12月20日水曜日
皆様おはようございます。体調はGOODですか?うがい、手洗い、消毒は欠かさずになさっていますか?
今日は「デパート開業の日」「ブリの日」「シーラカンスの日」です。
まず「デパート開業の日」から。
なぜ12月20日が「デパート開業の日」なのかというと、1904(明治37)年12月20日に東京・日本橋の三井呉服店が三越呉服店と改称し、日本で初めてのデパート形式での営業を開始したことが由来となっています。
実際には12月21日が営業開始日だったそうですが、顧客向けに開業を告知した「デパートメントストア宣言」と呼ばれる文書を送付したのが12月20日だったことから、12月20日が「デパート開業の日」として記念日となっています。
日本のデパートの歴史は1904年から始まりましたが、世界のデパートの歴史はもっと古く、1852年には誕生していました。
世界初のデパートはフランスのパリにあったボン・マルシェ百貨店だとされています。
ボン・マルシェ百貨店についても元々は織物類を取り扱う店舗だったそうですが、様々な商品を扱う店舗として発展してデパートとなったそうです。
デパートというものが現れたのは産業革命の影響によるものとされていて、産業革命が起きたことによって市場主義が発達し、様々な商品が市中に大量に流通するようになったことが要因でした。
このことから、市中に出回る様々な商品を一括して扱うお店としてデパートという施設が登場したのです。
外で雨が降っている時にデパートなどで買い物をしていると、デパートの店員さんは買った商品に親切に雨避けのためのカバーをかけてくれますよね。
とてもありがたいサービスなのですが、そもそもずっとデパート館内にいる店員さんがどのようにして外で雨が降っていることを知るのでしょうか。
雨が降りそうな時には傘を持ち歩いている人もいますが、そもそも傘を持っているだけでは実際に外で雨が降っているかどうかまでは判断できないですよね。
実は、デパートや商業施設などでは、店員さんに雨が降っていることが伝わるように、雨が降り始めた時のためのBGMを用意しているのです。
その特定のBGMが流れ始めたら外では雨が降り始めたものだと判断して、お客さんに対して雨 が降っている時のサービスをするんですね。
雨に関するBGMはデパートによって様々な曲が採用されているようです。
ほとんどのデパートでは入ってすぐの1階に化粧品売り場が集中していますよね。
正直デパートに買い物に来た人の中で化粧品を買う人はそこまで多くはないはずなのに、どうしてどのデパートも1階に化粧品売り場を設けているのでしょうか。
例えば、デパートの上の階層に化粧品売り場があったとします。
すると、化粧品の強い匂いは空気の重さと共に下の階へ行き、デパート中へと行きわたってしまうのです。
人によっては化粧品の匂いで具合が悪くなってしまう人もいるでしょう。
匂いによって不快にさせる事のないよう、一番通気性の良くなるべく下の階層である1階に化粧品売り場が配置されているのです。
化粧品の匂いが苦手な人にとってはとてもありがたい配慮ですね。
*一時期コロナでデパートも倒産の危機に追い込まれましたが、ここにきて回復しているのでしょうか?
次に「ブリの日」について。
なぜ12月20日が「ブリの日」なのかというと、ブリを漢字で書くと「魚+師=鰤」となることから12月の師走とかけて、20日は「ぶ(2)り(0=輪)」の語呂合わせであることが由来となっています。
「寒ブリ」という言葉もあるとおり、冬にはブリに脂がのって美味しくなるため、ブリの旬は冬となっています。
この時期には寿司屋などでも美味しいブリが食べられることから是非ともブリを注文してみてくださいね。
しかし、最近では夏にも美味しいブリが食べられるようになっているのは知っていますか?
一般的にはブリが夏に産卵期を迎えることから夏は味が落ちてしまうしまうのです。
そのことから夏にも美味しく味わえるような「黒瀬ブリ」と呼ばれるブリが登場しました。
黒瀬ブリは宮崎県の串間市の沖合3キロのところにいけすを設置し、その中で育てられています。
このいけすは自由に浮かせたり沈めたりすることが出来るため、普段はいけすを沈めておいて天候の影響などを与えないようにして、魚のストレスを軽減するようにしています。
また、餌にもこだわりがあってブリの成長にあわせて餌の配合を変えることによって、品質の良いブリを育てています。
黒瀬ブリは通常のブリと違って意図的に産卵期もずらされているため、夏の出荷時期に味が落ちることもなく市場に出回っているのです。
夏に黒瀬ブリを見かけたらぜひ味わってみてくださいね。
「出世魚」と呼ばれる言葉があるとおり、成長する事によって名前が変わる魚がいますよね。
ブリについては出世魚の中でも特に名前が多く、地方によってもその呼び方が様々にあることは知っていましたか?
関東ではブリは「ワカナゴ→ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ」という順番で成長していきます。
しかし、関西では全く違う名前になっていて「モジャコ→ツバス→ハマチ→メジロ→ブリ」というように呼び方が変わっていきます。
更に東北でも呼び方が異なっていて「アオッコ→ショッコ→ワラサ→ブリ」というように呼び方 が変わります。
他にここまで地域によって呼び方が変わる「出世魚」は存在しておらず、大変珍しい魚であることがわかりますよね。
ブリの種類で、「キブリ」と「アオブリ」というのを聞いたことはあるでしょうか。
実は呼び方が違うだけで、どちらも同じ種類なのです。
では何が違うのでしょうか。
ブリは海の中を長距離移動する回遊魚ですが、キブリとアオブリではそこに違いがありました。
アオブリは回遊魚らしく海を長距離泳ぎ回ります。
エサを求めて泳ぎ回っている為、しっかりと肥えて、身の肉付きが良いのが特徴です。
一方キブリは、九州などの南海域に棲みついてアオブリのように回遊しないのです。
その為、頭部が大きく、体は痩せています。
つまり、同じ種類なのに回遊するかしないかで呼び方が変わっているのでした。
キブリは回遊しないので回遊魚とは呼び難いかもしれませんね。
*ブリは用途が多く、美味しいですよね?皆様は今年もう「ブリ」を召し上がりましたか?
最後に「シーラカンスの日」について。
なぜ12月20日が「シーラカンスの日」なのかというと、1952年12月20日にアフリカ・マダガスカル島沖でシーラカンスが捕獲され、学術調査が行われたことが由来となっています。
1938年に南アフリカで捕獲されて生存は確認されていましたが、学術調査が行なわれたのはこれが初めてのことでした。
これより以前は、シーラカンスは7500万年前に絶滅したものだと考えられていたのです。
この日に行われた調査によって無事にシーラカンスを捕獲する事に成功されたことから、化石でしか確認できなかったものが復活するという、まさに「生きた化石」が発見された瞬間となりました。
シーラカンスは地球の歴史の中でもかなり昔から存在していた生き物であり、最古の化石は3億6500年前のものが出土しているため、少なくとも3億6500年以上前には存在していたことになりますよね。
人類も最初は四足歩行だったものが二足歩行になったように、普通の生き物はここまで長く生きていると多種多様な進化を遂げるものです。
そのため、ここまで昔の姿を保ったまま生存してきたシーラカンスはとても珍しい生き物なんですね。
シーラカンスは様々な面で珍し生き物なのですが、その寿命の長さもとても長く、驚くほど長生きする生き物なのです。
なんとその寿命は人間よりも長く100年以上も生きるとされているのです。
コモロの近海で見つかったシーラカンスの群れを21年間研究したところ、300~400匹も固体がいるはずなのに、未成熟の固体は1匹も見つからなかったそうです。
そして、その数がなかなか減ることはなく、1年間で3~4匹しか固体が減る事はありませんでした。
しかも、この減ってしまった個体の分、若い成体がどこからともなく現れてその数を保っていたんです。
このことからシーラカンスの寿命を試算してみたところ、なんとシーラカンスの寿命は約103年だということかわかったのです。
日本人は普段から魚をたくさん食べていますし、日本人の血が騒ぐのか、シーラカンスは食べたらどんな味がするのか気になりませんか?
シーラカンスはとても貴重な魚であって、食材にしてしまうなんてとんでもない話ですよね。
しかし、実は世界にはシーラカンスを食べた人の記録が残っているのです。
一時期ではありますが、マダガスカル島付近ではシーラカンスが数多く発見される時期があったため、好奇心からかシーラカンスを食べた人がいるのです。
残っている記録によると「シーラカンスの味は全くなく、世界一不味い魚」だとされているそうです。
そもそも見た目自体がそんなに美味しくなさそうですが、味も見た目通りにあまり美味しくなかったんですね。
*「生きた化石」シーラカンス。不思議な生き物ですね。よく生きてこられましたね。皆様はご覧なったことはありますか?
本日もよろしくお願いいたします。
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2020年3月29日夕方『新コロナは中国が意図的に作った菌』と書いたら『5,000本』あった記事を全部消されましたので『ゼロ』からID(アドレス)を作り直しました。『私のブログに登録』してくださった皆様には大変ご迷惑をおかけしました。改めてよろしくお願い申し上げます。
『3・11』の時『東日本震災の真実』を書いた時もブログ10,000本を民主党政権に抹殺されました。
これからも負けずに書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
*今日の記念日は他にもあります。
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