8月3日土曜日
皆様おはようございます。毎日暑いですね?無理していませんか?水分補給は充分ですか?エアコンを使っていますか?
今日は「ハサミの日」「はちみつの日」「ハモの日」です。
まず「ハサミの日」から。
なぜ8月3日が「ハサミの日」なのかというと、八(は)三(さ・み)で「はさみ」という語呂合わせが由来となっています。
「ハサミの日」については美容家で山野学苑創設者の山野愛子が「針供養」に倣って「ハサミ供養」を提唱し1978年から実施している記念日となります。
この日には使えなくなったハサミの供養が行なわれるそうです。
ハサミ供養について調べてみましたが、2016年には東京芝の増上寺でハサミ供養が行なわれたそうです。
ハサミ供養は「山野学苑」が事務局となって開催されているそうで、この日には美容関係者だけではなく、たくさんの人が参加をして賑わいを見せました。
ハサミはどの家庭にとっても生活に欠かせないアイテムですよね。
ハサミが壊れることはなかなかありませんが、長年使い続けたハサミが壊れて使えなくなってしまってもそのまま捨てるのは忍びない
という人がいるのではないでしょうか。
関東圏にお住まいの方はぜひハサミ供養に参加してみてはいかがでしょうか。
ハサミをずっと使い続けていると当然ですが切れ味が落ちてきてしまいますよね。
これはハサミが様々な物を切ってきたがために汚れてしまっていることだったり、またはハサミが錆びてきてしまっているためなんですね。
実はそんなハサミの切れ味を簡単に復活させてしまう方法があるんですがご存じですか?
その方法は切れ味の悪くなったハサミで重ねたアルミホイルを切るという方法です。
アルミホイルを切り終わったらそのハサミで別の物を切ってみて欲しいんですが、アルミホイルを切った前よりも切れ味が復活しているはずです。
これはアルミホイルを切った際に、アルミホイルの細かい粒子が刃こぼれしたハサミの刃を修復してくれるため切れ味が復活しているんですね。
切れ味の悪くなったハサミをお持ちだという人はぜひ試してみてください。
しかし、完全に新品のような切れ味に戻るわけではなく、さらに切れ味が長時間持続するわけではないので、その場しのぎの方法として覚えておいて頂ければと思います。
ハサミといえば紙や布を切る用途で使われるものですが、実はガラスも切る事が出来るって知っていましたか?
もちろん板ガラスなどを紙のような感覚でちょきちょき簡単に切れてしまうわけではありません。
空中でガラスを切ろうとしてもハサミの刃の圧力によって割れてしまいますが、実は水中であればハサミを使ってガラスを切る事ができるんです。
実際に水中でガラスを切っている検証動画については探せばたくさん見つかります。
なぜ水中ならばハサミでガラスを切ることが出来るのかというと「ケモメカニカル効果」というものが起こっているからなんです。
ガラスというものは酸素とシリコンが結びつくことによって構成されていますが、水には酸素とシリコンの結びつきを切る効果があります。
空中で切ろうとすると酸素とシリコンの結びつきが強すぎてガラスが割れてしまうんですが、水 中では「ケモメカニカル効果」によって結びつきが弱くなっているため、ハサミでガラスを切ることが出来るんですね。
*皆様はどんな「ハサミ」を使っていますか?今では100円ショップでも良いハサミが買えるので価値がなくなってしまいましたね。
次に「はちみつの日」について。
なぜ8月3日が「はちみつの日」なのかというと、八(はち)三(みつ)で「はちみつ」という語呂合わせが由来となっています。
「はちみつの日」については全日本はちみつ協同組合と日本養蜂はちみつ協会によって1985年に制定された記念日となります。
「はちみつの日」以外にも全日本はちみつ協同組合と日本養蜂はちみつ協会によって制定された「みつばちの日」という記念日があります。
はちみつは歴史が古く、古来より人間の生活を支えてきました。
日本が平安時代だったころははちみつが大変貴重なものであったことから、宮中への献上品としても使われていました。
また、薬効が認められていることから、世界中で古来より重宝されてきました。
はちみつについての記述は旧約聖書にも登場し「心地良い言葉は、蜂蜜のように魂に甘く、身体を健やかにする」とされているように、はちみつは人間を健康にするものだとされていました。
はちみつは様々な用途で使えますし、「はちみつの日」を機会にしてはちみつを買ってみてはいかがでしょうか?
はちみつは古来より人間の食生活や健康を維持するのに欠かせないものですが、そのために毎日 のようにたくさんのはちみつが消費されています。
そのために養蜂などをしてたくさんのはちみつが作られているのですが、世界でなんと約170万トンものはちみつが作られているそうです。
もちろんはちみつ自体は蜂がせっせと働いて集めてきてくれるのですが、そんな働き者の蜂が一 生をかけてどれぐらいのはちみつを集めてきてくれるのかを知っていますか?
蜂が一生をかけて集めてくるはちみつの量は、僅か4~6グラムほどしかないそうです。
これはティースプーン1杯分程度にしかならず、あれだけ飛び回って集めているのにちょっと少ないと感じてしまいますよね。
そもそも蜂の寿命は1か月程度しかなく、さらにはちみつを求めて飛び回っている期間は2週間ほどしかないため、頑張って集めたとしても4~6グラムにしかならないそうです。
しかし、塵も積もれば山となるというように、蜂が頑張ってくれるおかげで人間は170万トンものはちみつを手に入れることが出来ているんですね。
はちみつといえば賞味期限が長くて長期間に渡って保存できる便利な食材ですよね。
実はそんなはちみつなんですが、正しい保存方法で保管しておけば永遠に腐る事がない食品だって知っていましたか?
過去には古代エジプトの墓から約3300年前のものとされるはちみつ瓶が見つかりましたが、とても保存状態がよかったため腐っておらず、はちみつの品質の変化がほとんどなかったそうです。
はちみつが腐らないのには2つの理由があります。
まず、水分がほとんど含まれていないため、はちみつを腐らせる菌が繁殖し辛い環境になっていることが挙げられます。
そして、糖度がとても高い事から菌が繁殖し辛い環境となっており、なかなか腐ることはないんですね。
はちみつを腐らせないためには直射日光を避けて、湿気の少ない涼しい場所に保存することです。
また、水分が原因で腐ってしまうため、清潔で乾いたスプーンを使ってはちみつを取るようにしてください。
冷蔵庫に保管してしまうとはちみつが結晶化してしまうため注意が必要です。
*皆様は「はちみつ」をどんなときにお使いになりますか?パン?ホットケーキ?それとも熱い湯に溶かす?用途は様々ですね。
最後に「ハモの日」について。
なぜ8月3日が「ハモの日」なのかというと、八(は)三(み)で鱧(はも)という語呂合わせが由来となっています。
「はみ」については関西での「はも」の呼び方となります。
「ハモの日」についてはハモの産地である徳島県漁業協同組合連合会によって制定された記念日 となっています。
徳島には活鱧料理というハモを使った料理があり、この「活鱧料理を全国的にアピールする」ことを目的として制定されました。
また、「ハモの日」については大辰水産という企業によっても提唱されていましたが、大辰水産については鱧商品の需要が落ち込んだことが影響したため、現在は存在していません。
そもそもハモという魚を知っている人ってあまりいないですよね。
ハモはウナギ目に属しているため見た目はうなぎのように細長い形をしています。
ハモという独特の名前についてはその大きな顎と鋭い歯が特徴であることから、「食む(はむ)」が語源となって「ハモ」という名前になったとされています。
普段はあまり食べることのない「ハモ」ですが、8月3日の「ハモの日」には鱧料理を食べてみてはいかがでしょうか。
皆さんは水族館に行った時などにイルカが華麗にジャンプをしているところを見た事はありますか?
そもそも水族館のイルカは調教をされているため飼育員の指示通りにジャンプしますが、調教されていない野生のイルカについても海でジャンプすることがありますよね。
実はイルカがジャンプするのにもちゃんと理由があるんです。
それはイルカが常に身体を奇麗に保つために掃除の意味合いでジャンプをしているんですね。
イルカは泳ぐスピードがとても速いですが、あのスピードはイルカの皮膚がツルツルしていて水 の抵抗を受けないため出せるスピードなんですね。
しかし、イルカも人間と同じように皮膚に汚れや垢などがだんだんと溜まっていきます。
この汚れをジャンプして身体を水面に叩きつけることによって落としているんですね。
あのジャンプは遊んでいる訳ではなくイルカが身体を奇麗にして早く泳ぐためには欠かせないものなのでした。
普通の魚を開く時にはお腹から開きますよね。
しかし、ウナギについては腹から開くと縁起が悪いとされており、これは過去の風習が現代まで残ったものだとされています。
元々はウナギが広まった関西では腹を開いて調理していたそうです。
しかし、日本の侍には切腹というものがあるため、江戸時代には「ウナギの腹を開く=切腹」というイメージがつきまとって、よくないものだと考えられました。
その時にウナギは腹から開くものではなく、背中から開くものだとされるようになったとされています。
現代ではもちろん切腹などはありませんので背中から開くこともありますが、そもそもウナギを腹から開くのには技術がいるため、背中から開いているという説もあります。
*今の時期、京都に行くとあちこちで「はも料理」を食べることができますね。皆様は「はも」お好きですか?
週末も宜しくお願いいたします。
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