6月28日金曜日
皆様おはようございます。毎日暑いですね!水分補給は十分ですか?エアコンを使っていますか?
今日は「パフェの日」「貿易記念日」「にわとりの日」です。
まず「パフェの日」から。
なぜ6月28日が「パフェの日」なのかというと、1950年6月28日に巨人の藤本英雄投手が日本プロ野球史上初のパーフェクトゲーム(完全試合)を達成したことに由来しています。
「パフェの日」と聞くと誰もがデザートのパフェを想像するかもしれませんが、実は野球に関する記念日なんです。
一見するとパフェと野球は何も関係ないように見えるかもしれませんが、パフェの由来となった言葉がフランス語の「パルフェ(parfait)」であり、日本語にすると「完璧・完全」といった意味であることから「パフェの日」という名前の記念日になったそうです。
「パフェの日」についてはパフェの愛好家によって制定されたそうで「美味しさ、美しさ、オリジナリティの豊かさをより多くの人と楽しみたい」という事を目的としているそうです。
ファミレスなどでは食事を済ませてお腹がいっぱいになっていても、色鮮やかで美味しそうな見 た目をしているパフェを見るとどうしても食べたくなってしまいますよね。
「パフェの日」には近くの喫茶店やファミレスでパフェを食べてみてはいかがでしょうか?
マドレーヌってなんだかオシャレな名前のお菓子ですよね。
マドレーヌはフランス発祥で日本に伝わったフランス菓子ですが、実はマドレーヌにも名前にも意外な由来があるのです。
マドレーヌは18世紀のころにフランスのロレーヌ地方で誕生したお菓子だとされています。
その当時のロレーヌ地方を治めていたスタニスラス・レクチンスキーがパーティを開いた際の出来事でした。
その日のお菓子作りを担当していたお抱えのパティシエが仲間と揉めたことによってお菓子を作らずに出て行ってしまいました。
困ったレクチンスキーは雇っていたメイドにお菓子を作るようにお願いし、そのお菓子を来客に振舞ったところ、それがなんと大変好評だったそうです。
そして、その事に喜んだレクチンスキーはメイドの名前であった「マドレーヌ」をそのお菓子の名前として採用したのでした。
続いては「フィナンシェ」というお菓子の名前の由来についてです。
フィナンシェはマドレーヌと同じでフランス菓子となりますが、フィナンシェという単語自体に意味があります。
フィナンシェは何とも高級そうなお菓子の名前ですが、日本語にすると「金融家・お金持ち」という意味の言葉となります。
フィナンシェという名前が採用されたのには諸説あり、19世紀のフランスでパリの金融街で売られたのが始まりだとされていて、いつも忙しい金融家が背広を汚すことなく食べれるように工夫して作ったためフィナンシェという名前になったという説です。
他にもフィナンシェの形や色が金の延べ棒に似ていて高級そうだったため、フィナンシェと名付けられたという説もあります。
お菓子の名前には様々な由来が隠されていて面白いですよね。
*皆様は「どんなパフェ」が好きですか?京都に行くと「抹茶パフェ」食べたさに女性がたくさん並んでいますね。でも本当は……抹茶はホンモノではなく実は……「蚕の糞」なのです!
次に「貿易記念日」について。
なぜ6月28日が「貿易記念日」なのかというと、安政6年5月28日(新暦1859年6月28日)に江戸幕府がロシア・イギリス・フランス・オランダ・アメリカの五か国に、横浜・長崎・箱館(函館)での自由貿易を許可する布告を出したことが由来となっています。
「貿易記念日」は通商産業省(現在の経済産業省)によって1963年に制定された記念日となります。
列強諸国の圧力によって半ば強引に始まった貿易ではありますが、それまでは約300年にも渡って鎖国を行なっていた日本にとっては歴史的な一歩となりました。
しかし、圧力によって始まった貿易だったため、関税をかけることができないなど日本にとってかなり不利な条件での貿易でした。
経済産業省によると「貿易に携わる企業だけでなく、ひろく国民全般が輸出入の重要性について認識を深める日」として「貿易記念日」を定めたそうです。
イギリス人といえばオシャレなカフェで紅茶を楽しんでいるような紅茶好きのイメージがありませんか?
実は今では紅茶がイギリスの代表的な飲み物として定着しているものの、昔はコーヒーが人気だったのです。
17世紀のロンドンではコーヒーハウスがとても流行していたそうで、毎日足しげくかよってコーヒーを楽しむ客や、情報交換や色々な人が交流できる場として賑わいを見せていました。
しかし18世前半になると、オランダがジャワでコーヒーの栽培に成功した結果、ヨーロッパのコーヒー貿易を独占しました。
イギリスはコーヒーの輸入を取りやめて紅茶を中心とした貿易を始めたため、国内ではコーヒーはとても貴重なものとなり、価格も高騰して飲めなくなりました。
その結果として、コーヒーハウスで紅茶が振舞われるようになり、やがて紅茶の貿易で成功を収めたイギリスは紅茶好きの国となっていったのでした。
今でこそお店で買い物をするためにはお金が必要となっていますが、そのお金を海外から輸入していた時代があったって知っていましたか?
平安時代後期の中国がまだ宋だった時期の話となりますが、日本は宋と盛んに貿易を行っていました。
そして、その貿易の中で取引される品物の中には宋で使われているお金である「宋銭」も含まれていました。
宋で使われる通貨だったため、日本国内では使うことが出来ないのですが、銅で作られていたことから、仏具などの材料として使用されていました。
また、宋銭は当時のアジア諸国では広く使われていた通貨だったため、他の国と貿易する際にも宋銭が利用されていたそうです。
そのころの日本では和同開珎という通貨が存在していたものの、まだまだ物々交換が主流の時代だったため、宋銭が輸入されるようになってからは通貨による買い物の概念が一気に普及することとなったそうです。
*皆様はどんな「海外製品」がお好きですか?スマホ(アップル)でしょうか?コカコーラでしょうか?マクドナルドでしょうか?全部アメリカ生まれですね!
最後に「にわとりの日」について。
なぜ毎月28日が「にわとりの日」なのかというと、28日という日付が「に(2)わ(8)とり」という語呂合わせであることが由来となっています。
「にわとりの日」については日本養鶏協会等によって1978(昭和53)年6月に制定された記念日となります。
日本養鶏協会によるとこの日を「鶏肉や鶏卵の消費を拡大する」ということを目的とした記念日 としています。
例えばケンタッキーフライドチキンでは毎月28日の「にわとりの日」に特別価格で安くフライドチキンの販売を行なっていますよね。
一般家庭で食べる時も、鶏肉は他のお肉よりも価格が安いのにも関わらず、とても栄養価が高いため大人気の食材になっています。
また、鶏卵についても日本人の食生活に欠かせないものであり、どの家庭の冷蔵庫にもストックしてありますよね。
毎月28日の「にわとりの日」には鶏肉を扱うお店で割引がされていることも多いので、ぜひ近くのスーパーやファストフード店をチェックしてみてくださいね。
鳥は特徴的な鳴き声をしているものが多いですが、にわとりも「コケコッコー!」という特徴的な鳴き声をしていますよね。
日中に鳴いていることももちろんありますが、朝を迎えて日が昇ってきたタイミングで必ずといっていいほど「コケコッコー!」と鳴きます。
「夜明けを迎えると鳴くのは鶏の習性」と言ってしまえばそれまでなのですが、そもそもなぜ夜明けににわとりが鳴くのかを知っていますか?
にわとりは昼に活動する動物であることから、人間と同じで夜になって暗くなると目があまり見 えなくなります。
そのため、朝がやってきて日が差し込むと周りが見えるようになって安心することから鳴き声をあげると言われているんですね。
夜は仲間がいるかも暗くてわかりませんし、日が入ってすぐに鳴くのは仲間と連絡を取り合って安心をしているのかもしません。
にわとりが歩く姿を見た事がありますか?
にわとりは鳴き声もとても特徴的ですが、歩き方も凄く特徴的であり、首を前後にカクカクと動かしながら歩いていますよね。
実はあの特徴的な首をカクカクする歩き方にもちゃんとした意味があるんです。
にわとりは実は眼球を動かすことが出来ない事から、人間のように周囲をぐるぐると見回すことが出来ません。
そのため、首を前後にカクカクと動かすことによって視野を広くして周囲を見回しているんですね。
また、人間はまばたきをする時に上の瞼(まぶた)が閉じるようになっていますが、にわとりは下の瞼が閉じるようになっているなどの違いもあります。
*皆様はどんな「鳥料理」がお好きですか?焼き鳥ですか?フライドチキンですか?それとも唐揚げですか?今や我々の食卓に「とり」は欠かせませんね。
本日ハナキンも宜しくお願いいたします。
★東山凛太朗オフィシャルサイトグランドオープン!!https://higashiyamarintaro.net/