縄県にある宮古島であり、宮古島の役人が1597年に中国から持ち帰ったものでした。
そして実際に「薩摩」にさつまいもが上陸するのはその100年後のことであり、薩摩にさつまいもが上陸したのは1705年のことだったそうです。
その時はまださつまいもという名前ではなく「甘藷」や「唐芋」といった名前で呼ばれていました。
その後、1732年の享保の大飢饉の際に薩摩藩にあった「唐芋」が幕府に取り寄せられました。
その際に薩摩から取り寄せた芋であることから「薩摩いも」と名付けられたんですね。
*最近「焼き芋屋」を見かけなくなりましたが、どうしてしまったのでしょうか?子供の頃「あの声」を聞くと「焼き芋」を買いに行ったものです。
次に「引っ越しの日」について。
なぜ10月13日が「引越しの日」なのかというと、1868(明治元)年10月13日に明治天皇が京都御所から江戸城(現在の皇居)に入城されたことが由来となっています。
「引越しの日」については引越専門協同組合連合会関東ブロック会によって1989(平成元)年に制定された記念日となります。
明治天皇が江戸城へと入場されたのは明治維新の改革が行なわれている最中のことで、それまでは首都機能が京都にあったものを、東京へと移転する計画が立案されていました。
当時は京都の市民によって東京への首都の遷都計画は反対されていましたが、その反対を押し切る形で明治天皇が江戸城へと入城して、江戸城を東京城と改めて皇居としました。
つまり簡単にいうと、それまで京都あった皇居を引っ越して、新しく東京に住んでそこを皇居としたということですね。
引越しというととても身近なものに感じてしまいますが、天皇の住む場所が京都から東京へと変わることはかなり歴史的な出来事ですよね。
現在の皇居は東京都の千代田区にありますが、別の都道府県へ引越すとなったら一大事になってしまいます。
ちなみに、明治天皇が京都から東京へと引越しした際にかかった費用は2500億円だったそうです。
皆さんはジブリの名作といえば何を想像しますか?
ジブリの名作の一つに「魔女の宅急便」という作品がありますよね。
実はこの「宅急便」という言葉は商標登録されていて、クロネコヤマトしか使えないって知っていましたか?
他の同業他社に対しても「宅急便」という言葉を使っている人も多いですが、実は正式名称は「宅急便」ではなく「宅配便」なのです。
「宅急便」という言葉が商標登録されている以上、アニメ作品の中で「宅急便」という言葉を使ってはいけないような気がしますよね。
しかし、魔女の宅急便にはクロネコの「ジジ」というキャラクターが登場していて、クロネコヤマトの「クロネコ」との関連があることから、特別に「宅急便」という言葉が使われるのが許可されたそうです。
引越しをした時の食べ物として縁起が良いものとされているのはそばですよね。
引越しそばを食べる理由は、そばが縁起が良い食べ物とされていることが理由の一つでもありますが、実はもともとは引越しそばは食べるものではなく、配るものだったからなんですね。
現在ではすっかりと自分たちでそばを食べる風習に変わってしまいましたが、江戸時代の風習では引越した時にご近所さんへ挨拶へ行く際の配るものだったのです。
なぜそばを配ったのかというと「そばのように長いお付き合いが出来るように」という意味が込められていたんですね。
また、当時からそばは非常に安価で手軽な食べ物だったということから、近所に配るのには最適だったのです。
しかし、この風習が時代の経過とともに自分で食べるものへと変化していったのでした。
*引っ越しは「人生の中で最大の行事」だと言われていますよね。僕の知り合いで20回転職して、20回引っ越しした人がいました。でもよくよく話を聞いてみると「大事なモノは全部、名古屋の実家」に置いてあったのでいつ引っ越してもよい状態になっていたそうです。皆様はいかがですか?
最後に「豆の日」について。
なぜ10月13日が「豆の日」なのかというと、旧暦の9月13日には「十三夜」として名月に豆をお供えして、ゆでた豆を食べる風習として「豆名月(まめめいげつ)」というものがあったことが由来となっています。
「豆の日」については一般社団法人全国豆類振興会によって制定された記念日となります。
日付を「十三夜」として制定してしまうと、その年によって日付が変動してしまうこともあるため、新暦である10月13日を「豆の日」として制定しました。
この日には豆類に関する普及活動などが行なわれているそうです。
また、「豆の日」にあわせて豆類に関する様々なイベントが行われています。
その一つに「豆の日フェスティバル」というイベントが開催されていて、この「豆の日フェスティバル」では世界の豆文化に関する情報の発信や、豆料理の試食会も行なわれているほかにも、豆に関するクイズやゲーム、親子で楽しめるような催しものが行われています。
また、過去には豆類の一大産地である北海道旭川市で「北海道・豆トークショー」が開催されるなど、「豆の日」には積極的な情報発信とイベントが開催されています。
皆さんも「豆の日」には普段食べている豆に関する知識を少しでも学んでみてはいかがでしょうか。
日本人が良く食べるの豆類にえんどう豆とグリーンピースがありますよね。
用途が全く違う豆ですし、味なども全く違う豆だと考えられていますが、実はえんどう豆とグリーンピースに関しては全く同じ植物であるということは知っていましたか?
皆さんが普段食べているえんどう豆はマメ目マメ科エンドウ属の一年草の「えんどう」という植物の種子となります。
普通は成熟したものを食べていて、これをえんどう豆と呼んでいるのですが、グリーンピースに関しては成熟しきっていないえんどう豆を収穫した食べ物であり、元々は全く同じ植物なんですね。
同じ植物であるのにも関わらず、成熟したものと未成熟のものとでここまで味が変わって料理に使う際の用途も変わるものってとても面白いですよね。
グリーンピースが使われている料理は様々ありますが、シュウマイもその一つですよね。
シュウマイの上に一つちょこんと乗っているのをよく目にしますが、あのグリーンピースに意味はあるのでしょうか。
そもそものきっかけは、冷凍食品メーカーのニチレイが学校給食用に作っていたシュウマイに「ショートケーキの苺のように給食を楽しんで貰いたい」という願いを込めてグリーンピースを乗せたのが始まりです。
また、グリーンピースを乗せることによってシュウマイの数を数えやすくしたという説もあります。
シュウマイで有名な崎陽軒では上に乗せるのではなく、具材の一つとして練り込んであります。
最初は飾りとして乗せられていたグリーンピースも、今ではシュウマイの具として欠かせない物になりました。
*皆様は「豆」を召し上がっていますか?僕は性格は「まめ」なんですけどね。
本日「スポーツの日」も宜しくお願いいたします。
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