Queen が、ABBA のようなホログラム・ショーに興味を示しているようだ。
👉 クイーンの写真:ロジャー・テイラー、フレディ・マーキュリー、ブライアン・メイ、ジョン・ディーコンによるポーズを取ったグループ肖像写真(撮影:リチャード・E・アーロン/Redferns)
最新号の Big Issue で、Queen のブライアン・メイとロジャー・テイラーが、バンドのレガシーをそのような形で引き継ぐことに前向きかどうか語っている。どうやら彼らは前向きで、メイは Queen とその音楽をファンのために生き続けさせるための「非常に多くの可能性」があると述べている。
メイはこう語る。
「ラスベガスの Sphere(スフィア)のような没入型のものを使えば、フレディ、ジョン、ブライアン、ロジャーだった頃の体験を、限りなく近い形で人々に提供できるはずです。それにはとても惹かれるんです」。
これは、故フレディ・マーキュリーと、1997 年に引退したドラマーのジョン・ディーコンを指している。
さらにメイは続ける。
「長い間、Queen のショーでは私が“Love of My Life”を演奏してきました。そして最後には、映像のフレディが出てきて私と一緒に歌うんです。とてもシンプルな仕掛けですが、フレディをショーに参加させるひとつの方法ですね。そしてこれは、もっともっと進化させていいものだと思います。単なる昔の映像を流すのではなく、まるで今 Queen を創り上げているかのように、新たに Queen を生み出すような形でね」。
そしてこう付け加える。
「オリジナルの Queen を再び実現できるという考えに、私はとても心惹かれているんです」。
一方で、テイラーは ABBA の Voyage(ABBAターショー)を楽しんだと語りつつも、いくつか気になる点はあったという。しかし、それがこのアイデアそのものへの興味を損なわせることはなかったようだ。
彼は Voyage について次のように述べている。
「映し出される投影が、そこまで説得力があるとは感じませんでした。でも、ABBA のショーが始まってからの間に技術は大きく進歩したと思います。今はもっと多くのことが可能になっているでしょう」。

