『マンマ・ミーア!』UKツアー、クリスマスにリバプールへ

『マンマ・ミーア!』 また彼らがやってくる──!
ABBA満載の大ヒットミュージカルが2026年のツアーで再び始動し、
クリスマス期間の4週間にわたってリバプール・エンパイア(※)にやって来る。

ツアー公演は 2026年12月8日から2027年1月3日まで の日程でリバプールに滞在する。

現在27年目を迎えた『マンマ・ミーア!』は、
ウェストエンドだけで 1,100万人以上 を動員し、
さらに世界 42か国 で上演、総観客数は 7,000万人 を超える。
また、メリル・ストリープ主演の大ヒット映画にもなった作品だ。

ジュリー・クレイマー(Judy Craymer)の発案により、
キャサリン・ジョンソンが脚本を手がけたこの物語は、
“ギリシャの島”を舞台に、
愛・友情・アイデンティティ を描いたABBAづくしの爆発的ヒット作である。

劇中には、
「ダンシング・クイーン」「SOS」「マネー、マネー、マネー」
「サンキュー・フォー・ザ・ミュージック」「テイク・ア・チャンス」「ヴーレ・ヴー」
といったスウェーデンのポップレジェンドの名曲がぎっしり詰まっている。

結婚を控えたソフィは、今まで会ったことのない“父親”を探すため、
母ドナの知らないところで、母のかつての恋人たち3人を結婚式に招待してしまう。
やがて母ドナは、忘れられない“結婚式前夜”に彼らと対面することに──。

このミュージカルがリバプール・エンパイアに最後に登場したのは2022年だった。

新たなUKツアーのキャストはまだ発表されていない。
演出はフィリダ・ロイド(Phyllida Lloyd)、振付はアンソニー・ヴァン・ラースト(Anthony Van Laast)が務める。

『マンマ・ミーア!』は 2026年12月8日〜2027年1月3日まで リバプール・エンパイアで上演。

※リバプール・エンパイア(Liverpool Empire Theatre) とは、
イングランド北西部リバプールにある、英国最大級の歴史ある劇場のひとつ です。
ミュージカル、オペラ、コンサート、ダンス、コメディなど、多彩な公演が行なわれる“リバプールを代表する劇場”として知られています。

■ 基本情報

  • 正式名称: Liverpool Empire Theatre
  • 所在地: Lime Street, Liverpool, England
  • 開場年: 1925年(前身の劇場は1866年)
  • 収容人数: 約 2,300席(英国で最大規模の劇場のひとつ)
  • 運営: ATG(Ambassador Theatre Group)

■ 歴史と特徴

● 1866年開場の劇場を前身とする長い歴史

現在の建物は1925年に完成したアールデコ様式の劇場で、
建設以来 リバプールの文化拠点 として多くの名舞台を上演してきた。

● 英国最大級の収容人数

約2,300席という大規模キャパシティを持ち、
ウエストエンド級の大型ミュージカルにも対応できる規模を誇る。

● 大型ツアーミュージカルの重要会場

  • 『マンマ・ミーア!』
  • 『ライオンキング』
  • 『レ・ミゼラブル』
  • 『ファントム・オブ・オペラ』
  • 『ウィキッド』
    など、英国ツアー公演の主要会場として頻繁に使われる。

● ロック/ポップ・コンサートの歴史も豊か

ビートルズの出身地らしく、
音楽コンサート会場としても古くから有名で、
過去には ビートルズ、ジェリー&ザ・ペースメイカーズ、ロイヤル・バレエ などが出演した記録がある。

■ 現代のエンパイアの魅力

① ミュージカルの“聖地”

ロンドンのウエストエンド作品が巡回ツアーで必ずと言っていいほど立ち寄る。

② リバプール・ライムストリート駅すぐの好立地

駅の目の前に位置し、アクセスが非常に便利。

③ 内装の豪華さ

アールデコデザインの劇場内は、
赤と金を基調にしたクラシックな雰囲気が残り、見応えがある。

④ 地元のクリスマス公演にも人気

『マンマ・ミーア!』のような季節公演は、リバプール市民にとって冬の風物詩にもなっている。

■ どんな公演が多い?

  • ミュージカル(Mamma Mia!、Wicked、Hamiltonなど)
  • 海外ツアー作品
  • コンサート
  • スタンドアップコメディ
  • バレエ・ダンス

https://www.artscityliverpool.com/single-post/christmas-in-liverpool-for-mamma-mia-uk-tour

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