幼稚園記念日・録音文化の日・ぞうさんの日「今日は何の日・11月16日」

11月16日土曜日

皆様おはようございます。ウイルスや風邪が流行していますね。僕は復帰しましたがまだフラフラしています。

今日は「幼稚園記念日」「録音文化の日」「ぞうさんの日」です。

まず「幼稚園記念日」から。

なぜ11⽉16⽇が「幼稚園記念⽇」なのかというと、1876(明治9)年11⽉16⽇に⽇本初の官⽴幼稚園である東京⼥⼦師範学校附属幼稚園(現在のお茶の⽔⼥⼦⼤学附属幼稚園)が東京・神⽥に開園したことが由来となっています。
2017年現在から約140年も前から幼稚園というものが存在していたのには驚きですよね。
当時の幼稚園に⼊園できたのは、上流階級の幼児50⼈ほどしかいなかったそうです。
東京⼥⼦師範学校附属幼稚園には140年の歴史がありますが、140年間ずっと順⾵満帆という訳にはいきませんでした。
まずは、幼稚園が始まってから8年⽬である1884(明治17)年には⼤暴⾵⾬の影響によって園舎が破壊されてしまったのです。
その後は1886(明治19)年に園舎が新築されるまでには、⾷堂などで保育などが続けられていたそうです。
1923(⼤正23)年にも関東⼤震災の影響で園舎が⽕災によって焼失することとなりました。
第⼆次世界⼤戦末期である1945(昭和20)年にも戦争の影響で⼀時的に閉園するなど、お茶の⽔幼稚園は様々な困難を乗り越えて今現在も運営されているのでした。

⼩さい⼦供を預けるための施設として「幼稚園」と「保育園」というものがありますよね。
それではこの「幼稚園」と「保育園」にはどのような違いがあるのでしょうか。
まずは「幼稚園」についてですが、幼稚園は⼩学校や中学校と同じで教育を⾏なう学校ということになっているため、⽂部科学省の管轄となっています。
満3歳〜5歳の⼦供が教育を受けることができるようになっていて、基本的には9時〜14時の5時間を使って授業を⾏なっています。
続いて「保育園」についてですが、保育園は親の代わりにに⼦供を育てて⾯倒を⾒るための施設であって、厚⽣労働省の管轄となっています。
預けられる⼦供の年齢は0歳〜5歳と幼稚園よりも幅広くなっていて、9時〜17時と預けていられる時間が⻑いため、働いている親などが⼦供の⾯倒を⾒てもらうために預かってもらうケースが多いようです。

幼稚園のクラス分けについては無作為に⾏なわれている訳ではなく、基準を設けてクラス分けをしているそうです。
主な基準は3つあるそうなので、⼀つ⼀つ紹介していきます。
まずは⼊園する園児の「通園環境」が基準となっているそうです。
なるべく同じクラスの園児たちの⾃宅が同じ範囲内にかたまりすぎないようにして、近所以外にも幅広い交流が出来るようにしたり、逆にバスで送り迎えするために同じ地域に住んでいる園児だけのクラスを作ったりもするそうです。
また、お誕⽣⽇会を開く都合であったり、園児の場合は4⽉⽣まれと3⽉⽣まれに成⻑・発達の差があることから、「誕⽣⽇」によってクラス分けがされる場合もあります。
「園児たちの性格」によってもクラス分けが変わる事もあり、性格にもなるべくバラつきが出るようにしているそうです。

*皆様の幼稚園時代はどんなでしたか?僕は私立の女子学園の付属の幼稚園に通っていました。いつも女のことばかり遊んでいました。「院長先生」と呼ばれていましたがHなことは何一つしていませんのでご安心を!

次に「録音文化の日」について。

なぜ11⽉16⽇が「録⾳⽂化の⽇」なのかというと、1878(明治11)年11⽉16⽇に蓄⾳機を使って⽇本初の録⾳・再⽣の実験が⾏われたことが由来となっています。
蓄⾳器による録⾳・再⽣の実験を⾏ったのはジェームズ・ユーイングという⼈物であり、⽇本へは東京⼤学にお雇い外国⼈教師として招聘されて来ていました。
「録⾳⽂化の⽇」については⽇本記録メディア⼯業会によって制定された記念⽇となります。
蓄⾳器のような録⾳装置についてはエジソンによって発明されたものとされていますが、実は1857年にフランス⼈のエドゥアール=レオン・スコット・ド・マルタンヴィルによって開発されていました。
フォノトグラフという装置でしたが、⾳を記憶する装置では世界最古のものとなっています。
しかし、フォノトグラフは波形として⾳を記憶することは出来たものの再⽣する⼿段が無かったそうで、後にエジソンなどによって改良や発明が続けられた結果、再⽣も可能となったのです。
再⽣から録⾳まで可能にして実⽤化まで出来るようにしたのがエジソンだったというわけですね。
ちなみに、歴史上初のレコーディングはエジソンの依頼によってブラームスが演奏した「ハンガリー舞曲第⼀番」と「ポルカ・マズルカ」だったそうです。

⾃分の声を録⾳して聞いた事はありますか︖
現代では動画やカラオケなどで⾃分の声を聞く機会がたくさんあるため、おそらく⾃分の声を録⾳して⼀度は聞いたことがあると思いますが、なんか違和感があって気持ち悪く、普段⽿にしている⾃分の声とは違うように聞こえますよね。
なぜ録⾳した声と喋った時に聞こえてくる⾃分の声が違うように聞こえるのかというと、⾃分の発した声は⽿だけで聞いているのではなく、頭蓋⾻や⼝腔などの⾊々な部分が振動することによって聞こえているからなのです。
この⾳の伝わる仕組みの事を「⾻伝導」というそうです。
録⾳した声に関しては空気の振動によって伝わる⾳のみが録⾳されているため、⾻などが振動したものと合わさって聞こえている普段の⾃分の声とは違うものに聞こえるんですね。

CDの録⾳時間の⻑さは74分42秒という⻑さになっていますが、なぜこの時間が設定されたかを知っていますか︖
CDという記録媒体はフィリップス社とソニー社によって合同で開発されたのですが、当時ソニー社は録⾳時間が75分の規格を提⽰し、フィリップス社は録⾳時間が60分の規格を提⽰していました。
ソニー社はとにかく⼤容量で⻑い時間録⾳できることにこだわりを持っていたため、世界的にも有名なクラシックの「第九」が1枚のCDに録⾳できることを⽬指していました。
そこで、世界的な指揮者として知られるカラヤンが指揮した「第九」の演奏時間を引きあいに出して、カラヤン指揮の「第九」の演奏時間が74分であることから、最後にはCDの録⾳時間が74分42秒という規格が採⽤されることになったのでした。
なお「世界初のCD」はABBAの『ザ・ビジターズ』です!

*録音は今でも皆さんが当たり前のようにおこなっていることですからね。すごい技術です。

最後に「ぞうさんの日」について。

なぜ11⽉16⽇が「ぞうさんの⽇」なのかというと、11⽉16⽇という⽇付が⼭⼝県周南市の市⺠プロジェクトである「絵本と物語のある街」の創⽴⽇であることが由来となっています。
また、周南市は「ぞうさん」などの童謡で作詞を担当した作詞家のまどみちおさんの故郷であり、誕⽣⽇が11⽉16⽇であることも由来となっています。
「ぞうさんの⽇」については市⺠プロジェクト「絵本と物語のある街」によって制定されました。
「絵本と物語のある街」は普段からまちづくりの⼀環として絵本コンテストの実施をしています。
また、周南市には徳⼭動物園があり、この動物園のシンボル的存在がゾウであることから、記念⽇名を「ぞうさんの⽇」としました。
「絵本と物語のある街」によると、この⽇をきっかけにして親⼦・家族・地域の絆を深めてほしいという願いが込められています。
公式ホームページの更新が2016年で⽌まってしまっていますが、今後も親⼦・家族・地域の絆を深めるような試みがあるといいですね。

ゾウはあれだけの巨体ながら、本気で⾛ると時速40kmのスピードで⾛れることはご存じですか︖
⼦育てをしている時期などは警戒⼼が強く、気が⽴っている時に近づくと突進してきて、あっという間に吹き⾶ばされてしまう事故も起こるそうです。
しかし、実はゾウは40kmの速度で移動できるのにも関わらず、正確にいえば⾛ることができないのです。
⾛るという動作は、地⾯をけり上げて着地するまでに地⾯から⾜が離れる瞬間があるのですが、ゾウは移動する時に必ず四肢のいずれかが地⾯と接しています。
つまり、ゾウは⾛っているというよりは早⾜で移動しているということになるんですね。
⼈間でいえば競歩のようなものを思い浮かべて頂ければわかりやすいかもしれません。

ゾウといえばその⻑い⿐が特徴的ですが、⽿についても他の動物に⽐べてかなり⼤きいですよね。
実はゾウのあの⼤きな⽿には、⼈間を含めて他の動物にはない機能が備わっているのです。
ゾウは他の動物に⽐べて体が⼤きいですが、あの⼤きな体の体温を調整する機能が⽿に備わっているんですね。
ゾウの⽿には⾎管が多くあるため、その⾎管に流れる⾎を冷やして体に送り込むことにより、体全体の体温を調整しています。
もしかするとゾウの映像などでゾウが⽿をパタパタさせる仕草を⾒かけたことがあるかもしれませんが、あの仕草で⽿の⾎管を冷やしているんですね。
⼈間も太い⾎管などがある部位を冷やすことで体温を調整できますが、ゾウは⽿を動かすだけで出来るのでとても便利なんです。

*父は都庁を退職後、井の頭公園の園長をしていましたが、当時人気のあった「はなこ」によく声をかけていたそうです。はなこの物語は泣きます。今はもういませんが。

週末もよろしくお願いいたします。

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