マイクを置くしかない!『リヴィン・オン・ア・プレイヤー』が究極のカラオケソングに君臨

マライアの再来を夢見る人も、ABBAフリークも、仲間と盛り上がるカラオケタイムほど気分を上げてくれるものはありません。
この夏、オックスフォード大学の数学者トム・クロフォード博士が、「気分を上げてくれる究極のカラオケソング」を発表しました。

そのトップ10に選ばれた曲は、Three UKとSamaritans(サマリタンズ)による新プロジェクト「カタルシス・カラオケ(Kathartic Karaoke)」として、今年夏に開催される音楽フェス会場に設置される特別ブースで自由に歌うことができます。

🎵 気分を最高潮にしてくれるカラオケソング トップ10

クロフォード博士は、2,000人のカラオケファンからのデータを基に独自の数式を開発し、曲ごとに100点満点でスコア(K値)を算出
数式には、V=ヴァース(歌詞の節)数、C=コーラスの繰り返し数、BPM=テンポ(1分あたりのビート数)、Y=リリース年などが含まれています。

その結果、イギリス人の気分を最も上げる曲として、以下の10曲が選出されました:

  1. リヴィン・オン・ア・プレイヤー – ボン・ジョヴィ(91%)
  2. ダンス・ウィズ・サムバディ – ホイットニー・ヒューストン(90%)
  3. ドント・ルック・バック・イン・アンガー – オアシス(89%)
  4. マン!アイ・フィール・ライク・ア・ウーマン – シャナイア・トゥエイン(88%)
  5. アイム・ゴナ・ビー(500マイルズ) – ザ・プロクレイマーズ(88%)
  6. ギミー!ギミー!ギミー! – ABBA(85%)
  7. アンリトゥン – ナターシャ・ベディングフィールド(84%)
  8. サムワン・ライク・ユー – アデル(84%)
  9. ワナビー – スパイス・ガールズ(84%)
  10. レット・ミー・ラヴ・ユー – マリオ(83%)

クロフォード博士はこう説明しています:

「人々はテンポが速く(平均BPM126)ヴァース2に対してコーラスが3回繰り返されるようなポップソングを好む傾向があります。ABBAが1970年代を支配し、アデルが2010年代を象徴したように、カラオケの名曲の平均リリース年は1995年で、ボーイバンドブーム、ブリットポップ(オアシス)、ガールパワー(スパイス・ガールズ)と、あらゆる時代の音楽傾向を反映しています」。

🎤 「カタルシス・カラオケ」プロジェクトとは?

この取り組みは、Three UKとSamaritansによるメンタルヘルス支援活動の一環としてスタート。
最初のブースは、7月24日~27日に開催される「Klarna presents Latitude Festival(サフォーク州)」に設置され、続いて8月15日~16日のエディンバラ・フリンジ「The Mound」に移動します。

この体験型ブースは、音楽と歌を通じて気分を高めることを目的に設計されており、会場内のSamaritansテントでは、話を聞いてほしい人が匿名で相談できるサポート体制も整っています。QRコードから追加支援にもアクセス可能です。

📊 調査と効果:

この数式開発にあたり、Three UKは英国民のお気に入りカラオケソングの調査を行ない、歌唱がメンタルヘルスに与える影響も分析しました。

  • 90%の人が「歌うことで気持ちが前向きになった」と回答
  • 81%が「自信が持てるようになった」
  • 70%が「心の浄化(カタルシス)になった」と実感

また、研究によると、音楽には幸福感を高め、免疫力を維持・強化する効果があり、ストレスを軽減し、エンドルフィンや免疫抗体の生成を促すことが分かっています。
歌うことそのものにも、呼吸や姿勢の改善、筋肉の緊張緩和などの効果があるとされます。

🎶 音楽ジャンルと“推し曲”

  • カラオケで感情を表現しやすくする音楽ジャンルとして、33%が「ポップス」を選び、17%は「ロック」を選択。
  • 88%の人が「毎回歌う“推しの1曲”を持っている」と回答。

最も人気のアーティスト:

  • ABBA(32%)
  • アデル(30%)
  • テイラー・スウィフト(27%)

失恋バラードからフロアを沸かせるダンスナンバーまで、これらのアーティストは**“心の拠り所”として親しまれている**ことが明らかになりました。

💬 関係者のコメント

VodafoneThree(ヴォーダフォンとスリーの合併会社)コーポレート担当責任者:ニッキー・ライオンズ氏

「私たちはこの夏、英国最大級の音楽フェスの“公式通信パートナー”として、音楽を通じて人と人がつながる力をサポートします。Samaritansとのパートナーシップにより、『カタルシス・カラオケ』を通じて、喜びとつながりを提供できることを嬉しく思います」。

Samaritans 外部連携ディレクター:ソニア・トリヴェディ氏

「音楽には、メンタルヘルスに前向きな影響を与える力があります。特に“歌うこと”は、感情の整理、ストレスの緩和、気分の向上に役立ちます。Threeとのこのパートナーシップを通じて、音楽を気軽な癒しの手段として広めたいと考えています」。

https://www.webwire.com/ViewPressRel.asp?aId=341509

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