ユーロビジョン・ソング・コンテストには1956年の初回大会以来、数百曲が出場していますが、アメリカのビルボード・ホット100チャートにランクインするほど海外で人気を博したのはわずか12曲に過ぎません。
それは稀なことですが、毎年ヨーロッパおよび近隣地域から選ばれたアーティストが競技に提出するオリジナル曲の中には、数十年にわたってランクインを果たしたものもあります。最初はドメニコ・モドゥーニョの「ネル・ブル・ディピント・ディ・ブル（ヴォラーレ）」が、ユーロビジョン開始から2年後のチャート入りを果たしました。それ以降、エントリーは断続的にホット100に登場し、ジーナ・Gの「オー・アー… ジャスト・ア・リトル・ビット」が1997年にトップ40でピークを迎えてから次のヒットが出るまで20年以上かかることもありました。この長い空白期は、2021年、ダンカン・ローレンスの「アーケード」のおかげで終わりました。
また、ユーロビジョンで勝利したからといってその曲がホット100ヒットになるとは限りません。実際、過去に大会を席巻したトラックのほとんどがチャートで成功を収めることはなく、ランクインした曲の多くはテレビ放送のコンテストで1位を下回る結果に終わっています。これはユーロビジョンが、勝者に関係なく、ABBAからローザ・リンまでのアーティストに世界のステージでのチャンスを与える大きな機会であることを示しています。
1958年から現在に至るまで、ビルボード・ホット100にランクインしたすべてのユーロビジョン曲の完全なリストは以下のサイトをクリックして確かめてみてくださいね。
