【連載㉘】熊本地震取材日誌(2016年の今日、熊本で何があったのか?)

5月11日水曜日

皆様おはようございます。赤十字が先日熊本地震で全壊したご家庭に20万円義援金を配りましたが配布額は集まった義援金の13%でした。今週熊本県は「最大300万円」の支援金を支払うことを発表しましたが「り災証明書、住民票、預金通帳の写し、建物の解体証明書、 住宅の建設や補修などを行うことが確認できる契約書の写し」が必要で簡単には貰えません!東北震災の時ある喫茶店のマスターから「レジの前に箱募金を置いているんだけどこに持って行ったらいいかな?」と質問されたことがあります。集まっても30万円。被災地全地域には配れません。「『今回はこの地域(自治体)』と決めて持って行き『自治体の首長』と渡す瞬間を写真に撮影し帰宅したらレジの募金箱の隣に『皆さんからの募金確かに持って行きました』と写真を添えてまた新しく募金を始めるのが良いのでは?」と答えたことがあります。結局は「自分で被災地、それもどこか一地域に持って行く」ことが被災地に届ける確実な方法だと思います。大事なのは「額」でなく『気持ち』ですよね!本日もよろしくお願い致します。

5月11日水曜日昼

【熊本地震・震災・ライフライン&交通情報】

皆様こんにちは。熊本地震はとうとう1377回に達し未だに1日20回~30回起きています。今後震度6以上も起きる可能性があり予断を許せません

昨日から雨はであちこちで土砂災害を起こし復興を妨げています

ボランティアの数は極端に減りましたが相変わらず募集は地元の人のみが多く「全国からの募集」が急がれます。

ライフラインは断水が4264世帯あり不自由を強いられています。

肺炎の患者数が昨年の2倍になり、ノロウイルス、食中毒に続き大きな問題となっています。避難所の環境悪化のせいなのでしょうか?それとも熊本と言う地域性のせいでしょうか?

病院、交通はほぼ復旧しましたが鉄道は未だ不通の箇所がありバス代行で補っています。

学校は再開しましたが普通の授業は必ずしも行えず「子供達の心のケア」を中心に展開しているようです。

ペットに関してはようやく県やNPOが力を入れ始めました。

もうすぐ1か月になる熊本地震、課題は減りません。

1.被災地情報

①地震ついに1377回

「地震続く、土砂災害に警戒」

一連の熊本地震では、昨日10日も熊本県で震度3の揺れを観測するなど、活発な地震活動が続いています。

気象庁は引き続き激しい揺れを伴う地震に警戒するとともに、地震の揺れやこれまでの雨で地盤が緩んでいるため土砂災害にも注意するよう呼びかけています。

一連の熊本地震では、昨日10日も熊本県で震度3の揺れを3回観測したほか、本日11日も震度2や1の地震が発生するなど、活発な地震活動が続いています。

熊本県と大分県で震度1以上を観測した地震の回数は、4月15日~17日までの3日間はいずれも100回を超え、5月に入っても1日に30回から20回程度発生していて、4月14日以降の地震の回数は、本日11日日午前6時までにあわせて1377回に上っています。

震度別では、

・最大震度7が2回

・震度6強が2回

・震度6弱が3回

・震度5強が4回

・震度5弱が7回

・震度4が86回

などとなっています。

気象庁は、熊本県や大分県では今後も当分の間、最大で震度6弱程度の激しい揺れを伴う地震に警戒するとともに、地震の揺れやこれまでの雨で地盤が緩んでいるため、土砂災害にも注意するよう呼びかけています。

②昼前まで土砂災害に注意!

熊本県では激しい雨の降るおそれはなくなりましたが、3日前から降り始めた雨の量が220ミリに達したところもあります。

気象台は地震の揺れやこれまでの雨で地盤が緩んでいることから、本日11日昼前まで土砂災害に注意するよう呼びかけています。

熊本県では前線や低気圧の影響で昨日10日は激しい雨を観測しました。

8日の降り始めから、本日11日午前7時までの降水量は、湯前町の横谷で226.5ミリ、人吉市で224ミリ、五木村で214ミリなどとなっています。

発達した雨雲は東に移動し、県内で激しい雨が降るおそれはなくなりましたが、一連の地震による揺れやこれまで降った雨で、地盤が緩んでいる地域があることから、気象台は本日11日の昼前まで土砂災害に注意するよう呼びかけています。

③被災地での盗み、与党に厳罰化案!「災害窃盗罪」創設も!

熊本地震で倒壊した家屋や避難住民の留守宅を狙った空き巣被害が相次いでいる問題を受け、与党内で被災地の窃盗に対する厳罰化を求める声が上がっています。「災害窃盗罪」の創設を視野に検討を進める方向です。

昨日10日の自民党の役員会合では、牧原秀樹・青年局長が、被災地を視察した際に住民から窃盗の厳罰化を要望されたことを紹介。牧原氏が法整備の必要性を訴えると、出席者からは賛同する意見が相次ぎ稲田朋美政調会長は「政調の場で検討したい」と述べました。

稲田氏は昨日10日、公明党の石田祝稔政調会長との会談後、刑法に新たな規定を設け、罰則は窃盗罪よりも厳しくする可能性に触れ、「予防的な形の対処ができるのかも含めて検討するべきだ」と記者団に語りました。

石田氏は公明党内でも対応を検討しているとし「(新たな罪を規定するには)厳格な要件がいると思うが、災害救助法が適用されている地域で(厳罰化を)やることも考えられる」と述べました。

➃震災関連死の疑い、新たに1人!合計19日人に!

熊本県は昨日10日、震災の「関連死」が疑われる死者が新たに1人確認されたと発表した。関連死の疑いは19人になりました。

県災害対策本部によると、亡くなったのは高森町の男性(88)。4月14日の前震以前から慢性心不全を患って南阿蘇村の病院に入院していましたが、地震で玉名市の病院に転院を余儀なくされ、病状が悪化して5月7日に亡くなりました。医師によると、環境の変化による心理的ストレスで病状が悪化したといい、高森町が震災を原因とした関連死と考えられると判断しています。

⑤ペット連れ避難、悩む被災地、専用スペース設置の試みも!

熊本県などでの一連の地震では、ペットが飼い主を癒やす一方で、トラブルの原因になる例が相次いでいます。周囲に遠慮して、車中で過ごす飼い主もいます。避難生活が長期化する中、ペット同伴専用スペースを設けるといった試みも出てきています。

熊本市の拠点避難所の一つ約150人が身を寄せる市総合体育館では、エントランス付近が段ボールで仕切られ「ペット同伴専用スペース」になっています。15世帯ほどが犬や猫と一緒に過ごしています。市は避難所を集約する際、こうした空間を一部に設けました。

梶川陽子さん(64)は、猫の「きなこ」を連れて避難しました。4月14日の前震以来、自宅近くの高校などに避難してきましたが、周囲に気をつかってきました。「ここはある程度、他の避難者と距離があるので良い。きなこも表情が落ち着いてきた」

益城町は昨日10日、避難所の町総合体育館の敷地内に、ペット専用のプレハブ3棟の搬入を始めました。1棟にケージを約20個ずつ置き、ペットの体調管理のためにクーラーも取り付けます。高齢者や仕事で出かける人のため、有志にペットの世話も任せます。

現在は町内で唯一、この体育館だけペットを同伴でき館内に犬や猫計約30匹、館外にもNPOが管理するテントにペットがいますが、避難者らからの要望もあり、ペット専用棟を置くことを決めました。

トイプードルとともに館内に避難する女性(65)は「気軽に預けられる施設ができれば、ようやく安心して買い物に行ける」と期待しています。「動物が苦手な人もいる。避難生活が長引いてストレスがたまるなか、皆が気持ち良く過ごすことにつながるのでは」

⑥新たな建物倒壊に注意を!

熊本市では熊本城の石垣の一部が昨日10日、崩れたほか、5月に入って公共施設の新たな被害が相次いで確認されていて、市は、今後も一連の地震で損傷を受けた建物が倒壊するなどのおそれがあるとして注意を呼びかけています。

熊本城の南端にある「馬具櫓」と呼ばれる建物では、昨日10日、石垣の一部が幅10メートル、高さ5メートルにわたって崩落しました。

また、熊本市東区にある「熊本市健軍文化ホール」では、9日、それまで崩れていなかったホールの天井が崩れ落ちているのを職員が見つけたほか、同じ東区にある幕末の思想家、横井小楠の旧居で観光地となっている「四時軒」では5月5日、傾いていた屋根が倒壊しているのが見つかりました。

これらの施設はいずれも周辺の立ち入りが禁止されていて、けが人はいませんでしたが、熊本市は、今後も、一連の地震で損傷を受けた建物が倒壊するなどのおそれがあるとして注意を呼びかけています。

⑦熊本地震対応の補正予算案7780億円計上へ!

政府は、熊本地震に対応する今年度の補正予算案について、被災者の生活再建や道路の復旧などを後押しするため7780億円を計上する方針を固めました。

⑧南阿蘇村の仮設住宅 来月完成目指し測量開始!

一連の地震で多くの住宅が被害を受けた熊本県南阿蘇村で、来月中旬の完成を目指して仮設住宅建設の測量作業が始まりました。およそ8500平方メートルの敷地内に56戸が建設される予定です。

⑨南阿蘇村 宿泊施設を借り上げ避難所の高齢者などに !

一連の地震で多くの人が避難生活を続ける熊本県南阿蘇村では、村が宿泊施設を借り上げて高齢者や障害がある人などに利用してもらうことになり、9日から受付を始めました。

⑩県の復興有識者会議本日11日提言へ!

熊本地震の復旧・復興に向けた方策を検討するために熊本県が設置した有識者会議の初会合が昨日10日開かれ本日11日まで議論を重ねたうえで提言を取りまとめ蒲島知事に提出することになりました。

熊本県庁で開かれた「くまもと復旧・復興有識者会議」は、当面の支援策や、復興に向けた中長期的な取り組みについて専門家の意見を取り入れようと、県が設置したものです。

昨日10日の初会合には蒲島知事が出席し「発災から1か月がたとうとするなか、県民は将来に対する不安を抱きながら生活を送っており、被災者の救済と被災地の復興が、最大かつ無二の責務だ。『県がやれることはすべてやる』という考えのもと、迅速かつ的確に取り組みを進めていきたい」と述べました。

会合ではこのあと東日本大震災の際に政府の復興構想会議で議長を務めた熊本県立大学の五百旗頭真・理事長を座長に選出しました。

そして、10日と11日の2日間、議論を行い、被災者の生活再建や経済活動の再開に向けた支援策のほか、市街地の再生や文化財の再建といった中長期的な取り組みについて提言を取りまとめ、蒲島知事に提出することになりました。

⑪くまモンがスクエアで活動再開!

一連の地震で活動を控えていた熊本県の人気キャラクター「くまモン」が昨日10日、熊本市中心部のファンとの交流施設での活動を再開しました。

くまモンが活動を再開したのは熊本市中央区の「くまモンスクエア」です。

被災した人たちの気持ちに配慮してこれまでこの場所での活動を控えていましたが地震からまもなく1ヶ月となるのを前に10日から活動を再開しました。

昨日10日はおよそ80人のファンの大きな歓声に迎えられてくまモンが登場し訪れたファン1人1人と抱き合ったり、一緒に写真を撮ったりして交流しました。

くまモンスクエアにはこれまでに全国から被災者を励ます500件以上のメッセージが寄せられたと言うことでくまモンは一つ一つのメッセージに目を通しながらうれしそうに体を動かしていました。

福岡市から訪れた49歳のファンの女性は「久しぶりに会えてうれしかったです。熊本は地震で大変ですが、みんなに元気を与えてほしいです」と話していました。

熊本市から訪れた29歳の男性は「くまモンとふれ合って元気が出ました。またあすから頑張れそうです」と話していました。

くまモンは、5月いっぱい、毎日、くまモンスクエアで午後15時と17時にファンと交流するということです。

2.給水・断水

「5月11日の給水場所」

『熊本市』の臨時の給水所です。

・熊本市上下水道局の1か所になりました。

『熊本市以外』の臨時の給水所です。

『菊陽町』

・光の森町民センター

『益城町』

・益城町役場

・広安小学校

・ひろやす荘

・総合体育館

・保健福祉センター

・中央小学校

『御船町』

・玉虫団地

*午前7時~午後18時

・中野消防倉庫

*午前8時30分~午前8時50分と午後14時30分~午後14時50分

・ 座女木入口

*午前9時~午前9時20分と午後15時から午後15時20分

・ 下山バス停

*午前9時30分~午前9時40分と午後15時30分~午後15時40分

・田代西部分館

*午前9時45分~午前9時55分と午後15時45分~午後15時55分

・玉来郵便局

*午前10時~午前10時30分と午後16時~午後16時30分

『西原村』

・山西小学校

・河原小学校

・西原中学校

*24時間

・高遊地区

*午前7時~午後21時まで

『美里町』

・美里町役場中央庁舎

『南阿蘇村』

・南阿蘇中学校体育館

・下田区消防詰所前

・長野公民館下

・東下田中組防火用水前

・旧立野小学校

・栃木公民館

・沢津野公民館

・東急第一別荘

*午前9時~午後18時まで

「断水4264世帯(昨日10日17時現在)」

熊本県内では、地震の影響で、昨日10日午後17時の時点で4つの町と村の4265世帯で断水が続いています。

『益城町』のおよそ21%にあたる2426世帯

『南阿蘇村』の1055世帯

『西原村』のおよそ23%にあたる618世帯

『御船町』の166世帯

となっています。

3.病気の注意喚起

「肺炎の患者が2015年の約2倍に!

一連の地震以降、熊本市の病院では肺炎で入院する患者が増えていて5月に入ってからは患者数が2015年の2倍近くにのぼっています。

病院は避難生活で抵抗力が落ちたり、口の中の衛生環境が悪くなったりしたことが原因と見て、注意を呼びかけています。

熊本市東区にある『熊本赤十字病院』によりますと、一連の地震以降、肺炎で入院する患者が増え始め、5月1日~7日までの1週間では26人と2015年のおよそ1.9倍に増えました。

肺炎は通常、冬に患者が多く5月に入ってから減る傾向にありますが、2016年は逆に増えています。

患者の多くは高齢者で、避難所や車内などで生活を続けていた人もいたということです。

死者は出ていませんが、集中治療室で人工呼吸器などを使って処置するなど重い症状のケースもあったということです。

総合内科の帖佐俊行医師は、増加した理由について、歯ブラシや水が足りずに口の中の衛生環境が悪化し、肺炎を起こす菌が気管支に入りやすくなっていることや、避難生活などで疲れがたまったり栄養の偏りがあったりして抵抗力が落ちたことなどが原因と見ています。

肺炎を予防するためには歯磨きやうがいをしっかり行うことや、耳の下からあごにかけて手でマッサージを行い唾液の分泌を促すこと、それにできるだけ体を動かして筋力を維持することなどが効果的だということです。

帖佐医師は「高齢者の場合、初期の症状でせきや熱が出ないこともある。家族などが見て、元気がない、食事の量が減ってきたなどの様子があったら早めに診察を受けて欲しい」と呼びかけています。

4.入浴

「自衛隊の入浴施設(本日11日)」

自衛隊は引き続き入浴施設を開設しています。

自衛隊の入浴施設は最も多いときで県内23か所に開設されていましたが本日11日の時点で入浴施設が開設されているのは次の7か所です。

『益城町』は保健福祉センターと総合運動公園。

『西原村』では西原中学校と山西小学校それに河原小学校です。

『南阿蘇村』は役場の長陽庁舎前です。

『阿蘇市』の阿蘇西小学校の入浴施設は11日で終了します。

*自衛隊の入浴施設の利用時間は陸上自衛隊西部方面総監部広報室

*電話096-368-5111にお問い合わせください。

5.交通

「交通機関への影響(本日11日午前11時現在)」

地震と大雨による熊本県内の交通機関への影響です。

『在来線』

地震の影響で、JR豊肥線が▽熊本県の肥後大津と大分県の豊後荻との間で、土砂崩れのため当面、列車の運転ができないということです。

JRは、平日の朝と夕方に限って一部の区間で通学バスを通行し、代行バスとあわせて使えば、不通区間をバスで行き来できるようにしています。

『三セク鉄道』

南阿蘇鉄道も土砂崩れのため全線で列車が運転できなくなっていて、復旧までにはかなりの時間がかかる見通しです。

また、昨日10日の大雨の影響でJR肥薩線は八代駅と吉松駅の間で、本日11日の始発から上下線とも運転を見合わせています。

6.ボランティア

「災害ボランティアの活動状況(昨日10日現在)」

大型連休が終わり、ボランティアに参加する人が大きく減っています。

連休中はほぼ毎日3000人を越えていたボランティアが、連休最終日の日曜日は1620人。

9日月曜日は雨だったこともあり、806人と大きく減りました。

『熊本県社会福祉協議会』では、連休が終わりボランティアに参加する人の数が減ってきているが、引き続き支援をよろしくお願いしたい、としています。

昨日10日日現在の県内各市町村のボランティアの募集についてお伝えします。

受け付け時間は日によって変わる場合があるほか、定員に達するなどして受付が中止になることもあります。

事前に各センターの問い合わせ先やホームページなどでご確認の上、お越しください。

『熊本市』

* 災害ボランティアセンターを熊本市中央区の「花畑広場」に開設しています。

*午前9時に受付を開始します。

*問い合わせ先は、

*電話090-6653-1552、090-6653-1648、090-6653-1649

*午前9時~午後17時までです。

『益城町』

*災害ボランティアセンターは益城町安永の「井関熊本製造所グラウンド」です。

*午前9時に受付を開始します。

*問い合わせ先:096-289-6090です。

『南阿蘇村』

* 災害ボランティアセンターは南阿蘇村久石の久木野総合福祉センターです。

*午前9時に受付を開始します。

* 受け入れは『熊本県内の方』に限っています。

*問い合わせ先:0967-67-2511です。

『西原村』

*ボランティアの受付場所は西原村鳥子の東京カソード研究所跡地です。

*午前8時半に受付を開始します。

*問い合わせ先:096-279-4425です。

『合志市』

*事前にボランティアの登録が必要です。

*登録の窓口は保健福祉センターふれあい館合志市社会福祉協議会です。

*募集は、『市内に在住または勤務』している方に限っています。

*問い合わせ先:090-8348-3240

*平日の午前9時~午後17時までです。

『菊池市』

*事前にボランティアの登録が必要です。

*今後の受け入れは菊池市内の方に限っています。

*問い合わせ先:090-8348-3147、090-8348-2821です。

『宇土市』

*災害ボランティアの受け付けは宇土市旭町の宇土市民体育館です。

*午前8時半に受付を開始します。

*募集は『熊本県内』の方のみです。

*問い合わせ先:0964-23-3756です。

『宇城市』

*事前にボランティアの登録が必要です。

*災害ボランティアを宇城市松橋町豊福の県自動車運転免許センター跡地の「県博物館ネットワークセンター多目的広場」で受け付けています。

*問い合わせ先:090-6653-1573、090-6653-1442、090-8348-2529

*午前8時半~午後17時までです。

『阿蘇市』

*必要に応じてホームページやツイッターで募集します。

*問い合わせ先:0967-32-1127です。

『山都町』

*災害ボランティアセンターでの受け入れは、

*山都町内の方。

*事前にボランティア登録が必要です。

*問い合わせ先:0967-82-3345です。

『大津町』

*災害ボランティアを大津町森の大津町運動公園で、午前9時に受け付けを開始しています。

*当面の受け入れは自家用車で移動可能な九州在住の方に限っています。

*問い合わせ先:090-8348-2570、090-8348-2784

*午前8時半~午後17時までです。

『菊陽町』

*菊陽町久保田の菊陽町福祉支援センターの前に災害ボランティアセンターは移転しました。

* 次の受け付けは、14日(土)と15日(日)の予定です。

*問い合わせ先:090-8348-2787

*午前8時半~午後18時までです。

『嘉島町』

*災害ボランティアを嘉島町上島の嘉島町福祉センターで受け付けています。

*当面の受け入れは熊本県内の方に限っています。

*問い合わせ先:090-6653-1384、090-8348-2409

『甲佐町』

*甲佐町岩下の「老人いこいの家」の中にセンターを設け、ボランティアを受け付けています。

*熊本県に在住、もしくは勤務の方に限定して受け付けます。

*問い合わせ:096-234-1192

『御船町』

*災害ボランティアセンターを御船町木倉の町民グラウンド南側駐車場に設け午前9時から受け付けを開始しています。

*問い合わせ先:070-3160-2396、070-3152-3956

*午前9時~午後17時までです。

7.相談

「中小企業向けの特別相談会」

熊本県では、震災の影響を受けている中小・小規模企業に対して、「ワンストップ特別相談会」を開催しています。

資金繰りや雇用の維持など、経営に関わるさまざまな相談を受け付けています。

県北・県央・県南の3ブロックで毎週2回ほど開催を予定しています。

現在決まっている開催日は

『県央ブロック』

・熊本商工会議所

 13日(金)、17日(火)、20日(金)

・熊本市託麻商工会

 17日(火)

に開催されます

『県北ブロック』

・菊池市商工会

 12日(木)

・南阿蘇村商工会

 19日(木)

に開催されます

『県南ブロック』

・益城町商工会

 11日(水)と18日(水)

・天草市商工会

 12日(木)

・宇城市商工会

 17日(火)

・上天草市商工会

 19日(木)

に開催されます

* いずれも午前10時~午後16時までです。

*問い合わせ: 県商工観光労働部 商工振興金融課

*電話番号:096-333-2316です。

*この他にも、中小企業庁のホームページでも復興、事業の再開に向けた対策が細かくまとめられています。

8.支援

「日本財団が被災世帯に見舞金」

公益財団法人「日本財団」は熊本地震で住宅に大きな被害が出た住民に1世帯あたり20万円の見舞金を支給することになりました。

支給の対象となるのは、熊本地震で自宅が全壊、もしくは、大規模半壊となった世帯で、アパートなどの賃貸住宅に住んでいる人も対象となります。

見舞金は1世帯あたり20万円で、自治体が発行する「り災証明書」と本人と確認できる運転免許証の写しなどが必要です。

* 見舞金の受け付けは申請書類を郵送する方法と持ち込みがあり

・郵送の場合

 東京都港区赤坂1-2-2

 日本財団 ソーシャルイノベーション推進チーム

 熊本地震 見舞金受付係あて

・持ち込みの場合は

 熊本市中央区神水1-3-1

 ヨネザワ熊本県庁前ビル4階

 日本財団災害復旧支援センター熊本本部

で受け付けています。

* 申請の期限は来年3月31日となっています。

* 書類に不備がなければ申請からおおむね2か月で指定の金融機関の口座に振り込まれるということです。

*問い合わせ先は:日本財団事務センター

*電話:03-6435-5751です。

*平日の午前9時~午後18時まで対応しています。

「サッカーU23が募金活動」

リオデジャネイロオリンピックに出場するサッカー男子、23歳以下の日本代表が佐賀県鳥栖市でのガーナ代表とのあすの強化試合を前に、昨日10日スタジアムで一連の熊本地震のための募金活動を行いました。

23歳以下の日本代表は、オリンピックに向けた力試しの場とするため、本日11日、鳥栖市のベストアメニティスタジアムで年齢制限のないガーナ代表と強化試合を行います。

昨日10日は一般公開となった公式練習の前に、選手全員がスタジアムの通路で募金を呼びかけました。

このうち、熊本県宇土市出身で、家族も被災した鹿島アントラーズのディフェンダー、植田直通選手は募金した人たちと握手を交わしながら「ありがとうございます」と声をかけていました。

選手たちはこのあと公式練習を行い、植田選手のほか、地元、サガン鳥栖のディフェンダーの三丸拡選手やゴールキーパーの牲川歩見選手たちが試合に向けたゲーム形式の練習などで汗を流していました。

熊本市の小学4年生の男の子は「選手たちが熊本を支援してくれるのはとてもうれしいです。サッカーがうまくなれるよう代表レベルの技術をしっかり見ようと思います」と話していました。

また、佐賀市の38歳の会社員の男性は「被災地がスポーツの力で元気になってほしいし、選手たちにはぜひオリンピックでメダルを取ってほしいです」と話していました。

「全国からの支援」

『静岡・熊本城模型で寄付の動き』

熊本地震で熊本城に大きな被害が出て以降、城の模型をつくっているメーカーには熊本城の注文が増えていて、生産が盛んな静岡県内のメーカーの間で売り上げなどの一部を被災地に寄付する動きが広がっています。

熊本市の中心部にある熊本城は、一連の地震の激しい揺れで瓦や石垣が崩れ櫓や門などの国の重要文化財に指定されている13の建物全てで被害がでています。

地震のあと熊本城に関心が集まったことから、城の模型をつくっているメーカーには熊本城の注文が増えていて、このうち模型生産が盛んな静岡市で木製の模型を手がけているメーカーでは、実物の150分の1の大きさの天守閣の模型にふだんの5倍の注文が入っているということです。

このメーカーでは新たに熊本城の「しゃちほこ」の模型をつくり、今週末、静岡市内で開かれる見本市で販売し、売り上げを熊本城の修復に寄付することにしています。

社長の常木則男さんは「模型を通して熊本城の復興の役に少しでも立てればと思います」と話しています。

このほか熊本県に売り上げを寄付するメーカーもあり模型を通じた支援の動きが広がっています。

「北九州・避難の犬猫無料で預かる」

一連の地震で北九州市内にペットとともに避難してきた人を支援しようと、北九州市獣医師会は犬と猫を最長1か月間、無料で預かることにしました。

この支援策は、ペットを一時預かることで安心して生活の立て直しを進めてもらおうと行われることになりました。

具体的には北九州市獣医師会の会員が開業している市内18の動物病院の入院施設などを使って、一連の地震で避難してきたペットの犬や猫を最長で1か月、無料で預かります。

北九州市では、避難してきた人たちに一時的な生活の場所として公営住宅などが無償で提供されていますが、犬や猫の飼育は禁止されています。

また、被災地では犬や猫の預け先がなく、車内での避難生活を強いられるケースもあり、避難生活とペットの飼育をどう両立するかが課題となっています。

北九州市獣医師会の西間久高会長は「ペットとともに避難してきた人は遠慮せずに病院に預けて生活の立て直しにあたってほしい」と話していました。

* 無料預かりの受け付け:北九州市獣医師会事務局、

*電話番号:093-662-1054です。

(続く)

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