ビヨルン・ウルヴァースとハンナ・イェルデスがアールメダーレン・ウィーク2025を開幕

希望に満ちた声に耳を傾ける、未来に向けた開幕へようこそ!
2025年のアールメダーレン・ウィークは、ビヨルン・ウルヴァースの出演を含む二部構成の開幕式によって、6月23日(月)にアールメダーレンのステージで幕を開けます。

昼と18時に開かれるこのイベントでは、今年の民主主義週間の始まりを告げる音楽・インスピレーション・対話が披露され、「希望」が指針となります。この日のプログラムには、セミナー、スピーチとディスカッション、音楽、演劇、多様性パレード、人権、インクルージョン、文化、若者といったテーマが盛り込まれています。

ビヨルン・ウルヴァース、民主主義の未来を語る

夜のプログラムは、18時からアールメダーレンのステージで開始されます。ここで登壇するのは、未来への信頼と国境を超えた対話の象徴とも言える存在たちです。
作詞家 ビヨルン と、人権派弁護士 ハンナ・イェルデス が登壇し、テレビプロデューサーで作家の ヤン・シェルマン が進行する「民主的価値観と民主主義への希望」をテーマにした対話が行なわれます。司会は地域ディレクター ステファン・ホルマルク が務めます。

ビヨルンは長年にわたり民主主義への深い関心を寄せており、またウクライナ支援にも積極的に取り組んでいます。今回の登壇は、彼が民主主義の脅威に対して真剣な危機感を抱いていることから実現しました。

「私たちは、まだ話せるうちに話さねばなりません。
まだ自由があるうちに、自由を守らねばならないのです。
誰かが代わりに闘ってくれるという考えには、もはや頼れません。
アメリカが常に私たちを支えてくれると信じて、背をもたれかけるわけにはいきません。
自分たちで立ち上がらなければならないのです。ヨーロッパのために。私たちの子どものために。私たち自身のために」。

ビヨルンは、アールメダーレン・ウィークを「自由で開かれ、敬意ある対話が可能な、民主主義における強く大きな出会いの場」と評価しています。しかし同時に、「私たち自身の民主主義すら当然とは言えず、外部の出来事からも大きな影響を受けることを忘れてはならない」とも警告します。

民主主義は一撃で崩壊するものではありません。
それは無数の小さな妥協の積み重ねによって死んでいくのです」。

開幕前の言葉と音楽

6月23日(月)の昼には、スウェーデン青年協議会の会長 エレン・オーベリ が、ゴットランド県知事 シャーロット・ペトリ・ゴルニツカ、アールメダール評議会の議長 マイト・フォーリン、副議長 ヨハン・マルムロス、およびICLD(国際地方民主主義センター)事務局長 ヨハン・リリャ とともに開幕の挨拶を行ないます。アーティストの モリー・P・ブロムス も出演し、「新しい声を響かせよう(Låt nya röster höras)」を披露します。

【開幕プログラム詳細】

12:00~12:45
開会式・アールメダール評議会代表による挨拶
【会場】アールメダーレンのステージ
※公式プログラムに掲載

13:00~14:00
ドキュメンタリー「ダイアログ警察」上映と対話(民主主義を守る警察官たち)
【会場】アールメダーレンのステージ
※監督スサンナ・エドワードと警官によるトークあり(映画本編は翌日上映)
※公式プログラムに掲載

16:30~17:30
多様性パレードの終了後、ステージでスピーチ
【集合】16:00、ソーデルトリィ(Södertorg)
※公式プログラムに掲載

18:00~18:45
開幕スピーチ
【出演】ビヨルン・ウルヴァース、ハンナ・イェルデス(※)、ヤン・シェルマン
【会場】アールメダーレンのステージ
※公式プログラムに掲載

19:00~20:00
青年政治組織によるディベートとスピーチ
【会場】アールメダーレンのステージ
※公式プログラムに掲載

20:30~21:30
沈黙するな!(TIG inte!)
~アレクセイ・ナワリヌイの弁論文による朗読劇+ピアノ伴奏~
【会場】アールメダール図書館ロビー、文化団体ロキシーと共催
※公式プログラムに掲載

※ハンナ・イェルデス(Hanna Gerdes) は、スウェーデンの著名な人権派弁護士(människorättsjurist)社会活動家であり、長年にわたり民主主義・人権・多様性・インクルージョンに関する活動を行なっている人物です。

主なプロフィールと活動内容(2025年時点)

  • 専門分野: 国際人権法、表現の自由、差別撤廃、マイノリティの権利
  • 職業: 弁護士・人権教育者・講演者・政策アドバイザー
  • 活動:
    • 多文化社会における法と人権について、国内外で講演・執筆
    • 若者や少数派の市民参加を支援するプロジェクトの推進
    • スウェーデンにおける民主主義の強化に向けて、市民教育の重要性を強調

公的な場での発言や参加

  • アールメダーレン・ウィーク などの公共イベントでは、民主主義の未来と法の支配について積極的に発言
  • 政治的中立を保ちつつ、人権・平等・寛容の原則を広く伝える活動家としても知られている

https://almedalsveckan.info/rg/almedalsveckan/nyheter/nyheter/2025-06-17-bjorn-ulvaeus-och-hanna-gerdes-inviger-almedalsveckan-2025?fbclid=IwY2xjawK-8R5leHRuA2FlbQIxMQBicmlkETFCTHdlaERoaUJXNGpuUURyAR4JnsB98hP5S8e3bXvMpuywepdSbQRdLIm1rEvlHjC8D5d8ebVOc4OXjeWvQw_aem_-jow8kWKsSWwlTZ-iHM0DQ

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