ABBAは、彼らのクラシックヒット曲の新しいリリックビデオシリーズの最新作を公開しました。受賞歴のある『イエス・プリーズ・プロダクション』のトム・レディとルーシー・ドーキンスが再び監督した新しいクリップは、1979年のヒット曲「ダズ・ユア・マザー・ノウ」です。
ビデオは、この曲のオリジナルプロモのビジュアルを使い、ベニーとビヨルンの歌詞に大胆なグラフィックとフォントを組み合わせています。ビヨルンがリードボーカルをとる「ダズ・ユア・マザー・ノウ」は、ABBAの6枚目のスタジオアルバム『ヴーレ・ヴ―』からのセカンドシングルで、リード曲「チキチータ」に続き、昨年3月に自らリリックビデオ処理が施されたものでした。このシリーズでは、他に「恋のウォータールー」「ヴーレ・ヴ―」「SOS」「レイ・オール・ユア・ラヴ・オン・ミー」などの新しいプロモが公開されています。
「ダズ・ユア・マザー・ノウ」はベルギーでNo.1ヒットとなり、イギリス、アイルランド、フィンランド、オランダではトップ5に入りました。ビルボードホット100では19位を記録し、1979年の最終四半期にABBAがヨーロッパと北米をツアーしたのに合わせて発売されたコンピレーション「Greatest Hits Vol.2」からのベストカットの一つとして同誌に取り上げられた。
この曲のイントロのシンセベースは、ベニーが新しく購入したヤマハのシンセサイザーGX-1で、スタジオで最初に作ったものの一つです。2011年のPolar Musicの記事で、彼はGX-1のプログラミングとサウンドの保存は、”for-bloody-ever “、すなわち、手間のかかるプロセスだったと述べています。「当時も今も、シンセサイザーとしてはかなりの高額なんだ」と語っています。「ダズ・ユア・マザー・ノウ」のイントロを思いついた瞬間「そのとき思ったんだ！このシンセサイザーに最も価値のある時が来たとね」。
