【連載245】熊本地震取材日誌(2016年の今日、熊本で何があったのか?

『横綱・白鵬、被災地を訪問!餅つきで52人ノロウィルスに!くまモン、今年の漢字は「心」』

12月13日火曜日昼

【熊本地震・被災者生活・復旧復興情報】

*下記熊本情報はあらゆる箇所で重複しています。ご了承ください!

皆様こんにちは。大相撲の横綱・白鵬などが今年4月に、地震で大きな被害を受けた熊本県を訪れ、地元の人たちと交流しました。

これは、日本相撲協会が熊本地震の被災地を激励しようと行ったもので、昨日12日は、熊本市、宇土市、益城町、それに南阿蘇村の4つの市町村にそれぞれ力士が派遣されました。

このうち現在も900人以上が仮設住宅などで暮らしている宇土市には横綱・白鵬や地元出身の正代など8人の関取が訪れました。

市民体育館には、2000人を超える市民が集まり、白鵬や正代と握手をしたり、記念写真をとったりしておよそ1時間の交流を楽しんでいました。

少年時代から正代を知っているという70代の女性は、「体が大きくなって立派になった。地元の誇りです」とうれしそうに話していました。

正代は「シートが屋根にかかっている家が少なくなり、少しずつでも復興していると感じた。地元の応援を糧に頑張り、自分の相撲を取っていきたい」とふるさとへの思いを話していました。

また、白鵬は「少しでも触れ合うことができて、来てよかった。一人一人と握手をしたが、横綱が頑張らないと締まらないと言われたので、来年は頑張りたい」と話していました。

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県健康危機管理課は昨日12日、南小国町の保育園(園児数26人)の餅つきで、園児や家族ら0歳~89歳の男女52人が食後に下痢や嘔吐などの症状を訴え、ノロウイルスによる食中毒を発症したと発表しました。同町によりますと、町立中原保育園で、入院するなどの重症者はおらず、いずれも快方に向かっているのことです。

県健康危機管理課によりますと、餅つきは8日に開催。餅からノロウイルスは検出されませんでしたが、発症者が共通して食べた物が他になく、持ち帰った餅を食べた家族も発症したことから、同課は餅が原因と判断しました。

9日、同園が阿蘇保健所に「複数の園児や職員に下痢や嘔の症状がある」と報告。餅を食べた園児25人のうち1~6歳の18人、職員6人、園児の両親や兄弟など家族28人の計52人が10日までに発症しました。

同保健所が職員5人の便を検査し、全員からノロウイルスを検出。計15人が医療機関を受診しました。

同園は昨日12日、衛生管理見直しのため休園。「楽しみに来られた園児や家族、近所の方々に申し訳ない。再発防止の徹底に努める」としています。

ノロウイルスによる食中毒は県内で今年2件目。

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日本漢字能力検定協会は昨日12日、京都市東山区の清水寺で1年の世相を1字で表す「今年の漢字」を発表しました。それでは各界著名人が選ぶ1文字は? 思いを込めた一筆を、お願いしました。

「心」を選んだくまモンは「熊本地震で大きな被害を受けたけど、日本中、世界中のたくさんの方が心を寄せてクマさったモン」と感謝しました。4月の熊本地震後、活動を一時自粛していましたが、被災した子どもたちの声に応えるように5月5日に活動を再開。保育園や仮設住宅をまわり、被災者の心に寄り添っています。くまモンは「来年も心を1つに頑張るモン!」と語っていました。

1.被災地情報

①熊本~ソウル16往復、来月からチャーター便

県は昨日12日、韓国・ソウルの旅行会社大手「旅行博士(ヨヘンバッサ)」が来年1月6日~3月1日まで、熊本空港(益城町)とソウルを結ぶ国際チャーター便を計16往復運航することを明らかにしました。韓国から計3千人の観光客を見込んでいます。熊本-ソウル間は4月の熊本地震後、定期便が運休中で、今回が地震後初の旅客便となります。

県交通政策課によりますと、月曜と金曜の週2日(3月1日のみ水曜)運航して、月~金の4泊5日と、金~月の3泊4日で、阿蘇地域や人吉・球磨地域などに泊まる2種類のパッケージツアーを企画しています。併せて、個人旅行の利用客も募るそうです。

機体は定期便の運航会社「アシアナ航空」系ではなく、「大韓航空」系の格安航空会社(LCC)「ティーウェイ航空」を使います。

県交通政策課が、県議会高速交通ネットワーク整備推進特別委員会で説明。「韓国からの旅行客を受け入れ、ソウル線の定期便運航再開の足掛かりにしたい」としています。

熊本空港の国際3路線はソウル線と香港線が現在も運休中。台湾・高雄線は6月に再開しましたが、4~10月の熊本空港の国際線旅客数は、前年同期比58%減の約1万4千人にとどまっています。

②県と熊本市が名乗り、ラグビーW杯公認キャンプ地

県は昨日12日、2019年ラグビーワールドカップ(W杯)の出場チームが大会期間中に拠点とする公認キャンプ地に、熊本市と合同で応募申請することを明らかにしました。同日の県議会国際スポーツ大会特別委員会で説明しました。

熊本市のうまかな・よかなスタジアムはW杯の試合会場に選ばれており、公認キャンプ地にも決まれば、国際的な知名度アップや県内経済への波及効果がさらに大きくなりそうです。

期間中の練習会場は熊本市東区の県民総合運動公園の補助競技場とラグビー場を想定。同市内のホテルを宿泊施設として用意します。県は九州内で試合をするチームによる利用を想定しています。

県によりますと、キャンプ地の公募には熊本市を含む県内8自治体が関心を示しました。練習会場や宿泊施設を精査した結果、同市との連名で名乗りを挙げることを決めました。

ラグビーW杯の公認キャンプ地選定の締め切りは22日。応募した自治体について、ワールドカップ2019組織委員会(組織委)が審査し、来年夏ごろに候補地を決定。大会出場の各チームが候補地からキャンプ地を選びます。公認キャンプ地での大会期間中の宿泊費や食費などの費用は組織委が負担します。

2015年のイングランド大会では約90カ所が応募し、60カ所がキャンプ候補地となりました。最終的に40カ所が利用されたそうです。

③熊本地震、報道の現場学ぶ!韓国の大学生ら

熊本地震報道の現場を学ぼうと、韓国・忠清南道の順川郷(スンチョンヒャン)大新聞放送学科の学生ら14人が昨日12日、熊本市中央区の熊日本社と新聞博物館を研修に訪れました。地震発生後の写真や新聞などを見学したほか、当時の状況を語る記者と交流しました。

参加した学生は報道やメディアの役割を学んでおり、熊日記者に「熊本地震の総被害額はどれくらいか」「益城町の人口流出はあるのか」などと熱心に質問した。熊本城、テクノ仮設団地(益城町)なども見て回りました。

新聞記者を目指す学生金志盈(キムジヨン)さん(21)は「記者自身が被災しても新聞を発行するために、本社へ駆け付けた話が印象的だった。自分が記者になったら、今回の研修を生かして取材したい」と感想を述べました。

④崎津教会、「親子3代」愛を誓う!船津さん一家

世界文化遺産を目指す天草市河浦町の崎津集落にある「崎津教会」で11日日、綱脇弘人さん(37)と花織さん(32)=福岡市=が結婚式を挙げました。天草市出身の花織さんの両親と祖父母も同教会で結婚式を挙げており、同教会によりますと、同教会初の“親子3世代”での挙式となりました。

集落でボランティアガイドなどを務めてきた花織さんの祖母、船津智惠子さん(85)=同市=はもともと仏教徒。カトリック信者の夫に嫁ぐために伝道師からキリスト教を学び、同教会で1952年に挙式しました。「孫も同じ場所で幸せを感じてくれているのはうれしい」と、新郎新婦を見つめてほほ笑みました。

智惠子さんの一人息子の悦男さん(58)も31年後、妻美紀さん(54)との愛を同教会で誓いました。「崎津集落が世界の宝になるかもしれないことは、私たち家族の誇り」と娘の晴れ姿に目を細めました。

綱脇さん夫婦は、観光客の祝福も浴びながら教会前で記念撮影。花織さんは「両親と祖父母と同じ所で挙式するのが夢だった。多くの人に見守ってもらえてうれしい」と笑顔いっぱいでした。

⑤双子石橋“弟”架け直しへ!二俣福良渡(美里町)

熊本県美里町は昨日12日、熊本地震で一部が崩落した同町小筵(こむしろ)の石橋「二俣福良渡(ふたまたふくらわたし)」を解体し、石を積み直して架け直す方針を明らかにしました。大規模な石橋の架け直しは全国的にも珍しく、来年10月末までの完成を目指します。

津留川に架かる同橋は1830年に完成。4月の熊本地震で右岸側の壁石垣が崩落し、現在はブルーシートで覆われています。

町によりますと、崩落しなかったアーチを構成する輪石(わいし)にも地震によるひずみが見つかり、文化財保護のため積み直す必要があると判断しました。事業費は約1億5千万円で、3分の2以上は国の補助金を活用できる見通し。

既に工事請負契約を業者と締結しており、来年2月にも「支保工」と呼ばれる橋を支える半円状の土台を設置し、解体を始めます。

梅雨の河川増水に備え、同5月ごろまでに輪石を積み直した上で支保工を撤去予定。その後は橋本体を修復します。崩落した石の多くは6月の豪雨で流失したため、不足分は新たな石を使います。

同橋は、釈迦院川に架かる「二俣渡」(1829年建造)とL字形に連なる“双子橋”。11~2月の正午前の30分ほどは、二俣渡の影がハート形に見えることから「恋人の聖地」として訪ねる人も多いようです。町は「観光資源でもあり、1日も早く完成させたい」としています。

⑥自宅敷地を賃貸契約へ!九電貯水流出で住民側

熊本地震で壊れた九州電力黒川第1発電所(熊本県南阿蘇村立野)の貯水槽から大量の水が近くの集落に流出した問題で、土砂崩れで被災した9世帯が11日、被災家屋のある土地を九電に賃貸する方針を固めました。

住民によりますと、大津町の九電施設で会合を開き、九電側も出席しました。今後の復旧工事に必要として、9世帯の自宅敷地を2年間貸してほしいと求め、借地料の算出方法などを説明。住民側は了承し、各世帯が九電との契約交渉に入ることを確認しました。

九電は11月、住民説明会で水の流出が被害に影響を与えたとして補償する方針を表明。土地の賃借は9月ごろ、「補償とは別」として、住民に打診していました。

⑦みなし仮設に手書き“新聞” 地元情報で孤立化防ぐ

熊本地震で被災した熊本県南阿蘇村立野地区の住民を支援するボランティアグループ「南阿蘇よみがえり」(光山政恒代表)が、みなし仮設住宅で暮らす住民に手書きの“新聞”で地元の情報を届ける取り組みを始めました。散らばって暮らす被災者の孤立化を防ぐのが狙いで「地域の絆をつなぐ手伝いをしたい」としています。

同グループは、地震直後から避難所での炊き出しやがれきの撤去などに奔走。現在は同地区の住民が暮らす仮設団地がある大津町を拠点に、地震後に高森町から移住したミュージシャンの光山さん(38)や県外から駆け付けたボランティアが支援を続けています。

立野地区の約350世帯は、家屋被害の有無にかかわらず仮設住宅への入居が認められ、多くが村外で生活。村によりますと、約170世帯が大津町や菊陽町などのみなし仮設に入居しています。

新聞では、仮設団地でのイベント情報や住民の近況を紹介。毎月1回発行する予定で、第1号は12月に予定されるもちつき大会の情報などを掲載し、みなし仮設の約120世帯と仮設団地に住む約110世帯に配りました。

大津町のアパートに1人で暮らす主婦の池田佐恵子さん(74)は「近所の皆さんがどうしているか分からず、寂しかった。情報はありがたい」と話しています。同グループの青木ゆかさん(40)=宮崎県椎葉村=は「みなし仮設は行政の支援が届きにくい。その隙間を埋める活動を続け、配布世帯も増やしていきたいた」と意気込んでいます。

⑧ミツバチ被災、熊本イチゴ救え!全国の養蜂家が助太刀

日本有数のイチゴ産地、熊本。今年は熊本地震や豪雨、台風で花粉交配用のミツバチが被災し、イチゴ生産は危機に陥いりましたが、全国の養蜂家から支援のミツバチが届いて救われました。1年で最も需要が増えるクリスマスシーズンを前に、収穫が最盛期を迎えています。

熊本県八代市のイチゴ農家、坂本真一郎さん(46)は8棟のハウスで朝6時ごろ~夜20時ごろまで収穫に忙しくしています。県が開発した新品種「ゆうべに」の栽培を昨年から受託し、大粒の実を摘んで集めるのです。時々、外の巣箱からハウスに開けた穴を通して、ミツバチが花粉を採りに飛んできます。

「今年はミツバチ不足が深刻だった。全国から融通してもらって落ち着くことができた」と、坂本さんはホッとした顔を見せました。

イチゴ農家は養蜂業者からミツバチの入った巣箱(1箱に1万匹以上)を借り、ハウス内にミツバチを放して自然交配させます。11月~3月ごろまでがピークです。県内のイチゴ生産量は2014年で全国3位。ケーキなどに使われるクリスマスの時期が年間需要の2割を占めるそうです。

しかし今年は、地域のイチゴ農家に花粉交配用ミツバチを貸し出す国内最大手の西岡養蜂園(熊本県八代市、西岡千年社長)が、相次ぐ災害で大打撃を受けました。4月の熊本地震で熊本県益城町などに置いていた巣箱が転倒し、エサのある巣箱に戻れなくなった働き蜂が餓死するなど大量に死滅。6月の豪雨では、熊本県宇城市の養蜂場への道が寸断されて世話が出来なくなり、餓死しました。

8月には北海道を襲った異例の台風が追い打ちをかけました。暑さを避けるため夏場に巣箱を運んでいた北海道で台風被害に遭い、巣箱が流されて約6割が死滅しました。花粉交配用ミツバチの被害の累計は、県内のイチゴ農家に貸し出す量とほぼ同じ計千数百箱に上りました。

困った農家は県に相談。県は西岡養蜂園にミツバチの確保を求めました。西岡社長は九州や北海道を中心に自ら教えた全国の養蜂家の「弟子」に支援を要請。ハチミツ採取用のミツバチを融通したり、納入先を変更したりした750箱が寄せられました。イチゴ農家は、需要が高まる年末に向けて受粉にこぎつけることができました。西岡社長も経費の一部を負担。「ミツバチの確保が間に合わなければイチゴ農家にとっては死活問題。これまでの義理で、赤字でも協力した」と話しています。

県内の養蜂家は14年の統計で129戸。ミツバチの飼育数は全国3位ですが、大半はハチミツ採取が主な目的です。花粉交配のための養蜂家は少なく、高齢化や後継者不足も進んでいるそうです。西岡社長は「来年もできるかはわからない。農業を根本から支えているミツバチをどうするのか、行政の対策を求めたい」として、地盤の強い飼育場所の確保や養蜂業者の育成支援が必要と強調しています。

県農産園芸課の担当者は「今回の事態をきっかけに、花粉交配用ミツバチの安定供給を図る取り組みを強めたい」としています。

⑨益城町中心・木山までバス再開!産交バス

九州産交バスは1月4日から、熊本地震の影響で運行を休止していた益城町の木山産交―古閑入口バス停間の運行を再開します。これにより、熊本市中心部から益城町役場周辺に乗り換えなしで行けるようになります。

益城町中心部を走る県道熊本高森線は片側1車線と狭く、地震で道路沿いの建物が倒壊。大型バスの運行を中止したため、市内から町中心部に向かうには、古閑入口で無料の小型バスに乗り換える必要がありました。

地震から8カ月近くがたち、道路側に傾いた建物の解体が進んでいることから、年明けには大型バスの運行が可能になると判断。本数も23往復から76往復(平日ダイヤ)に戻ります。

⑩W金賞を玉名市長に報告!玉名女子高吹奏楽部

10月の全日本吹奏楽コンクールと11月の全日本マーチングコンテストの高校の部で、ともに金賞に輝いた玉名女子高校(森塚利徳校長)吹奏楽部の村上凜部長(18)ら生徒4人が昨日12日、玉名市役所に高嵜哲哉市長を訪ね、受賞を報告しました。

同校は吹奏楽では九州を代表する高校の一つで、両大会での金賞は3年連続。「3年生は高校を卒業しても音楽を続けて」という高嵜市長に、村上さんは「先輩の演奏に憧れて入学した。連続金賞できたことを先輩たちに感謝し、後輩たちには卒業までに伝統を伝えていきたい」と話していました。

今の3年生を含む部員87人による演奏会は、来年1月22日に熊本市の県立劇場で開かれるニューイヤーコンサートが最後になります。

⑪熊本地震にも遭遇のビューティ花壇・三島社長「企業が地元を元気に」

生花販売や祭壇の設営を手掛ける「ビューティ花壇」は2度の地震被害を乗り越えようとしています。東京に本社を構えていた平成23年に東日本大震災に遭い、創業地・熊本市に戻りましたが、今年4月にまたも大地震に見舞われました。三島美佐夫社長は「東日本での経験を生かし、社員、家族が一致団結してくれた。将来へ大事なものを得た」と前向きにとらえています。

同社は15年に東京へ移転し、東京証券取引所の新興市場への上場も果たしました。しかし、東日本大震災で本社や仙台支店が被災しました。「東京一極集中は危ない」と考え、24年に本社を熊本市へ戻しました。

熊本地震の「前震」が襲った4月14日夜。三島氏は自宅にいたところ、激しい揺れを感じ「思わずテレビにしがみついた」。東日本大震災では電話やメールが通じず、社員の安否確認に手間取りました。そこで無料通信アプリLINE(ライン)を使い、翌朝までに約130人の社員のうち9割の無事を確認しました。本社は棚や机が倒れるなどめちゃくちゃな状態で、15日は出社できる社員だけで後片付けを急ぎました。

16日未明に「本震」が発生しました。

社員や家族にけが人は出ず、社屋に深刻な損傷はありませんでした。しかし電気、ガス、水道が一時停止しました。特殊加工で花を長く保つ「プリザーブドフラワー」が床に散乱しました。5月の「母の日」用に準備していた商品は使えなくなりました。取引先の斎場が被災したり、結婚式が延期したりしてキャンセルは総額約1200万円に上りました。

被害の小さい地域に住む社員が、食料や飲み水を自主的にコンビニなどで買って持ち寄りました。自宅の風呂が使えない社員には、ガスが復旧した社員の家を割り振って、入浴してもらいました。

苦しい中、うれしい誤算も。母の日用のプリザーブドフラワーは結局、計画の3倍となる数千個の注文がありました。三島氏は「熊本の会社と知り、応援で買ってくれた方も多かったのでしょう」と推測しています。箱詰めに人手が足りず、会社で避難生活をしていた社員の家族に手伝ってもらいました。

「中小企業は人とお金の両面で災害対策を十分に練るだけの余裕がない」。

三島氏は限界を感じながらも、2度の被災経験で対応力は上がったとみています。今後は国内の花の生産地が被災しても支障がないよう輸入も増やす考えです。「地元企業が元気になれば熊本経済も活性化する」と力を込めていました。

⑫本を買って被災地支援!九州の書店がタッグ

九州・沖縄8県の171の書店で本を買って応募すると、合計500人に熊本地震で被災した熊本県の特産品が当たる応援キャンペーンが実施されています。15日まで。

本を買うと1000円ごとに応募券1枚がもらえ、郵送か専用サイトで応募。2万円相当の肥後牛ステーキ肉は10枚、阿蘇の新米は7枚など枚数に応じて豪華賞品が狙えます。

キャンペーンの収益は損壊した熊本城などの復興に充てられます。お気に入りの本を買うことで被災地へ支援のクリスマスプレゼントが届けば、うれしさも倍になりそうです。

2.ここ一週間の地震

2016/12/13 08:07 13日 08:04頃 茨城県北部 1

2016/12/13 06:05 13日 06:02頃 千葉県東方沖 1

2016/12/13 05:29 13日 05:26頃 福島県沖 1

2016/12/13 04:59 13日 04:55頃 熊本県熊本地方 2

2016/12/12 20:45 12日 20:42頃 福島県沖 1

2016/12/12 15:43 12日 15:40頃 福島県沖 1

2016/12/12 13:46 12日 13:41頃 新潟県中越地方 1

2016/12/12 09:02 12日 08:59頃 長野県中部 1

2016/12/12 05:18 12日 05:12頃 熊本県天草・芦北地方 1

2016/12/12 04:19 12日 04:16頃 福島県沖 1

2016/12/12 00:51 12日 00:48頃 熊本県熊本地方 2

2016/12/11 17:38 11日 17:34頃 留萌地方中北部 2

2016/12/11 15:34 11日 15:31頃 留萌地方中北部 2

2016/12/11 10:09 11日 10:06頃 福島県沖 1

2016/12/11 09:40 11日 09:37頃 福島県沖 1

2016/12/11 05:01 11日 04:58頃 鳥取県中部 2

2016/12/11 01:30 11日 01:27頃 釧路地方中南部 1

2016/12/10 18:23 10日 18:18頃 トカラ列島近海 2

2016/12/10 13:52 10日 13:48頃 岩手県沖 1

2016/12/10 13:49 10日 13:45頃 岩手県沖 3

2016/12/10 12:32 10日 12:28頃 西表島付近 2

2016/12/10 09:12 10日 09:09頃 島根県西部 2

2016/12/10 08:34 10日 08:31頃 茨城県沖 1

2016/12/10 01:01 10日 00:58頃 熊本県熊本地方 2

2016/12/10 00:13 10日 00:10頃 熊本県熊本地方 1

2016/12/09 21:17 09日 21:13頃 熊本県熊本地方 1

2016/12/09 20:06 09日 20:02頃 鳥取県中部 1

2016/12/09 18:34 09日 18:31頃 福島県沖 1

2016/12/09 07:45 09日 07:37頃 熊本県熊本地方 1

2016/12/09 04:37 09日 04:34頃 福島県沖 1

2016/12/09 03:18 09日 03:14頃 根室地方北部 2

2016/12/09 01:16 09日 01:13頃 三重県南部 1

2016/12/09 00:25 09日 00:21頃 トカラ列島近海 1

2016/12/09 00:22 09日 00:18頃 トカラ列島近海 1

2016/12/09 00:20 09日 00:16頃 トカラ列島近海 1

2016/12/09 00:12 09日 00:09頃 トカラ列島近海 1

2016/12/09 00:09 09日 00:05頃 トカラ列島近海 1

2016/12/09 00:06 09日 00:01頃 トカラ列島近海 2

2016/12/08 23:57 08日 23:54頃 トカラ列島近海 1

2016/12/08 23:45 08日 23:41頃 トカラ列島近海 2

2016/12/08 23:40 08日 23:36頃 トカラ列島近海 1

2016/12/08 23:38 08日 23:33頃 トカラ列島近海 1

2016/12/08 23:35 08日 23:31頃 トカラ列島近海 3

2016/12/08 22:45 08日 22:42頃 トカラ列島近海 1

2016/12/08 22:10 08日 22:06頃 トカラ列島近海 1

2016/12/08 21:45 08日 21:40頃 トカラ列島近海 1

2016/12/08 21:42 08日 21:38頃 トカラ列島近海 1

2016/12/08 21:06 08日 21:01頃 トカラ列島近海 1

2016/12/08 20:59 08日 20:55頃 トカラ列島近海 1

2016/12/08 20:43 08日 20:39頃 トカラ列島近海 3

2016/12/08 20:34 08日 20:30頃 トカラ列島近海 1

2016/12/08 20:21 08日 20:16頃 トカラ列島近海 1

2016/12/08 20:18 08日 20:14頃 トカラ列島近海 2

2016/12/08 20:18 08日 20:12頃 トカラ列島近海 1

2016/12/08 20:14 08日 20:11頃 トカラ列島近海 2

2016/12/08 20:03 08日 19:59頃 トカラ列島近海 3

2016/12/08 20:02 08日 19:59頃 北海道西方沖 2

2016/12/08 19:19 08日 19:15頃 福島県沖 2

2016/12/08 17:19 08日 17:15頃 福島県沖 3

2016/12/08 16:01 08日 15:58頃 福島県沖 1

2016/12/08 15:17 08日 15:14頃 北海道南西沖 1

2016/12/08 13:28 08日 13:25頃 宮城県沖 2

2016/12/08 12:21 08日 12:18頃 宮古島近海 2

2016/12/08 09:11 08日 09:07頃 薩摩半島西方沖 1

2016/12/08 05:11 08日 05:08頃 福島県沖 1

2016/12/07 22:32 07日 22:29頃 宮城県沖 1

2016/12/07 19:18 07日 19:15頃 青森県三八上北地方 2

2016/12/07 19:18 07日 19:14頃 青森県三八上北地方 1

2016/12/07 18:58 07日 18:55頃 福島県沖 1

2016/12/07 10:32 07日 10:29頃 奄美大島近海 1

2016/12/07 08:21 07日 08:17頃 宮城県沖 2

2016/12/07 06:30 07日 06:27頃 熊本県熊本地方 1

2016/12/07 06:17 07日 06:12頃 福島県会津 2

2016/12/07 06:03 07日 05:58頃 トカラ列島近海 1

2016/12/07 06:00 07日 05:54頃 トカラ列島近海 1

2016/12/07 05:58 07日 05:53頃 トカラ列島近海 2

2016/12/07 05:52 07日 05:46頃 トカラ列島近海 2

2016/12/07 04:48 07日 04:45頃 熊本県熊本地方 1

2016/12/07 01:50 07日 01:46頃 熊本県熊本地方 3

2016/12/06 23:26 06日 23:22頃 奄美大島近海 2

2016/12/06 21:38 06日 21:35頃 岩手県沖 1

2016/12/06 20:41 06日 20:38頃 兵庫県南東部 2

2016/12/06 18:23 06日 18:18頃 トカラ列島近海 2

2016/12/06 17:05 06日 17:02頃 熊本県熊本地方 1

2016/12/06 16:46 06日 16:42頃 トカラ列島近海 1

2016/12/06 12:19 06日 12:16頃 熊本県熊本地方 1

2016/12/06 12:14 06日 12:12頃 熊本県熊本地方 2

2016/12/06 10:23 06日 10:20頃 熊本県熊本地方 1

2016/12/06 09:54 06日 09:51頃 岐阜県飛騨地方 2

2016/12/06 09:21 06日 09:18頃 岐阜県飛騨地方 1

2016/12/06 09:08 06日 09:05頃 岐阜県飛騨地方 3

2016/12/06 06:27 06日 06:24頃 熊本県熊本地方 2

2016/12/06 04:05 06日 04:02頃 浦河沖 1

2016/12/06 02:52 06日 02:49頃 日向灘 1

(続く)

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