ナボナの日・東京駅完成記念日・国際移民デー「今日は何の日・12月18日」

12月18日水曜日

皆様おはようございます。体調はGOODですか?うがい、手洗い、消毒は欠かさずになさっていますか?

今日は「ナボナの日」「東京駅完成記念日」「国際移民デー」です。

まず「ナボナの日」から。

なぜ12月18日が「ナボナの日」なのかというと、ナボナを看板商品としている亀屋万年堂の創業が1938年12月18日であることが由来となっています。
「ナボナの日」についてはもちろん株式会社亀屋万年堂によって制定された記念日となります。
現在はもう放送されていませんが「ナボナはお菓子のホームラン王です」というフレーズが印象的なテレビCMが1970年代まで放送されていました。
2018年現在、日本プロ野球名球会顧問を務めている王貞治氏も現役時代にテレビCMに起用されていたんですよね。
そして、2018年には看板商品であるナボナが発売から55周年になることを記念して「ナボナの日」が制定されたのです。
現在でも根強い人気を誇っているヒット商品であり、ナボナをこれからも愛して頂きたいとの思いから「ナボナ55周年記念缶 – プレミアムバージョン –」も発売されています。
亀屋万年堂は関東を中心に店舗を展開していますが、ネット通販からでもナボナを注文出来ますので、ぜひ「ナボナの日」にはナボナを食べてみてくださいね。


実はお菓子の名前にも面白い由来があるので、紹介していきます。
日本でも食べられている「マドレーヌ」という焼き菓子がありますが、実は人の名前が由来になっているってご存じでしたか?
マドレーヌの発祥は18世紀中期のフランスのロレーヌ地方で誕生したお菓子だとされています。
ロレーヌ地方にはコメルシーという町がありますが、この町に住むメイドの女性の名前が「マドレーヌ」だったんですね。
その当時、ロレーヌ地方を治めていた貴族がパーティを開いたのですが、トラブルでお抱えのパティシエが出て行ってしまいました。
そして、困った貴族がメイドの「マドレーヌ」にパーティ用の焼き菓子を作ってもらった結果、これが好評となり「マドレーヌ」が誕生したのです。

続いて「チュロス」というお菓子の名前の由来について解説していきます。
日本では「チュロス」という名前で定着していますが、実はこれは複数形であり正式名称は「チュロ」なんですね。
チュロスの起源はスペインだとされていて、スペインの羊飼いが長期に渡る野外生活をする際に、簡単に作れるパンの代用として作られたのが始まりだとされています。
そして「チュロ」という名前自体も、羊の名前である「ナバホ・チュロ」からきています。
パンの代用として作られたチュロスが、偶然にも飼っていた「ナバホ・チュロ」の角の形に似ていたことが由来となって「チュロ」となった訳ですね。
そのままチュロは世界中に広まっていき、日本に伝わったころには「チュロス」と複数形になっていたのです。

*皆様は「ナボナ」お好きですか?僕はかつて「お歳暮」にナボナを贈るほど「ナボナ」好きでした。

次に「東京駅完成記念日」について。

なぜ12月18日が「東京駅完成記念日」なのかというと、1914(大正3)年12月18日に東京駅の完成式が行なわれたことが由来となっています。
実は東京駅の建設計画については1889(明治22)年から行なわれていました。
その当時に、神戸まで全通した官設鉄道の新橋駅と、私鉄である日本鉄道の上野駅を結ぶ高架鉄道の建設が計画されていたのですが、この新線の途中に中央停車場を建設することが立案され、これが東京駅となったのです。
1896(明治29)年にこの計画が可決されて以来、日清戦争や日露戦争による影響がによって建設工 事が遅れてしまいましたが、1908(明治41)年からは建設工事が本格化し、6年の歳月をかけて工事を完了させました。
そして元々は「中央停車場」とされていたものが、皇居の正面に建設されたことから「東京駅」と名付けられたのです。
1914年12月18日に完成式が行われて、実際に開業したのは2日後である12月20日のことでした。
1923年には関東大震災による被災がありましたが、奇跡的に大きな被害を受けることはなく、その後も東京駅を中心として日本の鉄道は順調に発展していきました。

関東圏に住んでいる人は普段から味わっているかと思いますが、通勤ラッシュの電車内は混みすぎてまさに地獄のような時間ですよね。
駅員が無理やり乗り込もうとする人を押しこむことは日常茶飯事ですし、過去には混雑しすぎて窓ガラスに圧力がかかって電車の窓が破損したこともあるそうです。
乗車率が100%を超えることは当たり前であり、時には乗車率が200%などになることもありますが、そもそもここまで混雑して定員オーバーにならないのでしょうか。
実は電車に関しては「サービス定員」という考え方が適用されているため、定員をオーバーしていたとしても電車の運行上に支障がないため、乗車することが許されているのです。
そもそも電車の乗客は定員オーバーの状態である事に納得して乗車をしており、鉄道会社が強制的に客を電車に押し込めている訳ではないため、法律上の問題はないとされています。

残念なことに電車での人身事故が多い世の中です。
人身事故が起きた時の処理のバイトがあるという噂も出回っているようですが、実際にはどのように行なわれているのでしょうか。
事故処理は駅員や運転士が行っています。
遺体を移動させ、車体についた血痕や肉片を洗い流すのです。
電車の場合は例え人身事故という大きな自体が発生しても、何百人、何千人の乗客に影響が無いよう、即刻運行を再開させなければなりません。
もちろん警察官も駆けつけますが、それよりも早く事故処理が始められるのです。
また、人身事故が発生したことを素早く他の駅員に知らせる為に、運転士は警笛を短く数回、その後に長く鳴らします。
この警笛はなるべく耳にしたくないものですね。

*東京駅が改装されて、一時「東京駅ブーム」になりましたね。東京駅は立派です!

最後に「国際移民デー」について。

なぜ12月18日が「国際移民デー」なのかというと、1990年12月18日に国連総会で「すべての移民労働者とその家族に人権保護に関する国際条約」が採択されたことが由来となっています。
「国際移民デー」については国連総会で2000年に制定された記念日となっています。
この日は国連によって制定されたため、日本だけで実施されている記念日ではなく、もちろん世界的に実施されている国際デーの一つとなります。
現在では全世界の人口のうち約2億人は移民であるとされています。
日本は島国であることから移民は少ない国となっており、一部の富裕層を除いてはあまり日本国外に移住するイメージはありませんよね。
しかし、今から100年前ぐらいにたくさんの日本人が遠く離れたブラジルへと移住しているのです。
なぜ移住先がアジアの国々ではなくブラジルなのかというと、当時のブラジルでは奴隷制度が廃止されたことによって、農業の労働者が不足していたからなんですね。
そこで、ブラジル政府は日本に対して日本の移民の募り始めて、1908年には781名の日本人がブラジルへと移住したのでした。
そのため、ブラジルには日系人が多く住んでいるんですね。

2017年現在では中東の地域などでイスラム国との戦いや紛争が続いていることから、「難民」や「移民」といった言葉をよく聞くようになりましたよね。
そもそもこの「難民」と「移民」については自分の住んでいた国を離れた人のことですが、そこに一体どのような違いがあるのでしょうか。
まずは「難民」については実は「難民の地位に関する条約」という条約で定義されていて、「戦争や政治的理由で迫害を受ける可能性があることから、自国から脱出した人」となっているのです。
どうしようも出来ない理由によって自国を逃れなければならなかった人であるため、「難民」の受け入れは日本でも行われていています。
続いては「移民」についてですが、移民については特に国際的な条約などによる定義などはありません。
「移民」とは観光目的などで短期的、または中期的に海外に滞在する人に使われるものではなく、1年以上その自国以外に移住する人など、長くその国で生活をする時に使われる言葉のようです。

それでは、世界の国々にはそれぞれどらぐらいの移民が住みついているのでしょうか。
世界で最も移民が多く住んでいる国はアメリカであり、その数は4500万人を超えているそうです。
なぜアメリカにここまで移民が多いのかというと、そもそもアメリカはもともと移民によって出来た国であり、移民を広く受け入れている国だからなんですね。
アメリカには多種多様な人種が住んでいる事は社会などでも習いましたよね。
ドイツも実はとても移民が多い国となっていて、その数は1200万人を上回っていて、人口の約20%を移民が占めているのです。
ドイツは第二次世界大戦を招いてしまった責任を取るために、広く移民を受け入れるということが義務付けられていて、そのために中東からの難民が増えて、移民が多くなっているそうです。
ちなみに、日本の移民は200万人程度であり、世界の中ではそんなに移民は多くない部類に入ります。

*難民問題は今や世界問題です。以前、スウェーデンに行ったとき、お爺さん弁護士から「日本も今、海外の人をたくさん入れようとしているがやめたほうがいい。スウェーデンは移民を入れた途端『犯罪』が増え、気軽に外を歩けなくなった。世界に誇る『平和のスウェーデン』が移民・難民のせいで『犯罪大国』になってしまった」。果てして日本はどうするのでしょうか?

本日もよろしくお願いいたします。

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