縁結びの日・雑誌広告の日・世界津波の日「今日は何の日・11月5日」

11月5日火曜日

皆様おはようございます。三連休はあっという間でしたね。体調は万全ですか?水分補給もバッチリですか?

今日は「縁結びの日」「雑誌広告の日」「世界津波の日」です。

まず「縁結びの日」から。

なぜ11月5日が「縁結びの日」なのかというと、11月5日という日付が「いい(11)ご(5)えん」(いいご縁)という語呂合わせであることが由来となっています。
また、旧暦10月(新暦11月ごろ)に出雲大社に全国の神が集まり縁結びなどの会議をするとされていることも由来となっています。
「縁結びの日」については島根県の神話の国・縁結び観光協会によって制定された記念日となります。
一般的には縁結びといえば男女の縁を結ぶものとされていますが、恋愛などの縁以外にも、仕事の人間関係や商売相手など、良縁には恵まれたいものですよね。
しかし、実は既に交際相手がいる状態で、しかもカップルで縁結びの神社にいってしまうと、そのカップルは別れてしまうという迷信があるそうです。
縁結びの神社へカップルで行ってしまうと、縁結びの神様がやきもちをやいてしまってそのカップルを別れさせようとするそうなんです。
そもそも縁結びの神社については一人で参拝した方がご利益があるとされているため、恋愛以外の良縁を結びたい場合には神社によっては一人で参拝した方が良いかもしれませんね。

縁結びとして有名な島根県の出雲大社ですが、そもそもなぜ出雲大社が縁結びの神社として有名なのでしょうか。
出雲大社が縁結びの神社として有名になった由来は諸説あり、冒頭で解説したとおり10月には毎年全国から神々が出雲大社に集結して縁結びの話し合いを行うことも由来となっています。
日本神話の中では出雲大社の神が恋をして結ばれたという伝説も残っていて、天と地の神が出雲で話し合いをして友達となったという伝説もあります。
また、天の神である天照皇大神が「私は目に見えるこの世のマツリゴトをします。出雲の大国主大神は、目に見えない世界や縁などを担当しなさい」と言ったことも由来であるとされています。
江戸時代のころには出雲大社の神官が全国に布教の旅をしていましたが、訪問先で男女の結婚の斡旋なども行なっていたそうです。
このように、出雲大社には縁結びで有名となる数々の由縁が存在しているのでした。

運命の赤い糸は日本の少女漫画などでもおなじみですよね。
見えない赤い糸で結ばれたもの同士は結ばれるなんて、何とも夢のあるお話です。
この運命の赤い糸の元になったお話は、実は中国にあり、「定婚店」という逸話に出てきます。
物語の内容は、主人公の韋固(いこ)が旅の途中で立ち寄った宿屋で冥界(あの世)の書物を読む不思議な老人に出会います。
なんとその老人は冥界の役人で婚姻を司っており、その仕事は将来夫婦となる男女の足を赤い縄で繋ぎ合わせることだというのです。
そこで中々縁談が上手く行っていなかった韋固は老人に将来の結婚相手を教えてもらい、14年の月日を経て結婚に至る、というものでした。
今では小指に結ばれる赤い糸も、元は足に結ばれる赤い縄だったのです。
また、赤い糸は世界中でも災いから身を守るお守りであったり、幸運のお守りとして広まっています。
御利益は各国で違うようですが、赤い糸には何らかのパワーがあるのかもしれませんね。

*皆様に「赤い糸」はありましたか?僕はまだ見つかりません。赤い糸がこんがらがっているのかな?

次に「雑誌広告の日」について。

なぜ11月5日が「雑誌広告の日」なのかというと、この時期が「読書週間」「教育文化週間」のある時期であることが由来となっています。
「雑誌広告の日」については日本雑誌広告協会によって1970(昭和45)年に制定された記念日となります。
日本雑誌広告協会によるとこの日を「消費者の保護と雑誌広告の信頼を高める」という事を目的とした記念日としています。
日本雑誌広告協会では毎年「日本雑誌広告賞」というイベントを開催していて、前年に発表された優秀な企画及び技術を示した雑誌広告作品が表彰を受けているそうです。
「日本雑誌広告賞」についてはかなり昔から行なわれているもののようで、1958(昭和33)年から開催されています。
「日本雑誌広告賞」は雑誌広告の質的向上と、日本の産業、経済、社会、文化の発展に寄与することが目的となっています。

雑誌を買う時の楽しみの一つとして袋とじというものがありますよね。
雑誌を立ち読みで済ませるという人も多いかもしれませんが、袋とじを破るわけにはいかず、袋とじを開きたいがために雑誌を買うという人もいるのではないでしょうか。
実は袋とじは1965年に発売された「夫婦と生活10月号」という雑誌で始まったのが元祖だとされています。
その袋とじの中身については、夫婦の夜の生活について医学博士が回答するといったいたって真面目な内容となっていました。
当時の女性が読む雑誌では既に性に関する話題が掲載されていたのですが、子供に触れてしまうということが悩みになっていたため、そこで登場したのが袋とじでした。
現在では完全に「お楽しみ」のような要素で活躍している袋とじなのですが、昔はなるべく子供の目に触れないように工夫をするためのものだったのです。

今では当たり前となっていますが、雑誌の発行日は実際の発売日よりも数か月遅いことが多いですよね。
例えば11月に発売だと、12月号であったり、1月号のものまであったりします。
これは雑誌社が常に最新の情報を提供したいという思いから、前倒しで発行しているのです。
また、誰しもが発売日当日にその雑誌を手に入れられる訳でもないので、次号が出るまでの間はいつ手に取ってもなるべく鮮度の高い情報である必要があります。
ちなみに雑誌に記載する発行日や号は、週刊雑誌だと発売日から15日先までの月日、月刊雑誌だと発売日から40日先までの月号まで記載できるというルールもあるようです。
買う時には少しややこしい感じもしますが、いつ買っても新しい情報を手に入れられるのはありがたいことですね。

*皆様は「雑誌」をよく見ますか?最近は雑誌も売れないようですね。でも雑誌はやはり面白いものですね。

最後は「世界津波の日」について。

なぜ11月5日が「世界津波の日」なのかというと、同日である11月5日が日本で「津波防災の日」であることが由来となっています。
日本は世界の中でもかなり地震の多い国である事から、津波による被害も過去に何度もありました。
東日本大震災の津波の被害は甚大なもので、日本が過去に何度も地震や津波の被害に遭っていることから、いかに事前にこうした災害に備えておくことが大切なのかを知っているため、世界へ向けて提案を行った結果として「世界津波の日」が制定されることとなったのです。
「世界津波の日」と同日である「津波防災の日」がそもそもなぜ11月5日に制定されたのかというと、嘉永7年11月5日(1854年12月24日)に安政南海地震が発生し、南海道・東海道を大津波が襲ったことが由来となっています。
この当時、紀伊国広村で濱口梧陵が稲藁に火をつけて津波の襲来を知らせ村人を避難させたという実話を元に小泉八雲が「稲むらの火」という物語を執筆し、後に小学校の教科書にも掲載されています。
当初は東日本大震災が発生した日付である3月11日に制定することも検討されていましたが、東日本大震災が発生して間もなかったことから、被災者の気持ちを考慮して11月5日となりました。

東日本大震災で甚大な被害をもたらした津波ですが、東日本大震災で観測された津波の中で一番大きなものは43メートルだったそうです。
これはビルの10回建て以上の高さとなり、相当大きな津波であったことがわかりますよね。
それでは世界で観測された津波の中で、最も大きかった津波はどれぐらいの大きさになるのでしょうか。
なんと、世界で観測された最も大きな津波の高さは542メートルもあったそうです。
542メートルの津波なんかに日本が襲われてしまったら日本そのものが消滅してしまいそうな高さですよね。
この津波は1958年7月9日にアメリカのアラスカ州のリツヤ湾で発生したもので、地震の影響で海中に大量の土砂や氷塊が流れ込んだことが原因でした。
しかし、奇跡的にも人の住んでいないところに津波がきたため、一隻の漁船が沈没して2名が犠牲になった以外には被害が無かったそうです。

地震が発生した際に焦ってテレビなどで確認してみると、すぐに津波の有無まで情報が出てきますよね。
しかし津波は海で発生するものなのに、どうしてこんなに早く津波の予測まで出せるのでしょうか。
まず、津波が発生するかしないかは震源地の場所によって決められます。
震源地が陸地の場合は津波は起きず、海の場合は津波が発生する可能性があります。
そもそも津波が発生する原因は、海底の地盤が大きく変化することにあります。
この地盤の変化により海の水も急激に変化し、津波となって陸地までやってきます。
ただし海が震源地だからと言って必ず津波が起きるわけではありません。
震源が約80kmよりも深い場合やマグニチュード6未満の場合は、津波は発生しなかったり小規模のことが多いようです。
つまり気象庁は震源地と規模、震源の深さを元に、津波の発生の有無や予想される波の高さを算出しているのです。
また津波が発生する場合は一刻を争う事態なので、津波の発生情報は3分以内を目標に発表しているようです。

*東日本震災で「水が怖くなった」人も多かったことでしょう。僕もしばらくは「海」を見ることができませんでした。気をつけましょうね。

今週もよろしくお願いいたします。

★東山凛太朗オフィシャルサイトグランドオープン!!https://higashiyamarintaro.net/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です