観てみよう：ニコラス・クリストファー、アーロン・トヴェイト、リア・ミシェル『CHESS』メドレー

観てみよう：ニコラス・クリストファー、アーロン・トヴェイト、リア・ミシェルが『CHESS』メドレーを『ザ・トゥナイト・ショー』で披露

ブロードウェイ再演版が11月10日に全米テレビデビュー

ブロードウェイのリバイバル版『CHESS』が、11月10日にNBC番組『ジミー・ファロン・トゥナイト・ショー（The Tonight Show Starring Jimmy Fallon）』で全米テレビデビューを果たしました。
その放送でのパフォーマンス映像が公開されています。

＊ニコラス・クリストファー、リア・ミシェル、アーロン・トヴェイト（撮影：ヘザー・ガーションウィッツ）

主演のニコラス・クリストファー、リア・ミシェル、アーロン・トヴェイトの3人が登場し、作品の魅力を凝縮したメドレーを披露。
クリストファーによる「私の目指す場所、ホエア・アイ・ウォント・トゥ・ビー（Where I Want to Be）」、トヴェイトによる「ワン・ナイト・イン・バンコク（One Night in Bangkok）」、そしてミシェルによる「他の誰かのストーリー、サムワン・エルシズ・ストーリー（Someone Else’s Story）」が順に歌われ、3人の個性が光る構成となりました。
映像はこちらからご覧いただけます。

しかし、放送はパフォーマンスだけではありませんでした。
3人はファロンとのインタビューにも出演し、彼に彼らの開演前の発声練習を体験させるという楽しい場面もありました。
その様子もあわせてご覧ください。

クリストファーはこの再演版でロシアのチェスチャンピオン、アナトリー・セルギエフスキー役を務めます。
トニー賞受賞者のトヴェイトはアメリカ人プレイヤーのフレディ・トランパー役、
エミー賞ノミネートのミシェルはフローレンス・ヴァッセイ役を演じます。
また、ハンナ・クルーズ（『Suffs』）がスヴェトラーナ、
ブラッドリー・ディーン（『オペラ座の怪人』）がモロコフ、
ショーン・アラン・クリル（『ジャグド・リトル・ピル』）がウォルター、
ブライス・ピンカム（『ホリデー・イン』）がアービター役を務めます。

出演者にはこのほか、カイラ・ルイーズ・バースロメウズ、ダニエル・ビーマン、シャヴィー・ブラウン、エマ・デガーステット、ケイシー・ガーヴィン、アダム・ハルピン、サラ・ミシェル・リンジー、マイケル・ミルカニン、アレクサンダー・イワン・ペヴェック、アライア・ジェームズ、シドニー・ジョーンズ、ショーン・マクラフリン、サラ・ミール、ラモーン・ネルソン、フレドリック・ロドリゲス・オドガード、マイケル・オラリビグベ、カテリーナ・パパコスタス、サマンサ・ポリーノ、レジーヌ・ソフィア、ケイティ・ウェバーが名を連ねています。
キャスティングはジム・カーナハンとジェイソン・シンガーが担当。

音楽はABBAのベニー・アンダーソンとビヨルン・ウルヴァース、
作詞はティム・ライスによるものです。
今回のリバイバルでは、エミー賞受賞脚本家ダニー・ストロング（『ハンガー・ゲーム：モッキングジェイ Part1 & 2』）による新しい脚本が加わりました。
演出は『スプリング・アウェイクニング』のマイケル・メイヤー、振付は『ウェイトレス』のロリン・ラタロが担当。
音楽監督にはブライアン・ユシファーが名を連ねています。

クリエイティブチームにはさらに、
舞台美術デザイナーのデヴィッド・ロックウェル、
衣装デザイナーのトム・ブローカー、
照明デザイナーのケヴィン・アダムズ、
音響デザイナーのジョン・シヴァーズ、
映像デザイナーのピーター・ニグリーニ、
アソシエイト・ディレクターのヨハンナ・マキーン、
アソシエイト・コレオグラファーのトラヴィス・ウォルシュミットが加わっています。

『チェス』はティム・ライスのアイデアに基づき、もともとはリチャード・ネルソンの脚本で誕生した作品。
冷戦時代を背景に、アメリカとロシアのCHESS王者が世界大会で対局しながら、同時に一人の女性をめぐって争うという物語です。

このリバイバル公演は、トム・ハルス、ロバート・アーレンズ、シューバート・オーガニゼーションがプロデュースし、クリエイティブ・パートナーズ・プロダクションズが共同制作。
スリー・ナイツおよびロバート・フォックス・リミテッドの許諾のもとで上演されています。

詳細は公式サイト ChessBroadway.com をご覧ください。