アリアナ・マディックス(※)、『マンマ・ミーア!』のブロードウェイ復活に出演するためには「何でもする」と語る(独占インタビュー)。
アリアナ・マディックスは、次の大きなブロードウェイの瞬間を迎える準備ができています。
『ヴァンダーポンプ・ルールズ』のスターである39歳のマディックスは、今年1月、トニー賞受賞作『シカゴ』のロキシー・ハート役でニューヨークの劇場界に衝撃を与えました。このデビューは大成功を収め、8月にはカンダー&エブ/ボブ・フォッシーのクラシック作品で再び舞台に立ちました。
*アリアナ・マディックス、2024年1月9日、ニューヨークにて。写真提供:ブルース・グリカス/WireImage。
しかし、DSW(靴ブランド)とのホリデーコレクションに関するインタビュー中、マディックスは「いつの日かもう一度別のミュージカルに出演したい」と語りました。その作品とは、『マンマ・ミーア!』の復活版です。
「私が初めてブロードウェイで観たショーが『マンマ・ミーア!』だったんです。だから、『マンマ・ミーア!』がブロードウェイに戻ってくるなら、どんな形でもいいので参加したいです」と、「ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ」の元出演者であるマディックスは話します。
彼女が「どんな形でも」と言うのは冗談ではありません。「衣装にラインストーンをつけてもいいですよ!何でもやります!」とマディックスは冗談交じりに言いました。
*アリアナ・マディックス、DSWの広告にて。 DSW(Designer Shoe Warehouse)は、靴やアクセサリーを専門とする人気のある小売チェーンです。
『マンマ・ミーア!』について
『マンマ・ミーア!』は、結婚を控えた若い女性が、結婚式直前に母親の元恋人の中から自分の父親を突き止めようとする物語です。このショーは、スウェーデンの伝説的なバンドABBAの音楽だけを使用しており、2001年から2015年までブロードウェイで上演されました。トニー賞ではミュージカル作品賞を含む5部門にノミネートされました。
オリジナルキャストには母親ドナ役のルイーズ・ピトルと娘ソフィ役のティナ・マディガンが含まれ、イギリスの劇作家フィリダ・ロイドが演出、ティナ・マディガンが脚本を手がけました。その後、世界中で数々の公演やツアーが行われています。
2008年にはメリル・ストリープとアマンダ・サイフライドが母娘役を演じ、ピアース・ブロスナン、コリン・ファース、ステラン・スカルスガルドがドナの元恋人たちを演じた映画が公開されました。2018年には続編『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』が公開され、ドナの過去を掘り下げた内容となり、シェールがドナの母親役で出演しました。現在、第3作の制作も進行中と報じられています。
*メリル・ストリープとアマンダ・サイフライド、『マンマ・ミーア!』(2009年)にて。
写真提供:ユニバーサル・ピクチャーズ / リラティビティ・メディア / リトルスター / プレイトーン / コバル / シャッターストック。
アリアナ・マディックスの背景
リアリティ番組での知名度が高いマディックスですが、彼女の本当の情熱はパフォーミングアーツにあります。
フロリダ州セントオーガスティンにあるフラグラー大学でミュージカル演劇を学び、卒業後はブロードウェイを目指してニューヨークに移住しました。オーディションの合間にバーテンディングを学び、そのスキルを生かしてロサンゼルスのレストラン「SUR」で働き始めました。このレストランが後に『ヴァンダーポンプ・ルールズ』の舞台となりました。
ブラボーの番組で10年間のドラマと「スキャンダル」を経た後、マディックスはついにかつて夢見たブロードウェイの契約を手にしました。
「これが人生の夢の実現だと言っても過言ではありません」と彼女は『PEOPLE』誌の独占記者会見で語りました。「これは私にとってすべてです。ずっと望んでいたことで、今ここに立っていることに心から感謝しています」。
*アリアナ・マディックスがロキシー・ハート役を、アムラ=フェイ・ライトがヴェルマ・ケリー役を演じるブロードウェイ版『シカゴ』にて。
写真提供:アンドリュー・H・ウォーカー / シャッターストック。
DSWホリデーコレクションと挑戦する姿勢
最近では、DSWのホリデーコレクションのプロモーションに忙しく、彼女のお気に入りのスタイルをセレクトしたラインには、快適なアイテムから華やかなアクセサリーまでが揃っています。
『PEOPLE』誌とのインタビューで、マディックスは挑戦することの重要性について語りました。「若い頃には気づかなかったのですが、やってみたいことがあれば、とにかく試してみるべきなんです」と彼女は話します。「これはありきたりに聞こえるかもしれませんが、本当にそうなんです。着たいものを何でも着ればいい。ルールなんてありません。何かが『似合うかどうか』なんて気にしないでください。気に入ったら、それを着て楽しんでください。人生は短いんですから」。
*アリアナ・マディックス、DSW(Designer Shoe Warehouse)の広告にて。
将来の目標
2025年に向けた目標について、マディックスは「ただ、働き続けたい」と語りました。
「一生懸命愛することを仕事にできていることに感謝しています。そして、それを生計にできることにも」。
「映画、テレビ、ブロードウェイ、どのレベルの劇場でもいいので、とにかく演じることを続けていきたいです。生涯それができる機会を持てたらいいですね」と付け加えました。
※アリアナ・マディックス(Ariana Madix):アメリカの女優、リアリティ番組のスター、テレビ司会者で、ミュージカル演劇や舞台芸術にも熱意を持つ多才な人物です。特に『ヴァンダーポンプ・ルールズ(Vanderpump Rules)』での出演で広く知られています。
基本情報
生年月日: 1985年6月24日
出身地: フロリダ州メルボルン
職業: 女優、リアリティテレビスター、司会者、舞台俳優
経歴と主な活動
1. 学歴:
フロリダ州セントオーガスティンにあるフラグラー大学でミュージカル演劇を専攻し、学士号を取得。
卒業後はニューヨークへ移り、ブロードウェイでの活動を目指しました。
2. リアリティ番組での成功:
『ヴァンダーポンプ・ルールズ』に出演し、レギュラーキャストとして10年以上番組に登場。リアリティテレビスターとしての名声を築きました。
この番組は、ロサンゼルスの有名レストラン「SUR」を舞台に展開されるドラマや人間関係を描いています。
3. 舞台芸術への情熱:
2024年1月にブロードウェイデビューを果たし、ミュージカル『シカゴ』でロキシー・ハート役を演じました。8月には同役を再演するほどの成功を収めました。
『マンマ・ミーア!』のブロードウェイ復活版への出演を強く希望していることでも話題です。
4. 映画やテレビ:
番組出演だけでなく、女優として映画やドラマにも登場しています。
5. 司会業:
『Love Island USA』の司会を務めるなど、多方面で活躍。
その他の活動
ファッション:
靴ブランドDSWとのコラボレーションで、ホリデーコレクションのプロモーションを行なうなど、ファッション界でも注目されています。
エンターテインメント業界での地位:
映画、テレビ、舞台のすべてで成功を収めたいという野心を公言しており、幅広いジャンルで活躍しています。
彼女の魅力と特徴
アリアナ・マディックスは、リアリティ番組のスターという枠にとどまらず、ミュージカル演劇や舞台芸術への情熱を追求する多才な女性です。そのパフォーマンスの多様性と挑戦する姿勢は、多くの人々を魅了しています。
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