11月18日月曜日
皆様おはようございます。体調は万全ですが?風邪、インフルエンザ、ウイルスが流行っていますのでくれぐれも気をつけましょうね。
今日は「雪見だいふくの日」「音楽著作権の日」「土木の日」です。
まず「雪見だいふくの日」から。
なぜ11⽉18⽇が「雪⾒だいふくの⽇」なのかというと、11⽉という⽇付が「いい」、蓋をあけてパッケージを縦にすると18に⾒えることが由来となっています。
「雪⾒だいふくの⽇」については株式会社ロッテによって制定された記念⽇となります。
アイスをやわらかいおもちで包み、その絶妙な⾷感からロングセラーとなっている「雪⾒だいふく」をPRすることを⽬的として制定したそうです。
雪⾒だいふくは幅広い年齢層に好まれるように、求肥に包んであえて和菓⼦⾵にするという⼯夫をしました。
そして、当時はアイスといえば夏に売れて冬には売り上げが伸び悩むものでしたが、冬でも楽しめるようなアイスの開発を進めていたのです。
そして、雪⾒だいふくが誕⽣し、ここまで⽇本⼈に愛されるようになったのも、株式会社ロッテが⽇本⼈好みで冬でも楽しめるアイスを追求した結果だったんですね。
現在では⾊々な味の雪⾒だいふくが発売されていますので、ぜひ11⽉18⽇の「雪⾒だいふくの⽇」には雪⾒だいふくを味わってみてくださいね。
雪⾒だいふくにまつわる雑学を⼀つ紹介します。
現在では冬のアイスの定番商品として完全に定着した雪⾒だいふくですが、実は昔は違う商品名で販売されていたのをご存じですか︖
雪⾒だいふくの原型となったアイスは、1980年に発売された「わたぼうし」というアイスなんです。
雪⾒だいふくのいわゆるパイロット版として発売されていて、全く同じようなアイスに⾒えますが、雪⾒だいふくとわたぼうしには⼤きな違いがあります。
雪⾒だいふくは求肥(ぎゅうひ)でアイスを包み込んでいますが、わたぼうしはマシュマロでアイスを包み込んでいるのです。
わたぼうしが無事にヒットしたことから、わたぼうしを原型により⽇本⼈好みのアイスを⽬指して雪⾒だいふくが誕⽣したのでした。
アイスは現在ではデザートなど嗜好品として楽しまれていますよね。
しかし、実はアイスクリームが誕⽣したばかりのころは、嗜好品ではなくどちらかというと薬として⾷べられていたのです。
アイスクリームが誕⽣したばかりの頃は、現在のような技術は無かったことから、冬に出来る⾃然の氷や雪に蜜や果汁をかけるというものでした。
冬の間に⼤量に氷や雪などを保存しておき、夏になってもアイスが⾷べられるように⼯夫をしていたんですね。
そして、栄養満点の蜜や果汁をかけることによって、栄養補給や滋養強壮の意味合いでアイスを⾷べていたのです。
現在のようにアイスが嗜好品として⾷べられるようになったのは、16世紀になってからだとされています。
*今は一年中「アイスクリーム」が食べられるようになりましたので、アイス好きにはたまならないでしょうね。僕も自宅の冷蔵庫には一年中「アイス」が入っています。アイスクリームは原則「賞味期限がない」ですからね。
次に「音楽著作権の日」について。
なぜ11⽉18⽇が「⾳楽著作権の⽇」なのかというと、1939(昭和14)年11⽉18⽇に⽇本⾳楽著作権協会(JASRAC)が設⽴されたことが由来となっています。
JASRACといえば最近何かとテレビで聞くようになりましたが、まさか戦前から設⽴されていたのはかなり意外ですよね。
そもそもなぜここまで最近になって急に⾳楽著作権について騒がれるようになったのかというと、インターネットがここ10~20年で急速に発展してきたことが背景となっています。
昔は⾳楽といえばCDショップなどで購⼊するしかありませんでしたが、現在では動画サイトなどに違法にアップロードされてしまった結果、それをダウンロードする事も可能になってしまったのです。
その結果として著作権を保有している作曲者や編曲者に正当な報酬が払われなくなったりするなど、著作権の侵害が多発していることからJASRACという団体名を聞くようになったのでした。
JASRACの⽬的としては⾳楽の著作権を保護することはもちろんのこと、⾳楽などの著作物の利⽤を図ってより⾳楽⽂化を発展させることにあります。
しかし、最近では著作権料の徴収について不満も囁かれるようになったため、今後JASRACがどうなっていくのか注⽬されています。
クラシック⾳楽の多くに著作権が無い事から、クラシック⾳楽には著作権が無いと思われがちですよね。
しかし、クラシック⾳楽には確かに著作権が無いものも多いですが、逆に著作権が存在するものもあるんです。
そもそもなぜクラシック⾳楽に著作権が無いものが多いのかというと、著作権の保護期間に関係があります。
実は著作権の保護期間については著作者が亡くなってから50年までと決められているのです。
有名なクラシック⾳楽を作曲して活躍したベートーベンやモーツァルトといった⼈物については、50年以上前に亡くなっているケースが多いため、著作権の保護期間が切れてしまって、著作権が無くなっているんですね。
しかし、クラシック⾳楽だからといって著作権が無いわけではなく、有名曲の中にも著作者の死後50年が経過していないものもありますので注意が必要です。
⾳楽著作権については作曲者や編曲者の著作物を保護するためにあるものです。
しかし、作曲をしたアーティスト本⼈がテレビ出演をしてJASRACによって管理されている楽曲を歌うと、なんと著作権料が発⽣してしまうのです。
なんだか納得がいかないような気がしますが、テレビ番組では様々な⾳楽やBGMや⾳が使われているため、あらかじめ年間の包括契約として⼀括で著作権料を⽀払っているのです。
そのため、仮にアーティスト本⼈が著作権料はいらないといっても、著作権料は絶対に発⽣してしまうんですね。
その著作権料が全てアーティスト本⼈に⽀払われるのであればいいのですが、⼀旦JASRACをはさんでの⽀払いとなるため、アーティストに⽀払われる著作権料はほんのわずかだとされています。
*世界の音楽著作権協会の代表はABBAのビヨルンです!
最後に「土木の日」について。
なぜ11⽉18⽇が「⼟⽊の⽇」なのかというと、1879(明治12)年11⽉18⽇に⽇本⼯学会の前⾝である⼯学会が設⽴されたことが由来となっています。
また「⼟⽊」という漢字を分解すると「⼗⼀」「⼗⼋」になることも由来の⼀つとなっています。
「⼟⽊の⽇」については⼟⽊学会と⽇本⼟⽊⼯業協会等が建設省(現在の国⼟交通省)の⽀援によって1987(昭和62)年に制定された記念⽇となります。
⼟⽊学会によるとこの⽇を「⼟⽊との触れ合いを通じて、⼟⽊技術および⼟⽊事業に対する認識と理解を広く国⺠に深めてもらう」ということを⽬的とした記念⽇としています。
毎年の11⽉17⽇の「⼟⽊の⽇」には⼟⽊関係のイベントが開催されており、2016年の⼟⽊の⽇には⼟⽊に関係する研究所が解放されて、実験施設などの⾒学が⾏われたそうです。
⼈間が住居などを作り始めて以来、⼟⽊は⼈間の暮らしと深い関わりを持ってきましたよね。
古くから世界には様々な⼟⽊の技術があり、その地域にあった⼟⽊の技術が培われてきました。
⽇本も戦争によって国が疲弊しきっていましたが、⼟⽊作業が地道に続けられて建物などや道路の復旧が⾏なわれました。
現在も災害などが起きた場合には⼟⽊作業員の⽅が命懸けで作業を⾏なったりしていますし、感謝しなければいけませんよね。
⼯事現場で作業をする⼈を「⼤⼯」と呼びますが、実は「⼤⼯」といっても様々な種類の「⼤⼯」がいるのを知っていましたか︖
「造作⼤⼯」と呼ばれる⼤⼯は和室などを主に担当していて、⽊製間仕切壁など⽊に関する⼯事を⾏う⼤⼯となります。
また、「⼟⼯」と呼ばれる⼤⼯については、⼟やコンクリート扱う⼤⼯であり、基礎⼯事であったり躯体⼯事を⾏なうために⼟を掘ったり埋めたりする作業の他にも、コンクリートなどを流しこむ作業も⾏なっています。
⼯事現場で重機などを扱っている⼤⼯がいますが、この作業を⾏う⼈は「鳶⼯」と呼ばれていて、主にクレーンなどを使って鉄⾻を組み⽴てるという作業をしています。
ここまで紹介した⼤⼯以外にも様々な⼤⼯がいますので、気になったらぜひ調べてみてくださいね。
皆さんは「⼈柱」という⾔葉を聞いた事がありますか︖
なんと昔の⼟⽊や建築作業においては、建物を建てる際に柱として⼈を埋めていたという記録が残っているのです。
例えば⽇本で⼈柱の話で残っているものとして有名なものでは、16代の天皇である仁徳天皇の時代に河内の茨⽥堤を建築していたところ、夢で河の神からのお告げがあったため、⼆⼈の⼈間を河の神への供物として⼈柱にして捧げたとされています。
他にも皇居の⼆重櫓の下から⼈⾻が出⼟されたことから、⼈柱だったのではないかと議論を呼んだことがあります。
世界的にも⼈柱を⾏っていた地域は多く、中国では漢の時代に⻩河の堤防⼯事を⾏う際に、東群太守の⽟尊が⾃ら⼈柱になったという話が残っています。
また、中世ローマでも⼈間ではありませんが、⼈の像を床下に埋めるという⾵習があったそうです。
*昔は「僧」が土木の知識を持っていて、川の決壊があると、自ら指揮して、工事したそうです。今の僧はコロナの時代にもなにもしないし、東日本震災の時も何もしないし、どういう存在なのでしょうかね?
今週よろしくお願いいたします。
★東山凛太朗オフィシャルサイトグランドオープン!!