7月29日月曜日
皆様おはようございます。毎日暑いですね!水分補給は十分ですか?エアコンを使っていますか?
今日は「福神漬の日」「アマチュア無線の日」「白だしの日」です。
まず「福神漬の日」から。
なぜ7月29日が「福神漬の日」なのかというと、福神漬の名前の由来である七福神から、七(しち)二(ふ)九(く)で「しちふく」という語呂合わせが由来となっています。
「福神漬の日」については福神漬、総菜、調味料などの製造・販売している食品メーカー「株式会社新進」によって制定制定された記念日となります。
福神漬には夏バテを防止する作用があるため、この暑い日が続くシーズンに福神漬を食べることによって夏バテを防いでもらいたいという目的で制定された記念日です。
福神漬はカレーライスの付け合わせとしては王道の食べ物ですよね。
小さなころは漬物があまり好きではなくあまり好まれない福神漬ですが、大人になってからはカレーライスには欠かせない添え物になりましたよね。
カレー屋に行った時などに福神漬が無料で食べ放題になっていた場合にはつい欲張ってたくさん食べてしまう人もいるのではないでしょうか。
まだまだ暑い日か続く時期ですので、福神漬などをしっかり食べて夏バテしないように夏を乗り越えたいですね。
漬物は日本人のソウルフードといっても過言ではなく、定食などを注文して漬物が添えられているとなんだか嬉しい気分になってしまいますよね。
そんな漬物ですが、漬物のことを「お新香(おしんこ)」と呼ぶことがありますよね。
この漬物とお新香に違いはあるのでしょうか。
実はお新香とは「新しい香り」という漢字が使われているとおり、漬物の中でもまだ漬けられてから日の浅い漬物の事を指す言葉なんです。
確かに漬物でも長時間つけられたものに比べて浅漬けの方が野菜などの新鮮な香りがしますよね。
そのため、漬物とお新香については、漬物が総称であってお新香は漬物の種類の一つということになりますね。
福神漬けといえばカレーライスの添え物というイメージがありますが、昔はそもそもご飯のお供とされていました。
ご飯のお供だったものがなぜ現在ではカレーライスの添え物としての地位を得ているのか、気になりませんか?
福神漬けがご飯のお供として食べられるようになったのは明治時代からとされており、当時の福神漬けは缶詰に入っていた事から長期間にわたって保存が出来て、船旅などの長旅で重宝されていたそうです。
そして、船内食としてお客さんにカレーライスが振舞われることがあったそうですが、一等客船のお客には福神漬けが添えられるようになり、二等客船や三等客船のカレーライスにはたくあんが添えられたそうです。
結果として、カレーライスに福神漬けという組み合わせは高級なものだというイメージがつきました。
その後、カレーに高級感を出すために有名ホテルなどで利用されるようになり、カレーライスに福神漬けが定番になっていったとされています。
*皆様は「福神漬」お好きですか?福神漬はいつの間にか「カレーライスのお供」になってしまいましたね。
次に「アマチュア無線の日」について。
なぜ7月29日が「アマチュア無線の日」なのかというと、1952年7月29日に戦争中には禁止されていたアマチュア無線が解禁され、全国の30人に無線局予備免許が交付されたことが由来となっています。
「アマチュア無線の日」については日本アマチュア無線連盟によって1973年に制定された記念日となります。
アマチュア無線というものについては、あくまで「アマチュア」のものであるため、個人的な興味の範囲内で行なう自己訓練、通信などの無線技術研究のことを指します。
電波を運用するという性質上、無線従事者という資格と、電波法に基づいてアマチュア局の許可を取る必要があります。
また、あくまで研究目的のものであって金銭的なもの、つまり非営利目的であるものを指してアマチュア無線と呼びます。
アマチュア無線が解禁されてからはアマチュア無線人口が増えていき、ピークであった1980年代には世界最大のアマチュア無線人口を誇っていたそうです。
世界で初めて無線通信を成功したのは1896年のことで、マルコーニという人物によって行なわれたものでした。
最初の無線は距離が数キロしかなかったのですが、わずか数年の間に革新的に無線技術が発達したため、100キロほど離れていても通信が可能となりました。
その急速な無線技術の発達に法律がついていかなかったため、無線が使えるようになったばかりのころは無法地帯だったとされています。
ありとあらゆる周波数が使い放題であって、通信士が雑談などで一定の周波数を長時間使って緊急事態など肝心な時に無線が使えないこともしばしばあったそうです。
無線がこのように無法地帯であったことから引き起こされた歴史的な事故にタイタニック号事件があります。
タイタニック号事件が発生する数時間前に、付近を航行していた小型船舶から巨大な氷の塊がある事が無線で送られてきたのですが、
タイタニック号内に伝える電報で周波数をいっぱい使っていたタイタニック号はこれを無視したために悲劇的な事故を起こすことになったのでした。
映画やアニメなどを見ていると無線で喋った後に「~~~です、どうぞ。」や「~~~です、オーバー。」などと言っているのを聞いたことがありませんか?
なんとなくかっこよくみえますが、あれは何のために言っているのでしょうか。
実は無線は電話などと違って一方通行の通信を行っているので、片方が喋っている時はもう片方 が聞くしかできない状況になっているんです。
そのため、片方が喋り終わった後には「自分は喋り終わったので、あなたが喋っていいですよ」という意味で「どうぞ」や「オーバー」と言っているんですね。
ちなみに、「オーバー」と「オールオーバー」という時がありますが、「オーバー」については「どうぞ」という意味となり、「オールオーバー」については「交信終了」という意味になります。
*皆様は無線を使ったことがありますか?僕は小学生の頃に、トランシーバーにハマッタことがあります。結構、楽しかったですよ。
最後に「白だしの日」について。
なぜ7月29日が「白だしの日」なのかというと、七福醸造株式会社という社名の「ひち(7)ふ(2)く(9)」という語呂合わせが由来となっています。
七福醸造は1978年7月29日に初めて白醤油にだしを加えた調味料「白だし」を製造販売した企業として知られています。
そのため、この事を記念した七福醸造が「白だし」の日を制定しました。
白だしは一般家庭でも使用されてきてはいますが、あまり馴染みのあるものではありませんよね。
料亭などのプロの料理人には重宝されていそうですが、どのように使うものだと思いますか?
基本的には煮物やお吸い物などの和食に使われるものですが、用途は様々であり中華料理や洋食 などにも使われることがあるそうです。
白だしは優しい味をしているため、素材の味を損なうことなく上品な味わいの料理を作ることができます。
スーパーでも普通に白だしを見かけるようになりましたし、白だしに興味を持った方はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?
「昆布が海で出汁が出ないのなんでだろう?」というフレーズで有名なテツandトモというお笑い芸人さんが昔ブレークしていましたよね。
お笑いのネタでもあることからなんとなく笑って見ていましたが、本当にどうして出汁が出ないのか不思議に思った事はありませんか?
昆布の出汁は昆布に含まれるグルタミン酸と呼ばれる成分です。
グルタミン酸という成分は昆布の細胞膜の中にある成分なので、海の中で海水に浸されているだけでは外に出てこないんですね。
しかし、昆布を収穫することによって昆布が切り刻まれたりすると、当然ですが細胞膜が壊され、中に入っていたグルタミン酸が外に漏れ出てくるのです。
せっかく時間をかけて出汁をとるのであれば少しでも美味しい出汁をとりたいですよね?
実はひと手間を加えるだけで出汁が更に美味しくなる方法があるんです。
普通は出汁を取った後にはその出汁をそのまま料理に使うか、出番があるまでは放置しておくと思いますが、実は出汁をとったらすぐに冷やすと出汁がさらに美味しくなるんです。
出汁は温度がだんだんと冷めていく段階で雑菌が繁殖しやすくなり、特にぬるい温度まで下がってしまうと腐りやすくなり、この雑菌のせいで出汁に雑味が生まれてしまうんです。
雑味を発生させないためにも出汁を取り終わったらすぐに冷やしてしまった方が良いということなんですね。
すっきりとした味わいの出汁を楽しみたいという方はぜひこの方法を試してみてくださいね。
*皆様は「白だし」お好きですか?日本人はいろいろな「だし」を楽しむ国民なのですね。
今週も宜しくお願いいたします。
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