フィラデルフィアのブロードウェイ旋風:『メアリー』『ヘルズ・キッチン』『マンマ・ミーア!』が集結

フィラデルフィアのブロードウェイ旋風:『メアリー』『ヘルズ・キッチン』『マンマ・ミーア!』ほか話題作が集結

フィラデルフィアでは、2026~2027年のブロードウェイ・シーズンに向けて、壮大なラインナップが準備されています。
批評家から高く評価された作品や人気の名作が並び、多彩な演目が予定されています。

エンサンブル・アーツ・フィリーは、アカデミー・オブ・ミュージック、ミラー・シアター、フォレスト・シアターで上演される全14作品を発表しました。
トニー賞受賞作、記念ツアー、新作リバイバル、フィラデルフィア初演などが含まれています。

大作と新たな発見のシーズン

シーズンは、ABBAの楽曲で彩られた名作『マンマ・ミーア!』で華々しく幕を開けます(9月29日~10月4日、アカデミー・オブ・ミュージック)。(※)

続いて、F・スコット・フィッツジェラルドの名作を舞台化した『グレート・ギャツビー』(10月20日~11月1日)が上演され、観客は1920年代の華やかな世界へと誘われます。

11月には、人気キャラクターを題材にしたミュージカル『ブープ!』(11月17日~29日)が登場します。

スパイ・コメディとリズムの衝撃

フォレスト・シアターでは、第二次世界大戦の実話をもとにしたスパイ・コメディ
『オペレーション・ミンスミート』(12月15日~20日)がフィラデルフィア初演となります。

年末には、ミラー・シアターでパーカッション・ショー
『ストンプ』(2026年12月28日~2027年1月3日)が上演され、日用品を使った迫力ある音楽パフォーマンスが楽しめます。

アリシア・キーズの物語とコメディの名作

アリシア・キーズの半自伝的ミュージカル
『ヘルズ・キッチン』は、2027年1月5日~17日にアカデミー・オブ・ミュージックで上演されます。
マンハッタン・プラザでの成長を描いた本作は、トニー賞13部門ノミネート、2部門受賞の評価を受けています。

その後、人気コメディ
『ブック・オブ・モルモン』が1月26日~31日にフォレスト・シアターで再登場します。

記念公演と風刺コメディ

2027年春には、2つの記念公演が開催されます。

  • 『リバーダンス30』(3月4日~7日)
    新しい振付と若いダンサーたちによる特別公演
  • 『ウェイトレス』(2月9日~14日)
    サラ・バレリス作曲の人気作、10周年記念公演

さらに、コメディ作品
『オー、メアリー!』(3月9日~14日)が初ツアーとして上演されます。
エイブラハム・リンカーン暗殺前夜を描いた風刺作品で、コール・エスコラがトニー賞を受賞しています。

未来型ロマンスとロック・オペラ

トニー賞6部門を受賞した
『メイビー・ハッピー・エンディング』(3月23日~4月4日)は、ソウルを舞台にロボットの恋を描く作品です。

また、フォレスト・シアターでは
『ザ・フー:トミー』(4月13日~18日)が上演されます。
この劇場は、30年以上前に本作の北米ツアー初演が行なわれた場所でもあります。

名作の新演出と魔法のフィナーレ

アンドリュー・ロイド=ウェバーの名作
『オペラ座の怪人』は、キャメロン・マッキントッシュによる新演出で上演(6月9日~27日)。
最新技術や新しい振付が取り入れられています。

シーズンの締めくくりは
『ハリー・ポッターと呪いの子』(7月28日~8月8日)。
ハリーの息子とドラコ・マルフォイの息子の友情を描きます。

シーズンの特徴

エンサンブル・アーツ・フィリーのフランシス・エグラー副社長は、
このシーズンについて「現在のブロードウェイのすべてを体現している」と語っています。

大作と新作を組み合わせ、
壮大で、刺激的で、懐かしく、そして個人的な物語を体験できる構成になっています。

チケット情報

2026~2027年シーズンの定期券は現在販売中で、
1公演29ドルから購入可能です。

6作品パッケージには以下が含まれます:

  • 『グレート・ギャツビー』
  • 『ブープ!』
  • 『ヘルズ・キッチン』
  • 『メイビー・ハッピー・エンディング』
  • 『オペラ座の怪人』
  • 『ハリー・ポッターと呪いの子』

価格は公演日や座席により169ドル~816ドルとなります。

各公演の単独チケットは、後日販売開始予定です。

※アカデミー・オブ・ミュージック(Academy of Music)は、アメリカ・フィラデルフィアにある歴史的な劇場で、ブロードウェイ作品やオペラ、バレエなどが上演される名門会場です。

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■ 基本情報

  • 開館:1857年
  • 所在地:ペンシルベニア州フィラデルフィア
  • 収容人数:約2,800席
  • 愛称:「アメリカ最古の現役オペラハウス」

■ 特徴

● アメリカ最古のオペラハウス

アカデミー・オブ・ミュージックは、現在も使われている劇場としてはアメリカ最古クラスで、19世紀の優雅な雰囲気をそのまま残しています。

● 豪華な内装

赤と金を基調としたクラシックな内装、巨大なシャンデリア、装飾的なボックス席など、ヨーロッパのオペラハウスを思わせる豪華さが特徴です。

● 多ジャンルの公演

  • ブロードウェイ・ツアー(例:『マンマ・ミーア!』など)
  • オペラ(フィラデルフィア管弦楽団関連公演)
  • バレエやコンサート

■ ブロードウェイとの関係

フィラデルフィアはニューヨークに近いため、
ブロードウェイ作品のツアー公演や試演(トライアウト)の重要な拠点です。

その中でもアカデミー・オブ・ミュージックは中心的な劇場で、
今回のシーズンでも
👉 『マンマ・ミーア!』などの大型作品が上演される会場となっています。

■ まとめ

アカデミー・オブ・ミュージックは、

  • 歴史(1857年開館)
  • 格式ある内装
  • 現役の大型劇場としての機能

を兼ね備えた、アメリカ屈指の伝統的パフォーミングアーツ会場です。

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