6月26日水曜日
皆様おはようございます。蒸し暑いですね。水分補給は十分ですか?エアコンを使っていますか?
今日は「雷記念日」「露天風呂の日」「オリエンテーリングの日」です。
まず「雷記念日」から。
なぜ6月26日が「雷記念日」なのかというと、930(延長8)年6月26日に平安京の清涼殿に落雷があり、大納言の藤原清貫が亡くなったことに由来しています。
この落雷は太宰府に左遷されそこで亡くなった菅原道真のたたりだとされており、この事件があったことから菅原道真は名誉を回復しました。
また、菅原道真これ以来雷の神「天神」と同一視されるようになったとされています。
現在はどのような原理で雷が発生するのかが解明されていますが、当時は雷といえば神秘的な現象であり、神様が怒っていると時に雷が落ちるものだと考えられていたそうです。
また「くわばら、くわばら」という言葉がありますが、これは菅原道真の領地であった「桑原」にだけ雷が落ちなかったことから、雷よけのおまじないとして唱えられるようになったものなのです。
「くわばら、くわばら」については年配の方が使うイメージのある言葉であり、最近は全く聞かなくなった死語となってしまいました。
雷の多くなる時期になると、毎年必ず雷によって命を落としている方がニュースで報道されていますよね。
特にサッカー場やゴルフ場などの開けた場所では雷が人間に直撃する確率が高くなります。
他にも貴金属を身につけていると雷を引き寄せてしまうといった話がありますが、実は雷が発生している時は貴金属を身につけている方が良いって知っていましたか?
貴金属を身につけていたとしても、よほど尖って出っ張っているものでない限りは雷が直撃する確率は変わらないそうです。
仮に雷が直撃したり近くに雷が落ちて人体に電流が流れてしまった場合、貴金属を身につけていた方が電流が貴金属へと流れて逃げていくので生存率が上がるそうなんです。
世界では雷に打たれてしまった人が貴金属を身につけていたおかげで生還したという例も残っています。
落雷が始まると貴金属をはずす人もいますが、今後はあまり気にしなくても良いかと思われます。
雷は電気なので雷の電気を利用して蓄えることによって発電が出来るようになると考えたことはありませんか?
しかし、雷による蓄電って全然普及しないですよね。
それは1回の雷のエネルギーが膨大すぎて、雷を蓄電させることが出来ないためなんです。
家の近くなどに落ちても莫大なエネルギーによって停電しますよね。
そして、基本的には電気は備蓄する事が出来ないため、保存しながら長い期間をかけて利用するのには向いていないエネルギーとなります。
更にいうと、雷は瞬間的には非常に大きいエネルギーを生みだしますが、あまりにも時間が短すぎて発電に使えるだけの電力が補給できないのです。
仮に日本で発生する雷のすべてを利用できたとしても全国の消費電力の千分の一程度にしかならず、コストを使ってまで施設を全国に設置して雷で発電を行なおうとはならないんですね。
そもそも雷はランダムに色々な場所に落ちるため、それを予測して発電を行なうことは現実的ではありません。
*今年も「魔の梅雨」がやってきました。晴れていても突然豪雨になったり、雷が鳴ったりしますからね。身辺には十分お気をつけくださいね。
次に「露天風呂の日」について。
なぜ6月26日が「露天風呂の日」なのかというと、六(ろ)・(てん)二(ふ)六(ろ)で「ろてんぶろ」という語呂合わせが由来となっています。
「露天風呂の日」については岡山県湯原町(現 真庭市)の湯原温泉によって1987年に制定された記念日となります。
当時の湯原温泉の若者による町づくり事業として始められたことがきっかけとなっていて、湯原温泉の魅力を更に多くの人に知ってもらうことが目的となっています。
6月26日には全国のいくつかの入浴施設で、露天風呂に関するイベントが開催されているようです。
過去には温泉が無料になったこともあったそうなので、近くに温泉がある人はぜひチェックしてみてください。
露天風呂は屋内の温泉とは違って、風景を楽しみながら入浴できるのがいいですよね。
寒い日の露天風呂は身体が少し冷えるためか、長く露天風呂を楽しむことができて贅沢な感じがします。
露天風呂という言葉は一般的なものですが、たまに野天風呂という言葉を見かけることはありませんか?
露天風呂とはまた別の言葉として存在しているため、露天風呂と野天風呂には何か違いがあるような感じがしますよね。
野天風呂については屋外にあって屋根がなかったり、雄大な自然に囲まれていて情緒がある風呂に対して使われる言葉のようです。
それに対して露天風呂は野外にあって外気に面してるお風呂の事を総称するための言葉のようです。
つまり、野天風呂とは露天風呂ののひとつとなり、結果的にはどちらの言葉にもそんなに違いが無いということになりますね。
あえて野天風呂と表記をしている温泉があったら、通常の露天風呂よりも趣があって自然に囲まれているのが売りの温泉なのかもしれませんね。
地面から無限に湧き出しているように見える温泉ですが、実は温泉も人間と同じで老化するって知っていましたか?
温泉水は地表に湧き出してくることによって様々な影響を受けます。
温泉水が地表に出てくると温泉は空気と接することになるため、温泉に含まれている炭酸泉であったり硫黄泉などの成分が空気中に出ていってしまいます。
また、酸素と接することや太陽光の紫外線を浴びることによって温泉の性質に変化をもたらします。
結果として温泉水に変化がおこってしまい、温泉自体の効能が薄れてしまうことが温泉の老化なんです。
温泉水を循環・ろ過させて再利用している温泉などは老化によって温泉の効能が薄れてしまいますが、それに比べて源泉かけ流しは温泉水が老化することがないため、より多くの効能が期待できます。
*皆様は最近「露天風呂」に入りましたか?コロナ渦中ですが、たまには露天風呂でゆっくりもいいですね!
最後に「オリエンテーリングの日」について。
なぜ6月26日が「オリエンテーリングの日」なのかというと、1966年6月26日に東京・高尾山で日本初のオリエンテーリングが行われたことが由来となっています。
そもそもオリエンテーリングはそこまで知名度が高くないため、「オリエンテーリングって何?」という人も多いのではないでしょうか。
オリエンテーリングはスポーツの一種となります。
競技内容は地図とコンパスを使ってチェックポイントを順番にたどってゴールするまでの時間を競うというものであり、夏場にも冬場にも楽しむことのできるスポーツです。
1990年以降は足を使って走るだけではなく、スキーやマウンテンバイクを使用したオリエンテーリングも登場しました。
それぞれを区別するときには「フット・オリエンテーリング」「スキー・オリエンテーリング」「マウンテンバイク・オリエンテーリング」と呼び分けています。
オリエンテーリングと同じように、日本ではあまり馴染みの無い珍しいスポーツが世界中にはたくさん存在しています。
その中の一つでチェスとボクシングが融合したスポーツである「チェスボクシング」というものがあります。
なかなか複雑なルールをしていて頭を使いそうなスポーツですが、実は単純なルールで基本的にはチェスとボクシングを交互に行なうだけなんです。
最初はチェスのラウンドから始まって、ボクシングのラウンドと交互に進行していきます。
勝敗は基本的にはチェスでチェックメイトするかボクシングでノックアウトすることによって決まります。
また、どちらでも勝敗が決まらなかった場合は審判の決定によって試合が終了したり、チェスの持ち時間が12分のため持ち時間を使い切ると負けとなります。
殴り合いをしていた二人が顔を腫らしながら真剣にチェスをするって相当シュールな光景ですよね・・・
チェスとボクシングが融合した「チェスボクシング」を紹介しましたが、他にも融合スポーツが存在しています。
それは少しずつ日本でも有名になり始めている「セパタクロー」というスポーツです。
どのような競技かというと、サッカーとバレーボールを融合させたようなスポーツとなります。
バレーボールは手を使ってボールを打ち合うスポーツですが、セパタクローはネット越しに足を使ってボールを打ち合うスポーツとなります。
1人チームは3人で構成されていて、基本的には足を使ってボールを打ち合いますが、時には頭なども使うスポーツとなり、サッカーのリフティングを更に難しくしたイメージでしょうか。
空中に高く飛び上がって激しく足でボールを打ち合うダイナミックさが魅力であり、現在日本ではセパタクローの普及活動などが行なわれているそうです。
*皆様は何か「スポーツ」なさっていますか?熱中症には気をつけて、適度に運動はしたいモノですね。
本日も宜しくお願いいたします。
★東山凛太朗オフィシャルサイトグランドオープン!!https://higashiyamarintaro.net/