🎭 ブロードウェイ版『CHESS』で全力プレイするアーロン・トヴェイト、リア・ミシェル、ニコラス・クリストファー
ブロードウェイの再演版『チェス(Chess)』がついに開幕します。
主演を務めるのは、トニー賞受賞俳優アーロン・トヴェイト(Aaron Tveit)。
彼は熱血なアメリカ人チャンピオン、フレディ・トランパー(Freddie Trumper)を演じます。
共演は、リア・ミシェル(Lea Michele)がフローレンス・ヴァッシー(Florence Vassy)を、
ニコラス・クリストファー(Nicholas Christopher)がロシアのグランドマスター、アナトリー・セルギエフスキー(Anatoly Sergievsky)を、
そしてハンナ・クルーズ(Hannah Cruz)がスヴェトラーナ(Svetlana)を演じます。
*『チェス(Chess)』主演のアーロン・トヴェイト、リア・ミシェル、ニコラス・クリストファー
(写真:ジェニー・アンダーソン)
*上記画像をクリックすると動画に移行します。
🎵 冷戦時代を舞台にした音楽ドラマ
本作は冷戦時代を背景に、東西の対立と恋愛、そして国家の思惑が交錯する物語。
音楽はABBAのベニー・アンダーソンとビヨルン・ウルヴァース、
歌詞はウルヴァースとティム・ライスによるもの。
さらに、エミー賞受賞脚本家ダニー・ストロング(Danny Strong)が新たに脚本を手がけています。
このブロードウェイ版『CHESS』は、
2025年10月15日にインペリアル・シアター(Imperial Theatre)でプレビュー公演を開始し、
11月16日に正式オープンします。
演出はトニー賞受賞者マイケル・メイヤー(Michael Mayer)、
振付はロリン・ラターロ(Lorin Latarro)。
今回の上演は、1988年の初演以来、実に37年ぶりとなるブロードウェイ復活です。
🕺 トヴェイト:「80年代ポップスターの夢をすべて叶える瞬間」
トヴェイトは、劇中の大ヒット曲「ワン・ナイト・イン・バンコク(One Night in Bangkok)」についてこう語ります。
「この曲を歌うことで、“80年代のポップスターになりたかった夢”を全部叶えている気分なんだ」。
彼によると、このナンバーは作品の中でも“独自の島のような存在”であり、
第2幕の幕開けと、フレディの波乱に満ちた再起への布石になるという。
それを聞いたリア・ミシェルは、笑顔で割り込みます。
「あの曲、最高よ!」。
👩🎤 リア・ミシェル:「怖いけれど、それが興奮でもある」
ミシェルは、フローレンスというキャラクターに自分のすべてを注ぐことが、
同時に挑戦でもあると語ります。
「この役を引き受けて、女性としての自分のすべてを注ぎ込むことは怖いことでもあるの。
まるで自分の心が裸にされるような気がする。
でも、それがまたワクワクするのよ」。
🎶 キャストが語る“圧倒的な音楽”
クリストファーは音楽についてこう言います。
「このスコアは信じられないほど素晴らしい。
一度歌い始めたら、もう全力で行くしかないんだ」。
仲間のブライス・ピンカム(Bryce Pinkham)(仲裁人〈Arbiter〉役)も同意します。
「このキャスト全員が、まるで“自分の中のABBA魂”を爆発させて歌ってるよ」。
と冗談交じりに語りました。
🎭 その他のキャストと制作陣の言葉
メインキャストを締めくくるのは:
- ブラッドリー・ディーン(Bradley Dean):モロコフ(Molokov)役
- ショーン・アラン・クリル(Sean Allan Krill):ウォルター(Walter)役
ディーンは作品を次のように表現します。
「このショーは印象派の絵画のようだと思う。
それぞれの観客が違うものを感じ取ることができる。
情熱的なラブストーリーでもあり、国際スパイ・ドラマでもあり、
そして何より信じられないほどの音楽がある」。
💫 ハンナ・クルーズ:「見て驚いて――泣く準備を!」
スヴェトラーナ役のハンナ・クルーズも興奮気味に語ります。
「ステージナンバーを観るまで待ってて!
本当に“サイコー(狂気的)”よ!
それに、ハンカチを持ってきてね!」。
🎟️ まとめ:ブロードウェイ版『CHESS』
- 上演劇場:インペリアル・シアター(Imperial Theatre)
- プレビュー開幕:2025年10月15日
- 本公演初日:2025年11月16日
- 演出:マイケル・メイヤー
- 振付:ロリン・ラターロ
- 音楽:ベニー・アンダーソン、ビヨルン・ウルヴァース(ABBA)
- 歌詞:ビヨルン・ウルヴァース、ティム・ライス
- 脚本:ダニー・ストロング
✨ “東西冷戦”という盤上で繰り広げられる愛と闘いの物語――
ABBAの音楽が再びブロードウェイを揺るがす。