『熊本県人口1万1632人減!死者160人に!阿蘇山レベル2へ!氷川きよし、紅白は熊本城から!』
12月21日水曜日昼
【熊本地震・被災者生活・復旧復興情報】
皆様こんにちは。県が昨日20日まとめた2016年の推計人口調査結果によりますと、10月1日現在の人口は177万4538人で、前年からの1年間で1万1632人減少しました。減少率は0.65%で、記録が残る1966年以降では5番目に高い水準でした。熊本地震に伴う被災市町村での転出増が影響したとみられています。
15年の国勢調査確定値を基に、出生・死亡数、転入・転出者数を加減して算出しました。
県全体の人口動態では、県外への転出者が県内転入者数を上回る「社会減」が5840人(前年3286人)。死亡者数から出生者数を引いた「自然減」が5792人(同5219人)で、社会減の増加が目立ちました。
市町村別の増減をみますと、減少率が最大だったのは南阿蘇村で3.70%。16年10月の人口は1万1077人で、県内外への転出超過による社会減は316人(前年51人)、自然減は110人(同103人)でした。同村によりますと、東海大阿蘇キャンパスの被災で多くの学生が熊本市に転居したことなどが影響しました。
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熊本地震で被災し、その後死亡した熊本県甲佐町の80代の男女2人が新たに「災害関連死」と認定され、一連の地震で亡くなった人は160人となりました。
甲佐町は熊本地震の被災者の遺族から「災害弔慰金」の申請を受け、避難生活での体調悪化などで亡くなった「災害関連死」にあたるかどうか審査委員会で審査しています。
その結果、今年4月に亡くなった80代の男女2人について、地震後の生活環境の変化によって持病が悪化したり、体調を崩したとして、新たに「災害関連死」と認定しました。一連の熊本地震で市町村が「災害関連死」と認定したのは、これで104人となり、熊本地震で亡くなった人は160人となりました。
相変わらず不透明な死者認定方法。こんな適当でいいのでしょうか?
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都市部などの活断層がずれ、震度7の地震を2回観測した熊本地震。発生当初の死亡原因で、最も多かったのは「家屋の倒壊」による「圧死」や「窒息死」でした。私たちは何を教訓とすべきなのでしょうか?
4月に発生した熊本地震。国内で過去に例のない2度の震度7に襲われ、4万棟あまりの住宅が全半壊しました。
熊本地震の死者は160人。このうち、関連死を除いた「直接死」は50人でした。その「直接死」の8割は「圧死」や「窒息死」、つまり倒壊した住宅の下敷きになったことが原因とみられています。
「今まで本当に大きい地震が来ていなかったので、油断をしていたというか。地震はよそ事みたいな」(自宅の下敷きになった 橋本としえさん)。
4月16日未明の本震で、震度6強を観測した南阿蘇村。自宅の1階がつぶれ、生き埋めになった橋本としえさんです。
「体全体を押さえこまれている感じ。痛みをこらえるのと地震を我慢するのでもう、いっぱいいっぱい」(自宅の下敷きになった 橋本としえさん)。
夜が明けるまでにも震度5クラスの揺れが続き、家屋はさらに崩れていきました。
「本当に狭くなって、このスペースくらいしか自分の頭のスペースはないと思って。力を込めて動いたら頭がちょっと動いて、スペースができて、ちょっと呼吸が楽になった」(自宅の下敷きになった 橋本としえさん)。
橋本さんはこの状況に耐え、6時間後に救出されました。熊本地震では橋本さんと同じように多くの人が生き埋めになり、少なくとも100人以上が助け出されました。やまない揺れのなかで、倒壊した家屋からの救助活動は困難を極めました。
「身動きができないというか、かなり狭いスペースだった。そこを切断しながらちょっとずつ入っていった。不安や危険だなという気持ちはずっとあった」(熊本市消防局 特別高度救助小隊 木庭慶一郎小隊長)。
日ごろから訓練している救急隊でも、活動の最中に死の恐怖を感じたといいます。
「震度6強の地震(余震)が来て、一旦そこから退避した。『大丈夫や?』と中の隊員2人に声かけをしたら返事が返ってこなかったので『部下を殺した、死んだかもしれない』と一瞬、思ったのを覚えている。後で聞いたら『本当に怖くて声が出なかった』と」(熊本市消防局 特別高度救助小隊 木庭慶一郎小隊長)。
熊本地震では耐震基準を満たしていた住宅でさえ崩れ落ちました。建物の倒壊を防ぐには、どうしたらいいのでしょうか。専門家は「今一度、断層との距離や地盤の強度など、住む場所の災害リスクをしっかりと把握する必要がある」と話します。
「地震リスクの高い所であれば、それなりに高い耐震性能を持った住宅を建てていこうと、そういった風に考えるのが良いのではないか」(耐震・免震に詳しい 福岡大学工学部 高山峯夫教授)。
災害列島に暮らす私たち、高山教授は行政の発信の仕方次第で住民の防災意識は一歩、進むと考えています。
「(災害リスクについて)自治体も『ホームページで見てよ』と言うだけではダメだと思うので、少し手間をかけてでも地域の方々に知ってもらうという、そういった努力も必要」(耐震・免震に詳しい 福岡大学工学部 高山峯夫教授)。
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福岡管区気象台は昨日20日、阿蘇山(熊本県)の噴火警戒レベルを3(入山規制)から2(火口周辺規制)に引き下げました。中岳第1火口で10月8日に起きた36年ぶりの爆発的噴火以降、噴火は発生しておらず、火山ガスの放出量も12月に入って減ったことなどから、大きな噴石や火砕流に警戒する範囲を、火口から約2キロから約1キロに狭めました。火山ガス自体は多い状態が続いており、1キロ圏内では引き続き警戒を呼びかけています。
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NHKは19日、大みそかの「第67回NHK紅白歌合戦」(午後19時15分スタート)の出場歌手の曲目を発表したほか、一部中継企画について発表しました。
氷川きよし(39)が、今年4月に熊本地震で被災した熊本城から中継します。現在修復中ですが、熊本や日本各地で災害から復興に向き合っている人々にエールを送ります。
1.被災地情報
①熊本地震の対応を検証!中央防災会議が報告書
今年4月の熊本地震の対応を検証していた、政府の中央防災会議のワーキンググループは、昨日20日、報告書をまとめました。この中では、被災した自治体からの要請を待たずに国が支援物資などを送る、いわゆる「プッシュ型支援」を円滑に進めるために、最適な輸送ルートを速やかに確保することなどを求めています。
政府の中央防災会議のワーキンググループは、熊本地震の対応を検証し、今後の災害対応に生かそうと、ことし7月から検討を進め、昨日20日、主査を務めた関西大学の河田惠昭教授が、松本防災担当大臣に報告書を提出しました。
報告書では、今回、国が初めて行った、被災した自治体からの要請を待たずに支援物資などを送る、いわゆる「プッシュ型支援」について、避難所まで物資が届かないケースがあったことなどから、国や自治体に対し、物流業者や自衛隊と連携して、被災状況を踏まえた最適な輸送ルートや物資の輸送拠点を速やかに確保することが必要だと指摘しています。
また、今回は、国や各地の自治体から応援職員も派遣されましたが、十分に活動できないケースがあったことから、被災した自治体からの指示がなくても行動でき、アドバイスも行えるような、災害現場での経験が豊富な職員をまず派遣することなどが重要だとしています。
さらに、仮設住宅への入居など公的な支援を受けるために必要な「り災証明書」の発行を早めるために、各自治体が被災した家屋の調査ができる職員をふだんから養成し増やしておくことや、地震で壊れた建物の危険度を調べる「応急危険度判定」など、ほかの調査の結果も共有することが必要だとしています。
このほか、市町村の職員が避難所の運営に追われ、復旧に関する業務が遅れたケースがあったことから、避難所の運営は住民が主体となって行うことや、被災後のまちづくりについてふだんから検討を進められるよう、国が自治体を支援することなども求めています。
河田教授は「今回初めて行われた『プッシュ型支援』について、留意点や強化すべきポイントを重点的に議論してきた。検証だけで終わるのではなく、首都直下地震や南海トラフの巨大地震の際に生かせるよう提案しているので、今回の報告を踏まえて、政府には着実に実行に移してほしい」と述べました。
このうち、発行するのに時間がかかった「り災証明書」については、「災害の規模が大きくなるほど時間が必要になるので、『応急危険度判定』の結果を共有するなど、被災した家屋に関する調査を一元化しないといけないと提言している。これまで一元化を提案したことはなかったと思うが、今後の議論で進展があると期待している」と述べました。
松本防災担当大臣は「報告書では具体的な改善の方向性を示していただけたので、さまざまなな取り組みの加速化のほか、制度の見直しを図りたい。自治体への支援策の充実や、行政や企業、社会全体で災害に備える取り組みを一段と進めていきたい」と述べました。
②高齢者宅に救急通報システムを設置!南阿蘇、大津の仮設
ナースコールの製造・販売を手掛けるケアコム(東京)は、熊本地震で大きな被害を受けた熊本県南阿蘇村の仮設住宅に、高齢者が救急時などにボタンを押して外部に知らせる呼び出しシステムを無償で設置しました。昨日20日、村久木野庁舎で贈呈式がありました。
ベッド付近とトイレに取り付けたボタンを押すと、玄関外の表示灯とブザーが作動する仕組み。近所の住人らに異常を知らせ、いち早い発見と孤独死防止につなげます。
村内と大津町の仮設団地計8カ所の高齢者世帯に村が希望を募り、13戸に設置。同町の室第2仮設団地に1人で入居する郷テルミさん(80)は「これから寒さが厳しくなる。足も悪いのでシステムがあるのは安心」と喜んでいました。
贈呈式で同社の吉岡弘道常務は、「団地内での支え合いの一助となれば幸いです」と語りました。同社は東日本大震災後に岩手県や宮城県の仮設住宅300戸以上に同システムを寄付しており、熊本の他自治体でも希望に応じて無償設置する予定。
③仮設に聖夜の明かり!大津町で電気通信3社ツリー贈る
熊本県南阿蘇村立野地区の住民らが暮らす仮設団地にクリスマスの明かりを贈ろうと、同村のラストリゾートなど県内外の電気通信3社が19日夜、大津町の室南出口と岩坂の両団地に高さ5メートルのクリスマスツリーをともしました。
ツリーには4300個のLED電球が飾られました。来年2月ごろまで夜間点灯し、七色の光が冬場の仮住まいを温かく包みます。
岩坂団地では、後藤さえちゃん(6)と竜司君(4)のきょうだいがツリーの内側に入って大はしゃぎ。母の亜紀さん(39)は「熊本地震後は環境の変化に戸惑い、夜中に泣いたことも。いろいろ我慢して、お利口にしているから、きっとサンタさんが来てくれる」と笑顔でした。
④たすきつなぎ仲間と汗!菊池支援学校でリレーマラソン
熊本県合志市の菊池支援学校で昨日20日、21キロをたすきでつなぐリレーマラソン大会がありました。熊本地震の影響で5月の運動会を中止したことを受け、「ハーフマラソンに挑戦しよう」と初めて企画。中学部と高等部の生徒約120人が汗を流しました。
開会式では中学部3年の高松拓馬さんと高等部3年の小野航輝さんが「力を合わせてたすきをつなぎます」と宣誓。生徒10チームと保護者・職員の計11チームで、運動場一帯約500メートルを周回するコースで汗を流しました。生徒たちはそれぞれに精いっぱいの走りを見せ、仲間や保護者から大きな声援が送られていました。
齋藤純人校長と親交のある肥後銀行女子駅伝部の飛瀬貴子監督と池田絵里香選手もゲストランナーとして参加。一緒に走ったり、励ましたりして大会を盛り上げました。
⑤益城町に支援金贈呈!元ロアッソの北嶋氏と南選手
サッカーJ2ロアッソ熊本へのコーチ復帰が決まった北嶋秀朗氏と、J2横浜FCの南雄太選手が昨日20日、熊本県益城町役場を訪れ、2人が立ち上げたチャリティープロジェクトで得た支援金を、西村博則町長に贈りました。
2人は共にロアッソでプレーしていた2012年に起きた九州北部豪雨の被災地支援を目的に、「NORTH×SOUTH」プロジェクトを開始。Tシャツなどを販売した義援金を高森町などに贈る活動を継続してきました。4月の熊本地震直後には、衣類220着以上を被災地に贈りました。
南選手は「ロアッソに来た1年目は益城町でも練習していた」と振り返り、「息の長い支援を続けたい」と話しました。北嶋氏は「これからも復興の力になれるよう少しでも手助けできれば」と語りました。
目録を受け取った西村町長は「ロアッソの選手が頑張る姿に勇気づけられてきた。支援をありがとうございます」と謝意を述べました。町は支援金をスポーツ支援活動に役立てる方針。
⑥英国人サンタが西原村に登場!お菓子プレゼント
熊本地震で被災した西原村の子どもたちに笑顔を届けようと、英国から“サンタクロース”が17日、駆け付け、お菓子の入ったクリスマスプレゼントを手渡しました。
国内外で被災地支援活動を続けるNPO法人「愛の架け橋プロジェクト」理事長の下中明弘さん(56)=兵庫県丹波市=が、知人の英国人ピーター・コリン・キャセディーさん(70)=ロンドン在住=に頼んで実現しました。
ピーターさんは、高遊地区の子ども会のクリスマス会にサプライズゲストとして登場。「地震に負けずに頑張ってください」と声を掛けながら、菓子メーカーから寄付されたプレゼントを小学生ら約60人に贈りました。
下中さんは「世界中の人たちが応援しているということを知ってもらって、少しでも笑顔になってほしい」と話しました。18日も村内2カ所の子ども会に贈りました。
⑦地震で大破の大鳥居再建!熊本市の高橋稲荷神社
熊本地震で大破した熊本市西区の高橋稲荷神社は、境内の大鳥居1基を再建しました。19日の竣工式で、通り初めをしました。
竹内博宮司(52)は「神社は再建途中だが、正月の参拝客を新しい鳥居で迎えられて良かった」と話しています。
境内への入り口に大鳥居2基(高さ15メートルと12メートル)がありましたが、どちらも地震で傾きました。このため9月までに解体撤去しました。
再建したのはこのうち北側の1基。高さ10メートル、幅12.5メートルで、以前より一回り小さくなっています。もう1基の再建も検討していますが、時期は未定だそうです。
熊本地震では本殿と社務所の背後の斜面も崩落し、社務所が壊れました。現在は本殿付近の立ち入りを禁止し、復旧工事を進めています。本殿に参拝できるよう大みそかまでに仮復旧する予定です。
⑧阿蘇行きは上益城から!県「サザンルート利用を」
熊本地震により、阿蘇地方と熊本市方面を結ぶ国道57号や俵山トンネルの寸断が続く中、県上益城地域振興局は、御船町や宇城市から南阿蘇方面へ向かう「かみましき阿蘇観光サザンルート」の利用を呼び掛けています。渋滞が少なく、積雪や凍結の心配も比較的少ないそうです。
現在、国道57号の迂回路として最も利用が多い県道北外輪山大津線(通称ミルクロード)は渋滞が頻発。俵山バイパスを迂回して南阿蘇方面に向かう県道「グリーンロード南阿蘇」も15日には、凍結と積雪による事故で通行止めとなるなどしました。
一方、サザンルートは九州自動車道の御船インター(御船町)から国道445号~218号~265号を通って高森町まで約90分。松橋インター(宇城市)からでも、国道218号経由で約100分で到着します。
ミルクロードやグリーンロードを使う場合と比べて走行距離は長めですが、「これまで渋滞したことはほとんどなく、到着時間が狂わない。また、よほどの大雪でない限り通行止めの心配もない」と同振興局。沿線には観光スポットでもある石橋や、物産館、温泉施設なども点在し、同振興局は「寄り道しながら、スムーズで安心なドライブを楽しんでみては」と提案しています。
⑨九州新幹線、輸送1億人 部分開業から12年8カ月 2016年12月21日
JR九州が運行する九州新幹線の輸送人員が、今年10月末で1億人を突破したことが昨日20日、九州運輸局の統計で分かりました。2004年3月に新八代~鹿児島中央で部分開業してから12年8カ月。同社は10月25日に悲願の株式上場を果たしており、ほぼ同時期に達成したことになります。
部分開業した04年の輸送人員は339万6千人で、その後も年間400万人前後で推移。博多~鹿児島中央の全線開業は11年3月で、その年は東日本大震災の影響を受けながらも初の1千万人超えとなる1076万8千人を輸送。外国人観光客の増加もあり、15年には最高の1345万9千人を記録しました。
16年は熊本地震の影響で4月の輸送人員が前年から約3割落ち込みましたが、5月には回復し、10月までの累計で1億50万2千人となりました。
輸送人員の増加は、JR九州の鉄道運輸収入にも直結。部分開業後の04年度の1204億円から15年度は1501億円に増え、このうち新幹線は116億円から516億円に増えました。
⑩被災地産ユズ・カボチャずらり!西原村仮設店舗
今日21日は「冬至」。熊本地震の影響で仮設店舗で営業を続ける西原村の俵山交流館「萌の里」にも、地震後に育った村内産のユズやカボチャが並びました。
地震で不通となっている俵山バイパス沿いにある同館は、約4キロ西の県道沿いにプレハブの仮設店舗「復興市場 萌の里」を8月に開設し、営業を続けています。
店内には、農家が持ち込んだ新鮮なユズとカボチャがずらりと並び、黄色と緑色が鮮やか。村内の農地の地割れなどで、5月に植え付けを行うカボチャは特に影響が大きったため、出荷数は例年の約3分の1にとどまっているそうです。
それでも価格は1個300~400円と例年とほとんど変わっていません。熊本市東区山ノ神から来た下田冨美子さん(90)は「ユズ湯は毎年入ってますが、少しでも農家の役に立てればと買いに来ました」と笑顔で話していました。
⑪熊本市動植物園、一部再開へ!来年2月、土日祝に
4月の地震後、閉園中の熊本市動植物園について、大西一史市長は昨日20日の定例記者会見で、一部を来年2月25日に再開すると発表しました。当面は土日祝日の開園とし、一部公開の間は入園料を無料にします。大西市長は「来年度中を目指し、できるだけ早く(全面的に)再開したい」と話していました。
地震で園内の地面が隆起や沈下したり、亀裂が入ったりしたほか、猛獣舎にも被害が出たため、トラやライオンなどは県外の動物園に移送していました。
来年2月に再開するのは、比較的被害が少なかった園の南側にあるゾウやキリンなどの獣舎や花畑周辺、ヒツジやモルモットに触れる「動物ふれあい広場」など。同園にいる動物約150種類のうち、27種類が見られるそうです。
⑫ヤマセミ、「人吉市の鳥」に!新観光列車に合わせ
人吉市は、球磨川流域に生息する野鳥、ヤマセミを市の鳥に追加指定します。来年3月4日日から、JR九州が熊本~人吉間に新しい観光列車「かわせみ やませみ」を運行するのにあわせて、観光の活性化につなげる目的だそうです。
市は1972年にウグイスを市の鳥に指定しましたが、観光列車の名前が明らかになって以降、地元の野鳥愛好家や地域おこしグループが要望や陳情をしていました。市は来年1月中旬から市民の意見を聞いたり、専門家を招いて勉強会を開いたりして、運行開始までに告示して決定する方針。
新観光列車は水戸岡鋭治さんがデザインを手がけます。外観が青色の「かわせみ」と緑色の「やませみ」の2両編成。沿線の八代市と球磨村はカワセミをそれぞれ指定しています。
⑬落ちた巨石2400円で落札!
熊本地震で山から滑落して熊本県御船(みふね)町水越の作業道を塞いでいる石灰岩の巨石「風神(かざがみ)石」が昨晩20日夜、インターネットのオークションで2400円で落札されました。撤去作業の手伝いや破砕機の無償提供、寄付の申し出も多数寄せられ、オークション出品の目的だった巨石の撤去ができる見通しになりました。
出品を提案した復興支援団体「ふるさと発 復興会議~九州・熊本」(熊本市)議長の河井昌猛(まさたか)さん(43)によりますと、落札者からは入札期限だった昨晩20日夜までに連絡はありませんが、契約期限の23日まで待つそうです。河井さんは「多くのメディアで取り上げられ、深刻な被害状況を伝えることができた。水越地域の復興に息長く協力してくれる人が現れたらうれしい」と話しています。
巨石は高さ約4メートル、幅約3.2メートルで重さ100トン超。作業道を塞いだため、地元農家がその先にある栗山で作業ができなくなっていました。
2.ここ一週間の地震
2016/12/21 04:02 21日 03:55頃 鹿児島県薩摩地方 1
2016/12/21 00:30 21日 00:27頃 岩手県沖 1
2016/12/20 21:40 20日 21:37頃 沖縄本島近海 1
2016/12/20 14:52 20日 14:49頃 熊本県熊本地方 1
2016/12/20 14:06 20日 14:02頃 鹿児島湾 2
2016/12/20 01:45 20日 01:41頃 福島県沖 3
2016/12/19 16:25 19日 16:21頃 茨城県沖 2
2016/12/19 15:53 19日 15:48頃 父島近海 1
2016/12/19 05:15 19日 05:12頃 福島県沖 2
2016/12/19 00:05 19日 00:02頃 福島県沖 1
2016/12/18 21:54 18日 21:51頃 岐阜県飛騨地方 1
2016/12/18 17:56 18日 17:53頃 福島県沖 1
2016/12/18 17:00 18日 16:57頃 鳥取県中部 2
2016/12/18 16:59 18日 16:55頃 鳥取県中部 3
2016/12/18 13:17 18日 13:14頃 熊本県熊本地方 1
2016/12/18 12:02 18日 11:59頃 熊本県熊本地方 1
2016/12/18 07:55 18日 07:52頃 鳥取県中部 1
2016/12/18 07:48 18日 07:45頃 鳥取県中部 1
2016/12/18 07:04 18日 07:01頃 鳥取県中部 1
2016/12/18 06:47 18日 06:41頃 鳥取県中部 1
2016/12/17 22:07 17日 22:04頃 青森県東方沖 1
2016/12/17 12:23 17日 12:20頃 宮崎県南部山沿い 1
2016/12/17 09:31 17日 09:28頃 熊本県熊本地方 1
2016/12/16 19:41 16日 19:37頃 宮城県沖 1
2016/12/16 15:55 16日 15:52頃 福島県沖 1
2016/12/16 05:26 16日 05:23頃 和歌山県北部 1
2016/12/16 02:52 16日 02:49頃 福島県沖 1
2016/12/15 23:02 15日 22:59頃 茨城県沖 1
2016/12/15 19:21 15日 19:18頃 福島県沖 1
2016/12/15 14:31 15日 14:27頃 千葉県東方沖 2
2016/12/15 13:33 15日 13:30頃 熊本県熊本地方 1
2016/12/15 10:44 15日 10:41頃 岐阜県飛騨地方 1
2016/12/15 10:34 15日 10:31頃 鳥取県中部 1
2016/12/15 10:11 15日 10:07頃 福島県会津 1
2016/12/15 05:01 15日 04:58頃 福島県沖 1
2016/12/14 22:55 14日 22:51頃 福島県沖 1
2016/12/14 17:47 14日 17:42頃 留萌地方中北部 1
2016/12/14 16:59 14日 16:56頃 茨城県沖 1
2016/12/14 03:12 14日 03:09頃 鳥取県中部 1
(続く)