ザメンホフの日・年賀状引受開始日・観光バス記念日「今日は何の日・12月15日」

12月15日日曜日

皆様おはようございます。体調は万全ですか?うがい、手洗い、消毒を欠かさずになさっていますか?

今日は「ザメンホフの日」「年賀はがき引受開始日」「観光バス記念日」です。

まず「ザメンホフの日」から。

なぜ12月15日が「ザメンホフの日」なのかというと、1859年12月15日がルドヴィコ・ザメンホフの誕生日であることが由来となっています。
「ザメンホフ」という人物についてはあまり耳馴染みが無いかもしれませんが、国際語のエスペラント考案した人物だとされています。
「ザメンホフの日」には世界各地でエスペラント使用者がザメンホフ祭(Zamenhofa Festo)などの催しを開いています。
現在の世界の公用語といえば「英語」となっていますが、世界でも日本は特に英語を苦手としている国なんですね。
もちろん日本人以外にも英語が喋れないという外国人がたくさん存在しており、全世界の人が共通で扱える言語とは言い難いでしょう。
そこで考案されたのが「エスペラント」という言語であり、母国語という概念ではなく、世界中の人間が共通して喋れる言語として誕生しました。
エスペラントを話す人は「エスペランティスト」と呼ばれており、現在では世界に約100万人存在しているそうです。

日本語も漢字を使っていることから、漢字さえ読めれば意味がわかる中国語が多いですよね。
しかし、中国語には日本語と共通の漢字を使っていたとしても、全く違う意味の単語が存在するのです。
例えば日本語で「愛人」と言えば「情婦・情夫」という意味になりますが、中国では正式な配偶者の事を意味します。
似たような単語では「老婆」という言葉についても中国語では「妻」という意味になり、例え20代だったとしても妻は「老婆」となります。
また「手紙」という単語は中国語で「トイレットペーパー」という意味になることから、中国では通じません。
最新の研究では、日本と中国で同じ意味の言葉は84%でありますが、同形異義語も2%あるため注意が必要です。

英語は義務教育である程度は習いますが、勉強してもなかなか読み書きできるようにはなりませんよね。
それでは日本人にとって最も習得しやすい言語はというと、実は韓国語だってご存じでしたか?
ハングル文字はかなり独特な見た目をしていることからとっつきにくそうに見えますよね。
しかし、母音が10種類と子音が14種類であることから、文字は24種類しかないのです。
その24種類さえ覚えてしまえば、母音と子音を組み合わせることによってハングル文字が読めるようになるのです。
また、文法についても日本語と韓国語で共通している部分も多く、日本人にとっては習得しやすい言語といえます。

*僕が小学生の時「世界の共通語をエスペラント語に」という動きが盛んになりましたが結局「英語」になりましたね。今は世界最大の国は中国、もう少しするとインドに代わりますので、今後は「英語」「中国語」「ヒンドゥー語」が世界共通語になるでしょうね。

次に「年賀はがき引受開始日」について。

皆さんは年賀状を毎年出しているでしょうか?
最近はパソコンやスマホが急速に普及していった結果、メールなどで新年の挨拶を済ませる人が増えていますよね。
年末から年明けにかけてはパソコンやスマホを使ってメールを送る人が多いこともあり、通信制限が行なわれることもあります。
長い間連絡を取っていない友人などがいる場合には、なんとなく連絡するのが億劫だったりしますよね。
年賀状を出すことによってその人との繋がりが続きますし、年賀状を出したことによってその人とまた会う機会も出来るかもしれません。
年賀状だけではなく最近では手紙を出すという文化もすっかりなくなってきていて、文通という言葉も死語になりつつあります。
年賀状の引受は12月25日までやっていますし、出す地域によっては12月29日ぐらいまでは元旦に到着することもありますので、ぜひ年賀状を出してみてくださいね。


生まれたころから当たり前のように存在している年賀状の文化ですが、そもそもいつから年賀状があったか知っていますか?
年始に手紙を使って挨拶をするという文化については、既に平安時代に存在していました。
しかし、当時は遠方に手紙を出すのにも一苦労のため、年始の挨拶を手紙でするのはごく一部の人だけでした。
年賀状が始まったのは江戸時代のことであり、飛脚を使って年始の挨拶を行ったのがきっかけでした。
飛脚を雇うのにもお金がかかってしまいますし、江戸時代の年賀状は裕福な武士や商人だけの文化だったそうです。
年賀状が庶民的なものになったのは明治時代になってからのことであり、1873年には安くはがきが買えるようになりました。
その後、郵便が発達していくのにつれて、1906年には12月に年賀状を出すことによって、年始には年賀状が届くようになったのです。

年賀状にも実は様々なマナーがあるんです。
代表的なものは「句読点を使ってはいけない」「ボールペンを使ってはいけない」などのマナーです。
年賀状は古来の文通が由来となっていますが、その頃の手紙には句読点を使わなかったことから、年賀状も句読点を使わないのがマナーとなっています。
また、年賀状に書く文字は太く力強いものが良いとされていることと、事務的な手紙に見えてしまうことから、ボールペンは使わないことがマナーです。
その他にも「病」「破」「絶」「衰」などの忌み言葉を使ってはいけない、「新年明けまして」のような重複表現を使ってはいけないなどのマナーもあります。
目上の人に対しても「迎春」「賀正」と二文字の言葉を使うのは失礼にあたり、きちんと「謹賀新年」「謹賀新春」などの言葉を使わなければなりません。
年賀状をこれから書く際にはぜひ参考にしてくださいね。


*皆様はもう「年賀状」を書きましたか。最近はSNSでの「あけおめ」が多いのですが、やはり年賀状はいいものですね。

最後に「観光バス記念日」について。

なぜ12月15日が「観光バス記念日」なのかというと、1925(大正14)年12月15日に東京乗合自動車により日本初の定期観光バスである「ユーランバス」の運行が開始されたことが由来となっています。
「ユーランバス」の運行ルートは皇居前から銀座へ行き、上野へと向かうルートになっていました。
大正時代から観光バスが存在していたなんて少し驚きですよね。
当初はまだ馬車であったり人力車が主流だったため、いまいちバスの利点が広まっていませんでした。
しかし、1923年の関東大震災が起きたことをきっかけにしてバスの利点が改めて見直されることとなって、バスが徐々に庶民の足として普及していき、1925年には観光バスが登場することになったのでした。
現在は「ハトバス」が有名な観光バスになっていますが、大正時代から昭和時初期にかけての観光といえば「ユーランバス」が有名でったそうです。
当時は現在のように街中に娯楽が溢れている訳ではなかったので、この「ユーランバス」と呼ばれる観光バスは庶民の間でとても好評だったそうです。
庶民の娯楽として長く楽しまれていた「ユーランバス」でしたが、戦争が始まったことが影響して、1940(昭和15)年9月18日には運行が終了してしまいました。

現在は通勤や通学だったり、観光や旅行など様々な用途で庶民の足となっているバスですが、世界に初めて登場したバスはどのようなものだったかは知っていますか?
世界で一番最初にバスが登場したのは、中世ヨーロッパの時代でありフランスのパリだったとされています。
当時のバスは当然エンジンなどが存在したわけではないので馬車でした。
これは1660年代にルイ14世の命令によって作られた8人乗りのバスだったそうで、運行が開始されたころは庶民や老人や病人の足として実際に活躍をしていました。
しかし、これが貴族たちの目に入るようになって、このバスを貴族たちが乗り込むようになって独占するようになりました。
そのことから庶民たちはバスを使わないようになって世界初のバスは運行が中止されてしまったそうです。
時代は進んで1827年には18人乗りの「乗合馬車」が登場し、その馬車は「アントルプリーズ・ジェネラール・デゾムニュビス」と名付けられていました。
乗り物名の名前自体に「公共の乗り物」という意味がありましたが、この「デゾムニュビス」が省略されて「バス」となったのが語源だとされています。

バスで通勤や通学をしている人にとっては、通勤ラッシュのバス内は地獄のような時間ですよね。
無理やり人を詰め込んでぎゅうぎゅうになった状態で運行しているバスを見かける事は珍しくもないことですが、そもそもあれだけ人を乗せて走っていたら定員オーバーなのではないかと考えてしまいますよね。
しかし、路線バスが定員オーバーになることはありえないそうです。
路線バスには「サービス定員」という考え方が適用されているため、通常の運行に支障がない程度なら、座席数やつり革よりも多い人数を乗車させても問題はないそうです。
バスのサイズによっても前後しますが、路線バスのサービス定員についてはは70~80人に設定されています。
実際に路線バスにどれだけ人を乗せられるか検証したところ、どれだけ詰め込んで乗せても60人 を超えることはほとんどないそうなので、サービス定員をオーバーすることもあり得ないそうです。

*コロナで低迷していた「観光バス」も少しは上向きなようです。「いちご狩り」や「房総を一日で巡る」とか様々なコースがありますね。皆様はご利用していますか?

本日「日曜日」もよろしくお願いいたします。

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