5月11日土曜日
皆様おはようございます。GW明けの生活はいかがですか?今日明日とお休みの方も多いのではないでしょうか?
今日は「ご当地キャラの日」「鵜飼開きの日」「麺の日」です。
まず「ご当地キャラの日」から。
なぜ5⽉11⽇が「ご当地キャラの⽇」なのかというと、5⽉11⽇という⽇付が「ご(5)当)(10)地(1)」という語呂合わせであることが由来となっています。
「ご当地キャラの⽇」については⼀般社団法⼈である⽇本ご当地キャラクター協会によって制定された記念⽇となります。
⽇本ご当地キャラクター協会によるとこの⽇を「地域の活性化を⽬指して、街を元気にするご当地キャラ同⼠がより連携を深めて、それぞれのご当地キャラを全国に発信する」ということが⽬的の記念⽇としています。
「ご当地キャラの⽇」の認知度がより⾼まることによって、毎年5⽉11⽇にイベントなどが開催されるようなキッカケになってほしいという願いも込められています。
特にくまもんなどのご当地キャラが注⽬されるようになってからは、全国で様々なご当地キャラが誕⽣しましたよね。
毎年のようにゆるキャラグランプリなども開催されていて、2016年のご当地ゆるキャラはなんと842体もエントリーされたそうです。
今後も地域の⼈を笑顔にして産業が活発化するようなご当地キャラがどんどん誕⽣していってほしいですね。
くまモンはご当地キャラの中でも知らない⼈はいないぐらい有名な熊本県のご当地キャラクターですよね。
しかし、熊本県⺠ですら意外とくまモンの名前の由来を知っている⼈は少ないのです。
くまモンという名前から「くまのモンスター」を略したものだと考えている⼈もいますが違います。
実はくまモンの名前の由来は熊本⼈を意味する「熊本者(くまもともん)」が由来となっているのです。
熊本県の⽅で使われている⽅⾔では「者」を「もの」ではなく「もん」と発⾳することから「熊本者」は「くまもともん」となり、略したものが「くまモン」になるというわけですね。
しかも、くまモンは熊本県のキャラクターであるのにも関わらず、実は熊本県には熊は⽣息していないそうです。
あまり考えたくはないですが、イベントなどに登場するくまモンには当然ですが「中の⼈」が存在しています。
実は過去にくまモンの中の⼈の仕事がハローワークで募集され、話題を集めたことがあります。
くまモンの中の⼈の仕事が募集されたのは2012年のことであり、⽉給16万円という内容で募集されました。
業務内容はイベントでくまモンの中の⼈をするだけではなく、それ以外の時間は事務作業なども⾏なうといった内容でした。
⼀応は熊本県の職員という肩書ではありますが、あくまで⾮正規社員としての採⽤だったそうです。
⼦供から⼤⼈までみんなを笑顔にする職業といえば聞こえはいいですが、なかなか過酷そうな業務ですよね。
*皆様はどの「ご当地キャラ」がお好きですか?僕は埼玉県深谷市の「ふっかちゃん」がお気に入りです。
次に「鵜飼開きの日」について。
なぜ5⽉11⽇が「鵜飼開きの⽇」なのかというと、岐⾩県⻑良川の鵜飼は5⽉11⽇から始まることが由来となっています。
「鵜飼」と聞いてもあまりピンとくる⼈がいないかもしれませんね。
「鵜飼」とは⽇本では古くから伝わる漁の⽅法なんです。
漁師が夜に船を出して船上から松明の光でアユを引き寄せます。
そこで漁師が飼いならした鵜を操って集まってきたアユを獲る漁となっています。
鵜飼は5⽉11⽇に始まってからは満⽉の夜以外は10⽉15⽇まで毎⽇⾏なわれるそうです。
⽇本の古くから伝わる漁という事を説明しましたが、なんとその歴史は1300年にもなります。
昔は織⽥信⻑や徳川家康などの戦国武将や、松尾芭蕉やチャップリンなどにも鵜飼が愛されていました。
⻑良川の鵜匠については「宮内庁式部職鵜匠」という正式な職名があり、その技術は脈々と受け継がれているのです。
皆さんは「トリ⽬」という⾔葉を聞いた事がありますか︖
「トリ⽬」といえば、夜になった時に⽬が⾒えづらくなる現象を指す⾔葉ですよね。
しかし、⿃であっても⼈間であっても暗闇の中では⽬が⾒えづらくなるという点においては共通していますよね。
それにもかかわらず「トリ⽬」と呼ばれるのは、とある⿃が由来となっているからなのです。
その⿃とは「鶏」のことです。
鶏といえば朝早くに「コケコッコー︕」と鳴いて早起きし、夜は⽇が沈んでくるとすぐに寝てしまうのです。
以上のことから鶏は特に夜に⽬が効かないことで「トリ⽬」という⾔葉が誕⽣したとされています。
そもそも「トリ⽬」というと、⿃類全体が夜に⽬が⾒えてないように聞こえてしまいますが、むしろ夜の暗い時に⼈間よりも⽬が⾒えている⿃が多いのです。
特に夜⾏性の⿃はむしろ昼には巣⽳で眠っていて夜に⾏動するので、⼈間よりもよっぽど⽬が⾒えています。
普段から⿃を⾒ていると特徴的な動きをしている⿃を⾒たことがありませんか︖
それは「歩く時に⾸を前後に動かしている」といった動作ですよね。
カラスなどはこれに該当しませんが、鶏やハトなどはこの特徴的な歩き⽅をします。
これは周囲を⾒渡すためにあの動きをしているんですね。
鶏などの⿃は眼球を動かす事ができないため、⼈間のように眼球だけを動かして何かを追うことはできないのです。
この眼球を動かすことができないという⽋点をカバーするために、⾸を前後に動かすといった特徴的な歩き⽅になっているのでした。
*皆様は「鵜飼」をご覧になったことありますか?なんとなく「残酷」に見えるのは僕だけでしょうか?
最後に「麺の日」について。
なぜ毎⽉11⽇が「麺の⽇」なのかというと、11⽇という⽇付の並びが細⻑い麺のように⾒えることが由来となっています。
また、11⽉11⽇については「1111」と麺に似た「1」という数字がたくさん並ぶことから、麺の⽇の中でも中⼼的な記念⽇となっているようです。
「麺の⽇」については全国製麺協同組合連合会によって1999年に制定された記念⽇となります。
全国製麺協同組合連合会によるとこの⽇を「1年間を通して麺類への関⼼を持ってもらう」ということを⽬的とした記念⽇としています。
⽇本は基本的には⽶⾷が⾷⽂化となっていますが、麺類の消費もとても多く、そばやうどん、ラーメン、パスタ、など多種多様な麺類を⾷べていますよね。
スーパーやコンビニではインスタント⾷品やカップ麺のコーナーがとても充実していますし、値段も安く早く作れることから⼀⼈暮らしの時に重宝したという⼈も多いのではないでしょうか。
2000年代からはコンビニやスーパーなどの各社が冷凍⾷品の開発に⼒を注いだ結果、冷凍⾷品の麺類でもまるでお店で出てくるような美味しいものが⾷べられるようになりました。
普段はあまり麺類を⼝にしないという⼈も毎⽉11⽇の「麺の⽇」にはぜひ麺類を買って⾷べてみてくださいね。
麺が太いうどんや本格的なラーメンなどのカップ麺を除けば、ほとんどのカップ麺のお湯を⼊れてからの待ち時間は3分に設定されていますよね。
実は現在の科学⼒をもってすれば、より短い待ち時間で済むカップ麺を開発することは容易なんです。
あえて待ち時間を3分に設定しているのにはいくつか理由があり、⼀つ⽬は3分という待ち時間によって絶妙な空腹具合が訪れるためなんです。
⼈は待たされれば待たされるほど早く⾷べたくてウズウズする性質を持っていることから、最⾼にお腹が空いて「⾷べるぞ︕」という気分になったタイミングで⾷べてもらうように、あえて3分時間設定をしたのです。
また、1分でカップ麺が出来上がってしまうとスープの温度が熱すぎて⽕傷する可能性が増えるため、ほどよく冷ますために3分という時間が設定されています。
かなり珍しいですが、筆写⾃⾝も1分で出来上がるカップ焼きそばなどを⾒かけたことがあるので、時間設定が短めのカップ麺が売られていないということは無いようです。
⽇本の⾷⽂化ではラーメンやそばなどの麺類をすする時に「ズズズ」と⾳をたてて⾷べるのは当たり前になっていますよね。
⼈によってははしたないと感じるかもしれませんが、実は麺類は⾳をたててすすって⾷べた⽅が美味しく感じられるのです。
理由はいくつかありますが、まずは麺が汁によく絡むことが挙げられます。
とあるテレビ番組の企画で同量のスープのラーメンをすすって⾷べるのとすすらないで⾷べるので⽐較してみたところ、⾳をたててすすった⽅のスープの⽅が少なくなっていました。
また、⾳を⽴ててすすることによって空気も⼀緒に吸い込むことになるため、⾹りが広がり⿐から抜けて美味しく感じられるそうです。
味とは関係がなくなりますが、空気と⼀緒に麺を⾷べることによって、冷たい空気と熱い麺が⼝の中に⼊るため、⽕傷を防⽌する効果も期待できます。
しかし、外国⼈や⼀部の⼈からすると不快な⾳と感じてしまう場合もあるので、存分に⾳をたててすすりたい場合は家でする⽅が良いかもしれません。
*皆様は「麺」お好きですか?おいしいと言われているラーメン屋に数時間並んでも食べる派ですか?僕はとても並べませんね。ラーメンにかける熱意。凄いと思います。
週末も宜しくお願いいたします。
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