ビヨルン、新作ミュージカル制作でAIから「たいていはゴミみたいな」助言を受けていると語る

ABBAのビヨルン・ウルヴァース、新作ミュージカル制作でAIから「たいていはゴミみたいな」助言を受けていると語る

「AIツールは“歌詞はとても下手”だけれど、“ものすごく広い参照枠を持った、もう一人の作曲家が部屋にいるようなもの”だ」とビヨルンは語っている。

ABBAのビヨルン・ウルヴァースは、再び人工知能に挑戦しています。
「今、私はAIの助けを借りてミュージカルを書いています」と、ABBAのシンガーである彼は、今週ロンドンで行なわれたSXSWのパネルで語りました(Varietyより)。

そのミュージカルが実際にどんな内容なのかはまだ明かしていませんが、現時点では「約4分の3は完成している」そうです。ただし、それがどの時点から書き始めたのかは明かされていないため、この進捗がどれほど意味のあるものかは分かりません。明らかにこの“ロボットの助手”が作業を加速させてはいますが、ビヨルンによれば、まだ正式な共同制作者に昇格できるほどではありません。

「(曲を丸ごと書くのは)ひどい出来ですし、歌詞はとても下手です」と彼は言います。それでもなお、「とても素晴らしいツールです……ものすごく大きな参照枠を持った、もう一人のソングライターが部屋にいるようなものです。本当に、自分の思考の延長のような存在です。これまで思いつかなかったことにアクセスできるようになるんです」。

創作の核心は、その膨大な参照枠の外側にある、と主張することもできるでしょう。たとえば「恋に落ちること」と「ワーテルローの戦い」を結びつけるような発想を生み出すのは、特定の“人間の頭脳”にしかできないことだからです。しかしビヨルンにとって、大規模言語モデル(LLM)はむしろ“スランプを抜け出すための道具”に近い存在だといいます。

「何かについて書いた歌詞があって、途中で行き詰まってしまった時、その曲を特定のスタイルにしたいと思ったとします。そういう時に、“ここからどう広げる? 次はどこに行く?”と聞くことができるんです。たいていはゴミみたいなものが出てきますが、時々、その中に別のアイデアを生んでくれる何かが含まれていることもあるんです」。

ビヨルンがAIの世界に足を踏み入れるのは、これが初めてではありません。彼は以前、ファンがバンドのホログラムと共に歌える大ヒット・ステージショー『ABBA Voyage』の立ち上げにも関わっています。

同時に彼は、「私たちが書いた楽曲がなければ、こうしたAIモデルは存在しなかったでしょう」とも認めています。その楽曲のいくつかは、もちろん1999年に誕生した“完全に人間の手による”ミュージカル『マンマ・ミーア!』にも使われました。

もしAIによって書かれていないABBAのショーを体験したいなら、『マンマ・ミーア!』はこの夏、期間限定6か月公演として正式にブロードウェイに戻ってきます。

https://www.avclub.com/BJORN-ULVAEUS-WRITING-AI-MUSICAL-ABBA

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