『CHESS』ブロードウェイ公演 延長決定
――初のブロードウェイ再演版にはアーロン・トヴェイト、リア・ミシェル、ニコラス・クリストファーが出演――
ミュージカル『チェス(Chess)』は、当初の予定よりも長くブロードウェイで上演されることになりました。
マイケル・メイヤー(Michael Mayer)演出によるこの再演版は、当初2026年3月15日までの期間限定公演として発表されていましたが、2026年5月3日まで上演が延長されることが決定しました。
*(左から右へ)アーロン・トヴェイトとリア・ミシェル ― ブロードウェイ版『CHESS』(2025年)
(写真提供:マシュー・マーフィー)
『CHESS』は2025年10月15日にプレビュー公演を開始し、11月16日に正式に開幕する予定です。
本作は、音楽と歌詞をベニー・アンダーソン(Benny Andersson)、ティム・ライス(Tim Rice)、ビヨルン・ウルヴァース(Björn Ulvaeus)が担当し、ライスの発案をもとに構成された作品です。今回のブロードウェイ版ではダニー・ストロング(Danny Strong)が新たな脚本を執筆しています。
物語の舞台は冷戦時代。アメリカ人とロシア人という2人の天才CHESSプレイヤーが、世界チェス選手権で対決するなかで、2人の間に引き裂かれる一人の女性を中心に展開します。振付はロリン・ラターロ(Lorin Latarro)、オーケストレーションは**アンデシュ・エルヤス(Anders Eljas)とブライアン・ユシファー(Brian Usifer)**が手がけ、ユシファーは音楽監督も務めます。
出演者は、
- アーロン・トヴェイト(Aaron Tveit)がフレディ・トランパー役、
- リア・ミシェル(Lea Michele)がフローレンス・ヴァッシー役、
- ニコラス・クリストファー(Nicholas Christopher)がアナトリー・セルゲイフスキー役。
さらに、
- ハンナ・クルーズ(Hannah Cruz)がスヴェトラーナ・セルゲイフスキー、
- ブラッドリー・ディーン(Bradley Dean)がアレクサンダー・モロコフ、
- ショーン・アラン・クリル(Sean Allan Krill)がウォルター・ド・カーシー、
- ブライス・ピンカム(Bryce Pinkham)がアービター(審判)
として出演します。
この『CHESS』は、トム・ハルス(Tom Hulce)、ロバート・エアレンス(Robert Ahrens)、およびシューベルト・オーガニゼーション(Shubert Organization)が、Creative Partners Productionsと共同でプロデュースしています。