ファンは『マンマ・ミーア!』の新作を、もうしばらく待たなければならないようです。
ABBAの大ヒット曲をフィーチャーしたジュークボックス・ミュージカル『マンマ・ミーア!』が映画化され、初めてスクリーンに登場したのは2008年のことでした。そして10年後の2018年には、前日譚と続編を交錯させた『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』が公開されました。両作品に出演しているのがアマンダ・セイフライドです。
セイフライドは最近、歴史ミュージカル・ドラマ『The Testament of Ann Lee(原題)』(※)に主演しました。本作には彼女のほか、トーマシン・マッケンジー、ルイス・プルマン、ステイシー・マーティン、ティム・ブレイク・ネルソン、クリストファー・アボットが出演しています。
先日、パームスプリングス国際映画祭アワードの場で、Colliderのエイダン・ケリーがセイフライドに、以前から彼女自身が強く実現を望んでいる『マンマ・ミーア!』第3作の進捗について尋ねました。セイフライドはColliderに対し、「いいえ」と答え、「ステラン(スカルスガルド)に聞いて」と語りました。そしてこう付け加えています。「ステランは最近、プロデューサーに会ったみたい」。
彼女は過去のインタビューで、「まだ脚本は見ていない」と認めつつも、第3作を作ることには前向きであると語っていました。また、自分の娘役として、ポップアイコンのサブリナ・カーペンターを起用したいという希望もほのめかしています。
アマンダ・セイフライド、『The Testament of Ann Lee』は“人間性”の物語だと語る
アマンダ・セイフライドは『マンマ・ミーア!』を「完璧」だと感じている一方で、『The Testament of Ann Lee』については「意義のある作品」だと語っています。
セイフライドが演じるのは、シェーカー教団の創始者アン・リー本人。本作は、実在の伝説的人物であるアン・リーの生涯を描いており、概要によれば、彼女は「男女平等と社会的平等を説き、信者たちから崇敬されていた」とされ、映画では「10曲以上の伝統的なシェーカー賛美歌が新たに再構築されて」使われています。
セイフライドは、大ヒット作『マンマ・ミーア!』と比べて、この歴史ドラマは「より人間性について描いている」と語り、次のように説明しています。
「私たち人間は、動くことが必要なんです。シェーカー教徒は、動きと歌によって礼拝をします。それは“パフォーマンス”というより、信仰や礼拝の延長なんです。すべてが彼ら自身のためのもので、そこが大きな違いです」。
どちらもミュージカル作品ではあるものの、セイフライドにとってその性質はまったく異なるといいます。彼女は『マンマ・ミーア!』について、「“さあ歌って踊ろう。楽しくて、素敵で、完璧”という感じ」と語っています。
一方で『The Testament of Ann Lee』については、シェーカー教徒たちが「自分たちを表現する方法として動いていた」ことを描いているとし、
「だから感覚がまったく違ったし、もっと重みがあった。覚えるのも大変だった。でも、難しいことほど、たいていはやりがいのあるものになる」
と語っています。
もちろん、彼女が過去にColliderに語っていたように、「『マンマ・ミーア!』をもっと求める気持ちや、必要性は常にある」とも述べています。セイフライドの幅広いキャリアは、さまざまなタイプのミュージカル作品をファンに届けてきました。
楽しくてキャンプな作品としての『マンマ・ミーア!』、よりシリアスで歴史的な『レ・ミゼラブル』、そして人と人とのつながりを描く『The Testament of Ann Lee』。
※『The Testament of Ann Lee(ザ・テスタメント・オブ・アン・リー)』とは、
アマンダ・セイフライド主演の歴史ミュージカル・ドラマ映画で、18世紀に実在した宗教指導者アン・リー(Ann Lee)の生涯と思想を描いた作品です。
🔹 作品の概要
- 原題:The Testament of Ann Lee
- ジャンル:歴史ドラマ/ミュージカル
- 主演:アマンダ・セイフライド
- 内容:
シェーカー教団(Shakers)の創始者とされるアン・リーの人生を題材に、
彼女が説いた「男女平等」「禁欲」「共同体生活」「精神性」を軸に、
信仰・人間性・身体表現を音楽と動きで描く作品。
🔹 アン・リーとは?
アン・リー(1736–1784)は、イギリス生まれの宗教指導者で、のちにアメリカへ渡り、
「シェーカー教団(Shakers)」の精神的指導者として崇敬されました。
シェーカー教徒は、
- 歌う
- 踊る
- 体を動かす
ことを礼拝そのものと考え、激しい身体表現を伴う独特の宗教儀礼で知られています。
🔹 映画としての特徴
この記事でも触れられている通り、本作は『マンマ・ミーア!』のような
「ショーとしてのミュージカル」ではなく、
- ✔ 信仰と身体表現
- ✔ 人間の内面
- ✔ 共同体と抑圧、解放
を描く、非常に精神性の強いミュージカル映画です。
映画には
👉 10曲以上のシェーカー賛美歌を再構築した楽曲
が使われており、踊りや歌は“娯楽”ではなく“祈り”として描かれます。
🔹 セイフライド自身の言葉(要約)
アマンダ・セイフライドはこの作品を
「『マンマ・ミーア!』が“楽しくて完璧”な作品だとしたら、こちらは“人間性についての作品”」
と語り、
「難しかったけれど、難しいことほど価値がある」
ともコメントしています。
https://collider.com/mamma-mia-3-update-disappointed-amanda-seyfried/






