カレーラーメンの日・拾得物の日・プリンの日「今日は何の日・4月25日」

4月25日木曜日

皆様おはようございます。新卒の方は本日が「初給与日」でしょうか?おめでとうございます!

今日は「カレーラーメンの日」「拾得物の日」「プリンの日」です。

まず「カレーラーメンの日」から。

なぜ4月25日が「カレーラーメンの日」なのかというと、4月25日が「室蘭カレーラーメン」ブランド化支援事業実行委員会が設立された日である事が由来となっています。
そもそもカレーラーメンって食べたことはありますか?
カップラーメンで食べたことはあると思いますが、人によってはカレーラーメンを出しているお店があるなんて聞いたこともない人が多いかもしれません。
カレーラーメンは人口が10万人ほどの室蘭市で誕生しました。
室蘭は北海道の南西部にある都市のことですね。
北海道といえばラーメンが有名ですが、この北海道のちぢれ麺とカレーを合体することによって、室蘭のご当地グルメであるカレーラーメンが誕生することとなりました。
実は筆者も北海道の出身ですが室蘭のカレーラーメンを食べたことがなく、ちらっとテレビで見たことがある程度でした。
もし室蘭に立ち寄る機会があったらぜひカレーラーメンを食べてみてくださいね!


日本で初めてラーメンを食べた人物は、時代劇でお馴染みの水戸黄門である徳川光圀だったって知っていますか?
日本にラーメンが伝わってラーメンが庶民的な食べ物になったのは明治維新後であり、明治時代の初期のころでした。
しかしその200年ほど前にすでに徳川光圀が食べていたんですね!
徳川光圀が儒学者である朱舜水を招待した際に、朱舜水の自国の料理であるラーメンが振舞われたそうで、これが日本で最初に食べられたラーメンだとされています。
その後、徳川光圀はラーメンの作り方を教わってラーメンを作り、家臣に振る舞った事もあるそうで、「日乗上人日記」という資料にもその内容が残っています。
しかし、ラーメンが庶民の間で広まる事はなく、ラーメンが一般庶民に認知されるまでにはそれから更に200年の歳月がかかることとなりました。
ラーメンが庶民的な食べ物になったきっかけは、明治維新で開国された横浜などの港町に中国人 街ができたことで、中華料理店でラーメンがメニューに並んだことだとされています。

 

夏ごろになると冷やし中華の季節となって、食欲がない時でも手軽に食べられていいですよね。
冷やし中華という食べ物が誕生したのは意外に古く、1952年のことでした。
発祥となったのは山形県にある栄屋本店というお店の「冷やしラーメン」というメニューだとされています。
栄屋本店の常連だった客が店主に冷たいそばがあるのだから、冷たい中華そばがあってもいいんじゃないかと相談したことがきっかけとして、店主が冷やし中華の提供を始めたそうです。
冷やし中華を完成させるためには1年間もかかったそうで、単純にラーメンを冷やすだけでは油分などが固まってしまいまずくなってしまうため、現在のさっぱりとした味にするためにかなりの試行錯誤がありました。
ラーメンの本場の中国にも冷やし中華と似た食べ物はありますが、やはり日本で独自に進化を遂げた冷やし中華とは根本的に違う食べ物のようです。

*皆様は「カレーラーメン」召し上がったことありますか?なかなか美味ですよ!

次に「拾得物の日」について。

なぜ4月25日が「拾得物の日」なのかというと、1980年4月25日に東京都中央区銀座で一般人が1億円を拾った事件が発生したことに由来しています。
この日、一般人のとある男性が東京都中央区銀座3丁目を偶然通りかかったところ、風呂敷に包まれた現金1億円を発見しました。
1億円を持ち去る事も可能ですが男性はきちんと警察に届け出ました。
しかし、落とし主が現れなかったために当時の法律に基づいて1億円の所有権が拾い主である男性へと移りました。
所得税によって3400万円は差し引かれることとなりましたが、6600万円を手にすることができたのです。
この大金を手にするのはそれ相応のリスクがあり、電話や手紙、または脅迫なども受けていたため、受取当日は防弾チョッキを装備していたそうです。
その後、拾ったお金の使い道はマンションの購入に充てられたそうで、一億円拾得事件をきっかけにしてテレビ出演する機会もありました。
例え1億円を拾ったとしても筆者の場合は怖気づいて見なかったフリをしてしまうかもしれません・・・

落とし物として警察に現金が届けられることがありますが、その落とし物の現金の額が景気によって左右されている可能性があるって知っていますか?
東京都内での話になりますが、2016年の落とし物の現金の総額は約36億7千万円だったそうで、これは統計を取り始めてから過去最多となったそうです。
2017年現在では徐々に景気が回復していると言われていますよね。
ちなみにそれ以前の現金の落とし物の最高額は日本がバブル経済を迎えていたころの1990年であり約35億円でした。
逆に現金の落とし物の総額が最も低かったのは2009年の約25億円だったそうです。
2009年はリーマンショックの直後であることから、日本の景気が最悪だった時代と同時に現金の落とし物の総額も減っていたのでした。
そして、リーマンショックから景気が回復していき、その後の7年間は連続で落とし物の現金の総額が増加していくこととなりました。
このように、景気が上向くことによって現金の落とし物の総額も比例して増えている可能性があることがわかりますよね。

所得があった場合にはもちろん所得税が発生するのはご存じですよね。
普通の会社員であれば年末調整などの処理は会社の経理が担当しているかと思います。
拾ったお金に関しても「一時所得」と呼ばれるものに当たり、課税対象となってしまうのです。
給与所得であれば会社で年末調整の処理を行ってくれますが、一時所得については会社の年末調整で処理することができません。
つまりは自分で確定申告が必要になるというわけですね。
自営業や副業を行なっている人は確定申告はなれているかと思いますが、自分で確定申告するのってなかなか大変そうですよね。
しかし、確定申告をしなかった場合は脱税となってしまうので注意してください。

*皆様は「物を落とした」ことがありますか?僕は定期券を落とし諦めていましたが電話が来て無事に駅に届いていたことがありました。「お礼をしたい」と申し出たのですが名前を告げてくれなかったそうです。

最後に「プリンの日」について。

なぜ毎月25日が「プリンの日」なのかというと、プリンを食べると思わずニッコリすることから「ニッコリ(25)」の語呂合わせであることが由来となっています。
「プリンの日」については岡山県岡山市のオハヨー乳業株式会社によって制定された記念日となります。
オハヨー乳業株式会社は牛乳や乳飲料であったり、ヨーグルトなどの乳製品の製造・販売を行っている企業として有名ですよね。
現在の日本で食べられているプリンはいわゆるカスタードプディングと呼ばれるものであり、デザートとして食べられていますよね。
しかし、元々プリンとは船乗りの非常食として食べられていた歴史のある食べ物なんです。
昔は冷蔵庫などがなく食べ物の長期の保存が難しかったため、余った肉片や野菜などを卵液と混ぜて蒸し焼きにして保存のきく食べ物にしていたのです。
日本風にいえば茶碗蒸しですが、これが現在食べられているプリンの原型となり、後に甘い味のカスタードプディングとして日本に伝来したのでした。

プリンといえば甘くて苦いカラメルソースがかけられていることが多いですよね。
お店などで食べるプリンはカラメルソースがプリンの上からかけられていますが、市販の容器に入ったプリンはカラメルが底に入れられています。
実は容器の底にカラメルソースが敷いてあるのにはちゃんとした理由があるそうなんです。
市販のゼリーなどの蓋を剥がす時に、ゼリーの汁が飛び散ったという経験をしたことがありませんか?
プリンは容器の蓋を剥がした時にカラメルソースが飛び散ってしまわないように、あえてプリンの底にカラメルソースを敷くようにしたそうです。
製造段階では蒸す前にプリン液を先に入れてカラメルソースを上に注入するそうですが、カラメルソースの方が比重が重いため、蒸す段階で容器の底へと移動していくようになっています。

市販で売られているお手頃価格のプリンの中でも、プッチンプリンは一番有名といっても過言ではないですよね。
誰もが一度は口にしたことがあるであろうプッチンプリンですが、実は厳密にはプリンではないってご存知でしたか?
そもそもプリンとは卵と牛乳と砂糖などを混ぜ合わせて、それを蒸して熱を加えて固めるのが正式なレシピとなっています。
しかし、プッチンプリンはというと蒸されて作られている訳ではなく、実は寒天などを使って冷やして固めて作っているんですね。
そのため、冷やして固めるプッチンプリンはどちらかというとプリンというよりは、限りなくゼリーに近い食べ物なんです。
寒天を使って固めてるもの以外にも、ゼラチンなどを使って作られているものについてもプリンというよりはゼリーなんですよね。


*皆様は「プリン」お好きですか?美味しいですよね!

本日もよろしくお願いいたします。

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