8月7日水曜日
皆様おはようございます。毎日暑いですね!体調は万全ですか?水分補給は充分ですか?エアコンを使っていますか?
今日は「立秋」「バナナの日」「鼻の日」「生パスタの日」です。
まず「立秋」から。
「立秋」とは二十四節気の一つとなります。
「二十四節気」についてはあまり耳馴染みのないものかもしれませんが、四季のように季節を表現するものと思っていただければわかりやすいかと思います。
四季が春夏秋冬のように四つの季節に分かれているように、二十四節気も一年を二十四に分けて更に細かく季節を表現するものとなります。
「立秋」以外にも二十四節気として有名なものは「春分」「秋分」「夏至」「冬至」などがあげられますね。
また、季節を表す歴日には二十四節気以外にも「五節句」や「雑節」などもあります。
「立秋」については秋の訪れを感じ始めるという意味で使われる言葉ですが、まだまだ真夏日や日によっては猛暑日となり暑い日が続きます。
二十四節気自体が日本で生まれたものではなく、中国から伝わったものであることから、中国ではこの時期から徐々に涼しくなるのかもしれません。
また、二十四節気というものが日本に浸透したばかりの頃は、今よりも気候が涼しく、この時期には少しずつ涼しくなっていったのかもしれませんね。
秋になってくると何かと「~~~の秋」といったフレーズを耳にしますよね。
その中でも秋には様々な美味しいものが味わえることから「食欲の秋」とされています。
実際に美味しいものがたくさん食べられるからついつい食べ過ぎてしまうということはあるのですが、実は秋には自然と食欲が上がってしまうって知っていましたか?
夏に比べると秋の方が日照時間が短くなるのですが、この日照時間が食欲に関係しているそうです。
食欲の調整に深く関係のある「セロトニン」という物質ですが、日光を浴びた時間によって分泌量が変わってきます。
秋になると日照時間が短くなって日光を浴びる時間が短くなるた「セロトニン」の分泌量が夏に比べて減ってしまうのです。
「セロトニン」は日光を浴びる以外にも、肉類や糖分、乳製品などを摂取することによって分泌量を増やすことができます。
実は「セロトニン」は精神の安定を保つためにも重要な物質であり、秋になると日照時間が短くなった代わりに、食べることによってセロトニンを分泌させ、精神を安定させようとしていると考えられています。
「食欲の秋」は美味しいものが食べられるという理由以外にも、このようにちゃんとした理由があったんですね。
日本の秋の味覚の代表といえば「松茸」ですよね。
筆者は「松茸」をまともに食べたことがなく、そもそも永谷園のお吸い物ぐらいでしか「松茸」を拝んだことがありませんが、日本国内で収穫された松茸はとても高級なもので、香りもたまらないそうですよね。
これだけ日本人が高級なものとして食べているのですから世界でも人気なのかというと、実は松茸は外国人にとってはかなり嫌われているキノコなんです。
日本人にとってあの香りは良い香りだとされていますが、外国では「靴を履き続けた時の足の臭い」や「しばらく風呂に入っていない人の臭い」と思われています。
同じ人間なのに食文化が違うだけでこうも反応が変わってくるとはなかなか面白いですよね。
*暑い暑い!でももう「立秋」です。立秋とは何でしょうか?
◆立秋とは
立秋とは二十四節気の1つで、「秋の始まり」を意味します。「立」は中国語で「始まる」という意味です。太陽の位置を表す黄経で135度の時を言い、新暦では8月7日~8日ごろで年によって変わります。
◆立秋は二十四節気の1つ
二十四節気とは古代中国で作られた暦で、日本では平安時代から使われています。上の図のように1年を24等分し、それぞれに名前を付けたものです。
二十四節気は太陽の運行に基づいており、1年で最も昼の長い日を夏至、1年で最も昼の短い日を冬至、昼と夜の長さが同じ日を春分・秋分とし、この4つを春・夏・秋・冬の中心として決めた暦です。この4つの節気は合わせて「二至二分」と呼ばれています。
この二至二分が二十四節気を決めるうえでの基準となっています。
立秋はこの夏至と秋分のちょうど中間の日で、暦の上ではこの日から秋が始まります。
秋の節気は立秋、処暑、白露、秋分、寒露、霜降となっており、立秋は秋の最初の節気です。
また、立春・立夏・立秋・立冬の4つを「四立」と言い、それぞれ春夏秋冬の始まりの日として重要な節気となっており、二至二分と四立を合わせて「八節」と言います。
◆2024年の立秋はいつ?
2024年の立秋であれば、以下のようになります。
・日付としての2024年の立秋は8月7日。
・期間としての2024年の立秋は8月8日~8月21日まで。
◆春夏秋冬の決め方
けれども夏至に最も暑くなり、冬至に最も寒くなるかというとそうではなく、実際にはそれより1~2か月ほど遅れて最も暑い日、最も寒い日がやってきます。
ただし二十四節気はこの「夏至を夏の中心」「冬至を冬の中心」そして「昼と夜の長さが同じ春分・秋分を春の中心と秋の中心」として1年を4等分し、春夏秋冬を決めました。
そのため「立春と言われてもまだまだ寒く、冬と感じる」ということが起こります。
◆二十四節気と七十二候
この「二十四節気」は日本では平安時代に取り入れられました。日本と中国とでは位置も気候も異なり、中国の二十四節気は必ずしもすべてが日本の気候に合うものではありませんでしたが、私たちの生活に根付き、大多数の日本人が農業とは無縁になった現代でもテレビのニュースなどで「今日から立春です」などと使われています。
1年には春夏秋冬4つの季節がありますが、古代中国人はそれをさらに24の「節気」に分けました。1年を24に分けるならそれぞれ約15日、その節気にはまたそれぞれ3つの「候」を設け、3×24で72候、約5日で1つの候としてそれぞれの候にその季節の特徴を表す言葉をつけました。
日本は平安時代からこの二十四節気を暦の中に取り入れましたが、これだけでは日本の気候の説明には足りないので、「雑節」というものを設けました。雑節には、節分・彼岸・八十八夜・入梅・半夏生・土用・二百十日などがあります。
さらに「七十二候」については江戸時代の天文暦学者・渋川春海が日本の気候に合わせて改訂版を出し、その後明治時代に「略本暦」が出てそれまでの「七十二候」を大幅に変えました。現在使われている日本の七十二候はこれが元になっており、上の図に書かれているのもこの七十二候です。
なお2016年に中国の「二十四節気」がユネスコの無形文化遺産に登録されました。
◆立秋の七十二候(日本)
日本の立秋の七十二候は以下のようになります。
内容 | 時期 | |
---|---|---|
初候 | 涼風至る | 8月7日頃 | 8月11日頃 |
次候 | 寒蝉鳴く | 8月12日頃 | 8月16日頃 |
末候 | 蒙霧升降す | 8月17日頃 | 8月22日頃 |
涼しい風が初めて吹いて秋の気配を感じさせ、ひぐらしが「カナカナカナ…」と鳴き始め、朝方深い霧がたちこめたりする季節です。
◆暑中見舞いと残暑見舞い
暑中見舞いは梅雨明けあたりから立秋の前日まで、立秋を過ぎれば残暑見舞いになります。このルールを煩わしいと思ったこともありますが、猛暑のまっただなかに秋の気配を感じた先人の繊細な心を思うと、大切な習慣だと思うようになりました。
◆「秋」という言葉の意味
◆お盆の時期
お盆は仏教行事ですが、その起源はインドにあります。
目連(もくれん…漢訳)という釈迦の弟子の母は欲深く亡くなると地獄に落ちてしまいます。目連はそれを知って悲しみ、なんとしても母を地獄の苦しみから救おうとします。旧暦の7月15日は釈迦の弟子たちの夏の修行最後の日、法悦が地に満ちる日です。目連はたくさんの食べ物を供物として捧げ人々にも施しました。やがて目連の母は地獄から救われ無事に成仏でき、これが後の盂蘭盆会…お盆の行事になっていったと言われます。
このお盆の時期に京都では五山送り火が行われます。
京都の五つの山にそれぞれ火で文字を灯すもので、毎年8月16日に行なわれています。
また、このお盆の時期には各地で灯篭流しも行われています。
◆立秋の「旬の食べ物」
◎トウモロコシ
◎枝豆
◎桃
◎スイカ
◎そうめん
◆立秋の「季節の花」
◎百日紅(サルスベリ)
◎朝顔
この朝顔は7~9月ごろに咲いています。
◎撫子
◎桔梗
◎ホウセンカ
ホウセンカは7月中旬~9月下旬ごろに咲きます。秋になると実がはじけることで有名です。
◎ヒマワリ
次に「バナナの日」について。
なぜ8月7日が「バナナの日」なのかというと、8月7日がという日付が「バ(8)ナナ(7)」という語呂合わせであることが由来となっています。
「バナナの日」は日本バナナ輸入組合によって制定された記念日となります。
日本バナナ輸入組合によると「果物で一番の輸入量を誇り、健康にも良いバナナを食べて暑い夏を元気に乗り切ってもらいたい」との願いから制定したそうです。
バナナはとにかく栄養が豊富に含まれているという事が有名ですよね。
スポーツを行う前にも栄養補給としてバナナを食べている人は多く、朝ごはんにバナナを食べるととても効率よく必要な栄養を摂取出来て、エネルギー補給にもつながるそうです。
また、バナナは果物として食べられる事も多いですが、その甘くて独特な味からスイーツに使われる事も多いですよね。
バナナが好物の人にとってはバナナパフェやチョコバナナといったバナナを使ったスイーツはたまらないのではないでしょうか。
「バナナの日」には是非とも栄養満点なバナナを食べてみてくださいね。
皆さんはバナナといえば何色を想像しますか?
おそらくはほとんどの人がバナナといえば黄色を想像するかと思います。
しかし、実は輸入される段階ではバナナは全て青いんです。
そもそも輸入されるバナナに関しては青いバナナしか輸入できないという規則があるんですね。
バナナは長時間船で運ぶ際に傷みやすいというのはもちろんのことですが、熟して黄色くなったバナナについては日本にはいない未知の虫による病気にかかりやすいのです。
もしそのようなバナナを日本国内に持ち込んで蔓延してしまっては多大な影響を与えてしまうため「植物防疫法」という法律によって青いバナナしか持ち込めないようにしているのでした。
スーパーに並んでいるバナナがなぜ黄色いものばかりなのかというと、バナナを発酵室に入れて熟成を促すためのエジレンガスを吹きかけることによって熟成を早め、黄色くなったものを商品として出しているからなんですね。
バナナって黄色くてシャキっとしている状態の方が新鮮な感じがして美味しそうですよね。
逆に茶色い斑点が出てくると「傷んできた」と感じる方も多いのではないでしょうか。
ちなみに茶色い斑点には「シュガースポット」という名前がついています。
茶色くなってくるともう食べれないかなと思いがちですが、実はバナナの食べ頃はシュガースポットが出てきてからって知っていましたか?
まずバナナは熟すことでシュガースポットが出てくるので、黄色い時よりも糖度が上がります。
また、シュガースポットが出てきたバナナは、出てくる前と比べ、免疫増強効果が8倍も上がるそうです。
黄色いままでも充分に美味しいバナナですが、せっかくですので美味しく栄養価も高い状態で食 べるのがベストですね。
*皆様は「バナナ」お好きですか?僕は夕飯後に毎晩「バナナ」を食べていたのですが、このところの暑さでバナナからキウイやぶどうに変えました。皆様はいかがですか?
次に「鼻の日」について。
なぜ8月7日が「鼻の日」なのかというと、8月7日という日付が「は(8)な(7)」という語呂合わせであることが由来となっています。
「鼻の日」については日本耳鼻咽喉科学会によって1961年に制定された記念日となります。
この日には全国各地で専門医による講演会や無料相談会などが行なわれているそうです。
日本には「鼻の日」以外にも、3月3日の「耳の日」、8月8日の「ひげの日」、10月10日の「目の愛護デー」、という記念日が存在していて、この四つの記念日については日本四大顔面記念日とされています。
8月7日の「鼻の日」については「鼻の病気に対する広報活動を行なう」という事が目的となっています。
「鼻の日」が制定されたばかりのころは鼻の疾患である「蓄膿症」の患者がとても多く、多くの学生や社会人の日常生活に影響を与えていたそうで、蓄膿症を早期に発見して治療を行うことが目的とされていました。
もし鼻に何らかの違和感を抱えている場合は、鼻に疾患があるかもしれませんし、これをきっかけにして病院へ行って診断を受けてみてはいかがでしょうか?
日本人には鼻が低い人が多くて自分の鼻の低さをコンプレックスに思っている人も結構いるのではないでしょうか。
一般的には鼻は低いよりも高い方が美人に見えたり格好よく見えたりするため、欧米人やヨーロッパ人などの鼻筋がくっくりとしていて高い鼻には憧れてしまいますよね。
現在こそ日本人の鼻は昔に比べてかなり高くなってきているそうですが、昔はほとんどの人の鼻が低かったとされています。
実は日本人の鼻が低い理由は遺伝以外にも食生活が関係しているんです。
日本人は古来より栄養状態が悪いとされています。
これは日本人の食生活に密接に関係があり、欧米やヨーロッパなどに比べて肉を食べずに、魚や野菜中心の食生活をしてきました。
鼻は軟骨で出来ているため、栄養が不足している状態では鼻の軟骨が構成されずに、そのため鼻 が低くなってしまうんですね。
現代では欧米の食文化が日本に入ってきた事によって栄養をたくさん取れるようになったため、鼻の高い日本人も増えているそうです。
ラーメンを食べていると寒いわけでもないのに鼻水が垂れてきた経験はありませんか?
特に風邪をひいているわけでもないのにずるずると鼻水が出るのは嫌ですよね。
鼻水というものは鼻の奥にある鼻腔に異物が入ったり、鼻腔の粘膜に刺激が与えられた時に発生するものなので、食べ物を食べているだけで鼻水が出てくる理由はよくわかりませんよね。
しかし、実はラーメンが直接影響をしているわけではなく、ラーメンから立ち昇る湯気が鼻水を発生させる正体なんです。
湯気が鼻腔の粘膜を直接刺激することによって鼻が反応し、鼻水が出てしまっているのです。
更に、人間の身体は熱いものを食べると自動的に鼻腔の粘膜付近の血管が開くようになっているため、余計に鼻水が出やすくなってしまっているんですね。
*未だに「声がれ・咳・鼻水が止まらない」ウイルスが流行っていますね。ほおっておくと「肺炎」になりますので要注意です。僕は先月かかり完治するまで1か月かかりました。
最後に「生パスタの日」について。
なぜ毎月7日が「生パスタの日」なのかというと、「な(7)まパ(8)スタ」という語呂合わせであることが由来となっています。
そのため、実は毎月7日だけではなく翌日の毎月8日も「生パスタの日」として制定されています。
「生パスタの日」については生めん類の製造業者の団体である全国製麺協同組合連合会によって制定された記念日となります。
全国製麺協同組合連合会によるとこの日を「素材の風味や味、コシなど生パスタの魅力をたくさんの人に知ってもらう」ということを目的とした記念日としています。
お家でパスタを食べる場合、ほとんどは乾麺を茹でてソースをかけて食べることから、たまにレストランなどで生パスタを食べると高級感を感じられて美味しいですよね。
もちろん生パスタを家で自作することもできますが、乾麺よりも圧倒的に手間がかかることから、特別な時にしか手作りしないという人も多いはずです。
毎月7日と毎月8日の「生パスタの日」をきっかけにして、イタリアンレストランに出かけたり、生パスタを自分で作ってみたりするなどして、たまに生パスタを味わってみてはいかがでしょうか?
皆さんはパスタを食べるときに普段からフォークをうまく使って食べることが出来ていますか?
普段から箸を使ってパスタを食べていると、レストランでパスタが出てきていざフォークを使おうとしても、上手く使えなくて焦ってしまいますよね。
パスタをうまくフォークで巻けない時に活躍するのがスプーンですが、実はパスタの本場のイタリアではスプーンを使ってパスタを巻くことはマナー違反だとされているんです。
イタリアではスプーンを使ってパスタを食べるのは、フォークをうまく使えない子供ぐらいであり、大人はちゃんとフォークだけを使ってパスタを食べています。
それではなぜ日本ではスプーンの上でパスタを巻くのがマナー違反になっていないのかというと、実はアメリカから日本へ伝わった際に間違った知識が伝わってしまったからなんです。
イタリアのコース料理では前菜がパスタかスープのどちらかを選びますが、どちらを選んでもいいようにテーブルには最初からスプーンとフォークが用意されています。
それを見たアメリカ人は、パスタを食べる時にはスプーンとフォーク両方を使うものだと勘違いしてしまい、その文化がアメリカを経由して日本へと渡ってきたのです。
スプーンの上でお行儀よくパスタを巻いているつもりが、実はマナー違反だと思われてしまう場合もありますので注意してください。
パスタを茹でる時には皆さんも塩を入れて茹でてると思いますが、そもそもパスタを茹でるときになぜ塩を入れるのか知っていますか?
実はパスタを茹でる際に塩を入れて茹でる理由は「パスタにまろやかな塩味をつけるため」なんです。
そもそも塩味をつけるのであれば茹で上がったパスタに塩をかけても同じなんじゃないかと思ってしまいますよね。
しかし、茹でる際に先にお湯に塩を入れておくと、麺の芯の部分まで塩味がしみ込んでパスタによりまろやかな塩味がつくんです。
他には「麺をモチモチにしてコシを出す」「お湯の沸点が上がるから美味しく茹で上がる」などの理由もあるそうですが、家庭で塩茹でする場合はそんなに変わらないようです。
なぜなら、レストランなどで本格的にパスタを茹でる際にはお湯の塩分濃度を2%以上にして茹でているそうで、家庭で麺を茹でる時に使う塩の量ぐらいでは、あまりパスタの味に変化は生じないからなんです。
*皆様はどんな「パスタ」がお好きですか?もともとイタリア発症なのに日本にはイタリアにないパスタがたくさんありますね。
本日もよろしくお願いいたします。
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